のび太戦記 AMAZING HEROS   作:じゃすてぃすり~ぐ

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ドーモ、お待たせしました。
今回はアイアンマンが大暴れします。


第6話『アイアンマンVSエレクトロ』

SIDE のび太

 

 今、僕の心境は驚きと興奮で満ちている。何故ならば・・・、目の前に居る赤と黄色で彩られたパワードアーマーを着たヒーロー。

「さぁ、パーティの始まりだ!」

 アイアンマンが居るからだ。ブーストを吹かせ、エレクトロに迫る!

「糞がァ・・・よくもやりやがったな!」

 

CLAP!CLAP!

 

 エレクトロが電撃を放つが、アイアンマンはそれを回避!そして・・・、

 

SMACK!

 

「AUG!?」

 アッパーを叩き込む。大きくのけぞるエレクトロ。続けざまに膝蹴りを腹部に叩き込んだ!

「OUG!?」

 強い。僕とフェイト、アルフが苦戦したエレクトロをこうも圧倒している。・・・これが・・・『アベンジャーズ』。

「・・・すごい」

 僕は生で見るアベンジャーズメンバーの戦いに思わず呟いた。

「な・・・め・・・る・・・なァァァァァァァァァッ!!!」

 咆哮。そして、エレクトロは振り払うようにアイアンマンに拳を振るう。それを造作もなく受け止めるアイアンマン。

 

―ニヤリ。

 

 その瞬間、エレクトロの顔に笑みが走る。・・・まさか、拙い!

「かかりやがったな?シビレちまえェ!!!」

 

CLAAAAAAAAAAAAAAAAAAP!!!

 

「ぐあああああっ!?」

 僕の嫌な予感通りだ。エレクトロはつかまれた状態のまま放電!アイアンマンは苦悶の叫び声を上げる。

「カカカカカカカ!このまま真っ黒こげだァ!」

 拙い・・・、いくらアイアンマンといえど、これ以上感電した状態なら・・・。僕が助けに行こうとしたそのときだった。

「ぐああああああ・・・なんてね」

「は?OWWW!?」

 

KA-POW!

 

 苦悶の叫びから一転、茶目っ気たっぷりの声と共に、エレクトロの顔面にアイアンマンの鉄拳がめり込んでいた。そのまま吹っ飛び、近くにあったビルの壁にめり込む。

「え!?あれほどの電撃を喰らってどうやって!?」

「簡単な事さスパイディ。このスーツには絶縁処理が施してある、だから無事なのさ」

 やはりスターク社の技術力は格が違った・・・って言ってる場合じゃないよね?何で僕の名前を知ってるんだろう?

「何で、僕の名前を?」

「風の噂ってやつさ。ヒーロー君(本当は高町から聞いたんだけど・・・)」

 

バチバチバチ・・・。

 

「イイぜ・・・イイぜェ・・・クカカカカカカ・・・さいっこォだよオマエら・・・」

 おっと、そんな事を言ってる場合じゃなかったな。壁に埋もれていたエレクトロが脱出して両手に電撃を溜めている。・・・これはヤバイな。下手すれば僕らだけじゃなくてここらへん一区画が吹っ飛ぶ危険性がある。

「アイアンマンさん・・・でしたっけ?ここは私達が」

「いや、君達は下がっていてくれ。こういった悪い子の躾は僕達、大人の役割だ」

 前に出ようとするフェイトをアイアンマンは下がらせ、エレクトロを睨みつける。

「どこまでも俺をコケにしやがって・・・まとめて吹き飛びやがれェェェェェェェエ!!!!」

 エレクトロの怒号と共に、両手から極大の電気エネルギーの奔流を放つ。フェイトのサンダースマッシャーと同等だ。だが、アイアンマンは臆する事無く、それを睨みつける。

「悪い子にはお仕置きが必要だな!ユニビーム、ファイアァァァァァ!!!」

 その声と共に、胸部のリアクターから極大のビーム・・・ユニビームを放つ。それはエレクトロの電気エネルギーと衝突。はじめは拮抗するも、徐々にそれを押し始め・・・、

「あ・・・アァァァァァァァァァァイアァァァァァァァァァァァァンマァァァァァァァァァァァァァァン!!!」

 エレクトロを飲み込んだ。そして・・・、

 

KA-BOOOOOOOOOM!!!

