高校生の潮田渚は最近回転寿司によく行っているという。
今日も業と一緒に食べに行くがカルマから白子を食べるように勧められる。
白子を知らない渚は見た目からとまどってしまう。
果たして渚は白子をどうするのか......。
今回のカル渚妄想記もpixivにもう一度書き上げて投稿致します。
こちらは表現の改善ができるところや誤字等あると思います。
よろしければお読みください。
今回はEDを二つ用意しました。片方がかなりハードな内容です。
キャラ崩壊等あります。ご了承ください。
僕はお寿司が好きだ。小学校一年生とか二年生の頃はタマゴや納豆巻きしか食べれなかったけど
だんだん色々食べれるネタが増えてきてお寿司が好きになった。今もお寿司が大好き。最近食べれるようになったのはエンガワ!
ここ最近の休日の夜はずっとお寿司。もちろん一人は寂しいから、カルマくんを誘って行く。
カルマくんもお寿司が好きみたいで毎週僕の
今週も誘ったんだけど....まだ来ない。約束の時間を二十分も過ぎてる。
でもこれくらいはもう慣れた。カルマくんはだいたい三十分は遅れる。時間通りに来ることはほんとうに稀。
なのに僕は毎回待ち合わせ時間の十分くらい前に来てしまう。ーーなんでだろう。
「カルマくん遅いよ。三十分も遅れてるよ」って注意しても「俺が遅れるのは
早く来れば一緒にいられる時間が延びるから早く来て欲しいのにカルマくんはそういうこと思わないのかな。
いつも髪型と服装を決めてきて「どう?かっこいいっしょ?」ってキメ顔で言ってくるけど僕はカルマくんが来てくれればパジャマ姿の寝癖頭でも構わないよ。(でも流石にそれで一緒に外を歩くのは少し恥ずかしいかな)
「あ、カルマくんだ」
あの赤い頭はほんと遠くからでもよく見える。気がついてこのままずっと見てるのはなんか、恥ずかしいから無視しておこう。
僕はカルマくんのことを見えてないフリをして後ろから話しかけられるのを待つことにした。
「な〜ぎさくん!今日は早く着いたよ」
カルマくんが後ろから声だけでなく両手を僕の肩にかけた。
「わっ!びっくりした〜って、ぜんっぜん早くないよ!今日だって二十分以上遅れてるんだよ?」
「どうどう?今日は外にハネさせてみたよ〜。渚くん俺の外ハネ好きでしょ?」
カルマくんがご自慢の髪の毛を僕に見せつけている。僕の説教を無視してるからそんな髪の毛なんて見たくもなかった。
けど、やっぱりカルマくんはすごくかっこいい....だからなんだかムカムカする。
「そ、そうだね。かっこいいね」
「え〜反応薄くない?せっかく頑張ったのに....俺、渚くんのためにせっかく....」
カルマくんが嘘ションボリをしている。これはめんどくさいからスルーしよう。
「ほらカルマくん行こう」
「はいはーい」
うん、やっぱり嘘ションボリ。
こうして僕たちはお店までの道を歩き始めた。
「渚くん今日もあそこ?」
右側に来たカルマくんはさりげなく僕の右手を握った。僕の体は反射的にその手を握り返した。
頭がその手の暖かさに気がついたのは少し後だった。
「えっ//....うん」
カルマくんのこういうさりげない愛情表現が僕は大好き。
歩幅を僕に合わせて少し歩きにくそうなカルマくんが、僕の顔を覗き込むように話しかけてきた。
「渚くんほんとあそこ好きだよね〜。お店の名前なんだっけ?パックン寿司だっけ?」
「そうだけど....流石に飽きちゃった?」
「うーんまぁ、ちょっとね」
「そっか....ごめんね」
「でも渚くんとならその場所に飽きてても楽しいから平気」
その時、僕の右手が強く握られているように感じた。
「....ありがとう」
こういう時、これしか言えないのが悔しい。だから僕は気がつかれない程度に大きな左手を強く握ってみた。
「渚くんって男なのに手が女子より小さいよね」
僕の顔を見てカルマくんが笑っている。これは僕の顔が面白いとかじゃなくて単純に、バカにしている。
確かに僕は女子よりも手が小さい。けどそれはその女子生徒が成長し過ぎなだけで僕が小さいとかそういうんじゃないし!
