黄泉路への案内人   作:楽一

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第一六話

 

第一六話

 

 

SIDEヴィヴィオ

 

 

 色々あった試験期間。なんとか切りぬけました。で、

 

な「試験期間お疲れ様」

 

フェ「皆どうだった?」

 

 そういってねぎらいの言葉と、結果はどうだったか聞いてくるなのはママとフェイトママ。

 

星「それはむろん」

 

コ「花マル評価いただきました!」

 

 そういって堂々と成績表を見せる皆。

 

ヴィヴィオ「皆そろって」

 

リオ「優等生です」

 

 トップ3である翼、星那、美夜はむろんのことながらヴィヴィオや、皆も平均点90以上だ。

 

 そして、皆を驚かせたのが、

 

雷「やっぱり僕はすごい!!」

 

 雷華だった。いままで平均点が良くて50。でも今回は、

 

フェ「オール100・・・・」

 

な「実技試験でも1位。やればできるじゃん!」

 

 そういってほめたたえる。でも当の本人は、

 

雷「うん。でもね、試験期間中の記憶ないんだ~。どうしてだろ?」

 

全員(翼・星那を除く)「・・・・(やっぱり原因って)」

 

 そういって皆二人を見る。

 

翼「ん?」

 

星「どうかしました?」

 

 何食わぬ顔でお茶を飲んでいた。

 

 すると、夕璃とイクスが落ち着きないようにきょろきょろとし周りを見渡していた。

 

な「どうかしたの?」

 

夕「お父さんは?」

 

フェ「多分もう直ぐ帰るよ」

 

 すると、その直後に、

 

葵「ただいま~」

 

 そういってリビングに入ってくる。それと同時に皆パパの下に行き、

 

イクス「父上見てください!」

 

 そういって成績表を見せる。

 

葵「ほぉ。良く頑張ったな。特に雷華」

 

雷「うん!」

 

 そういってパパは雷華の頭をなでる。今回は仕方ないかな。でもそれよりも!

 

ヴィヴィオ「というわけで約束!」

 

葵「そうだったな」

 

 すると、フェイトママとなのはママがその約束について、

 

な「葵君。その約束って何?」

 

葵「なに。娘たちが頑張って皆の平均が90以上だったらご褒美をあげようといったまでだ。不可能じゃない範囲で」

 

フェ「それならいいのかな」

 

 フッフッフッ。今の言葉聞いたよフェイトママ、なのはママ。その間に気付いたのか星那が、

 

星「では、お二人の了承も得ましたので。良いですよね?」

 

な「ん~。まぁみんな頑張ったしね」

 

フェ「そうだね」

 

 では、遠慮なく。

 

翼「父! 我等と契約してほしい!」

 

葵・な・フェ「「「・・・・・・はぁああああああああああ!?」」」

 

 おう。素晴らしいリアクションだね。

 

夕「不可能じゃないですよね?」

 

葵「うっ・・・・」

 

夜「母上たちも了承したよな?」

 

な・フェ「「・・・・」」

 

アインハルト「///」

 

 あ。アインハルトお姉ちゃん固まってる。

 

 その後ちゃんとしましたよ。契約。

 

ちなみに【聖光の騎士(ヴィヴィオ)】【覇道の騎士(アインハルト)】【蒼炎の騎士(翼)】 【雷炎の騎士(リオ)】【創造の騎士(コロナ)】【星滅の騎士(星那)】【雷剣の騎士】(雷華)【闇王の騎士(美夜)】【光滅の騎士(夕璃)】となった。

 

娘たち「ほわぁ~~~///」

 

 契約後、ヴィヴィオ達は顔が真っ赤になり、まだ余韻に浸って、

 

な・フェ「「うぅ~~~~」」

 

 ママ達は嫉妬の炎を燃やし、

 

葵「私は・・・・娘まで・・・・」

 

 パパは何か落ち込んでいた。

 

 

SIDEout

 

SIDEスバル

 

 

――湾岸警備隊特別救助隊オフィス

 

ス「それでは司令! スバル・カンナヅキ防災士長、本日ただいまより四日間の訓練休暇に入ります」

 

 そういってこの部隊のトップに対し敬礼をするスバル。だいぶその姿は様になってきていた。

 

司令「おう。頑張ってこいや。今回の訓練は例の執務官や、総統の奥さん方も一緒か?」

 

ス「はい。ランスター執務官と一緒に鍛え直そうと思います!」

 

 そういってスバルは部屋を退室して行った。

 

ス「久しぶりのオフトレだね。がんばろうね相棒!」

 

マッハ《off course》

 

 

SIDEout

 

SIDE特別救助隊

 

 

隊員「司令。しかしよく許しましたね。四日間も」

 

