第五三話
SIDEシャル
シャル「・・・・はあ」
昨日の放課後、正確に言えば掃除の時に葵に言われた告白もどき。僕もその時に何で思い出さなかったんだろ。葵か鈍感を通り越してド級の鈍感だってことを。でもちょっと気合い入れておしゃれしてみたけど気づくかな?
葵「すまん。待たせたか?」
葵の服装は紺色のジーンズに白のTシャツ、上に黒色のYシャツを羽織っていた。
シャル「ううん。待ってないよ(なんか私服の葵って新鮮。それに葵って何着ても似合うんだな///)」
葵「そうか。お前も似合ってるな。可愛いぞ」
シャル「ほ、ホント!?///(やった!)」
彼に褒められてちょっと有頂天になっちゃうよ。でもこれってデートじゃないんだよね。
あの付き合ってくれってまぁ買い物に付き合ってくれって意味だったんだよね。うん。葵はそういう人だってわかってたよ。どうせ後ろには一夏とか、葵の娘? 愛人? もつれて・・・・あれ? いない?
シャル「なんで?!」
葵「何が?」
シャル「え?! なんで葵の娘さんとか愛人さんとか一夏とかがいないの!?」
葵「なぜってこれは私とお前との間での約束だろ? つまり二人で出かけるという。別に誰かよんでもい「別にいいよ!? 二人でいこ! さぁ! 時間がもったいないからいこ!!」あ、あぁ」
え?! これってもしかして神様がくれたチャンス!? と、突然だけどラッキーだよ!
シャル「でもなんで急に買い物を? 今度の臨海学校がらみ?」
今後買い物で必要になるとしたらせいぜいそれぐらいかな。
葵「まぁそんなところだ。娘やノーヴェたちは事前に買ってたみたいだし。実際私も学校のでいいかなと思ったんだが」
何でも一夏たちの総口撃にあったみたいだ。もう少し今どきのものを選べなど、流行にあったものを選べだの言われてやむ得ず買い物に出ることになったと。
シャル「ふむふむ。つまりそこに僕との掃除が入り意見を取り入れたいと思って?」
葵「あぁ。お礼といっては何だが出せる範囲でお礼はしようと思う」
え? さらにプレゼントもいいの!?
シャル「その代わり僕の水着も選んでくれないかな?」
葵「別にかまわんが」
やった!
シャル「じゃぁ行こ!」
そういって僕は葵の腕に抱き付く形で駅前に向かった。
SIDEOut
SIDE第三者? いいえ、作者です。
三人「「「・・・・・・」」」
彼女たち三人の目線の先には葵の腕に引っ付いて駅前に向かって歩き出したシャル。
一「・・・・・ねぇ? あれって見間違いかな?」
セ「・・・・・間違いじゃないですわね」
鈴「・・・・・腕組んでる出るわよね?」
一・セ「「組んでるね(ますわ)」」
何とも当然の質疑応答をし、赤ん坊が見たら泣き出しそうな笑みを浮かべている三人。【不の者】がいたらこういうだろ。
【不の者】「赤騎士が三体いるかと思った・・・・」
【不の者】「いやいや、あれは御三家だよ・・・・」
【不の者】「いやいや、オーラはオヤジだろ?」
彼らにとってかなり危険度の高い笑顔もとい、黒い笑顔でした。
鈴「そっか・・・・そうなのね。あたしの見間違いでもなく幻覚でも白昼夢でもなく3Dでもなく現実なのね? リアルなのね?―――――よし・・・・殺(や)るか」
彼女が握りしめた拳にはすでにISのアーマーが展開されており、それだけでなく衝撃砲が完全に葵をロックオンをしていた
葵「!?」
葵は葵で悪寒がしたのか、はたまた一夏やリン、セシリアたちが放ち続けていた殺気に気づいたのかあたりを見渡していた。冷や汗を流しながら、結構マジな視線で狙われたシマウマがライオンを探すかのように。
???「あら? 何やってるの?」
???「周りから見たら・・・・不審者・・・」
???「怪しさマックスだぞ一夏」
???「ふむ。原因はあれか?」
背後から複数の声がかけられ驚きを隠せないまま三人は振り返る。
そこから現れたのは更識楯無、簪姉妹とラウラ、箒であった。まぁ今思えば殺気を経ち接近できるとすれば彼女たちが知りうる限り生徒たちというくくりであればこの者たちだけだろう。葵は当然除くが。
