お気に入りも評価も3倍近く伸びているのですが何かあったのですかな?www
ランキングに載ってたのだとしたら見逃して残念だったなー、と思ったり思わなかったり。
ランキング29位だぁぁぁぁ!?(10/24)
ありがとうございます!
新しく登録してくれた方、不定期にはなると想いますがこれからよろしくお願いします。
階段を登りきると、そこでは沢山の人々、赤いコスチュームと海賊の様な青いコスチュームを身につけた人々がポケモンバトルを繰り広げていた。
目に入るだけでもポチエナやズバット、キバニアにドンメルと色々なポケモンが見える。
「レイ、あそこ!」
アスナさんが指を刺した方向には、他とは若干違うコスチュームを纏う7人の男女がいた。
6人が一人の少年を囲う様に立っている。
「ッ!アクア団とマグマ団の幹部に団長勢揃いじゃない!」
「それに男の子が一人、ピンチみたいですね」
「レイはロンリ君と一緒にマグマ団の方に、私は男の子の援護に入るわ!」
「頼んだわ」
言うが早いかアスナさんは少年の元へ駆けていく。
俺とレイさんも囲んでいる6人のうち、赤い方へ走り寄っていく。
途中にいたマグマ団とアクア団のしたっぱ達はバトルに集中していて俺たちに気づいていないようだ。
「今日こそ逮捕させてもらうわよ、マツブサ!」
「また君か」
「面識があるんですか?」
「えぇ、大きな問題が発生すると他の町に応援に行くのだけれど、大きな問題には大抵マグマ団が絡んでいるから何回か戦った事があるわ」
「結果は私の全勝だがね」
「逃げてるだけでしょ!」
「ジュンサーが犯人を逃している時点で君の負けだと思うがね……さて、あとはまかせたぞホムラ、カガリ」
「おまかせください!あんなチャイルドには負けません ウヒョヒョヒョッ!」
「…………消えて」
「行くわよロンリ君!」
「はい、幹部はさっさと倒してリーダーを追いましょう……ですぞwwww」
今回もロジカル語法で行こうか一瞬迷ったが、使う事にした。
だって敵の二人も、自分の事を『ホムラさん』って呼ぶ上に笑い声が『ウヒョヒョヒョッ!』な27歳。
もう一人もヤンデレ(っぽい)電波ミステリアスなボクっ娘である。
ロジカル語法でも使わないと敵のキャラの濃すぎて空気になってしまう……!
さて、そんな冗談はさておき、マグマ団の幹部のホムラとカガリが繰り出してきたのは、マタドガスとバクーダ。
ホムラの出したマタドガスは高い物理防御力を持つ毒タイプのポケモン。
その特性である”ふゆう”で弱点の一つである地面を無効にでき、弱点がエスパーのみになるポケモンだ。
カガリの出したバクーダは地面・炎タイプ、素早さが遅い代わりに、物理攻撃力と特殊攻撃力が水準以上のポケモンだ。
また、メガ進化する可能性もあり、メガ進化した場合は特性『ちからずく』で超火力を出せるポケモンでもある。
「……キミのポケモン………エクスペリエント済み」
「レイ、あなたの相棒であるウインディではこの2匹は辛いでしょうね!ウヒョヒョヒョッ!」
「チッ、
レイさんが投げたボールから出てきたのは、ブーピッグ。
二足歩行の豚のような見た目のエスパータイプのポケモンだ。
”とくこう”と”とくぼう”が高く、”ミラーコート”や”ふらふらダンス”でトリッキーな戦いも出来る。
特性も”あついしぼう”なのでほのおタイプとこおりタイプの技のダメージを半分に出来る。
今の状況ならマタドガスに対してタイプで、バクーダに対して特性で有利に立てるだろう。
俺もレイさんに続いてボールを投げる。
ボールから出てくるのはカイリュー……ではなく、洗濯機の体を持つ小さいポケモン、ウォッシュロトムである。
手持ちの確認はレイさんが聞き込みをしている間にトイレと言って一人になって行っておいた。
本来ならば水・電気タイプのウォッシュロトムは地面タイプが弱点だが、マタドガスと同じく特性の”ふゆう”で無効化できる。
ちなみにだが、カイリューでない理由はこうだ。
ブーピッグを出したという事は、レイさんはマタドガスの方を相手するという事だろう。
となると俺の相手は自然とカガリのバクーダになる。
バクーダは水タイプがダメージ4倍弱点なのでウォッシュロトムという事だ。
それと、バクーダは岩タイプである”いわなだれ”をレベルアップで覚えるので、持っていると弱点であるカイリューだと厄介な事になる。
「ブーピッグに……あっちは知らないポケモンですね」
「……見たことないポケモン……エクスペリメント……ァハハ♪」
おいカガリの方が上むいて恍惚のヤンデレポーズしながら震えてるけど大丈夫なのか?
