第五四話
SIDE箒
あれから悩んだ。私はなぜ彼らと隣で戦えないのか。いや、正確には彼といった方がいい。
一夏も、セシリアも鈴もシャルもラウラも簪も楯無先輩もみな同じラインで戦ている。だが、どうしても私はそのラインに立てない。いや立たせてもらっていない。
箒「あ、姉さん?」
携帯の相手は私の姉である篠ノ之束である。篠ノ之式の生みの親であり、現在の社会を作り上げた人間といってもいい。
束『おやおや箒ちゃん! どうしたの何かあった!?』
箒「あぁ・・・実は・・・・」
そういって今の状態というか心境を報告した。すると姉さんもフムフムと考えて、
束『そうだね。もういい時期かな』
箒「どういうことだ?」
束『えっとね、あっくんからちょっと止められてたんだ。あまり実力ないうちにそれをすると溺れるだけだってね。だからある程度実力がついてからでも遅くはないって言われてね。だからそういうこと』
つまり今まで行ってきたことが実を結んだと解釈してもいいのか?
束『だから近々そっちに行くから! あっくんの初めてをもらっちゃうついでに!』
箒「?! 今何と言った姉さん!?」
束『じゃあグッバイアゲイン!』
さよなら、再びってどっち!? 去って、また来るという意味!?
いやそれよりも姉さんが何か不吉なこと言ってなかったか!?
SIDEOut
トンネル抜ければ雪化粧・・・というわけではないが、今回は青く輝く海景色だ。
バスの中では女子たちが海を見てテンションがかなり高いご様子。
一「うわぁ・・・・見てみて海だよ海! 青いよ!」
鈴「うわ! 広いし、ビーチもきれい!」
葵「あぁ。絶景かな」
IS学園御用達のためか周りには海の家のようなものは一切なくあるのはただ砂浜と海とちょっとした防風林だ。だが、それはそれだけで景観美がとても良い。
一夏と鈴は私の目の前ではしゃぐが、私はそれを見つつ私の隣ですやすやと眠る子供たちを見つつ、後ろの席で目の前の彼女たち同様にはしゃぐチンクとノーヴェに目をやるがその光景をほほ笑ましい様に見詰めていた。
葵「シャル? どうしたえらく静かだが。車に酔ったか?」
シャル「え? そ、そんなことないよ?・・・・えへへへ」
私の質問に返答した後左手にした腕時計を見つめていた。落ち着いた雰囲気の時計でアラビア数字ではなくローマ数字で描かれている黒のバックに銀色の数字がシンプルだが、だからこそ出される良さもある。
それよりも気になったのはそれをいつまでも愛おしいように愛で、なでるその様子が何というか・・・・ね?
セ「あの時お二人がどこかに向かったと思えば・・・・シャルロットさんだけずるいですわ」
シャ「えへへへ、ごめんね」
セシリアの言葉を笑顔で返すシャル。その笑顔はひまわりのように輝きを出すが、なんというか、場違いのような気もするんだが・・・・気のせいか。
一方のセシリアはというとシャルの時計と私を交互に見ている。まぁ、察するに、
葵「セシリアにも何か機会があればプレゼントしよう」
セ「や、約束ですわよ?」
葵「あぁ。だがあくまでも常識の範囲内で頼む」
さすがに家を・・・・・土地を・・・・なんて言われたら可能だが、いやうん、可能なんだよ。給料のほとんどは家庭につぎ込んでるがそれでもおつりが返ってきちゃってんだよ。それを銀行に入れて、そして給料がのエンドレス。それ繰り返したら自分でも目を疑い通帳の額になって。うん。話変えようか。
視線を変えラウラのほうを見る。ラウラも一夏たちに交じって外を見ていた。
葵「ラウラも楽しそうだな」
ラ「あぁ。これほどきれいな海を見たのは初めてだ。何せ私が見た海は」
海軍の戦艦や空母などがあったからなと続けていた。港は港でも軍港か。
しかし気になったのは、女性陣の荷物の量だ。二泊三日となれば確かに着替えやタオル類でかさばるものが多いとはいえ、私の場合ちょっと大きめのリュックに収まった。だが女性陣はそれプラス旅行鞄を持ってくるものもいた。
葵「ラウラは荷物は少なかったな?」
そう。ラウラの荷物は私と同じぐらいだったのだ。
ラ「基本的なものしか持ってきていないから。それよりも期待していろよ嫁よ。私も今回は気合を入れてみたから!」
何をというのは無粋なんだろう。だから直にあぁと答えていた。
千「そろそろ到着するからお前ら席に座っておけ」