僕は気持ちをぶつけるように思いッッきりカルマくんの手を握った。
「あれ?渚くん手に力入れてるけど、どうかした?あっ!もしかしてトイレとか !?」
「違うよ!そんな大声で言わないでよ!」
ーー悔しい。カルマくんに気持ちが届かなかった。やっぱり力じゃカルマくんには勝てない....。
「そんな顔赤くしないでよ。渚くんプチトマトみたいだよ?」
....こうなったら口で僕の気持ちをぶつける!
「もー!なんでそんなに僕を小さいとかプチとか言うの!」
「え?だって渚くんにはお似合いの言葉じゃん?」
「似合ってるのかもしれないけどさ、嬉しくはないよ」
「そう?でも俺はバカにして言ってないよ」
「え」っと僕は思わず立ち止まった。カルマくんも僕に釣られるようにして立ち止まった。
「じゃ、じゃあ!どういう意味で言ってるの?」
「褒めてるんだよ」
カルマくんは少しニヤけて言った。
「それもバカにしてるでしょ!」
「いや、褒めてるよ!この言葉って他の人だと嫌味になるかもしれないけど、渚くんの場合は嫌味じゃなくて可愛いねって意味だよ」
今度のカルマくんの顔は緩んでいなくて力が入っていた。
「で、でも....違いが僕にはわからないよ」
「小さい」と「可愛い」はどうやっても結びつかない。
「ん〜。俺も分かりやすくは言えないんだけど、渚くんは『可愛い』って言われるよりは『小さいね』って言われた方が良いんじゃないかなって思って....ほら、一応男の子だし」
「一応ってなに!というかカルマくんどこ見ながら言ってるの !?」
カルマくんは僕の下半身を凝視していた。
「まぁつまりさ、『小さいね』は『小さくて可愛いね』って感じだよ!あ、小柄で可愛いね的な!」
「う、うん....なんとなく分かったよ」
確かに僕も自分より小さいウサギとかヒヨコを見ると可愛いと思うし、そういう感覚なのかな。
カルマくんにとって僕はそういう存在なのだろうか.....。
「渚くん可愛いね」
「え、いきなりなに!そういうこと外で言わないでよ//」
「ほらやっぱり恥ずかしがってるじゃん。『小さい手だね〜』の方が良いでしょ?」
「う、うん....外ではそれでお願いします」
「小さい声だね」
「そ、それは〜どういうーー」
「ん?可愛い声だねってことだよ?」
「は//早く行こ!」
「っちょそんな引っ張らないでよ渚くん」
僕はカルマくんの手を引っ張って黙々と進んだ。
結局、カルマくんが言う「小さい」が「可愛い」っていう意味なのはよく分からなかったけど、外で「可愛い手だね」「顔真っ赤にして可愛いね」とかを言われるよりはマシだと僕は判断した。でも正直カルマくんに物理的な上から目線で「小さい」とか「ちっちゃ」って言われるのは嫌な感じはしなくて、変かもしれないけど嬉しいんだ。(僕は変態なのかな....)
