黄泉路への案内人   作:楽一

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大っっっっっ変遅くなりました。最近仕事が忙しくなったうえに、ちょいっとまじめに働いていたら契約時間のばされて再契約。でもちょっとうれしい。これでもっと稼げるぜ!
で、結果投稿が遅くなりました。申し訳ありません。


第五二話

第五二話

 

 

 さて、夕暮れ時になり時刻はもう放課後。で現在は千冬に言われた通りシャルと一緒に清掃中だ。今現在学校に残っているのは必要最低限の教師と部活に残っている生徒ぐらいだろう。なぜここまで少ないかというと原則この学校の清掃を行うのは認可された業者が行っている。教室、廊下、窓、体育館など幅広く丁寧にきれいにしてくれている。

 

葵「ふむ。やはりいいものだな」

 

シャル「何が?」

 

葵「掃除がだ」

 

シャル「あ、葵って変わってるね」

 

葵「そうか?」

 

 自分たちの教室を自分たちで清掃するということは、ある意味その場所があるから勉学に励めるということだ。それに感謝をするという意味では大切な行動だ。

 

シャル「それにしてもあれには驚いたな」

 

葵「あぁ・・・・あれね」

 

 あれとはつい数時間前。大体SHR中。もっと詳しく言えば山田教諭と入れ違い。

 

 

 

 

 

 

千「はぁ。やっと片付いたか」

 

 千冬からの洗礼が終わり、いまだ私以外の全員の頭から煙がしゅーと言って出ている。

 

千「それよりも今日『も』転校生を紹介するぞ」

 

 え? 転校生? 誰?

 

千「入れ」

 

引き戸が開くとそこには見知った顔が六つ。

 

ノーヴェ「えっと、その、今日からここでお世話になることになったノーヴェ・ナカジマだ」

 

チ「同じくノーヴェの姉でチンク・ナカジマだ」

 

千「えっと彼女たちの姓が日本人だが、国籍がリーヒット共和国にあるらしくこうなってるらしい。だから決して間違いじゃないぞ」

 

 リーヒット共和国。ケルベロスがどこにも属さない組織ということが問題視されたため道真と束で解決案を練っていると、

 

束『じゃあ国作っちゃおうよ』

 

道『おぉ! いいさね!』

 

葵『金は?』

 

道『ここに!』

 

 そういって出されたのはドル紙幣の山。結果土地がありに有り余っており、かつ知り合いがロシア大統領である貞永様に頼んでカムチャッカ半島付近の土地を大々的に買い上げ独立。結果生まれたのがリーヒット共和国だ。

 

ヴィヴィオ「神無月ヴィヴィオです!」

 

アインハルト「アインハルト・S・神無月です」

 

星「神無月星那です」

 

翼「神無月翼です」

 

 結果国籍を与えるかどうかはすべて私の一人となっている。で、実際日本人の姓がいても私が認めたの一言で片付く。

 

女子一同『きゃぁああああああああああ~~~~~~』

 

 ひときわ黄色い歓声が上がった。だが、私やシャルが入ってくる時と比べると何か違う感じがした。

 

 そこからは人垣ができ、何人かがヴィヴィオ、アインハルト、星那、翼、チンクを抱きワイワイしていた・・・・・・ん? 今何か違わなかったか?

 

女子「何このかわいい子!」

 

女子2「オッドアイ? きれい~~~」

 

女子3「きれいな髪!」

 

チ「わ、私はお前たちより」

 

―――ひょい

 

葵「無事かチンク?」

 

チ「あぁ、助かったぞ葵。だがこの抱き方はいかがなものかと思うぞ?」

 

 静かな怒りをこみあげなさるなチンク殿。抱き方が悪かったのは認めるが救助にはこれが速いんだ。(ちなみに葵がチンクを抱き上げた抱え方はいわゆる「たかいたかい」と同様の持ち方)

 

女子4「あれ? でもさっき神無月って?」

 

星「はい。神無月葵は私たちの父です」

 

 そしてしばらくの静寂。

 

千「ちなみに養子だそうだ。それでは席は「それなら問題ないですよ」?」

 

