黄泉路への案内人   作:楽一

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第一四話

 

第一四話

 

 

葵「管理局が本格的に動き出したか」

 

 CNCの情報を駆使して今管理局がどう動くかをハッキングし調べた結果だ。なるほどな。アースラメンバーが全権を担うと言う感じか。で、アースラがアルカンシェルという魔法砲撃システムを搭載するためしばらく使えないっと。後は、なのはの家の近くに臨時作戦本部か。

 

葵「孤狐、今ヴォルケンズはどういうことしてる?」

 

孤「ん~とね、みんなビルの屋上にいる感じ?」

 

葵「ビル?」

 

 そこの映像を映し出すと、

 

 

―海鳴市街ビル

 

 

―ガチャ

 

シ「来たか」

 

ヴィ「うん」

 

シャ「管理局の動きも本格化してくるだろうから今までのようにはいかないわね」

 

シ「少し遠出することになるな。なるべく離れた世界での蒐集を」

 

ヴィ「今何頁で来てるっけ?」

 

シャ「340頁 この間の白い服のコでかなり稼いだわ」

 

ヴィ「おっし!半分は超えたんだな ズバッと集めてさっさと完成させよう。・・・早く完成させてずっと静かに暮らすんだ はやてと一緒に」

 

シ・シャ・ザ「「「・・・・・・」」」

 

ザ「行くか もうあまり時間もない」

 

シ「ああ いくぞレヴァンティン!」

 

レヴァ《Sieg》

 

シャ「導いて クラールヴィント」

 

クラ《Anfang》

 

ヴィ「やるよ グラーアイゼン!」

 

グ《Bewegung》

 

 それぞれ騎士甲冑を身にまとい、

 

シャ「それじゃ夜明け時までにまたここで」

 

シ「ヴィータ あまり熱くなるなよ」

 

葵『あぁ~、気合い入れているところ悪いがいいか?』

 

 すると、そこに一つのスクリーンが出てきた。

 

ヴィ「なっ!? 葵!?」

 

シ「なにしに来た?」

 

葵『耳に入れといてほしい情報をね。管理局が本格的に動いているのは分かっているな』

 

シャ「えぇ」

 

葵『それでだ』

 

 そして手に入れた情報を話すと。

 

葵『今日は私がはやてに付き合おう。だが、最初に提案した通り出来るだけ交代制にしてくれ。時間もないが失敗してつまずくわけにはいかない』

 

シ「分かった」

 

葵『あと、シグナム、ヴィータ。無茶をするな。こないだみたいになるぞ』

 

シ・ヴィ「「うっ・・・・」」

 

葵『シャマル、ザフィーラ。荷が重いかも知れんがあの二人の手綱をぜっっっったいに放すな』

 

シャ・ザ「「もちろん(心得た)」」

 

シ「シャマル!? ザフィーラ!?」

 

ヴィ「な、何言ってんだ!?」

 

葵『はぁ、あと、お守りは?』

 

 すると四人ともつけているということを表すようにそれぞれの魔法色の羽根のお守りを出す。

 

葵『その羽根について教えておく。それは絶対防壁と呼ばれる防壁を張る特性がある。だが、あくまでもつけている本人の命にかかわる場合にしか発動しない。二つ目緊急回復魔法。これもさっき言ったように重傷を負った場合に発動するがあくまでも応急処置程度だ。怪我をした場合はシャマルか私にすぐに連絡しろ。いいな』

 

ヴォルケンズ「「「「・・・・」」」」

 

葵『どうした?』

 

シ「前々から思っていたがお前の魔法はどうなっているんだ?」

 

葵『この世に自然がある限り不可能はないぞ。多分。』

 

シャ「そう言えば私たちベルカやミッドとは根本から違うんでしたね」

 

葵『まぁな。治癒魔法ぐらいなら多分シャマルでも習得できるぞ』

 

シャ「本当ですか!?」

 