千冬の一声に一斉に従う生徒一同。というかさっきまで寝ていた子たちまで起きて背筋を伸ばし座っている。いつの間に? というのが正直な感想である。それからしばらくして千冬の言うとおりバスは旅館の駐車場に停車。生徒たちは下車後駐車場にて各クラスごとに並ばされた。それぞれの担任から諸注意を受け、我らが一組も千冬から諸注意や連絡事項を受け各自割りふられた部屋に向かうことになった。
千「ここがこれから三日間お世話になる花月荘だ。従業員の仕事を増やさないように。それとこちらがここの女将だ」
景「清州景子と申します。よろしくお願いします」
一同『よろしくおねがいしまーす!』
景「今年の一年生も元気がありますね?」
千「元気だけが取り柄のようなものですがね」
そういって額に手を当てため息を一つ。そして、私のほうを見て、それにつれられるように女将もこちらを見て、
千「こちらが「あら。神無月様ではないですか」ご存じなんですか?」
あぁ。そういえばここだったな。
葵「織斑教諭。私はここの学園長轡木十蔵と既知なのは知っていますよね」
千「あぁ」
まぁケルベロスの仕事で疲れがたまった天災(馬鹿)こと道真が休みたいだのなんだの言い始めたのがきっかけだった。だがちょうど夏真っ盛り、つまりほとんどの観光地はいっぱいだった。そこで十蔵に聞いてみたところここに行くといいといわれ案内されたというわけだ。
千「なるほど」
葵「今回はあの時とは違いますが、よろしくお願いします」
景「えぇ。こちらこそよろしくお願いいたします」
あいさつを終えると、
本「ねーねーあっちゃん! 部屋どこになった?」
そういえば確認してなかったと思い確認を取るが、
葵「? 私の部屋はどうなったんだ? そしてさらに気になるのだがなぜ楯無がここに?」
一つ目の質問は単純。部屋割りに私の名前がなかったこと。さらに驚くことなかれ二組のバスから簪の後に降りてきた学園最強の生徒会長さん。
楯「あら? 不思議じゃないわよ? 簪ちゃんあるところ私有りよ」
葵「留年しました?」
そんばかな~と笑いながら流すが、その後彼女の頭にある者の手が・・・といわなくてもわかると思うが。
千「ほぉ。いい度胸してるな楯無?」
楯「あ、あは、あはははっ・・・・・」
冷や汗を滝のように流しながらも頭に伝わる痛み。うん、哀れなり。だが、結局余った部屋で何とか収まるようだ。 その後各自部屋に荷物を置きに戻っていった。
真「神無月君のお部屋は織斑先生と同じ部屋になりましたよ」
葵「はい?」
千冬のほうを見ると、顔を若干赤くしてそっぽを向かれてしまった。え? どういうこと? というか娘たちは?
真「娘さんは私の部屋ですよ」
そして部屋に案内され、扉を開けると、
葵「ほぉ。これは」
実際泊まった部屋もここに似たようなものだったのでそれほど驚きはしなかった。だが、やはり教員用と生徒用とでは差があるのだろう。
千「兄さん」
そういうと、千冬は私の後ろから抱き付いてきて顔を摺り寄せてきた。鍵は閉めてますのでご安心を。
葵「いいのか? 仕事があるんじゃないのか?」
千「そのためのエネルギー補充だ」
葵「左様で」
それからしばらくすると、千冬のほうから離れ、
千「そろそろ移動しないと怪しまれるぞ」
葵「もうこんな時間か」
初日は自由時間にあてられ、二日目から実技、実践といった内容となっている。そのため、千冬が抱き付いてからたった? それとももう? というべきか15分ぐらいたっている。
葵「そういえばお前はどうするんだ?」
千「せっかく兄さんに選んでもらった水着だ。楽しみにしていてくれるか?」
葵「むろん。では私も着替えるので失礼するか」
そういって部屋を後にする。とにかく何年振りかになる海だ。久しぶりに泳ぐか。
着替えはどうやら別館らしい。以前来た時は各自に部屋が割り当てられたため部屋で着替えたが。
渡り廊下を歩いていると、木の下に看板が立てられていた。
葵「・・・・・『引っこ抜いてみれば?』・・・・・なぜ疑問形」
すると遅れてやってきたのは一夏と箒。
一「あ、お兄ちゃん」
箒「兄さんも今から行く・・・・ってその看板は何だ?」
その看板を見て、二人はなにこれ? といった感想だったが、
箒「なるほど。姉さんだな」
箒は簡単にこうする人物を言い当てた。というかこんなことをする人物は一人しかおるまい。
葵「引っこ抜くか、それとも別のことをするか」
一「たとえば?」
葵「放置」
すると、
――パンパカパーン!