片や対暗部用暗部の姉妹、片や現役軍人、剣道全国大会で葵のしごきを受け成長している箒。
楯「へぇ~ふぅ~ん。なるほどね。(お姉さんじゃなくて彼女を選ぶわけか・・・・なんかうらやましいな・・・・・)」
楯無の様子はまるで小学校低学年の子が友達が持ってるおもちゃをうらやむ視線でシャルを見ていた。扇子で顔もとを隠すが、扇子には『うらやましぃ・・・・・』とかわいらしい丸文字で書かれていた
簪(・・・・いいな。今度・・・私と・・・一緒に・・・)
簪は簪で今後の予定を勝手に模索し、彼女にできるのであれば私にもできるのでは? じゃあやってみよう。という結果に落ち着いたのであった。
箒「シャルか、今度私のも選んでもらおうかな」
と、今後の予定を組み立てている箒。
だが、まぁ何事にも予想の斜め上を行動するものはいる。この中だと、
ラ「では私は嫁たちと合流しよう」
まぁ予想通りだが、行動は予想外だろう。
一「ちょ、ちょっとラウラちゃん!?」
鈴「ちょっと待ちなさい!」
セ「そうですわ」
そういって鈴とセシリアが彼女の服の襟をつかみ引っ張り戻す。
ラ「なぜだ?」
彼女は本当にわかってないかのように首をかしげる。
楯「まぁあなたの気持ちもわからなくはないけど、まず未知数の敵に戦いを挑む場合必要なものは?」
ラ「情報だろ? 当然だ」
楯「そう。なら二人を追跡して情報を集めてしかる後判断しましょ?」
ラ「それもそうだな」
SIDEOut
背中からものすっごい殺気がぶつけられた。あれほどの殺気を浴びせられたのは久しぶりだ・・・・・・。どれぐらいかって? なのはとの約束に遅れて翌日の模擬戦でバインドで縛られ全力全開のSLBで狙われているぐらいだといっておこう。
そうこうしているうちに駅前のショッピングモールについた。駅前ということもあって人がかなりいる。まぁ休日と駅前という立地条件からすれば当然といえば当然だろう。
ショッピングモール『レゾナンス』。ショッピングモールというから多種多様の業種の企業が入っている。たとえば食事で言うならファーストフード店から始まり和、洋、中といった様々なレストランだけでなくカフェや喫茶店も入っている。更にいうなれば今回の目的である水着、衣類なども量販店の者から海外の一流ブランドも入っている。さらにはホームセンターなども入っているため『ここに来れば何でも揃う』とでも言っておこう。
葵「そういえば私は水着を買う予定できたがシャルはどうなんだ?」
シャル「え!? え、えっと、そ、その・・・・葵はさ、ぼ、僕の水着みたい?」
・・・・・はい? 泳ぎたいじゃなくて見たい? ・・・・・え?
葵「シャルさん? み、見たいって・・・・」
シャル「そ、そういう意味じゃなくてさ! ぼ、僕と一緒に泳ぎたいのかなて思って!?(うぅ~・・・・僕の臆病者・・・・ここでウンっていえばいいのに・・・・・)」
葵「(そ、そうだよな・・・ほっ、あ、焦った・・・・)あぁ。そうだなあっちについたら一緒に泳ぐか」
シャル「うん!(でもこれで葵と約束できたしいっかな)」
とりあえず男女の水着売りは別々のためいったん別れることになった。軍資金においては・・・・うん。ケルベロスの給料とあっちの給料があってとてつもない金額になってる。スイス、日本、アメリカに一応口座は作らせてもらってるが事足りるか。
そういって売り場をのぞきパッと見で黒色の生地に白でハイビスカスか? よくわからんが白色の花柄が入ったウエストサーフトトランクのを買った。値段も三千円ぐらいだった。
葵「終わってしまったな。シャルのほうでも見に行くか」
フェイトたちがいると自分のを買うよりも真っ先に彼女たちのを見て選ぶ方に時間を取られてしまっている。その後同じ時間をかけて私一人に対し妻たちが水着を選ぶ会議に時間をかけられる。
葵「今回の水着の色といいがらといいフェイトよりのか」
売り場に行くとシャルは何やらまだ水着を選んでいた。
葵「まだ選んでいたのか?」
シャル「あ。葵。ううん違うんだ。その、えっとね、葵に選んでほしくて・・・ね」