葵『条件があるがな。その条件を守るのと学ぶ意志があればいつでも教える。他の三人もな。あと、私に耳としっぽがある形態をとっている場合は孤狐といってくれ。じゃないと変に感ずかれる』

 

シ「わかった」

 

葵『ほれ、それより早くいかんとまずいんじゃないのか?』

 

ヴォルケンズ「「「「そうだった!」」」」

 

 お前ら・・・

 

 そういってまぁ、ヴォルケンズは飛び立っていった。

 

葵『羽根よ。彼らを守り通してくれ。私の代わりに』

 

 

 さて、場所は変わり心の世界。

 

 今現在私は久しぶりに紅茶を飲みながらくつろいでいます。はやてはもうすっかり夢の中なのでちょっと研究をしていると、空に黒い空間が開きそこから、

 

―ドサ ドサドサドサドサ・・・・

 

 なんということでしょう。空から一三人の人間が降って来たではありませんか(某前後の建築番組)

 

葵「・・・・・誰?」

 

 一人は紫色の髪をし、白衣をまとった男性。あとはすべて女性だ。成人、子供さまざま。

 

男「・・・ここはどこだ?」

 

葵「そういうお前は誰だ?」

 

男「・・・・!?」

 

 なにやら私の顔を見て驚いていると、後ろからバトルナイフを突き付ける眼帯の少女がいた。

 

???「お前は何者だ? そしt「あんたらこそ何者?」な!?」

 

 すると、彼女たちの周りに狐火が燃え上がる。

 

男「ほぉ、興味深いなこの炎は」

 

葵「研究者の質か。とりあえず君の名前を教えてもらえないか?」

 

ジェ「そうだったな。私の名前はジェイル、ジェイル・スカリエッティだ」

 

葵「CNC検索開始。ワード、ジェイル・スカリエッティ。・・・・ほぉ。管理局広域指名手配犯」

 

ジェ「!?」

 

葵「それと同時に・・・なるほどね」

 

 私は再び彼を見つめ。

 

葵「良いだろう。ここにいるといい。君たちは私が保護しよう」

 

全員「・・・・・は?」

 

葵「気分、気まぐれ、同情、憐み、そう言った類のモノだ」

 

ジェ「私がどういう存在か知りつつも保護すると言うのか?」

 

葵「管理局に【悪】になるために作られた人造生命体。プロジェクトFの基礎理論を作った人間。そうだろ?」

 

ジェ「・・・あぁ」

 

葵「だが、お前は悪になりきれていない。もし本当にお前が悪だと言うなら、これで後ろの女子供を殺してみろ」

 

 そういって一つの剣を出す。

 

ジェ「・・・・・」

 

 スカリエッティは剣を拾うが、

 

ジェ「はぁあああ!」

 

 後ろの子供たちではなく私の方へ突っ込んできた。

 

 やはりな。

 

葵「消えよ」

 

 すると、剣は砂のように消え去った。

 

ジェ「な、なんだこれは!?」

 

葵「お前が悪なら後ろの娘たちを殺すだろう。だがそれをしなかった。論より証拠」

 

 それにしてもその格好はどうにかならんものか。

 

―パチンッ

 

 指を鳴らし、後ろの子たちの服装を変える。

 

葵「お前の娘ならもう少し女らしい格好をさせろ」

 

ジェ「なぜ私の娘だと?」

 

 その後、データにあった情報をそのままスカリエッティに伝えると、

 

ジェ「フフフっ、ハハハハハッハッハ」

 

 急に笑い出した。というかうるさい。

 

葵「黙れ」

 

―ガンッ

 

ジェ「グヘェ・・・」

 

 久しぶりに殴ったなフライパンで。

 

葵「このバカの変わりで説明は誰がするんだ? その前に起きている者以外は寝室に連れて行きましょうか」

 

 そう。この状況においても7人の女の子はいまだに寝ているのだ。さすがにこのままでは風邪をひくので、近くの寝室に布団を敷き寝かせた。そして終わると、

 