「見た目的に水タイプでしょうからホムラさんがあのポケモンと戦いますのでカガリ、あなたはブーピッグの方を」
「させないわよ!ブーピッグ、マタドガスにサイコキネシス!」
「………にほんばれ」
「ハイドロポンプ以外ありえないwww!」
それぞれのトレーナー以外の指示に従ってポケモンたちが動きだす。
ブーピッグが念じるとマタドガスは紫の光に包まれて宙に持ち上げられ、叩き落される。
バクーダが空に吠えると、日差しが強くなり、火口という事もあって死ぬほど暑くなる。
ウォッシュロトムは洗濯機の排水口から水を吐き出す。
バクーダが使用した『にほんばれ』は天気を『ひざしがつよい』に変える効果を持つ。
この天候にはいくつか効果があるが、最も重要な効果は、”ほのおタイプ”技の威力2倍と”みずタイプ”技の威力半減である。
だが、いかに”日差しが強い”の影響下だろうと、元の威力が110と高い上に4倍弱点の攻撃、耐えれるわけがない。
ハイドロポンプはバクーダへと直撃し、バクーダは倒れた。
と、バクーダから視線を外してマタドガスの方を見ると、先ほどから変わらず、マタドガスが振り回されたり叩きつけられたりしている。
マタドガスも二つある口からそれぞれ何か……”ヘドロばくだん”だろうか?を吐き出しているが、振り回されている影響で全く当たる気配がない。
これはもう勝ったな、と安心していると、正面から声が聞こえた。
「……ふんか」
ハッとしてバクーダに視線を戻すと、ハイドロポンプを受けたにもかかわらず無傷の姿で力を溜める
慌ててロトムに指示を出す。
「ハイドロポンプ!」
焦りすぎてロジカル語法を使い忘れたが、それどころではない。
相手のバクーダのふんかの効果で、背中のコブから火が溢れ出る。
上空へと打ち上げられ、こちらに降り注ぐそれをロトムは必死にハイドロポンプで撃ち落していく。
仮にバクーダのHPが満タンだとしたら、ふんかの威力は150にもなる。
それに加えて『にほんばれ』の効果で今の天気は『ひざしがつよい』で威力300、タイプ一致で威力450の技だ
いかにロトムがみずタイプであると言ってもハイドロポンプの今の威力はタイプ一致の補正込みで80程度、徐々に撃ち漏らしが出てきて、ついには直撃を受けて吹き飛ばされていった。
「ロトム!」
「……デリート…………完了」
おかしい。
4倍弱点は、いかに耐久が高かろうと瀕死になる程の威力になる。
しかもロトムは火力特化、仮に瀕死一歩手前でこらえたとしても、無傷でいられるわけがない。
と、カガリが空のスプレーの容器のような物を投げ捨てたのが見えた。
その容器を見てようやく悟る。
____バクーダに”すごいきずぐすり”を使った。
俺はバトルとなると、無意識に”フラットトルール”だと想定してしまう。
だが、このバトルに限らずこの世界のバトルは、レベルは50に揃えられないし、当然バトル中に道具も使える。
それを失念していた。
「あぶない!」
いつの間にか俺の前まで来ていたブーピッグが、降ってきた石をサイコキネシスで弾き返す。
「しっかりしなさい!バトル中よ!」
マタドガスはどうしたのだろうかと思い、ホムラの方を見ると悔しそうに目を細く開けてレイさんを凝視している。
本人の赤い目と相まって見た目からは想像出来ない威圧感を出している。
「謝罪する以外……ありえないwwww!」
俺は改めてボールを構えると、それを投げる。
繰り出したのは、カイリュー。
「カイリューとは、そっちのチャイルドの手持ちは珍しいポケモンが多いみたいですね。ウヒョヒョヒョッ!」
「そのポケモンも……エクスペリメント………する」
「一気に決めますぞ!りゅうせいぐん!」
バクーダの噴火を真正面から受けながら力を溜める。
致命傷になりそうな石や岩だけ弾き飛ばしたり叩き割ったりし、カイリューの後ろに、あの時と同じように岩が大量に浮かび始めた。
それを見たカガリが、また”すごいきずぐすり”を取り出して構える。
それと同時に、カイリューが手をバクーダに向けて突き出して岩を射出する。
相変わらずの神速で岩がバクーダに飛んでいくが、バクーダもふんかの岩で防せごうとする。
だが、りゅうせいぐんの岩がバクーダのふんかの岩に当たった瞬間、ふんかで発生した岩は砕け散り、りゅうせいぐんがバクーダに直撃した。
