Fate/after Silent Noise (フェイト/アフター サイレント・ノイズ)   作:どっこちゃん

12 / 65
二章 茨の旋律「ソリッド・ブライアー」-1

 

 ――つまりは一触即発の状態であった。

 

 時の頃合は既に明け方の黎明に臨み、東の空は白み掛かっている。

 

 時間は弛緩したかのように黙したまま流れ――暫しの静寂の澱がデルタ形の間合いの間に鎮座していた。誰もが微動だにせず、静寂に声を潜めていた。

 

 誰かが仕掛ければその隙を第三者が突くであろう、この状況――有体に言えば三つ巴、或いは三竦みとでも言うべき状態であった。

 

 このときばかりは吹き荒んでいたはずの旋風も陰鬱に凪ぎ、予期せぬ事態によってこの場に繋ぎとめられることとなった三匹の獣たちは、それぞれがほぼ均等に間合いを計り、引きちぎれんばかりの野生を解き放つ瞬間を刻々と待ち望んでいた。

 

 辺りには超重圧にも似た緊張感が満ち満ちている。行き場を失った殺気の余波だけがトライアングルの檻の中で相乗するかのように乱反射を繰り返しているのだ。

 

 だが彼等は唯の獣ではない。檻の中でおとなしく静観を決め込むような輩では断じてないのだ。

 

こんな沈黙は、いつまでも続かない。故に、動く。誰かが、必ず――。

 

 

 半刻程前――それは夜の深奥がその漆黒の色合いを仄かに濁らせ始めたころであっただろうか。

 

 一台の車がけたたましいサイレンと共に緋を灯しながら冬木駅前の大通りを抜けていった。一筋の赤い灯火と共に、夜の道を行く朱色の大型車両。通称、消防車と呼ばれる消防ポンプ自動車だ。

 

 搭乗する消防士たちはここ数日の間に連続する小火騒ぎに神経を尖らせ、同時に磨り減らしていた。なぜこうもこの冬木市近辺でばかり不審火が頻発するのか。

 

 当初から放火かとも疑われてはいたのだが、難航を極める警察の調査からはこれといった証拠や有益な情報はもたらされていなかった。

 

 だがこの場でそのような思索にふけることに意味などない。今は心を煩わせる暇も惜しいのだった。一刻も早く現場に到着しなければならい。車両は脇道に入った。この先は入り組んではいるが現場までは直行できるし、道幅も充分であった。

 

「――――――」

 

 そのとき彼等は一斉に聞きなれない音を聞いた。何かが唸るような、奇妙な音だ。そして同時に在り得ないものを夢想してひどく本能的な怖気を感じた。まるで子供が一人で底なしの闇の中に置き去りにされたかのような、得体の知れない恐怖だ。

 

 もっと具体的に表現するなら、静寂の中で姿無き巨獣の声を聞くかのような、まるで大乱の嵐がささやくような――そんな、絶望的な危機と隣り合うことへの恐怖が刹那のうちに彼らの心を捕らえてしまったかのようだった。

 

 そして彼らが言いようのない悪寒に苛まれた次の瞬間、唐突な怪異が彼らに襲い掛かった。

 

 まるで今まさに対向車と正面衝突したかのような耐え難い衝撃と揺れが彼らを包んだのだ。だが奇怪なのは乗車の走行が依然として滞っていないことである。何が起こったというのだろうか? 咄嗟の出来事に事態を把握しかねた搭乗員たちは悪戦苦闘しながらも冷静さを保とうと努め、外の状況を確認しようとして貌を上げた。

 

 そして呆然と泡を食うこととなった。

 

 彼等は一斉にそれを見つけていたのだ。それは薄笑いを浮かべながら走行中の車両のフロントガラスに張り付いていた。人のようにも見えるそれは兇器のような視線をそのままに、牙を剥く口元に指をあて、囁くかのように口淵を尖らせた。

 

