やはり俺の戯言はまちがっている。   作:真竹

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クビツリハイスクール
始め(恥じ目)


 青春とは嘘であり、悪である。

 ぼくの知り合いの中にそんなことを言い、そしてリア充爆発しろと嘯く男がいる。

 その男もぼくから見ると充分リア充なのだが、そんなことは置いといてこの台詞だ。

 この台詞なかなかに興味深い。

 確かに、青春を謳歌している者たちは回りを欺き、そしてそれすら無かったことにする。

 確かに、青春とは嘘で構成されている。

 確かに、青春とは悪に含まれている。

 でもちょっと待って欲しい。

 確かに青春は嘘であり、悪だ。だが、本当にそれだけだろうか。

 さわやかな笑みを交わす運動部員。

 悔し涙を流す文化部員。

 汗と努力の結晶である文化祭。

 練習の成果をだす体育祭。

 そこに嘘でも悪でもないもの、つまり本物は存在しているのではないか?

 でないと、関係のない他者まで巻き込む感動を引き起こすことはないだろう。

 ならば、青春とはなにか。

 ぼくはその質問にこう答えよう。

 青春とは彼ら、青春を謳歌している者たちの世界だ。と

 

 ……戯言だけどね。

 

ーーーーーーーーーー

 ぼくはドアのノックの音で目を開けた。

 なんとなく時間を確認すると午前8時30分。大学生としては健康的な起床時刻だろう。

 昨夜なんとなく目を閉じ、知り合いの言葉をこねくりまわしていたのだが、どうやらその途中で寝てしまっていたらしい。

 常日頃戯言遣いをなのっているぼくとしては珍しいことだ。というか言葉遊びを放棄するなんて戯言遣い失格だ。

 いや、まぁそれも戯言なんだけど。

 とにかくぼくは睡眠、つまり脳を休息させていたから、起きたとしても急には脳のエンジンフル稼働ってわけにはいかない。

 とりあえず水でものんですっきりしようと、ぼくは水道の水をくむ。飲む。

 なんとなく眠たいので二度寝するかと布団に逆戻りしかけたとき、ぼくはなぜ起きたか思い出した。

 そうだったそうだった。ノックが規則的すぎて忘れてたけどなんかドア、ノックされてたんだ。

 規則的なノックの音は相変わらず鳴っている。ここまでならす人といえば、まず新聞の勧誘員などではない。怪しいおにいさんからお金を借りたという記憶はないので、借金とりでないだろう。ついでに言えば赤色や青色でもないだろう。かたっぽはまず鍵開けてはいってくるだろうし、もかたっぽはそもそも家の外には出てこないし。

 ならば別にいいかと思ったがこのままずっと放っておくと、危うくノックの震動でこの骨董アパートが倒壊しかねない。

「はぁ……」

 ぼくはコップに二杯目の水を入れ飲み干すと、ドアを開けに向かった。




どうも真竹と申します。
突発的に俺ガイル×戯言を書きたくなって投稿させていただきました。
基本俺ガイル要素6、戯言要素4位で進もうと思います。
遅筆で駄文となりそうですがどうかよろしくお願いいたします。

……いーくん難しい……。
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