錬鉄の魔術使いと魔法使い達   作:シエロティエラ

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更新です。
ついでに『設定 Ⅱ』にて、剣吾とシルフィに追加を加えました。


それではごゆるりと






5. 汽車内の会話と才能の片鱗、そして報告

Side マリー

 

 

それから数日は何も起こることがなく、私とシロウはシィちゃんの相手をしながら、ロンの宿題とジニーの予習を手伝った。ロン、休みの終盤に焦るなら初めからやっとこうね? ジニーを見習いなよ。

そして勉強以外も何も事件は起こらず、シロウが剣吾君の帽子を取り上げたり、

 

 

「まったく、お前はまた帽子を被って。お前にはまだ早い」

 

「おぁっ!! それ俺の~……」

 

「何か言ったか?」

 

「いえ、何も言ってません」

 

「だろうな。イリヤ、これを頼む」

 

「はいはい。これはお預かりね」

 

「うそーん……」

 

 

シロウがシィちゃんのボディープレス、『トペ・アインツベルン・パート2』をくらって悶絶することになったり、

 

 

「パパー!! どーん!!」

 

「星!? 星が見えたスターッ!?」

 

 

剣吾君にジニーがアピールして、その都度パーシーが過剰に反応してシィちゃんに突っかかられて皆から白い目で見られたり、

 

 

「あ、あの……」

 

「ウェイ? あ、ジニーさん。どうしたの?」

 

「ええっと……こ、このクッキー良かったらどうぞッ!!」

 

「え? あ、どうもありがとう。美味しそうだね」

 

「い、いえ……」

 

「あ、行っちゃった。俺避けられてる? でもクッキー貰えるってことは嫌われてはいないはずだけど……」

 

「けーんーごークーン……ジニーに何したのかな……?」

 

「ウェイ!?(;OwO) パ、パーシーザン? ナ、ナズェミテルンディス!?」

 

「聞かせてもらおうか……ジニーに何をしたぁ!!」

 

「逃げるべし!!」

 

「待ちたまえ!!」

 

「にぃにをいじめるなー!!」

 

「「「「……パーシーは馬に蹴られるといいよ」」」」

 

 

フレッドとジョージの悪戯に剣吾君が参加して、イリヤさんにバレて一時間以上折檻を受けたり、

 

 

「アハハハ、剣吾。何してるのかな?」

 

「げっ!? 母さん!?」

 

「ちょ~っとお母さんとO☆HA☆NA☆SHI☆しましょうか?」

 

「あ、あああ、ああぁぁぁああああああ……!?」

 

「あれ? にぃには?」

 

「どこだろうね? 一緒に探そうか?」

 

「うん!! マーちゃんとさがす!!」

 

 

といったふうに、何事もなく平穏無事に過ぎていった。

 

そしてイリヤさん達は、新年度が始まる前日に元の世界へと帰っていった。そのとき、剣吾君がシロウに綺麗な紅い宝石と、同じく紅い宝石のついたネックレス、そしてもう一つ別のネックレスを渡していた。

紅いネックレスはシロウが身に付けていたけど、余程大事なものなんだろう、とっても優しい表情でそれを眺めていた。

 

九月一日、私達はキングスクロス駅からホグワーツ特急へと乗るために、目的の柱へと向かった。ウィーズリー一家を先行させて、続けて私とシロウの順番で柱を通ろうとした。

けど何故か柱に阻まれてしまった。私の荷物を乗せたカートは柱にぶつかり、音をたてて横に倒れてしまった。周りの人達の視線が痛い……。

 

 

「君たち、何をしているんだ?」

 

「すみません、カートが言うことを聞かなくて」

 

「ん? そうかね?」

 

 

近くにいた車掌さんから話しかけられたけど、何とか誤魔化した。いったいどうして通れないんだろう? 一応出発までまだ時間はあるから、それまでに解決すれば大丈夫だろうけど。

私がそう考えていると、シロウがアゾット剣を取りだし、周りから見えないようにしながら地面に差し込み、何やらブツブツと呟いた。すると何か膜のようなものが、アゾット剣を中心にして広がった。

 

 

「シロウ? 何してるの?」

 

「認識阻害、及び遮音結界だ。少し待ってろ」

 

 

シロウはそう言うと、片手を柱に当てて目を閉じた。すると一年前のホグワーツと同じく、シロウの手を中心にして、淡い緑色の線が蜘蛛の巣のように、柱一面に広がった。今回は辛そうな顔はしていない。

暫くするとシロウは手を離し、変わりに変な短剣を取り出した。

その短剣は刃の部分が歪な形をしていて、且つ虹色の光沢を放っていた。ただし、ゼルレッチさんの短剣のような神々しいものではなく、禍々しい輝きだった。

シロウは慎重にその短剣を、柱のある一点に触れさせると、パキンッと何かが割れるような音が小さく鳴った。

 