静粛に(ビー・サイレント)……」

 

 そして搭乗員たちの魂切るような絶叫が彼らの周囲を包む豪風に紛れ、かき消されたのはその次の瞬間のことであった。

 

 

 

 遠ざかっていくサイレンの音が聞こえてくる。

 

 未だ闇色の空は暗さを保ち、吹きぬける風が細く引き締まった女の肢体を薙いだ。しかし深夜のコンビニエンスストアから一人で出てきた女は豹か何かを思わせる、細身ではあるが底知れぬバネを秘めた脚を子気味よく撓らせて、愛車のもとへと向かった。

 

 レザーの光沢に濡れ光る黒のライダース・ジャケットに身を包んだ、これまた艶光に濡れる黒の長髪を流した女だった。

 

 こんな時間帯でも生活必需品が安易に手に入るというのはありがたいものだ。と、彼女は感慨に耽っていた。背にはこれまた黒い背嚢を背負っている。それほど大仰な大きさでもなかったが中にはみっしりと生活雑貨や食品などが詰め込まれていた。

 

 中の分量を見たなら本当にそれが総て納まっているのかと疑いたくなるほどの量だ。しかしそれもまだ十台も半ばのころから、人生のほとんどを海外での放浪に費やしてきた彼女にとっては何のこともない技能であった。

 

 久しぶりに帰ってきた故郷は随分と便利のよいところになっていたようだ。別段大した里心など持ち合わせていない彼女もその点については素直に有難さを感じていた。

 

 そのとき、聞こえていた筈の消防車のサイレンが唐突に止んだ。近くには誰もいなかったし、いたとしても誰もそれを気にも留めなかったかもしれない。

 

 ここ連日の小火騒ぎのせいで遠鳴りのサイレンなどには皆大した反応を示さなくなっていたからだ。しかし、彼女(・・)はそれを耳ざとく聞きとめていた。

 

 漆黒の大型二輪車をアイドリングさせたまま、彼女は彼方を仰いだ。サイレンの止まった場所はそれほど遠くもない場所のようだった。

 

 彼女は別段大した思慮の元にそうしたわけではなく、ただ消防車だろうが救急車だろうがパトカーだろうがなんだろうが、兎に角その手の音を発するものが止まった場所になら、何かしらの事件性や怪異があるのかもしれないという閃きに任せただけのことである。

 

 外出の目的は必要な物資や食料の買出しであり、既にその用も済ませているのだから、そんなことに顔を突っ込む必要はまったくないのであったが、彼女の好奇心は既にその予感に囚われていた。そして何よりも厄介なことは、彼女はその確かな好奇心というやつを己にとっての最大の行動指針とすることを決めていたことであろう。

 

 つまるところ彼女――伏見鞘にとって『好奇心は猫をも殺す』などという言葉はまるで立て板に水とでもいうべき意味のない格言なのであった。

 

 冷たいアスファルトの起伏を確かなグリップで捉え、車輪は既に一路その方向を目指し、廻り始めていた。

 

 ほどなくして、彼女はサイレンの途切れた現場に到着していた。人通りのある大通りからは外れた住宅地の一画だ。道幅はそれなりに広いが見通しはきかない。なるほど人間二人が決闘したくらいではすぐ大事に至ることはあるまい。

 

 もしも、「敵」に遭遇するとしたら、お誂え向きの場所だといえた。

 

 だが、現場に到着した鞘はその光景を前に言葉を失っていた。

 

 もとよりさして期待もしていなかったのだが、その光景は予想を遥かに凌駕するものであった。どうやったらこんなことが出来るというのだろうか。そこにあったのは確かに目論みどおりの消防車らしきものではあったが、しかしその有様を見るにつけ、本当にそれが消防車だったのかと問われれば暫し返答に窮するやも知れぬ代物だった。

 

