☆伝説の人斬り(オリ主)が異世界から来るそうですよ?   作:モン太

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お久しぶりです。久しぶり過ぎて書きかたが変わってしまってるかもしれません。あと、この話とは別に「異邦人のお茶会」という話を間に挟みました。読まなくても特に影響はありませんが、一応報告させていただきます。


幕末の亡霊

飛鳥「急ぎの呼び出しって、一体どういう事かしら?」

 

黒ウサギ「私もあまりよく存じ上げておりません。手紙でただサウザンドアイズに来るようにとしか。」

 

十六夜「とりあえず着いてみればわかるだろ。」

 

耀「早く帰って、ごはん食べたい」

 

剣心「.............」

 

十六夜達は白夜叉に呼び出しを受けてサウザンドアイズへ向かっている。

 

店員「お待ちしておりました。中でオーナーがお待ちです」

 

相変わらず定例文の様な言葉だなとどうでもいい事を考えながら、店内に入り、中庭を抜けて離れの家屋に向かう。そして中に入った瞬間

 

白夜叉「イヤッホー!揉みたかったぞ!黒ウサギーーーーーーー!」

 

飛鳥「もう隠す気もないのね」

 

白夜叉は黒ウサギに飛びつく。しかし、黒ウサギも慣れてきたのか。

 

黒ウサギ「十六夜さん、パスです。」

 

白夜叉「グボァ!」

 

白夜叉を十六夜の方に蹴りつけ、十六夜もいつかの様に足で受け止める。

 

白夜叉「最近、おんしらも容赦が無くなってきたの」

 

黒ウサギ「しつこい白夜叉様が悪いのです。」

 

十六夜「俺は応援してるぜ!」

 

黒ウサギ「十六夜さんは、どっちの味方なんですか!」

 

黒ウサギのツッコミは今日もキレキレ

 

白夜叉「冗談はさておき......」

 

剣心(もう茶番は終わりか。なるほど、かなり切迫した状況とみえる)

 

普段ならもう少し白夜叉の黒ウサギ弄りは続く筈だが、今回は直ぐに本題に入る様だ。白夜叉もどこか普段の余裕が見られない。

 

白夜叉「まず、どこから話そうかの。とりあえず、時系列に話していくかの」

 

白夜叉「先日、蛟劉から妙な力を持った連中というのを耳にした筈じゃ」

 

十六夜「そんな話は知らないぜ。」

 

白夜叉「そう言えば、剣心しか聞いていなかったか。それでその連中というのが、リュウや白哉、シンジの様な存在だという事が判明した。」

 

剣心(!?)

 

その言葉に剣心だけでなく、黒ウサギ達も反応する

 

耀「なら剣心も妙な連中に入るって事?」

 

耀が食ってかかる様に質問する

 

白夜叉「そういう事になるのじゃが、だからと言ってそこまで重要な話でもないのじゃ。問題なのは、こやつらがお互いを殺し合ってると言う事じゃ」

 

十六夜「じゃあ、剣心も狙われるってか?まあ、今更だな。これまでも散々狙わてたしな」

 

白夜叉「じゃが、その連中の中で1人かなりの危険人物がいる事がわかった。そいつは殺し合いだけでなく、フロアマスターもターゲットに入れているという情報が入ってきよった。其奴の狙いは箱庭の征服、そして支配。情報源は蛟劉じゃ」

 

飛鳥「でも、どんな奴が相手でも白夜叉を倒すのは無理じゃないの?」

 

白夜叉「...........」

 

黒ウサギ「白夜叉様?」

 

白夜叉が沈黙する。

 

十六夜「おいおい、まさか白夜叉ともあろう者がそんなならず者にビビってるのか?」

 

十六夜が挑発を入れるが、白夜叉の表情は変わらない。

 

白夜叉「少しついてこい」

 

白夜叉は立ち上がり、奥の部屋へ進み、襖を開ける。目に飛び込んで来たのは

 

黒ウサギ「蛟劉様⁉︎」

 

剣心「⁉︎」

 

全身を包帯で巻いた姿の蛟劉だった。彼は布団に寝かされているが、意識はある様だ。

 

蛟劉「十六夜に黒ウサギって事は、ノーネームか。えらい見苦しい所見られてもうたな」

 

蛟劉が起き上がり、全員を見渡す。

 

白夜叉「これ!お前は安静にしろと行ったじゃろ!」

 

蛟劉「痛い!何してんねん!白夜王」

 

白夜叉「全く、痩せ我慢も程々にせい。ちょっとコツいただけで、その有り様ではないか」

 

白夜叉は蛟劉を布団に寝かしつける。

 

十六夜「で、一体何があった?こいつ程の手練れがこんな怪我を負うって事はそうそう無い筈だ」

 