葵「で、先ほどの続きは誰が?」

 

???「わ、私が・・・」

 

葵「あなたは?」

 

ウ「長女のウーノです」

 

葵「左様で。とりあえずこの今寝ているバカを含めあなた方を保護します。この世界は管理局でもばれる恐れはないと思うので」

 

ウ「どうしてそこまで?」

 

葵「さぁ?」

 

ウ「私たちは人ではありません」

 

葵「・・・戦闘機人。ですか?」

 

ウ「!? それもさっきの?」

 

葵「答えはイエス。それに人がどうかについてどうかというのなら私も人間じゃありませんよ?」

 

 私と孤狐のことを説明すると、

 

ジェ「ほぉ、それは珍しいな」

 

葵「復活したか。速いですね。あと、紅茶などはいかがですか?」

 

 そう言って人数分を出すと、全員が手を伸ばし飲み始める。

 

ジェ「ほぉ。これはなかなか」

 

葵「さてどうでしょう? こちらとしてはあなたのような方をそのまま犯罪に手を染めさせ続けるのはもったいないと思うのですが?」

 

ジェ「管理局に復讐するといってもか?」

 

葵「ばかばかしい。復讐は負の連鎖の始まりでその連鎖はやむことを知らない。それを知って行うのか?」

 

ジェ「だが、それでも娘をこんなにしたんだ! 許せると思うか!?」

 

 珍しく感情をあらわにしたな。というかあんたがしたんじゃないのか?

 

葵「それは誰がしたんですか?」

 

ジェ「レイシという「バギッ」なっ!?」

 

 レイシだと? ふざけるな。あいつは間違いなく殺した。そう、殺したんだ。

 

葵「確認までに聞く。それはこいつか?」

 

 そう言って現れたのは零始の映像。

 

ジェ「!? なぜ、こいつが・・・・」

 

葵「クククッ、はははっははは! あいつが生きているだと? 傑作だ、これは傑作だ! 確実に私の手で殺したと思ったのにあいつはどこまでも生きどこまでも人を殺すのか!? クソガァアアアアアアアアア!!!!!」

 

 怒り任せに近くにあったテーブルを破壊した。

 

ジェ「な、どうした!?」

 

葵「・・・取り乱したな。済まない。さっき言ったな。私が実験材料にされ、人殺しをさせられたことを」

 

ジェ「あぁ」

 

葵「こいつだよ。その時指示、実行したのは。こいつが悪の中の悪。見るだけでも吐き気がする」

 

 そう言ってすぐにモニターを消した。

 

葵「復讐するなら管理局よりこいつにした方がいい。管理局はそのうち自滅する」

 

ジェ「なぜそう言い切れる? 君はこいつがどんな人間なのか知っているのか?」

 

葵「人を作り悪へと引きずりこむ悪魔。実験のためならどんな物でも利用する。自分の親、妻、娘も容赦なく殺させる。管理局もおそらくな。お前にそこまでできるか?」

 

ジェ「・・・私には血縁者はいない。だが、娘はいるが、実験のためには差し出さない」

 

葵「なら、良い。そのままのお前でいろ。そうした方が娘たちにも好都合だろう。新たにお前たちのために世界を増築する。そこで暮らせ」

 

 そういって世界構築を開始し、その場所まで案内する。ジェイルに実験室や塔への立ち入りや使用を許可した。あと、案内はエクスとルミルに頼んだ。忠告としては二人に何かしたらフライパンでトラウマと言ったら首をものすごい勢いで縦に振り「分かった、分かったからあれは止めてくれ」といっていた。

 

 その後私が男と言ったら全員に驚かれた。まぁ慣れたけど。あとは自己紹介を済ました。その後はなぜか眼帯の子、チンクから下の子は兄と呼ばれるようになった。

 

 まぁ、親密を深めるのは良いが。

 

 

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