 朱の色に染められていた筈の外装は丸ごと削げ落ち、まるで体長数十メートルに及ぶ魔獣の爪に蹂躙されたかのような傷が車体の上に縦横無尽に走っていた。

 

 これが本当に先ほどのサイレンの元なのだとするならこれは今しがたまで正常に動いていたということになる。ならばこの惨状を引き起こしたものもまだ近くにいるはずなのではないか。鞘はいずこかに消え失せた下手人の痕跡を求めて半ば鉄塊と成りてた車体に近づき、視線を走らせた。

 

 刻まれた爪痕。一体どれほどの巨獣(バケモノ)が――、

 

 そのとき不吉な予感が、彼女の脳裏に危険な空想を運んできた。

 

『まさか――本物の!?』

 

 それは平時なら鼻で笑うような、取るに足らない与太話の類だとしか思われなかったであろう。しかし、今の彼女にはそれを信じうる材料と根拠があった。伝説の中に生きる者たちがこの現の夜を闊歩しているという事実。

 

 空を翔けるそれを討った者がいる。火を吐き出すそれの血を受けた者がいる。——なら、幻想の中に生きるそれを繰る者がいたとしても、不思議ではないのではないか?

 

『――ばかばかしい』

 

 さしものの彼女もその途方もない空想に身をこわばらせ、強く自省して胸の内で言葉を打ち消した。あまりにも荒唐無稽すぎる。だが本人も知らぬ間に彼女のしなやかな背には冷たいものが噴き出していた。

 

 ――だが、しかし――もしも、もしもそんなものが本当にいたとしたら――。

 

 沸き起こる夢想は止まらない。例えば、もしも今彼女の背後、息の掛かるような距離に喉を鳴らす巨獣(ドラゴン)の顎があったとしたなら――――否、確かに居る!

 

 まるで猛獣が喉を鳴らすような唸り声が、それを肯定した。

 

 まるで沸き立つかのような灼熱の獣臭が、それを肯定した。

 

 まるで巨壁が四方から迫るような重圧が、それを肯定していた。

 

 白い喉が鳴った。五感が用を失い、全身の毛が総毛立つ。得体の知れぬ未知の恐怖で体中の血が氷結していくかのようだ。だが――、

 

 ――いいだろう、上等だ! ――

 

 瞬きほどの刹那の間に、彼女の覚悟は固まった。居るというならそれで別に構わない。何が変わるわけでもない。首を落として心臓を貫くだけのことだ。何も変わらない。やるべき事に何も変わりなどありはしない。

 

 鞘はその面貌に牙を剥くような笑みと共に狂相を浮かべ、瞬間、猫のような敏捷さで振り向き様に右腕を背後の虚空へ叩き付けた。振るった腕の延長線上には目視のかなわぬ漆黒の刃が現れ、月光の残滓だけがその刃の存在と輪郭を照らし出していた。

 

 しかし、轟音と共に振るったはずの剛刃は幻獣の顎を捉えることはなく、ただ冷えたアスファルトと夜の断片を切り裂いただけだった。

 

 いたのは獣ではなかった。そこにいるのは十メートルほどの遠間から、ただ静かに彼女を見つめる一人の男、それだけだ。

 

 男は面長の貌の切れ目からじっと氷塊の如き冷気を発している。まるで刃のような眼光だ。

 

 それを見止めた鞘は咄嗟に男に向かって身構え、息をついて滴る汗を拭った。今、彼女は再び無手だ。その手の中には剣など握られていない。

 

『脅かしやがって……!』

 

 己の誇大妄想に一人肝を冷やしていただけなのだと知ると、今度は途端に冷えた全身を赤火するかのような羞恥と怒りの熱が沸き起こってきた。それを見透かすかのような男の薄笑いがその熱に拍車をかける。鞘は押さえきれぬ憤怒を持って男を睨みつけた。

 