 

「これでよし。妨害していたものだけを解除した。他のに触れなくて良かった」

 

 

シロウはホッとしたような表情を浮かべ、私を連れて柱へと入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

Side シロウ

 

 

何かしてくるとは思っていたが。あの下僕妖精、やはり妨害してきたか。とりあえずあれが仕掛けた術式だけを解呪することはできたが、ホグワーツでも色々とやって来るだろう。

それにジニーの荷物に、魂憑道具の類いが紛れ込んでいた。しかも怨霊悪霊の類いときたものだ。一応夫妻には警告し、何かしら手を打つことで理解はしてもらった。無論、納得はしてもらってないが。

だが得体の知れないものである以上、こちらからも手出ししようがないということは、夫妻もわかっているらしい。娘を頼むと二人から頼まれた。

 

そのようなことがあったあと、俺とマリーは、ロンとハーマイオニー、ジニーと同じコンパートメントに座り、昼食を摂っていた。無論昼食はモリーさんの作ったサンドウィッチである。

昼食を食べ終わり、皆でデザートを食べているとき、ハーマイオニーがオレに質問してきた。

 

 

「ねぇシロウ。聞いていい?」

 

「うん? どうした?」

 

「何でマルフォイのお父さん、ルシウスさんはシロウとイリヤさんに丁寧だったの?」

 

 

ハーマイオニーは、薬問屋での一件について気になっていたようだ。因みにハーマイオニーも、漏れ鍋でオレ達の関係について説明している。流石の彼女も声をあげて驚いていた。

 

 

「ああ、恐らく姓名を聞いたからだろう」

 

「「「「名前?」」」」

 

「ああ、イリヤの名字に『フォン』というのが入っているだろう? あれはその昔、自分が貴族だったことの証なのだ」

 

「昔? てことは言い方が悪いけど、没落したってこと?」

 

「いや、そうではない。この『フォン』とかは所謂分家筋の証明だ。今でもそうだが、貴族の家督は長男が受け継ぐだろう?」

 

「そうね」

 

「確かに」

 

「だが兄弟姉妹が生まれることもある。今はどうか知らないが、昔は長男以外は成人したら追い出されたのだ。土地を分けられたりしてな」

 

「で、自分が貴族出身であると証明するために、そういったミドルを設けたのね」

 

「そういうことだ。マルフォイ家は魔法界の貴族。そういった話を知っていても不思議ではあるまいよ」

 

「「「「へぇ~」」」」

 

 

オレの返答に、皆得心がついた表情を浮かべた。っと、そうだ。

 

 

「ジニー、君にこれを渡そう」

 

 

オレは懐からネックレスを取りだし、ジニーに渡した。ネックレスは西洋のロングソードの形をしており、柄頭には黄色い宝石がはまっている。

 

 

「シロウさん、これは?」

 

「お守り、護符(タリスマン)のようなものだ。呪詛返し、魂憑防御の力がある。マリーもロンも、ハーマイオニーも同じようなものを持ってるぞ」

 

 

オレがそう言うと、三人はそれぞれ自分のお守りをジニーに見せた。ハーマイオニーがロンのお守りを見たとき、若干嬉しそうにしていたが、無視した。

 

 

「効果はマリーが実証済みだ」

 

「へぇー、ありがとうございます」

 

「ああそれと、それは剣吾が作ったものだぞ」

 

「……へっ?」

 

「今度は会ったらお礼を言っておけ」

 

 

オレの発言にジニーは顔を真っ赤にし、両手で顔を覆ってアウアウ言っていた。うむ、良いことをした。マリーとハーマイオニーはそんな彼女に生暖かい視線をむけ、ロンは我関せずとばかりに菓子を食っていた。

パーシーよ、ここら辺ロンを見習ったほうがいいぞ?

 

 

「なあなあシロウ」

 

「ちょっと俺達の席に来てくれないか?」

 

 

そのとき、フレッドとジョージがオレ達のコンパートメントに来た。何でもオレに見せたいものがあるらしい。オレは皆をコンパートメントに残し、一人フレッドとジョージの席に向かった。

フレッドとジョージのコンパートメントの机には、大きな盆とそれに乗った多量の砂があった。

 

 

「これは?」

 

「「まぁ見てろって」」

 

 

双子はそう言うと、杖を掲げてブツブツと呟き始めた。すると盆に淡い青色の光の線が走り、砂を取り囲んだ。そして線は複雑に絡み合い、一つの陣を形成し始め……って、おい。

 

 

「まさか?」

 

