デート編 はやて
次ははやて・・・何だろうこうも立て続けにデートとは・・・
そうまだ重い目をこすりながら考えていると、
は「あ~お~い~く~ん!!」
―ドスッ
葵「ぐへっ」
いきなり腹部へのダイレクトアタックもといダイブ。
は「葵君今日暇か!?」
葵「あ、あぁ・・・」
本来なら病院へ行って内臓検査をしてもらいたいが・・・。
は「そうか! なら今日私に付き合ってくれんか!?」
葵「わ、分かった。で、今日はどこへ行くんだ?」
もう、ここ数日での口癖だ。
は「今日はこれや!」
そう言って取り出したのは、
葵「【うまいもの市場IN北海道】?」
そう。そこにあったのはデパートのチラシだ。
は「あ、でもやっぱりデートらしい場所の方がええ?」
葵「ふふっ。いや、はやてらしいと言えばはやてらしい。それじゃあ着替えるら少し待っててくれ」
は「は~い」
そのまま着替えてデパートに向かおうとした。すると、
は「よっしゃ行くで!」
そのまま腕を組まれた。嫌じゃないのだが、その・・・
葵「はやて・・・その、やっぱりしなきゃいけないのか?」
は「もちろんや! それにアリサちゃんにすずかちゃん、なのはちゃん、フェイトちゃん、アリシアちゃんとはしたんやろ?」
うっ。なにも言い返せない。それに今さらだが私はこういうのに免疫がない。
そしてデパートに到着。
SIDEはやて
葵「はぁ~。しかしまぁなんというか・・・」
は「人多いな・・・」
チラシを見たときにある程度は予想しとったけど、こうも多いとは・・・
すると葵君が、
葵「はぐれないようにしろよ。そ、その・・・そのまんまでもいいから///」
若干顔を赤らめながらそう言う。珍しいな。葵君のこういう顔は。いっつもどこかクールで、でも優しい。その優しさに何度も助けられた。
は「うん///♪」
そういって離さんようにしっかりと腕に抱きついた。
いろいろ見て回ったけど北海道の海産物おいしいわ!
葵「ふむ。この豚肉を使ったら意外とヘルシーにカレー作れるんじゃないのか? 余分な油落として」
は「あ! それ私も思った!」
葵「こっちの鮭はパスタに合いそう」
葵君と料理のレシピについて話し合っていると、
???「ヘイ、そこの夫婦!」
わ、私らのこと!?
葵「いえ、私たちは「夫婦です!」は、はやて!?」
今だけでも夫婦気分味わっとかな損やし!
は「で、おっちゃん何?」
おっちゃん「この根野菜シリーズどうだい!」
そう言って見せてくるのはじゃがいも、たまねぎ、ニンジンなどなど。
葵「いいものばかりだな。ざっと見てもこれ以上の値段はしそうだが」
あ、葵君、そう言った知識はどこから?
葵「昔市場でセリに参加したことがある。あの御三家に直接が良いと駄々をこねられて」
は「く、苦労しとったんやな」
葵「うむ。後これぐらい安くしてもらったら」
おっちゃん「!? こ、これはアカンで!? ならこれとこれを加えてこうだ!」
葵「いやいや。これならこうだろ」
そういって二人とも電卓で何かを争っていた。
そして、
おっちゃん「かーっ、負けたそれでいいぞ! もってけ!」
葵「よし。勝った! そして買った!」
そういって箱に野菜を詰め込んだ。当初の予定より白菜やキャベツなども加わっていた。
そして、人目のつかない場所で転送。
は「たのしそうやったな。葵君」
葵「あぁ。これもはやてのおかげだ。ありがとう」
そういって頭を撫でてくれる葵君。やっぱり気持ちええわ。
そして休憩にデパートの帰り道、私はある場所に来た。それは。
は「覚えとる葵君。ここ」
葵「あぁ。最初に君のうちに来た後ここで少し休んで君に対して君でいていいといった場所だろ?」
そう。私にとっては初めて葵君に励ましてもらった場所。
は「なぁ葵君」
葵「ん? どうした?」
は「私幸せになっていいんやろか」
私が心配しとったんはこのこと。管理局にはいって少しでも罪滅ぼしになればと思っている。
葵「正直なところこれはお前が抱えるもんじゃない。酷い言い方かもしれないがあの罪はシグナム達や私が勝手に起こしたものだ」
は「でも!?」
葵「いいかはやて。あの時の君はまだ9歳、それに引き起こしたのは私たち。私たちがその罪を背負うのはわかるが、君は背負わなくていい罪を背負っているんだ。私自身君がこの道を選択するとは思っていた」
は「それでも家族の長は私や。皆の責任は私や!」
葵「そうだろうな。まぁほめられた行為ではあるが恨まれる行為ではない。それで恨まれるようであればそれはやつあたりだ。だが、君がそのままの性格だとその感情のせいでいずれ押しつぶされるぞ。なのはのように」
は「!?」
葵「まぁ、そうなる前に助けてやる。後悔はもうしたくないからな」
葵君はそう言って珈琲を一口飲む。
葵「それに罪はどんだけ償っても記憶から忘れられることはない。加害者にしろ被害者にしろ。これはわかるか?」
は「・・・・うん」
葵「償っても終わることはない。それは一生背負っていくものなんだ。罪というのは特にな。それにはやて。私は言ったはずだ。君は君だと。君は君の道を歩むといい。踏み外しそうになったら私や周りの人間が必ず戻してくれる。倒れそうになったら支えてやる。そのために私たちはいるんだ。なのはにも言ったがお前たちは一人じゃないんだ。互いに支える仲間がいるんだ」
は「・・・うん・・・ありがとな葵君。・・・私、元気でたわ」
葵「あぁ、お前はお前なんだ」
そういって葵君は軽く抱きしめてくれた。私が泣きやむまで。その時の葵君の胸の中はとっても暖かくて、心強かった。
SIDE Out
葵「さて、そろそろ帰るか」
は「うん。その前に葵君」
葵「ん? なんだ・・・ンムッ」
私が立ち上がり、はやてに呼ばれたのでそっちに振り替えるといきなりキスされた。
は「えへへへ。今までありがとうな。私を支えてくれて。それからこれからもよろしくな」
葵「あ、あぁ」
は「私はここに宣言するで! 八神はやては神無月葵をぜっっっったいに彼氏にする! もちろんその後もな!!」
葵「・・・・(なんともまぁ、すごい宣言を・・・)」
は「返事はまだええ。でも、いつか聞かせてな。良い返事まっとるで。葵君♪」
そういって最初の時のように、いやそれ以上に密着して帰路についた。
後、家が一緒ということもありその夜ははやてと一緒に寝た。
は「えへへへへへ~///♪」
終始はやては寝るまでご機嫌のままだった。
エ《はやてちゃんがこれということは・・・》
ル《八神家全員はデートの後一緒に寝るというイベントがついてくるな》
・・・私の理性持つか・・・