どこかしらからなぜかラッパの音が聞こえあたりを見渡してもどこにもない。
一「あ、あれ・・・・・」
すると、宙に浮いていたのは人参だった。うん、比喩でもなんでもなく人参もどきの何かが浮いていた。そしてそれにまたがっていたのが、
束「さすがあっくん。束さんは感動したよ」
葵「何に感動したのかは知らんが」
束「対処法が相変わらずあっくんらしいということと、そして!」
とうっ! と人参から飛び降りそのまま一夏と箒に抱き付く束。
束「二人に出会えたことだ!」
相変わらずマイペースな人だ。
そしてそのまま束は二人を引っ張りどこかへ・・・・といっても別館にだが。
葵「私も着替えるか」
シャルと行ったところで買った水着に着替え、上に白の無地の長そでパーカーを羽織る。何せ私の体には無数の傷跡があるため怖がるものは怖がる。
着替えおえ外に通じる扉を開けるとそこに広がっていたのは、足に伝わる熱い熱を持った砂浜と青い海。
葵「うむ。絶景かな」
まぁ、景色だけならな。わざと人のいない方に視線を移していたが、
本「あ! あっちゃん!」
セリフと同時に背中に伝わる熱・・・・というか布生地。
葵「のほほんさんか。ちなみに聞くがそれは本当に水着かね?」
彼女が来ていたのは某有名モンスター育成ゲームの黄色い電気ネズミの姿を模した水着だ。ご丁寧に耳まであるな。
葵「・・・・この天気にこの熱の照り返しでそれで暑くないのか?」
素直に疑問をぶつけてみたが結果は問題なしとの返答。何せこれは水着! とのこと。
一「あ! 見つけた!」
箒「に、兄さん・・・・」
元気よく出てきた一夏は涼しげな水色を基調に、ハイビスカスのがらが入ったビキニ。
葵「箒えらく疲れているが?」
箒「あ、あぁ、気にしないでくれ。それより兄さんも本音のこと言えるのか? パーカー暑くないのか?」
まぁ暑いが、脱いだら脱いだでやばいしと思った瞬間背中にまた違う衝撃が走った。
鈴「あ~~お~~~い~~!」
鈴が背中に飛びついて、そのまま肩車の状態になってしまった。
鈴「あんた暇? 暇よね、暇ね。じゃああたしと一緒に向こうまで競争しない?
で、あたしが勝ったらあたしの言うこと一つ聞いてね。あたしが負けたらあたしのいいなにりになってね」
どっちに転んでも鈴のいいようにしかならないな。私が勝った方が悲惨なような気がするんだが。
葵「競争は別にかまわんが準備運動しておけよ」
鈴「うわっ、出た真面目発言」
葵「娘がいるんだ。あたりまえだ」
あとから来たヴィヴィオたちもバスの中で完全復活したのか元気いっぱいに海に飛び込んでいこうとしていた。
ヴィヴィオ「いっちば~~~~~ん!」
葵「の前に準備体操な」
ヴィヴィオ「えぇ~~~」
アインハルト「そうですよヴィヴィオ、おぼれたら大変じゃないですか」
翼「父をあまり心配させるな」
星「さっさと終わらせてたっぷり泳ぎましょう」
翼は体操を行いながら注意をし、星那もすでに体操を始めていた。
ヴィヴィオ「うぅ・・・・でも溺れたらパパ助けてくれるよね?」
葵「あまりそういうことを言うんじゃありません。むろん助けるのは当然だが」
その言葉を聞いた一組が、
女子「なら私ちょっと溺れてくる!」
葵「はい?」
女子2「私もちょっと遠洋まで!」
葵「人が泳げる距離じゃないよな!?」
女子3「大丈夫大丈夫」
葵「どこがだよ!?」
何とか溺れに行くことを止めると、
セ「あ、葵さん、ちょ、ちょっとよろしいでしょうか?」
葵「なんだ?」
セ「あの、サンオイル塗っていただけませんか?」
葵「ん? あぁ、別にそれぐらいなら構わないが」
楯「あら? いいわね。終わったらお姉さんにもお願いね」
振り返ると、黒のビキニを着た楯無に、それとは反対の白を着た簪がいた。
簪「わ、私も・・・・その、お願い」
葵「わかった。だが、まずはセシリアな」
手でまず温めるんだっけ? 以前フェイトやアリシアのを塗ったときそう教わったが。
セ「あら、慣れてますのね?」
葵「まぁおそらく想像している失敗を起こしたことがあってな」
セ(一夏さんか織斑先生なのかしら?)