そういって売り場を見ると社会風潮云々もあるだろうが、それ以前に社会風潮なくても女性の水着は多様だ。布の占める面積然り、色然り、がら然り、男性の単純なもののためか種類は単純で選びやすい。だが女性は多種多様なためか女性から見ても目移りしてしまうのだろう。
葵「あまり意見になるかどうかはわからんぞ?」
シャル「それよりもないよりかはましだよ」
女性の水着売り場もあって客層も女性がメインだ。そのためか視線が気になる。(実際は葵に一目ぼれした女性が9割です)。本来はちょっと抜け出したい気持ちがあったがシャルの頼みとあれば仕方がない。
葵「そうか分かっ「ちょっとそこのあなた」?」
いきなり女性に声をかけられたが私とは限らない。もしかしたら店員に声をかけたのかもしれないため無視をしたら、
女性客「そこの男のあなたに言ってるの」
見渡した限り男性は私しかいないようだ。
女性客「そこの水着元に戻しておいてちょうだい」
IS登場以来女尊男卑という社会風潮は瞬く間に浸透した。まぁ主に国防を担うようになった兵器、世界最強の兵器が女性しか扱えない=女性ってえらい! という公式を立てるバカがいる。全員が全員ではないということは立証されているがどうもそれを理解していない者がいるようだ。
結果こういう女性もいる。
葵「それぐらい自分でしたらいかがかな」
女性客「ふぅん。そういうこと言うのね。あなた自分がどういう立場にいるのかわかってるの?」
自分の立場ね。簡単に言えば痴漢の原理と一緒だろ。たとえ手でなくてもたとえば電車が揺れた拍子に鞄の端が当たり女性がその持ち主の手を「この人痴漢です!」といえばろくな捜査もされず犯罪者というのと一緒だ。
シャル「あの、もうそのぐらいで「大丈夫だシャル」え?」
シャルがたぶんかばおうとしたのだろ。それを制したが、次の一言で私の琴線に触れるようなことを言われた。
女性客「あなたの男? ちゃんとしつけぐらいしなさいよね、男も男ならあなたもあなたね」
ちょっとお灸をすえる必要が出てきたな・・・・・
葵「ならご自由に」
すると彼女が警備員を呼び、
警備員「ちょっと身分確認してもよろしいですか?」
女性の方には女性の警備員、私の方には男性が来た。女性客のほうの話を聞くと私がいきなり嫌がらせをしてきた、簡単に言うと私が彼女にお前が私の服を汚したのだから弁償しろ、これは数十万したんだぞ! 的なことを言ったらしいと変な脚色をしたらしい。
シャル「だ、大丈夫なの?」
葵「あぁ。あとどうぞ」
学生証と同時に一応ケルベロスの構成員証も見せる。それに警備員は驚いていたがここで、さらに、ちょっと声を張り、
葵「申し訳ありません警備員さん。私はケルベロスの者でして一応この事件のことで潔白にする必要がありますので監視カメラの確認もよろしいでしょうか。事実確認をしたうえでしかるべきことをしたいので」
その言葉にあちらもあちらで驚いたらしい。まさか自分が蒔いた火の粉が火薬に引火したのだ。
女性客「な、何言ってるの!? 嘘よ、彼が言ってることは嘘よ!」
葵「なら、監視カメラを見たぐらいで動揺するわけないだろうが。それに私をここまで怒らせた理由がお前はわかってないようだな? 私自身が言われたなら我慢もしよう。だがお前は私の大切なものまで侮辱したのだ。そのしかるべき罰は受けてもらう。手続きはこちらで行います。あとで情報提供お願いしますね」
警備員「はい。大変失礼しました」
そういうと女性客は警備員に連れられて行った。
シャル「た、大切って・・・・僕のこと?」
葵「むろんだろ。それとも嫌だったか?」
シャル「そ、そんなことないよ! と、とっても嬉しかった///」
まぁちょっとした騒動はあったが当初の予定通り水着選びに移った。
葵「これなんてどうだ?」
そういって一つの水着(原作でシャルが来ていたもの)を見つけると、
シャル「うん。それじゃあ水着見てくれる?」
葵「意見を出してくれといったんだ。それぐらい当然だろ」
シャル「じゃあ」
そういってシャルは私の腕をつかんで試着室に一緒に連れ込んだ・・・・・はい!?