僕たちは手を強く握り合ったままお寿司屋さんまでを歩いた。
〜終わり〜
※以下腐向け キャラ崩壊、バッドエンド注意
(書いておいてなんですが見ないほうが良いと思います)
「渚くんエンガワ気に入ったんだね!美味いべ?」
「う、うん」
エンガワは前までは見た目が美味しそうじゃなくて食べてこなかった。
だって白くて変な
だけどカルマくんが好きなものだったから食べてみたら、ハマってしまった。
「はい塩」
「ありがとう」
エンガワに塩をかけると美味しいっていうのもカルマくんが教えてくれた。
これは本当に世界が変わるくらい美味しかった。
「あ、渚くんそれとって!」
「えっ....」
「何やってんの!?早く早く!」
「う....やだ」
「はっ!?あーいっちゃったー」
「ーー渚くんどうして取ってくれなかったの?」
あ〜どうしよう。悪いのは僕だけど嫌なものは嫌だよ。
そんなに食べたかったなら自分で取れば良いのに。でも隣に座ってて欲しいからそうは言えない....。
「だってあれ気持ち悪いんだもん。見た目が」
「渚くん。食べ物に対して気持ち悪いはダメだよね?」
「でも〜あれなんなの?見た目が口に入れるものじゃーー」
「白子だよ」
シラコ....ってなんだろう。食べた記憶が僕にはない。家のご飯でも出てきたことないと思う。
「白子も美味しいんだよ?エンガワの時みたいに食べてみなよ」
「え〜!あれエンガワより気持ちわ....ごめんなさい。エンガワよりも食べたくない見た目してるよ」
カルマくんがじ〜っと僕を見ている。これはエンガワの時みたいに食べないと口を聞いてくれないパターンだ。
「わ、分かったよ〜。食べるよ」
「あっ!きた!渚くん早く!」
カルマくんが僕の前に腕を伸ばす。
僕はしぶしぶシラコというものを取った。取らざるを得なかった。
「じゃ〜一皿だし一個づつで半分こね!」
カルマくんが僕の前にあるお皿からシラコをお箸で取った。
いっそのこと全部食べて欲しい....。
「うん!美味いよ!渚くんも早く食べなよ!」
うわ、もう食べ終わってる。嫌だな〜なんかプルプルしてるし筋っぽいのがあるし。
「渚くんお箸でつついたりして食べ物で遊んじゃダメでしょ?」
「カルマくん、その注意の仕方はやめーー」
「いいから早く食べて」
カルマくんが隣から声で脅しをかける。
食べるしかないか〜.....大丈夫だ!エンガワの例がある!いける!頑張るんだ僕!
あ、シラコってそもそも何の魚の身なんだろう。というか魚なのかな?もしかして貝?
いざお箸で掴んだ時に僕はそのことが気になった。
「カルマくん」
「も〜まだ食べないの?」
「えっと〜その、これって何なの?魚?それとも貝?」
よし、これで何とか延命だ。
「......」
「カルマ....くん?どうしたの?」
あれ?さっきまで隣で野球の試合の応援みたいにはしゃいでいたカルマくんがお箸を置いて下を向いて黙っちゃった。
カルマくん知らないことが恥ずかしいのかな?
僕の前だと完璧でいたがるところあるから心配だな〜。無理して強がらなくていいのに....。
「カルマくん知らないなら知らなくて平気だよ?僕あとで調べるから!」
「いや、知ってるけど....知りたい?」
顔を上げたカルマくんの顔は何かの覚悟を決めたような顔だった。
「えぇっ〜と。どういうこと?」
え、シラコって何か危ないのかな。まさかそれを食べさせて
でもカルマくんは食べてたし、あんなに取りたがってたしそういうわけではないような気がする。
じゃあいったいなんでこんな勿体ぶるんだろう。
「渚くん。ちょっと目閉じてて」
カルマくんが右手で僕の目を隠そうとしてきた。
「目!?な、なにするの?」
僕は両手で右腕を止めて質問した。
「知りたいんでしょ?」
ん〜!?ますます分からない。いったいなにをするんだろう。でも、シラコがなんなのかを知りたい!