 

 爆発。その中からエレクトロが落ちてくるのが分かった。完全に気絶しており、白目をむいている。

「ふぅ・・・何とかなったか。・・・余計な事しちゃったかな?」

 そんなエレクトロを見て、アイアンマンが一言。いいえ。と僕はかぶりをふって答える。

「むしろ助かりました。あのままだったら、僕ら危なかったですし」

「あ、ありがとうございました」

「ありがと」

 フェイトとアルフもお礼を言う。

「いいって、ヒーローは助け合ってナンボだから」

「は、はぁ・・・」

 パカっとフェイス部分を開き、ちょい悪な顔をウィンクさせながらフェイトに言うアイアンマン。そこへ・・・、

「スパイディ~・・・ってアレ?これどうなってるの?」

 なのはちゃんことリリカルガールだ。目の前の光景に頭がついてこないでいる。

「それと・・・、見ない顔だけど誰?」

「ああ、ちょっと色々あったんだ。後で話すよ。なのはちゃん・・・じゃなかったリリカルガール」

「また、本名で呼んでる~。リリカルガールだって何回言えば・・・」

「ん?今、なのはちゃんって言ったか?そこのガール」

「にゃ!?ト、トニーおじさん!?」

 いつの間にか僕の後ろに居たアイアンマンがリリカルガールに向かって言う。リリカルガールはこの世の終わりを見たかのような顔だ。

「なのはちゃん、一体どういう事なのか説明してもらうよ」

「ふ・・・ふぇぇぇぇ・・・」

 なんと言うか、『ゴゴゴゴゴゴ・・・』と言う何とも奇妙な効果音が似合いそうな雰囲気で言うアイアンマンに、凄く涙目のリリカルガール。はっきり言って、カオスのキワミだ。

「あ、あのー」

 おずおずと、フェイトが声をかけてくる。

「何か用かな?」

「これ・・・一体どうなってるんです?」

「・・・色々あるのさ」

 この時、僕は凄く遠い目をしてたろうな。と思う。

 

―んでもって、のび太宅に戻って説明。勿論、フェイトとアルフも同伴である。

 

「成る程ね、大体分かった」

 アイアンマン、ことトニー・スタークさんに洗いざらい全部話した。ジュエルシードのこと、アイアンクルセイドのこと。そして今回の事。

「ううう・・・だからお父さん達には言わないで欲しいの・・・」

 涙目で、トニーさんに懇願するなのはちゃん。・・・トニーさんは暫く黙った後、こう答えた。

「分かった、お父さんには黙ってあげるよ。・・・その代わり・・・」

 

ゴクリ・・・。

 

 なのはちゃんだけじゃない、僕やドラえもんとユーノ。そして何故かフェイトとアルフも固唾を呑んで見守る。

「そのジュエルシードを一つ譲ってくれないか?実に興味深い」

「だ、ダメですよ!」

「ユ、ユーノ君!ここは折れて欲しいの~!下手したら、私ヒーロー活動出来ないよぉ!」

 トニーさんの提案に、ユーノは即決拒否。なのはちゃんはユーノになきつく。

「冗談だ。・・・そのジュエルシード捜索に僕も協力させてもらえないか?」

「トニーさんも・・・ですか!?」

「ああ」

 あのアイアンマンこと、トニー・スタークと肩を並べて戦える。・・・まるで夢のようだなぁ・・・。

「なら、僕の夢確かめ機で試してみる?」

「折角だけど【お断りします】ドラえもん、さりげなく僕の心読むの止めようか」

 時折、僕の心を読みなさるよなぁ・・・この猫型ロボットは・・・。

「で、でも悪いですよ。只でさえ、のび太やなのは、ドラえもんにまで助けてもらってるのに・・・。更に、3人にも手伝ってもらうなんて」

「コレもヒーローの務めさ。それとこういうのは人数が多いのがいい」

「そーそー、助け合いが一番だよ(ま、後でドサクサにまぎれてジュエルシード奪うつもりだけどね・・・)」

「ア、アルフとトニーさんの言うとおりだよ。ユーノ」

 渋るユーノを諭し、こうして新たにトニーさん。成り行きだけどフェイトとアルフもジュエルシード捜索を手伝う事になった。

 

―そして、なのはとトニーが帰り・・・。

 