 だがいくら眼を凝らしても薄闇の中に立つ男の貌はどうしてか正視することが叶わなかった。それは目深にかぶった帽子と古めかしくも洒脱な外套の襟飾りのせいでもあったが、何よりもそれを困難にしていたのは二人の間に幾重にも立ち昇る真夏の陽炎にも似た靄のせいであった。否、それは果たして靄なのだろうか、それは立ち並ぶ幾多の竜巻のようにも見えた。

 

 否々、それはまた白乳色の雨のようにも見受けられた。それはあたかも男の周りを幾つもの大気の歪みが取り囲んでいるようでもあったが、所詮鞘には見当の付きかねる物なのは確かであった。

 

 ただ一つ、そこで彼女が確信できたことがある。彼我の間合い。踏み込めば届くはずの距離にも関わらず、張り詰めた弓弦の如く引き絞られた彼女の闘気をもってしてもそれを詰めることを躊躇わせている――鬼気。この男は獣だ。その冷えた視線からは想像もできないが、この男がいかなる幻想にも引けをとらない真正の魔獣になのだということは推し量るまでもなく理解できた。

 

 しかし、そこで鞘の熱狂のボルテージは今まさに最高潮を迎えようとしていた。

 

『面白い!』

 

 それは間違いなく彼女(ソレ)にとっての僥倖に他ならなかった。

 

 ――こ、この敵に不足はナイ。コ、これでよ、ヨウヤく、幾星ソウの鬱……憤ヲ、晴らセ、せルとイウ…いウ……いうモノォ――ッ! ——

 

「おおおおおお――オオオォォォ!!」

 

 瞳が黄色の狂気に囚われる。黒一色だった肢体の末端に金色の光が芽生え、再び露になった刀身が確かな現に現出し、女は自身を電光の瞬きと化して地を蹴った。

 

 対峙する男も長い外套の裾を翻す。

 

 すると突如として吹き荒んだ突風が、両者の間で暴風の刃へとその姿を変容させた。

 

 金切る咆哮と共に牙を剥いた大嵐の顎を、煌めく金色の光刃がなぎ払い、突き破る。

 

 切り払われた真空の屑が男の分厚い掌に集束し、そこに潮騒を引き連れた灰銀色の鉄塊が現れる。

 

 轟流の如き黒檀(エボニー)の斬刃を、龍爪の如き鋼鉄の熱断層が受け止めた。

 

 瞬く間の攻防。溢れる暴風と魔力の奔流が夜を切り裂いた。

 

 体を入れ替えた二つの人影は、たった一合の打ち合いで静かな夜を戦乱の死地へと変質させていた。

 

 しかしそこで総ては制動し、獣共は睨みあう。

 

「サーヴァントか……」

 

 男が静かに声をあげた。初めて聞く男の肉声だった。やはり命を持たない機械仕掛けの凶獣が唸るかのような抑揚のない声だ。

 

 だがそれは今しがた打ち合った好敵手に対するものではなかった。両者は共に機を測りあって動きを止めたわけではない。動くことが出来なくなっていたのだ。鞘もまた対峙する男ではなくまったく別の敵に視線を向けていた。

 

 何時からであろうか。それは隣接する雑居ビルの屋上から両者を見下ろすかのように立っていた。

 

 全身に真紅の水晶を纏ったかのごとき姿は語るまでもなく奇怪であり、異様であり、そして同時にこの世のものとも思えぬほどに美しかった。

 

 甲冑を纏った女だった。見るからに人間ではないことは一目瞭然だ。それはつまり、今この街に存在する七騎の戦鬼のひとつに違いないということを意味する。

 

 金属塊の如く沈黙する男を他所に、鞘の漆黒の瞳からは再び黄色い狂気が滲み出す。■■(ソレ)はほくそえんだ。

 

 ――一夜ノ、のうちに二匹も。これはコレはこれハ、幸先がいイィ――

 

 意図の読めぬ第三者の闖入によって三者は暫し膠着することとなり、

 

 

