闇に舞う黄金・一筋の光へ   作:落ち葉崩し

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砂と木の葉の架け橋

シカマルがテマリを門の前で見送る。

 

2人の頬は少し赤く染まっていた。

 

「ったく、あの人といると退屈しねぇなまったくよぉ」

 

門に背中をつけもたれながらタバコに火をつける。

 

アスマが死んでからアスマと同じ銘柄のタバコをすうようになっていたシカマルは雑念を吐き出すかのように煙を吐き出し踵を返す。

 

「さて、あの人が来てたってことは火影様に何か用事があってのことだろうからな。ちょっと聞きに行って見るか」

 

呟くとシカマルはタバコを携帯灰皿に火を消し入れた。

 

そのまま走り出し火影様のところへ急ぐ。

 

 

::::::::::::::::::

 

その頃火影執務室

 

「ナルト、昨日は休めたか?」

 

綱手の言葉にナルトは首を縦に振り答える。

 

「まぁいろいろ考えちゃってたけどな、それでも疲れてたみたいでぐっすり。今日の夕方から隊長について任務に行かないといけないからさ、疲れは残ってないし大丈夫」

 

ナルトは暗部の装束に身を包んで入るが仮面は右手に持っていた。誰かが入ってきたときにすぐにかぶればいいのだから。

 

「そうか、じゃぁ今日からまた旅に出ていることにしておく。だがあまり無茶はするな。お前が傷つくのを私は見たくないからな」

 

綱手は真剣な目でナルトを見つめる。

 

ナルトは真剣に心配してくれている綱手の気持ちがうれしく少しだけ笑顔になる。

 

「ありがとう、ばぁちゃん。俺ってばできるだけ怪我しないつもりだけどさ。怪我したらばぁちゃんが治してくれよな」

 

そういって笑うナルトに綱手は笑顔で頷く。

 

「当たり前だ。お前の傷は全部私が治してやる。約束だ」

 

綱手はナルトに近づいていき頭をなでる。

 

「ばぁちゃんさぁ、俺ってばもう子供じゃないんだから頭なでるのはやめてくれってばよ」

 

呟き顔を少しだけしかめながら綱手を見つめる。そんな表情のナルトを見て綱手は言う。

 

「そうだな、お前はもう立派な男だ。私の中で今一番大事な男だよ、ナルトはね」

 

ナルトを優しく抱きしめる綱手。ナルトは綱手の胸に顔をうずめると無言で頷く。その顔は実は赤くなっており少しにやけているのに綱手は気づかない。

 

「ばぁちゃん、俺もさ、いまばぁちゃんが一番大切な人だってばよ」

 

言葉のあとに身体を話すとナルトは綱手の頬に口付けた。

 

 

綱手は頬をさするとうれしそうにナルトに言葉を投げかけた。

 

「そうかい、うれしいよ、ナルト」

 

2人の顔が少しずつ近づいていく。その瞬間2人は真顔になりナルトは仮面をし綱手は席に座る。

 

コンコン

 

「入れ」

 

誰かのノックの音。その音に反応した綱手の声に外にいたシカマルが入ってくる。

 

「お取り込み中すみません。昨日砂の使者テマリさんが来ていたのは何の用があったんです?それとサスケの仲間の尋問の方はどうなってますか?」

 

「テマリは風影からの書状を届けてくれたのだ。それとサスケの仲間3人は大蛇丸の部下だったものたちだった。奴らは大蛇丸の死後サスケと共に旅をしていた。そして奴らの記憶からダンゾウと大蛇丸はサスケが殺したので間違いない。それに暁のデイダラもサスケが殺している。そしてうちはイタチがサスケを生かしたと。そしてイタチは死んだということはわかった。そしてサスケが今暁にいる理由もな。それは今日の上忍を集めての会合で話す。お前は一度家に帰り休め。そして上忍会合なで意見を聞かせろ。いいな?」

 

その言葉にシカマルはうなずき返事を返し部屋を後にした。

 

「今日は帰るといい。たまには休みも必要だ。明日からはまた任務に出るのだからな。里でのお前のことは私がうまく隠しておく」

 

その言葉にナルトは頭を下げるとそのまま部屋から出て行く。

 

「奴らの情報から出てきたうちはマダラ。本物か?」

 

綱手の疑問の声は誰の耳にも届かなかった。

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