セシリアが何かを考えていると、隣からにゅっと出てきた鈴。手をわさわさと動かしながら、
鈴「とりゃ!!」
セ「きゃっ!!?!?」
鈴がセシリアのその、下のほうを触りセシリアはかわいらしい悲鳴を上げた。
葵「///」
鈴「葵行くわよ!」
葵「はい!?」
そういうと若干顔が熱いが、その有無を言わさず海へ引きずられる。
セ「お待ちなさい鈴さん!」
鈴「待てと言われて待つ人はいないわよ!」
楯無は楯無で扇子を広げ、『帰ってきたらね♪』と書かれていた。約束は守れということね。
SIDE鈴
なんか葵手馴れてたわね、サンオイル塗るの。
葵「約束事か?」
鈴「え?」
葵「約束しただろ。あそこまで競争だと」
葵の視線の先にはブイがあり、あそこまで競争って話だったよなといい加えた。
鈴「そ、そう! で負けた方が約束聞くのよ!」
葵「私には一切メリットはないがな」
鈴「そう? でももう始めるよ!」
その言葉を合図にあたしはブイに向かって泳ぎ始める。
葵「鈴!?」
葵もその行動に驚いたのかすぐにおってきた。
でも、急に出たという鼓動がいけなかった。
鈴「っ?!?」
足が急に動かなくなり、抵抗をしてみるがそれが無駄なように沈んでいく。
鈴(やばっ!? 急いで上に・・・・うえに・・・・)
上に向かって泳ごうにも360度すべて水の世界。上がどこでどこが下なのかすらわからない。
鈴(終わり・・・かな)
すると、一本の腕が私の腕をつかんだ。
顔を見ると見間違えるはずもなかった。
鈴(葵・・・)
海面に出ると、今までは言ってなかった分の酸素を急いで補充するかのように呼吸をする。
葵「だからあれほど準備運動をしろといっただろ」
鈴「うぅ/// よけなおせっかいよ」
葵「おせっかいでもなんでもいい。それで君がこんなことにならないのなら」
うぅっ/// こういう時のこいつってこうもかっこいいから余計にだめになるのよ。
鈴(だからほかの女に渡したくないのよ)
葵「それよりも大丈夫か? 砂浜に向かって泳ぐから水が入るようなら行ってくれ」
鈴「うん、あ、ありがと・・・」
葵「なに、気にするな」
彼はそういうと終始私に言葉をかけつつ、気にかけつつ浜に負かった。
SIDEOut
岸につくと、少し休むといって別の場所に移動する鈴。まぁおぼれかけたのだ。疲れるわな。
その後しっかりしましたよ、楯無と簪にオイルを塗るの。それでまだ縫ってない者は塗ってくれと、塗った者が落そうとするわで大変だったが。
それと入れ違いにやってきたのは、
シャル「あ、葵ここにいたんだ」
ラ「うぅっ、やっぱりこれを着て出ないといけないのか?」
シャルの水着は私が選んだためなんとなくイメージはつくが、やはりシャルは明るい橙色が似合う。
シャルと、シャルの後ろに隠れてるラウラ。恥ずかしがり屋の妹がお姉ちゃんの前に隠れてる感じだ。
シャル「ほら、葵に見てもらうんでしょ?」
ラ「うぅっ・・・・えぇい!」
そういうと、ラウラが思いっきり前に出る。ラウラは今までのとは想像が違い黒のビキニだが、フリルがついたかわいらしくなっており、それに合わせるように髪もツインテールにしている。
ラ「ど、どうだ嫁///?」
葵「あぁ、似合ってる。とっても可愛らしいよ」
ラ「か、かわっ!?」
シャル「う~~ラウラばっかりずるい!」
葵「シャルも似合ってるよ。うん。やっぱりそれを選んで正解だった」
シャル「え? そ、そう? えへへへ///」
シャルも照れているが、気になったのが、
葵「こんなところまでそれをしてくるか?」
シャル「いいじゃん。僕の勝手だよ」
まぁそうなんだが、
ラ「嫁よ。シャルばっかりずるいぞ。私にはないのか?」
葵「そうだな。何か記念日でもあればするぞ。もしくは何かきっかけがあればプレゼントしよう」
ラ「や、約束だぞ」
ふむ。これでセシリアとラウラか。あと多分この流れだといつものメンバーは決定だな。
すると向こうからのほほんさんがやってきて、
本「あっちゃん! ビーチバレーしよう!」
葵「あぁいいぞ。チームは・・・・この二人と大丈夫か?」
するとあっさりと了承得られた。だが、その理由はまぁ妥当なのか?