葵「いや、それぐらいなら一回外に出て「だめ! す、すぐに終わるから!」いや、そういう問題じゃないだろ!?」
しゃるさんはそれでもといって着替え始める。
葵「!?///」
すぐに後ろを向いて見えないようにする。
SIDEシャル
シャル(い、勢いでやっちゃったけど大丈夫かな・・・・・。でも、こうしないとまずいよね)
というのもISはもともと宇宙開発で使うパワードスーツだ。宇宙という無重力圏360度のすべての世界。相手の位置を知るということは命にかかわる問題だ。そのためISにはコアネットワークというのが存在する。それはこの問題を解決するために作られたシステムだ。
だが、兵器となったISにはそれとは逆に相手に位置を知られないためのシステムステルスシステムもある。読んで字のごとく相手に位置を知られないためのシステムだ。
そして現在そのシステムでシャルが許可登録しているうちの全員が全員ステルスモードになっている。
位置がわからない、つまりばれてはまずいということ、それはすなわちシャルたちを追跡しているということになる。
丶
シャル(みんなあきらめてくれないかな・・・・・あきらめないよね・・・・)
半分希望を持ち半分あきらめていたシャルの複雑な心。それよりも今はちょっと楽しいというか、新鮮な気持ちなのだ。
葵「しゃ、シャル・・・・できれば早く着替えてくれないか?」
状況を知らない人間から見たら変態発言だが、今の状況だとそれもやむ得まい。
シャル(葵の照れた顔可愛いな~~~)
そんなことを思いながらも内心は自分が起こした行動で変におもまわれてないかということも若干は気にしているようだ。
その後というとまぁしかるべき手順を踏んで着替え始める。当然服を脱ぎ、下着を脱ぐ。その際当然聞こえる肌と布が濃くすれる音がするが、葵は耳をふさぎ、心頭を滅却し何かしらの悟りを開拓すかのごとく冷静を取り戻そうとしていたが、やはりそこは男としての性を押さえているのがやっとのようだ。
その後、着替え終えると、
シャル「お、終わったよ///」
葵「あ、あぁ・・・・」
彼はシャルの姿を見て黙っていた。というのも仕方あるまい。女生徒の狭い空間で二人っきりからの生着替えに初水着お披露目というコンボを見ごとにシャルは達成したのだ。これに葵はKOといっても仕方あるまい。事実葵の脳処理速度は0だ。
さらにシャルは追い打ちをかけるように、
シャル「い、一応もう一つあるんだけど?」
さらに再び三連コンボを決めようか? といっているようなものだ。
葵「い、いやいい! それでいい! それがお前に一番似合ってる!」
早口で顔を真っ赤にした状態でそういう。
シャル「う、うん、わかった///」
シャルからしてみれば一番うれしい反応だろ。顔を真っ赤にしているし、これは彼が選んだ水着だ。
葵「わ、私は外で・・・・・しゃ、シャルさん?」
シャル「何?」
葵「出席簿アタックの刑と正座で長々とお説教の刑、グランドIS装備で夕暮れまでランニングの刑どれがいい?」
その質問は彼女たちの担任がする刑だ。
シャル「そんな織斑先生みたいなこと言ってどうした――――の!?」
試着室と売り場を仕切るカーテンの隙間から織斑先生の瞳がこちらを見ていた。それは一種のホラーやサスペンスといっても過言ではないだろ。
千「お前ら何をやってる・・・・・」
SIDEOut
あの後シャルを着替えさせ結果からいうと正座の刑だ。
まぁ不幸中の幸いといえるのは山田教諭とファイルスもその場にいたのでやんわりと済んだことだろ。
葵「それにしても山田教諭もファイルスも織斑教諭「今は私情だ。いつも通りで構わん葵」では、千冬姉さんもどうしてここに?」
真「あぁそれは私たちも水着を買いに来たんです。私たちにも一応自由時間が設けられてますから。あケルベルの視点からだめですか?」
葵「いえ、それは大丈夫だと思います。というか人なんですから羽を伸ばしてください」
ナ「あら、それはよかった。息が詰まっちゃうかと思ったわ」
何もいつまでもピリピリした空間を漂わせるのは悪い。というか教師陣にストレスをためまくるのはもっとよくないからな。
すると、千冬はある一点を見つめ、
千「お前らいつまでそうしているつもりだ」
そういうとぞろぞろと出てくる見知った顔。
葵「あの視線? 殺気? のもとはお前らか?」