「うん。知りたい!」
僕は目を
「シラコっていうのは」
カルマくんの声が暗闇の中で聞こえる。
「ココのことだよっ!」
「ンンッ!!!」
急に、お腹を殴られたかのような鈍痛がお腹の下辺りで広がった。
声を出すよりも早くカルマくんの右手が僕の口を閉じていた。
「渚くん分かった?白子って言うのは渚くんの大事な!大事な!ところだよ。痛い?苦しい?」
カルマくんは最後に力を込めて握るとそこから手を離した。
僕はその場でお腹を抑えるようにうずくまった。
こんな苦しい痛みは初めてだった。苦しくて息が出来ないってほんとにあるんだと感じた。
今もまだ苦しい。さっきからずっとお腹を殴られている感覚だ。声も....でない。
「渚くん大丈夫?さっき俺の手を強く握ったでしょ?俺だって痛かったんだよ?」
「か....く..は..でしょ」
ダメだ。耳に届く声が出ない。
「ん?お腹痛いよね〜。俺も知ってる。ほんとは潰して女の子にしてあげようかと思ったけど可哀想だからやめておいたよ」
「ううっ....」
「渚くんの小ちゃくて可愛いタマタマだったよ。渚くんもちゃんと男の子なんだね!」
「うっ....うっ」
僕はなんとか座り直した。お腹はまだ痛い。ずっとグリグリされてる感じがする。
そんな僕の視界にシラコが飛び込んできた。
「渚くん。はい、あ〜んして」
カルマくんがそれをお箸で取って僕の顔の前に持ってきている。
今は水さえも飲みたくない。それくらい苦しい。
「ま..まって。もう少し....」
僕はお腹を押さえて鈍痛が引くのを待つことにした。
「白子が白いのって納得だよね〜。俺今度渚くんの白子食べたいな〜」
カルマくんは僕が食べさせる予定の白子をお箸で刺すように突いている。
何か恐ろしいことを言っている気がしたけどよく分からなかった。
「はい、もういけるべ?あ〜ん」
痛みはまだ残ってた。でももう待ってくれないと思って口を開けた。
カルマくんの入れ方が下手だから口のまわりに柔らかいものが付いた感触がした。
シラコ。どんな味なんだろう....んんっ!!!
「生臭い!」
僕はついお皿に数回噛んだシラコの軍艦を戻してしまった。
「あ〜あ。食べ物を粗末にしちゃダメでしょ?」
「カルマくんなにして....」
カルマくんは僕が戻したシラコをお皿を持って口の中に掻き入れた。
「.....渚くんの白子、美味しかったよ。ごちそうさま」
こうして僕はお寿司が....特に白子が大嫌いになった。
終わり!?
〜オマケの時間〜
僕たちはお寿司屋さんを出た後、近くの公園のベンチに座った。
なんでもカルマくんが謝りたいらしい。もちろんあのことで....。
「渚くんほんとうにごめんなさい」
カルマくんはベンチを立つと公園の砂に自慢の髪の毛をつけて土下座をした。
「か!カルマくん!なにしてるの!そこまでしなくて良いよ!」
僕は急いでカルマくんの頭を上げさせて砂を払った。
「渚くん!これで良いんだ!俺最低なことしたんだよ」
「もう良いよ。いつものイタズラがイキすぎちゃったんだよね!」
「....うん。ほんとはあんなに握るつもりはなかった。でも渚くんが苦しむ姿見てたら止まらなくて俺!つい興奮してそれで!」
「あわわ!声大きいよ!許すからもう二度としないでね」
「もちろん!絶対しない!あ、でも渚くんの白子は食べたい」
「え....えっと、それの意味が不明なんですが」
「え?意味知りたい?」
「カルマくん。カルマくんのし、白子にパンチするよ?」
「あっはは....もうやめようか渚くん。この話は」
「う、うん。じゃ、帰ろうカルマくん!」
僕とカルマくんは互いの手を握り合って夜の道を歩みだした。
〜おわり〜
お読みいただきありがとうございました!
pixivの方で読みやすく分けたいと思います。
よろしければご覧ください。
次回もよろしくお願い致します。