黄泉路への案内人   作:楽一

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デート編 シグナム

 

デート編 シグナム

 

 

 平和な朝だ。起床時間になり、隣で寝ていたヴィータを起こしリビングに向かうと、朝食を作っていたはやて。あわてて今起きてきたシャマル。あ、キッチンは行くなよ。新聞を呼んでいるシグナム・・・あれ?

 

葵「シグナム。新聞逆だぞ?」

 

シ「!?」

 

 私がそう言うとシグナムは新聞を元に戻したが、すぐにたたみ、

 

シ「あ、葵。今日は何か予定はるのか?」

 

 いつからかは知らないが、シグナムが私のことを神無月ではなく葵と呼ぶようになった。まぁそう

呼んでもらった方が私もうれしいが。

 

葵「ん? 無いが?」

 

シ「そうか。なら付き合ってくれ」

 

 そうか。今日はシグナムか。

 

葵「あぁ。良いぞ」

 

 数分後互いに着替えを終え、出かける。

 あの時はやてたちが何も言わなかったのがちょっと怖かった・・・。

 で、今は腕を組まれて、その、シグナムの胸は凶器で・・・

 

シ「い、嫌か?」

 

葵「そ、そんなことはないんだが・・・その・・・///」

 

 何で女性はこうも積極的なんだ?

 

葵「こんなことは他の男性にはするなよ」

 

 多分自分のどこかしらの欲望だろうな。

 

シ「う、うむ///(こんなことお前以外にできるわけないだろ///)」

 

葵「で、今日はどこへ行くんだ?」

 

シ「いや、特に決めていない」

 

葵「ふむ。そうか」

 

シ「お前が決めてもいいんだぞ?」

 

葵「いや、私はこっちにくるまでそういう経験をしたことがないから。すまんな、頼りなくて」

 

シ「頼りなくはないと思う・・・」

 

葵「え?」

 

シ「お前は頼りになる。その力で主はやてはむろん、我々だって助けられた。感謝しているんだ」

 

葵「そ、そうか」

 

 シグナムにそう言われるとは思っていなかったな。

 すると、こちらに熱い視線を送ってくる女性が、

 

女性「ふむふむふむ」

 

葵「えっと何か御用ですか?」

 

女性「え? あっ。これは失礼しました。私こういうもんなんですが」

 

 そう言って一枚の名刺を渡された。そこには

 

シ「【月刊ウェディング】?」 

 

 月刊ということは雑誌か? で、ウェディングは結婚・・・結婚専門雑誌?

 

葵「そんなものまであるのか? 松西さん」

 

松「はい! 今結婚に一番近そうなベストカップルを探しているんです!」

 

 すると、シグナムがその言葉を聞いて顔が真っ赤になり、

 

シ「けっけけけけ結婚!?」

 

松「そこでですね! 是非参考までにあそこで彼女さんのウエディング姿と彼氏さんのタキシード姿を一緒にとって雑誌に掲載したいんです!!」

 

 す、すごい鼻息が荒い・・・

 

葵「ですが、私と彼女はカップr「分かりました! お受けします!」では・・ってシグナム!?」

松「本当ですか! ではこちらへ!」

 

 その後、松西さんによってシグナムと私はそのまま写真撮影の会場に連れられた。

 

 

SIDEシグナム

 

 

 あの後松西という物と一緒に撮影会場に来た。そして、

 

松「シグナムさん胸おっきいですね~」

 

シ「え///!?」

 

松「彼とは長いんですか?」

 

シ「・・・もう三年以上になる」

 

松「えぇ! じゃあ本当に結婚する勢いじゃないですか!?」

 

シ「だが、彼の周りには女性が多い」

 

 テスタロッサに高町、そして主はやてやヴィータ、アインにヴェルに孤狐。他にも多いな。だが、葵はいつも「自分よりいいと男なんて山のようにいる」といっている。

 

松「ふむふむ。ならいい方法がありますよ!」

 

 そういって松西は耳でその方法を教えた。

 

シ「な、なななな///」

 

 確かに一度はした・・・一度だけではなかったな。あの後も何かとしていた///

 

 

SIDE Out

 

 

編集長「しかし、いい男を本当に捕まえたわね」

 

葵「はぁどうも・・・」

 

 ウエディングドレスがどんなもか知らないが、テレビでCMとかで見てるとやはり着るのは大変そうだな。だからこんなに時間を取るのか?

 

―ガチャ

 

 どうやら着付けが終わったようだ。

 

葵「・・・・・」

 

シ「ど、どうだ///?」

 

 純白のウエディングドレスを着たシグナムに余計な飾りの言葉を必要としないほどだった。ただ単純に、

 

葵「・・・き、綺麗だ///」

 

 そう。この言葉だけでいい。

 

編集長「あら、初々しいわね」

 

松「はい。編集長! じゃあ撮影しますね! 後指示に従ってくださいね」

 

 そういってカメラの前に立ち、

 

松「う~ん、ちょっと表情が硬いかな。あともうちょっと近寄って! 密着するぐらい!」

 

 えぇ!? そ、そんなこと!?

 

シ「こ、こうでいいのか///」

 

 腕を組み、恋人握りという握り方をする。

 

松「グッド!」

 

―パシャ

 

松「じゃあ彼氏さん! 彼女さんをお姫様だっこしてみよう!!」

 

シ「え!?」

 

葵「・・・分かりました」

 

 もうやけだ。そういって私はそのままシグナムを抱きかかえる。

 

シ「あ、葵!? お、おろせ! い、いや、やっぱりいい・・・///」

 

 どっちだ? まぁ最後にいいといったのだから止めなくていいんだろうが。だが、軽いな。

 

松「ベスト!」

 

―パシャ

 

松「じゃあ最後にキス行ってみよう! モチ、そのままで!」

 

 はぁ!? それはさすがに「い、行くぞ葵///」

 

葵「え? ングッ」

 

シ「・・・レロッ・・ングッ・・ンチュッ」

 

松「・・・おぉ・・エロい・・・でもいただき!」

 

―パシャ カシャ

 

 最後だけなぜ二枚撮った!?

 

 

 その後シグナムは写真を松西さんからもらい腕を組んで帰路についた。

 

シ「そうだ葵」

 

葵「なんだ・・・ング」

 

 再びキス。

 

シ「私はお前が好きだ。この気持にウソも偽りもない。お前を必ず振り返らせてみせるからな///」

 

シ「葵。また、一緒に出かけような///」

 

最後にシグナムはそう言って一緒に寝ました。

 

エ《次はシャマルさんかな?》

 

ル《エクス! すぐに胃調薬を!》

 

エ《何で? あ、そうか!!》

 

 

 

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