白夜叉「そうじゃな、話の続きをしよう」

 

白夜叉「わしが蛟劉に引き続き"階層支配者"襲撃事件と妙な連中についての情報を調べさせていたのじゃが」

 

蛟劉「ここからは、僕から話そう」

 

蛟劉「以前、「急に箱庭に二桁から四桁の魔王級の者が現れては、そのどれもが七桁に向かって集まって来ているらしい。ただ、どれもあんまり暴れたりせえへんから、害は少ないんやけどな。それにもうほとんど、滅ぼされて数が減った」って話したよね?」

 

剣心「ああ」

 

蛟劉「この妙な連中を次々と倒していってたのが、主に2人おった。1人目は剣心。2人目が志々雄真実っちゅう人物や」

 

剣心(ピクッ)

 

耀「志々雄って誰?」

 

剣心「志々雄真実」

 

剣心「俺が「影の人斬り」の役をやめた後に「影の人斬り」の役を引き継いだもう1人の長州派維新志士 志々雄真実。言うなれば「人斬り抜刀斎」の後継者だ」

 

十六夜「そんなのがいたのかよ」

 

剣心「ああ、だが俺も名前だけで直接の面識はない」

 

蛟劉「話を戻すで、そんで志々雄について情報を白夜王に持っていく最中に志々雄の刺客に襲われたんや。」

 

飛鳥「情報とは?」

 

蛟劉「情報はさっきのフロアマスターの事。それと志々雄は今までに3人の能力者を倒し、能力を簒奪している事。つまり、最低でも3つは持ってるってこっちゃ。」

 

十六夜「何の能力かはわからないのか?」

 

蛟劉「そこまでは、わからんかったわ」

 

剣心「別に構わない。それより襲われた時の状況を教えて欲しい。」

 

蛟劉「そうやな、自分がやられた話はあんまりしとうないけどな〜。」

 

蛟劉は頭を掻きながら、苦笑いを浮かべる。しかし、直ぐに顔を引き締め鋭い眼光を見せる。

 

蛟劉「今から話す事は、皆心して聞いて欲しい。僕はな.............一撃も入れる事はできんかったんや」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瞬間、静寂が空間を包む。まるで時間が止まったかの様なそんな錯覚さえ感じてしまう程の衝撃。

 

 

一番早くに復活した十六夜が口を開く。

 

十六夜「おいおい、冗談も大概にしろよ。頭までもやられたのか?」

 

蛟劉「僕がこんな姿になって、冗談でも言ってると思ってんの?」

 

 

 

 

 

十六夜「..............本当なのか?」

 

 

 

蛟劉「............ああ」

 

 

 

 

 

またもや、静まり返ってしまう。

 

蛟劉ひいては蛟魔王は決して弱者ではない。むしろ強者である。今居るメンバーでも白夜叉に次いで2番目の実力はある。一時は覇海大聖の名の元、斉天大聖を肩を並べ、修羅神仏に闘いを挑んだ歴史もある。そんな蛟劉が手も足も出なかった相手。その様な猛者を配下に置く志々雄真実という人物。白夜叉の先程の反応にも納得がいく。

 

 

 

 

 

剣心「蛟劉さん続きをお願いします」

 

今まで黙っていた剣心が口を開く。今の話をまるで聞いてないかの様に続きを促す剣心

 

黒ウサギ「剣心さん、今のお話を聞いて何も感じないのですか?」

 

黒ウサギが戸惑いの声をあげる。おそらく、他の面々も剣心の反応の薄さに戸惑いを感じている。

 

剣心「志々雄やその配下の強さはよくわかった。だが、そんな事はさほど問題ではない。志々雄真実の目的を鑑みるにノーネームとの衝突は避けられない。ならば、情報を集め、いかに敵を仕留めるかを考えるべきではないのか?」

 

白夜叉「そうじゃな。まあ、安心せい。いざという時はわしが直接倒してやる」

 

十六夜「それで前に封印されたのは、どこのどいつだ?」

 

白夜叉「うぅ。まあ今回はしっかりやるからの!わしに任せろ!」

 

黒ウサギ「 そ、そうですね!はじまる前から落ち込んでててはダメですよね!」

 

飛鳥「まあ、いつもの魔王討伐ということね」

 

耀「うんうん!」

 

十六夜と白夜叉によって空気が少し軽くなっていく。

 

剣心「.............」

 

耀「剣心?」

 

剣心「何でもない。」

 

耀「そう」

 

耀(何だろうこの胸騒ぎは.....)

 

耀は剣心の表情を見てどこか不安になる。

 

蛟劉「まあ、とりあえず詳しい話はな........」

 

 

 

 

 

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