 千冬の言葉に皆ホットなぜか息をしていたが、次の翼の行動に皆驚きの喚声が起こった。

 

翼「私の席はやはりここです」

 

 そういって翼は何も迷いなく私の膝の上に乗った。

 

星「ならフィフティーフィフティーで」

 

翼「対価は?」

 

星「これで」

 

 ん? なんだそのSDカードは?」

 

星「秘密です」

 

 翼はそれを受け、半分星那に渡した。

 

ヴィヴィオ「ならヴィヴィオはここ!」

 

アインハルト「なら私はそのお隣を」

 

 そういってなぜか肩に座る二人。まぁ別に不自由はないが。ほかの娘たちがいたらこれよりもっとすごいことになっているからな。

 

千「!?」

 

ナ「あらあら。でもそれだと教官が勉強できないじゃないのかしら?」

 

星「なら問題ない」

 

翼「板書ならとくに」

 

 その後の授業は星那と翼の板書と自分の暗記によって問題なかったが二人がとったノートは目が飛び出そうになるぐらい正確に重要な場所をとらえていた。一つの教科書が出来上がるレベルだぞこれ。と思ったぐらいだ。

 

 

 

 

 

 

葵「ということがあったな。かなり驚いたが・・・・・」

 

 早く学校に行ったのはこのことだったのかと後から気づかされたものだ。

 

シャル「そうだねって!? お、おもぃ・・ってうわ!?」

 

葵「っと。あまり無理して重いものを運ぼうとするな。その辺は私がするから」

 

 机を運ぼうとしたシャルだったが、どうやらかなり机の中に教科書などを突っ込んでいたらしく重さが増していた。

 

葵「どうしたシャルって、すまん。気付いてやればよかったな」

 

 どうやら倒れそうになっていた彼女をさせていたので、机を下したのを確認して彼女から離れた。

 

シャル「あ・・・・・」

 

 だが、どこか残念そうな表情でこちらを見ているシャル。

 

 

SIDEシャル

 

 

シャル「あ・・・・・」

 

 彼が、葵が僕の体から離れると、どこか僕が名残りおしいようにぬくもりだけが僕の背中に残った。実際名残りおしいけど。

 

 そ、それよりも・・・・・

 

シャル(まだ心臓バクバクなってる・・・・顔大丈夫かな? 赤くないかな? 不審に思われたりしてないかな?)

 

 でも、彼と二人っきりの時間。ある意味織斑先生には感謝だね。それに今日は二度寝のおかげなのか、朝からいいことだらけ。朝は彼にお姫様抱っこがあったし、放課後はこうやって葵と二人っきりになったし。

 

シャル「えへへへ///」

 

葵「ど、どうしたシャル?」

 

シャル「え?・・・はっ!」

 

葵「何かいいことでもあったのか?」

 

シャル「(今葵と居ることっていえたらどんだけいいかな・・・・葵も葵だけどそれをいえない僕もだね)えっと、とってもいい夢見たんだ。それをちょっと思い出してね」

 

 嘘は言ってないよ。内容は言ってないけど。

 

葵「そうか。でもそれで二度寝して遅れたらまずいがな」

 

シャル「うっ・・・でもだからってあの超ジャンプはないよ!」

 

葵「そうか。それは悪かった」

 

 あれは本当に怖かった。いくらISで急上昇野球効果が鳴れているからって自分で操作できないあれは一種の絶叫マシンに引きを取らないよ。

 

 あ、でもそのおかげで葵と密着できたんだよね。そして今に至るんだよね。なら悪くなかったのかな・・・・・

 

 僕がそう考え老けている目の前で彼は何やら顎に手を当て考え、

 

葵「ならお詫びついでに一つ頼まれくれるかシャル」

 

シャル「ふぇ!? あ、え? にゃ、にゃに?」

 

 ?! あ、えっと、か、噛んじゃった!?

 

葵「ぷっ、い、いや、そう難しいことじゃない」

 

 うぅ~ッ笑われた・・・

 

葵「付き合ってくれないか?」

 

シャル「え?・・・・・えぇええええ!!?」

 

 

 

 

 




原作読んでても思った。区切るならここだ! って。
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