束「さぁさぁ! あっくん! 勝負だよ!」
一「お兄ちゃん覚悟!」
箒「・・・・・なぜこうなった?」
何気に混ざっている束さんに、一夏と箒。
葵「箒お前の今の気持ちは痛いほどわかる」
のほほんさん以外全員がここに束がいることに驚いているが、ホイッスルは無情にも鳴らされた。というか人数あってないぞ!!?
楯「審判の私が許可した」
葵「元凶はお前か!?」
楯「ちなみに得点係りは簪ちゃん」
得点ボードを見ると簪が軽くお辞儀をすると、周りから拍手が起こる。
本「あっちゃんがいる時点で人数制限は無用!」
そういうとのほほんさんからサーブが打たれる。
葵「・・・・なぜに!!」
そのサーブを難なく返す。若干のカーブをかけるがそうどう出るかな。
一「トス! え?」
構えていた場所より若干右にずれ驚く一夏だが、それを、
一「何の!」
右足をけることによってカバー。
束「箒ちゃん!」
それをさらに足で上げる束。
箒「シュート!」
それをサッカーのオーバーヘッドシュートの要領のように蹴る・・・・というかシュートって!?
シャル「なんの!」
そういってバレーのカバーをするシャル。うん。これh「ピー!」はい?
楯「ハンド!」
本「イエロー!」
シャル「なんで!?」
簪「ハンドって・・・・・サッカー…じゃない」
うん。なんで?
そんなこんんであっという間に時間が過ぎる。
ヴィヴィオ「パパ~、おなか減った~~~」
葵「むっ。もうそんな時間か」
娘のおなかの好き食い愛でそろそろお昼だと判断する。
アインハルト「お父さん。これからどうしますか?」
葵「うむ。ご飯にするのもいいが、もうひと泳ぎもしたいと思うのもあるが、それは休憩とってからにしよう」
シャル「そっか。なら一緒に行ってもいい?」
ラ「私も同伴させてもらおう」
葵「あぁ。構わんが」
すると、束が、
束「そういえばあっくんってどこの部屋になったの?」
その問いに答えたのは私ではなく、
千「私と同室」
そう答えが後ろから買ってきたので振り向くと、スポーツタイプの水着を着た千冬がいた。
女子「うわぁ・・・やっぱり織斑先生スタイルいいね」
女子2「どうやったらなんれるんだろ」
女子3「ばか、あんたじゃ無理よ」
など評価を下していた。
葵「これから休憩ですか?」
千「あぁ。といっても私も昼食を食べてないのでそれを終わらせてからと考えていたんだが」
そうなのか? なら普通はここには来ないと思うんだが?
翼「・・・・相変わらずですね父は」
一「え? そうなの?」
星「父上を落とそうと思うのであればストレートにいたほうが効果的ですが」
星那と翼はぐるりと見渡し、
星・翼「「あなた方にその勇気があればのお話ですがね(だがな)」」
その言葉に位置か、箒、束、シャル、セシリアは言葉を詰まらせる。
一方の鈴、千冬、ラウラはなにやら顔が真っ赤になっていた。
葵「(遅かれ早かれ三人にはちゃんと答えを出すべきなのかもな)さて、では昼食にするとしようか」
誤字脱字修正しました。ご報告にあったものはすべて変更しました。なんか多かった。うん。すいません。