「ああ、剣吾に教えてもらってな」

 

「まだ形も歪だし、大して動かせないけど」

 

「「砂のゴーレムの出来上がりってな!!」」

 

 

双子の声と共に、盆の上には高さ10cm程のゴーレムが出来上がっていた。そのゴーレムは片腕を上げ下げしていたが、数秒で元の砂に戻った。

 

 

「今はこんぐらいしかできないけど」

 

「いずれはもっと凄いのを作るぜ」

 

 

凄い。

何が凄いかって、オレ達の世界の術式を、自分達用に応用する力が凄い。彼らはテストの点数が悪いとモリーさんは嘆いていた。なんてことはない。彼らにとって、勉学は簡単すぎてやる気が起きないだけなのだ。彼らは天才的な頭脳を確実に有している。

 

 

「ふむ、成る程。ならばオレからも一つ、教えようか?」

 

「「マジで!?」」

 

「ああ、使い魔の魔術だ。お前たちならそれを使えるかもしれん」

 

「「是非教えてくれ!!」」

 

「ホグワーツに着いたらな」

 

「「いょっしゃああああッ!!」」

 

 

まったく、とんでもなく良い収穫だ。だが余り人前で使わないように彼らに言い含め、オレは自分のコンパートメントへと戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

---------------

 

 

 

 

 

 

 

 

ホグワーツに到着し、オレ達は奇妙な四足の生き物がひく馬車に揺られ、一年生とは別に城へと向かった。それにしてもこの生き物、いったい何なのだ? マリーたちには見えていないみたいだが……

 

大広間につき、組分けもジニーが無事グリフィンドールに決まり、宴となった。

食事の途中、オレは教職員用テーブルの中央に座るダンブルドアに、視線を向けた。彼もこちらに気がついたので、オレはアイコンタクトをとった。ダンブルドアも察したようで、両隣に座るマグゴナガルとスネイプに、二言三言耳打ちした。二人は一度視線だけをオレに向け、小さく頷いた。話が早くて助かる。

そのまま食事は終わり、新年度開始の校長の挨拶となった。改めて視線を広間の前に向け……オレは顔を思わずしかめた。

 

スネイプの隣の防衛術教員の席に、ロックハートが座っていた。

 

スネイプは物凄く嫌そうな顔をしている。他の教職員も、余り良い顔はしていない。何人かの女生徒は、彼の仮面にうっとりとしているが、オレと近しい者達は、皆大なり小なり顔をしかめている。マリーに至っては、オレの陰に然り気無く隠れようと必死だ。

それからは地獄だった。

聞きたくもない奴の話が長々と続き、最早話を聞いてるのは奴のファンだけだ。あとは真面目な子らか。ハーマイオニーは嫌そうな顔をしつつも、奴の話を聞いていた。

 

ようやく話も終わり、各自寮に向かうことになったが、オレはパーシーに一言告げ、入寮のための合言葉を教えてもらい、校長室へと向かった。石像の前で暫く待っていると、ダンブルドアとマグゴナガル、スネイプの三人がやってきた。

場所は校長室内へと移り、オレはダンブルドアが座るデスクの前に立った。他の二人は、彼の両隣に立っている。

 

 

「先ずは急なお呼び立て、申し訳ありません」

 

「よいよい」

 

「貴方から話すということは、余程のことなのでしょう?」

 

「早速本題に入ろう」

 

 

やはりこの三人は素晴らしい。

 

 

「はい。ではまず、ジニー・ウィーズリーの荷物の中に、魂憑の物が紛れています」

 

「それはどれ程の?」

 

「解析をかけましたが、今一読み取れませんでした。ですが、強力な悪霊怨霊が憑いていることは間違いありません」

 

「それは真かの?」

 

 

オレの報告に、三人は少しだけ表情を変えた。が、すぐにもとに戻した。ダンブルドアは一人、考え込むような顔をした。

 

 

「ええ。一応護符は渡していますが、果たしてどれ程効果があるか……」

 

「いや、護符をつけるだけでも随分と違う。エミヤの判断は間違ってはおらん。現時点での最善の判断だ」

 

「こちらも注意を払っておきましょう、セブルス」

 

「無論です」

 

 

やはり報告して間違いではなかったな。この三人が警戒するのなら、最悪の事態は避けられるやもしれん。一応これも渡しておこう。

 

 

「皆さんにはこれを」

 

「ほっ? これは?」

 

「鋼の……鳥ですか?」

 

「私の使い魔です。杖を向け、念じるだけで使えます。急な連絡などは、この鳥の間で行うことができます。勿論、私も所持しております」

 

「ほうほう、これは便利じゃのう」

 

「材質は……剣か?」

 

 

流石はスネイプだ、鋭い。

 