「一撃以外……ありえないwwww」
バクーダは次々と飛来する岩に埋もれて、動かなくなった。
カガリは、バクーダに”すごいきずぐすり”を掛けても動かないのを確認した後、ボールに戻した。
「……予想外………ターゲットロック………したから………エクスペリメント………するから………キミを………ずっと…」
「ヒィッ!?」
恨みと期待と好意と興味がごちゃまぜになったような濁った目で恍惚としながら言われて思わず悲鳴をあげてしまう。
さっきのホムラと違う意味で恐ろしい。
マグマ団……恐ろしいやつらだ。
そういえばロトムを回収しなければ。
カガリを意識しないように、そう思っているとロトムは一人でフラフラと帰ってきた。
撫でようとしたが電気でピリピリするので痛い、諦めてボールに戻す。
「そっちも終わったのね」
「あら?待たせちゃった?」
「そんなに待ってないよ。それにカイリューを観れたんだから満足だよ!」
とっくにバトルを終わらせていたらしいアスナさんと少年がこちらに近づいてくる。
「そんな事より、マツブサとアオギリは何処に!?」
少年がそう言いだしたのを切っ掛けに、俺たちは団長の存在を思い出して周囲を見渡す。
「ふん、手こずらせおって。そこで見ていると良い、この”いんせき”が生まれ変わる様をな」
「なに!?」
どうやら団長は団長同士で”いんせき”を奪い合っていたらしい。
マツブサは”いんせき”を大掛かりな装置へはめ込む。
「少し、ためになる話をしてやろう」
____星のコアに眠る爆発的なエネルギーと
この『いんせき』をマージさせれば……いんせきの特性は変化する。
たとえばメガストーンへと……たとえばキーストーンへと……
……そしてここ えんとつやま ならば……
Pipipi
「……なんだ?……ほう、おくりび山か」
「……ならば?」
「すまないが急用が出来た。無礼の詫びにそのいんせきはどうにでもしろ。カガリ、ホムラ、行くぞ」
「……キミとは……また絶対に……エンゲイジする」
「命拾いしましたねぇ、ウヒョヒョヒョッ!」
マグマ団の3人は、歩いて火口から出て行こうとするが
「見逃すと思ってるの?」
「マツブサ、タダで返すと思ってんのか?」
レイさんとアクア団の団長、アオギリが立ちふさがる。
「ホムラ」
「わかっておりますとも!」
ホムラが再びボールから出したマタドガスは、周囲にえんまくを張り巡らせる。
「カイリュー!」
名前を呼んだだけなのだが、カイリューは俺に応えるように翼を羽ばたかせ、えんまくを吹き飛ばした。
だがすでに3人は逃げた後らしく、誰もいなかった。
「相変わらずの逃げ足ね」
「チッ、仕方ねぇ俺たちも帰るぞ」
「待ちなさい、あなたたちには聞きたい事があるの」
「こっちには無ぇよ」
それだけ言ってアクア団も撤収を始める。
なおも引き止めようとしたレイさんだが、幹部と団長を含めた20人近いアクア団をアスナさん含めて3人で相手するのは無理だと判断したのか、特に追いかける事もしなかった。
「ふぅ、終わったわね」
「結局、なにも分かりませんでしたけどね」
「そうでもないわよ?」
そう言って、一人残っていた少年へと近づいて話しかける。
「君は受けてくれるわよね?事情聴取」
「勿論です」
少年が素直に言う事を聞いてくれそうなので、レイさんは安心したようにため息を吐いた。
そして、少年を通り過ぎて装置から”いんせき”を引き抜いた。
「じゃあ一旦戻りましょうか。結構時間も経ってるし、研究員風の男も探すの止めてセンターに戻ってるでしょう」
「……帰る時ってバイクどうします?」
「あー、安全運転するからロンリ君は私の後ろね」
と、行きとは違って4人になったので更に窮屈になったバイクで俺たちはフエンタウンに帰った。
……道中、少年がアスナさんに抱えられて真っ赤だったのを見て楽しみながら。
関係ない話になりますが、League of Legendsが日本鯖ようやく実装しそうですね。
声優を見てテンション上がりまくりです。
Ziggs使いとしては夏樹さんにやっていただいて大満足でした。
読んでいて見にくい所や誤字脱字その他改善点ございましたら、気軽にメッセージ飛ばして下さると有難いです。
次回もお付き合いお願いします。