楯「殺気って・・・・まぁ似たようなものはあったわね」
その言葉に楯無が答えてくれた。
千「それよりもさっさと買い物を済ませるか」
千冬は水着売り場のほうを見ていて、それに何かを思いついたのか山田教諭がの頭に懐かしい白色電球が点灯した。今のほとんどはLEDなんだが。その後ファイルスに耳打ちしながらファイルスも賛成し、
真「みなさん! 私も買いたいものがあるので皆さんの意見聞かせてもらってもいいですか!」
ナ「そうね。山田教諭に賛成だわ」
全員「え? え?」
残されたのは私と千冬のみとなった。
千「山田先生にナターシャめ、余計なことをしおって」
葵「いいんじゃないのか。そのおかげで久しぶりに二人っきりになったのだ。違うか千冬?」
千「///、そ、そうだな兄さん」
周りから見てもそういう関係でも間違いではない。身長差は葵のほうが高く、体格やそういったものから見ても葵のほうが年上と思うものも少なからずいるだろ。
千「それより兄さん。どっちの水着がいいと思う?」
千冬が提案したのは白と黒の水着。セクシーさの黒の水着か、機能性重視の白の水着。本来はどちらでもいいのだが。
葵「千冬は自由行動の時にどうするんだ?」
千「そうだな。久しぶりだし泳いだりもしたいな」
なるほど。なら。
葵「白だな。黒も確かにいいが」
なんというか黒だと、変な虫が寄ってきそうだ。
千「なんで白なんだ? 兄さんなら黒といいそうだが」
葵「変な虫が寄りそうだからだ。その、なんだ、まぁ、わかってくれ」
あまり心配したくないし、義理とはいえ妹をそういう風にしたくないというか、見られたくないというか、うん。最近おかしい。
千「そ、そうか、わかった/// なら兄さんと二人っきりの時に着るとしよう」
結果二つとも買うことになったらしい。すると、女性の売り場から出ようとすると、ラウラが、何やら水着を見ていた。
葵「ラウラ? 殺気山田教諭に連れられて行かなかったのか?」
ラ「ん? あぁ嫁か。いや、泳げれば学園指定の水着でもいいかと思ってな」
葵「まぁ確かにそれでもいいが多少のおしゃれというべきかそういうのも楽しむというのもいいと思
うが?」
ラ「いわゆるファッションか?」
葵「まぁそんなところだ」
そういうとラウラはいくつか候補を上げ私に見せてくるが、
ラ「どれがいいと思う?」
一つは完全に紐・・・というか大切な部分守れてるのか!? 二つ目は紐とは逆で布。布といっても本当に逆で必要最低限の面積で必要最低限の場所しか守っていない。
三つめは・・・・なんで?
葵「なぜ絆創膏?」
ラ「ばんそうこうは水着に入らないのか?」
葵「いや、バナナはおやつに含まれますか的なノリで聞かれても・・・・というかばんそうこうはけがしたときに貼る道具だろ」
結果は色は黒でライン部分が紫、ある程度フリルがついた大人の下着というよりかはまだ布が多い水着をみて、これならと思った。
葵「こっちだろラウラは」
それを見て、ラウラもうなずき迷わず購入。
その後、
千「さて、もういい時間だから昼食にしようか」
鈴「賛成!」
そういってどこへ行くかという案で、楯無が、
楯「もちろん葵がおごってくれるわよね?」
真「え?! で、でも生徒におごってもらう先生って・・・・」
簪「お姉ちゃん・・・・いくらなんでも・・・・」
箒「そうだな。いくら葵でも無理だろ」
セ「そうですわ。ここは割り勘ですわ」
反対組と、
ラ「いや、嫁ならそれぐらいせねば」
一「お兄ちゃんなら大丈夫だと思うよ?」
シャル「でももしだめなら無理しないでね」
千「一応ある程度は出せるぞ」
ナ「教官も大丈夫なの?」
そういって財布を見る。うん。
葵「本来ならシャルと二人だと思ってただが」
予算的にはそれぐらいで軽食で終わるかなと思って3万ぐらいしか持ってきてない。
真「それでこの人数は「あ、大丈夫ですよ。これがありますから」こ、ここここここれって・・・・」
楯「ぶ、ブラックカード・・・・・」
一「お、お兄ちゃん? いま預金ってどれぐらいあるの・・・・」
葵「ん? えっとたしかアメリカに一つと日本に一つ、スイスにも持ってたな。あぁ、こないだ利息
でさらに増えたっけ、使ってないしな」
この際だから好きなところ行っても大丈夫だぞといったら生徒たちはお祭り騒ぎ、教師陣は何やら気まずいながらもおごられることになった。