 隊員の一人がそう話しかけてくる。そう特別救助隊はいつ何が起こるか分からない事態に備える部隊。かなりハードで忙しい。その中での四日間の休暇。

 

司令「ん? まぁな。オレもけっこう悩んだんだぞ? これでも」

 

隊員「そうなんですか? でもなんか結構すんなり送り出しましたね?」

 

司令「まぁ、メンバーがメンバーだからな」

 

隊員「そのオフトレが?」

 

司令「まず局のエースオブエース神無月なのは。金色の女神ことフェイト・T・カンナヅキ、あいつ六課時代の友人で今や時代のエース、ティアナ・R・カンナヅキ」

 

隊員「ちょ!? 司令!? それめちゃくちゃ豪華じゃないですか!!?」

 

 その一人一人のメンバーの豪華さにかなり驚いている様子だった隊員だが、 

司令「まぁこれだけでも十分な」

 

隊員「他にも誰かいるんですか?」

 

司令「あいつの旦那で局のトップ。そして管理世界の守護神こと神無月葵総統だ」

 

隊員「・・・・・」

 

司令「でもまぁ、そのおかげで収穫も得たぞ?」

 

 そういうと司令はにやりと良いE☆GA☆Oを見せた。その時隊員はこの笑顔はかなりヤバいことが起こると感じたらしい。

 

隊員「ち、ちなみにそれは?」

 

 恐いもの見たさというか怖いもの知りたさなのだろう。

 

司令「あいつ(スバル)のおかげで二週間後に白、ガーディアンとの特別共同救助訓練が行われることになった」

 

隊員「ガーディアンと!?」

 

 この時その場にいた救助隊のメンバーの顔が真っ白になったらしい。まぁ、くるメンバーが白、そして、それはすなわち、

 

司令「訓練内容は特殊訓練校(地上の地獄)と同様の内容みたいだ。この際俺たちも強化するぞ!!」

 

隊員一同「いやぁああああああああああああああああ」

 

 

SIDEout

 

SIDEティア

 

 

――本局次元航行部隊第3オフィス

 

ティア「オフトレとはいえ久しぶりの本格的な戦闘訓練ね」

 

 そういってティアはデスクの上に待機状態のカード状態になっているクロスミラージュに話かける。

 

ティア「気合い入れなきゃね。娘たちにダメなところ見せられないし、それに、葵さんの隣に立つ者としても張り切っていかなきゃ!」

 

クロス《Yes Master》

 

ティア「でも・・・」

 

 そういって急いで目の前の書類と向き合うティア、

 

ティア「その前にこの書類片付けなきゃ~~~~!」

 

 悲鳴ともとれるその叫びに相棒クロスミラージュは、

 

クロス《Let's work hard》

 

 

SIDEout

 

SIDEルーテシア

 

 

――無人世界カルナージ グランガイツ家

 

メ「じゃあ予定通りの人数なのね」

 

な『・・・はい。お世話になります』

 

 モニター越しで、なのはと今後の予定について話していたが、モニターでのなのははちょっと不機嫌だった。

 

メ「どうかしたの?」

 

ゼ「メガーヌ。なのはが、こんなに不機嫌になる様相は一つだろ」

 

メ「あぁ~。葵君絡みね」

 

な『うっ』

 

ゼ「まぁ、頑張れとしか言いようがないがな。とりあえず俺はルーテシアの手伝いに行ってくる」

 

 そういってゼストは部屋を出て行き、メガーヌはなのはの愚痴を聞くことになった。その直後フェイトも加わったことは言うまでもない。

 

一方そのルーテシアは・・・・

 

ルー「ふふふ・・・うふふふふ」

 

 ルーテシアは少し小高い丘から自分が作った物を眺めていた。そして隣には小姓のようにそばにいるガリュー。

 

ルー「ねぇガリュー。私ちょっと自分の才能が怖いかも。何と言っても今回の御もてなしは過去最高!」

 

 そういってそれぞれを見て行くと、陸戦魔導師の戦闘にレイヤー家贓物で組んだ練習場、フィジカルフィールドにアスレチックフィールドはガリューとルーテシアの設計、家の横に建てたロッジはパワーアップ、そして何より、

 

ルー「掘ったら出てきた温泉は癒しの空間に!」

 

 その紹介に過去クールだった彼女の姿は無い。いまはもうかなり元気な子だ。

 

ルー「完☆璧! 元六課の皆さん! ヴィヴィオ達! 我が家にどーんとおいでませ!!」

 

 その姿を見たゼストは、

 

ゼ「ガリュー。我が娘は変わった。いい意味でも、悪い意味でも。だが、あれがもともとの素だというのだから驚きじゃないか?」

 

 その言葉にガリューは目をそらした。

 

 ちなみに雷華とルーテシアはかなり意気投合している。

 

 

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