 

 ――そして今静かに、ゆっくりとその沈黙を押し破ったのはいったい誰だったのか。――ともかく、一匹が動き出した。

 

 同時に突如としてひしゃげていた筈の消防車の残骸が、内側から何かの浸食を受けているかのように膨れ上がった。まるで深海に住む魚の目玉が陸に吊り上げられて飛び出すように。

 

 鞘はそれに気をとられた。

 

 男は既に動いていた。

 

 紅水晶の戦士は動かない。

 

 車体内の貯水槽(タンク)に残っていた水が、まるでスチームの如く噴き出したのだ。見る見るうちにあたりは白い濃霧に包み込まれた。

 

「――っ、」

 

 眼くらましか!? 鞘は猫のように身体を撓ませ、受け太刀の体勢を取った。どこから何が来ても対応できるように。——それが間違いだった。

 

 そのとき夜に沈殿するかのように凪いでいた筈の空気が一瞬にして旋風へと姿を変え、炸裂するような轟音と共にスクラップ同然だった巨大な車体を連れ去ったのだ。

 

 運転席にはその車体をスクラップ同然にした張本人である男がハンドルを取っていた。

 

「に、――逃げた?」

 

 凄まじい速度で急発進した暴走車両を呆然と見送るしかなかった鞘は咄嗟に我に返り、すぐさまその場に居たもう一人の敵に向けて切っ先を構えた。あれだけヤル気にさせておきながら尻尾を巻いたあの男には憤慨の念を禁じえないが、むしろ丁度いいのかもしれない。

 

 三人もいるから場がややこしくなるのだ。ひとりが去ったというなら、後は至極簡潔な事実しか残らない。鞘は気を取り直し、むしろこの事態を歓迎した。――が、

 

 その赤尖晶(レッドスピネル)の隻影は突如として月をも飛び越えるかのように空を駆け上がり、鞘の遥か頭上を飛び越えて彼女の後方、ちょうど彼女のバイクがとめてある路側帯の辺りに降り立った。

 

 まるで銀月の女神(アルテミス)が月光の階段(アーチ)を踏みしめながら地に舞い降りるかのごときその跳躍は、今まさに剣を構える彼女にすら幻想的な光景を夢想させ、それを放心のままに見送る以外の挙を許さなかった。

 

 しかし鞘にはその貴敵の行為の意味が理解できなかった。後ろを取ろうというにはあまりに優雅すぎて間延びするような動作だ。しかも変わったのは位置関係だけで間合いの上でも大して変化していない。ただ互いの方位が変化しただけのことだ。その行為に何の意味があるというのか。

 

 すると背中を向けていたはずの晶甲の女戦士は訝る彼女に振り返り、喜色満面といった笑顔を向けてきた。その美貌は天に細る鎮静の月を睥睨するかのように光り輝いていた。

 

 まるで己こそがこの夜の天球の主に相応しいとばかりに。

 

 しかしその美貌の女戦士は何を思ったのか、傍に止めてあった彼女のバイクを長すぎる脚で一跨ぎしてそれに乗り込んだのだ。

 

「――あ、コラ!」

 

 咄嗟のことに固まっていた鞘は思わず語気を荒げて声をあげたが、

 

「名残は惜しいが、この場は失礼。可憐な黒猫殿よ。――今度お茶でも」

 

 そう言って、甲冑の女は再度彼女に溢れんばかりの笑顔を送り、勝手知ったかのごとき動作でバイクをスタートさせると、

 

「ニ゛ャ!? ……なっ、あ――っ!!」

 

 そのまま逃走した男を追って走り去ってしまった。静まり返った戦場跡に独り取り残されて唖然とするしかなかった鞘には、

 

「こッ! ……バ、バカァッ! ドロボーーー!!!」

 

 ――とりあえず、紅彩の一筋を残して去る輝影に罵声をあびせるという以外の手段が残されていなかった。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。