グゥゥゥゥゥゥウゥゥゥ・・・。

 

 唐突にお腹の鳴る音がした。その主は僕ではない・・・、

「・・・あう」

 フェイトだった。顔をコレでもかと真っ赤にしながら俯いている。

「フェイト・・・君、ずっと空腹状態で僕と戦ってたの?」

「う、うん・・・」

 頷くフェイト。・・・一体何を食べてるんだろう?そう思い、聴いてみた。

「カロリー○イトと冷凍食品だよ」

「・・・マジで?」

「マジで」

 結論から言おう。

 酷い、酷すぎる。そんな食生活でよく、アレだけ戦えたよな。と思った。

 それはともかくだ。・・・目の前の空腹の少女をどうにかしなければ・・・。そう思い、切り出す。

「フェイト、良ければさ・・・僕の家で食べていかないか?こう見えても料理得意なんだ」

「良いの?」

 フェイトの問いに、僕は頷いた。

 

 そして、僕は冷蔵庫にあった野菜や豚肉を使って簡単な野菜炒めを作ってフェイトに振舞った。

 美味しい。といいながら、モキュモキュと、小動物な感じで食べるフェイトは凄く可愛かったです。まる

 ○月○日晴れ。

「・・・って作文んんんんんんんんんん!!?」

「ドラえもん、地の文にツッコむのはやめようよ」

 

―SIDE OUT

 

-アイアンクルセイド基地のとある一室。

 

「ドクター、エレクトロを回収しました」

「ご苦労であーるベラ。メディカルルームに放り込んでおしまい」

 気絶したエレクトロを担いできた赤いハチマキを巻いた黒髪の女性、ベラにドクターと呼ばれた、緑色のアホ毛付きの首ほどまでの長さの髪を持つ、白衣の男。その背中には四本のマシンアームが装着されていた。

 はっ。と答えると共に、ベラはエレクトロをメディカルルームに運んでいく。

「ふぅーむ・・・、まさかエレクトロとあろうものがこうもあっさりやられるとは・・・。我々はこの世界の人間共・・・特にヒーローを侮りすぎてたようであーるな」

 ドクターの手元には、スパイダーマン、リリカルガールに関する資料・・・そして、アイアンマンを初めとする『アベンジャーズ』のヒーロー達に関する資料まであった。

「だが、今回の件でアベンジャーズの一人、アイアンマンに関するデータは取れた。これを使って、強靭ッ!無敵ッ!最強ォォォォォォ!!なマシーンベムを作るのであーる!ふっはっはっはっは!これで、我輩のかわいい暴君竜をぶっ壊したにっくきウェブヘッドを粉砕、玉砕、大喝さーい!ぬーっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!」

 そういいながら、高笑いをするドクター・・・、アイアンクルセイド最高幹部団『シニスター・シックス』の一人にしてアイアンクルセイド最高の頭脳を持つ『ドクター・オクトパス』

 

ドスッ!

 

「ドクター、五月蝿いです」

「ア、ハイ。すみません」

 この後、・・・あまりのうるささにベラに眉間を矢で撃ち抜かれたのは言うまでもない。

 

TO BE COUTENUDE・・・。




いかがだったでしょうか。
ひとまずエレクトロ戦からのアイアンマン仲間イベント&フェイト居候イベントにこぎつけることが出来ました。
一応、この作品ではフェイトさんはメインヒロインとなっていますが・・・のび太とフェイトをどうくっつけていこうか考え中でごじます。
そして、最後に登場したドクター・オクトパス・・・もう、完全にデモベの西博士や・・・(汗)
ま、それはさておき(オイ)次回予告です。

次回ののび太戦記 AMAZING HEROSは!?
フェイト「くぅ・・・くぅ・・・」
アルフ「んも~、五月蝿い。のび太」
のび太「・・・あー、そう言えばパパが泊めていいって言ってたっけ?」
スネ夫「科学コンテスト会場についたぞ!」
ジャイアン「へぇー、これが『異次元テレポート装置』かよ」
出来杉「うん、僕が作ったんだ」
のび太「ッ!?何だ!?」
参加客「う、うわあああああああああ!怪人だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

次回、『大波乱の科学コンテスト』次回もAMAZINGに行くぜ!

それでは~(0w0)ノシ
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