 

「ええ、ですので取り扱いには注意を」

 

「「「うむ(ええ)」」」

 

 

ダンブルドアは机上に鳥を置き、あとの二人はローブの袖口に入れた。

 

 

「それからもう一つ」

 

「ふむ、なんじゃ?」

 

「夏休み中、とある下僕妖精が警告をしてきました。今年、ホグワーツで恐ろしいことが起こると」

 

「何ですって?」

 

「魂憑きといい、警告といい、関係ないとは言えません。同時に関係しているとも言えない、曖昧な状況です」

 

「相わかった。もしものことを思い、警戒を強化しよう。セブルス、マグゴナガル先生、頼んでもよいか?」

 

「「わかりました」」

 

「では私は城内の防衛強化をします」

 

「我輩は城の外回りを」

 

 

二人はそう言い、校長室を後にした。行動も早いな。それにこの城と外回りをそれぞれ一人でやるとは、二人とも魔法使いとして相当の実力者なのだろう。そしてその更に上にたつのがダンブルドアか。果たして彼の実力はどれ程なのだろうな。

実力といえば、だ。

 

 

「……校長先生」

 

「今はわし等しかおらん。楽にして良い」

 

「ではお言葉に甘えさせていただく。防衛術の教師だが、他に人選はなかったのか?」

 

 

二人が出ていって暫くして、疑問に思ったことをオレはダンブルドアに聞いた。

 

 

「君の言いたいことはわかるよ。じゃが去年のようなことがあったからか、誰もこの職に就きたがらなんだ。彼以外のう」

 

「他にいないし、仕方なく奴を雇ったのか。スネイプ教授はダメなのか?」

 

「少し彼には辛抱させとる。セブルスは実力は申し分ないのじゃがのう、少し生徒には難しい気がしての」

 

「成る程な。で、結局奴か」

 

「うむ」

 

「世知辛いな」

 

「まったくじゃ」

 

 

二人して大きな溜め息をつき、温くなった紅茶を煽った。そういえば明日の授業一発目は……ああ。

 

 

「一番目から奴か……急激にやる気が無くなる」

 

「確かピクシーを持ち込むというように報告がある」

 

「ピクシー? 悪戯好きの小妖精か?」

 

「いかにも。悪いが灸を据えてやってくれぬか?」

 

「私としては構わんが……マグゴナガル教授が何と言うか」

 

「構いませんよ?」

 

「む?」

 

 

そこへ仕事が終わったマグゴナガルが再び入ってきた。後ろにはスネイプもいる。どうやら城の防御強化は粗方終わったようだ。しかしマグゴナガルが許可するのか。ならば寮の点数には響かないな。

 

 

「ええ、私は構いません」

 

「我輩もだ」

 

「……わかりました。ではそのように」

 

 

さて教職員三名、その中でも校長と副校長から許可をもらったのだ。ならばできる範囲で手加減はしない。

 

 

「では明日はそうします。奴め、オレの妻と娘にまで手を出そうとしやがって」

 

「うむ……ほっ? 妻? 娘?」

 

「……あ(汗)」

 

 

し、しまったぁぁぁぁぁあああああ!? つい言ってしまった!! 不味い、非常に不味い!! 三人の中では、オレは12歳という設定のはず!!

 

 

「……やはりその実は大人でしたか」

 

「まぁ想像はしていたのう」

 

「子供がいるとは思ってはいなかったが」

 

 

え? まさか三人ともオレが子供でないと予測ずみ? 嘘だろ?

 

 

「ほほう、子持ちのう」

 

 

ダンブルドアの目がキラッと光った。

ヤバイ。

何がヤバイかというと、今のダンブルドアの顔は、オレを弄るネタを見つけたときのイリヤと凛に通じるものがあるのだ。オレの本能が警鐘を鳴らしている。早く逃げなければ弄られると……!!

 

 

「聞かせてもらおうかのう。老人は楽しい話が好きなのでな」

 

「なんでさ!?」

 

 

思わず昔の口癖が出てしまった。

結局オレはイリヤと凛、桜のことを話す羽目になった。そして彼女等との間にできたが子供達の話も。流石に妻が三人いることには驚いていたが、何故か皆納得していた。なんかそれはそれで複雑だ。

オレは色々な意味で疲れはて、寮の部屋に着くと級友と話すこともなく、着替えずにベットに入り、深く寝入った。

 

 

 

しかしスネイプ。まさか年下だったとは驚きだ。

(スネイプは二巻時点で推定年齢33~35、本作シロウは現時点で精神年齢39です)

 

 

 

 

 




はい、ここまでです。


教職員三名からの制裁許可、果たしてロックハートの運命は?

車のエピソードですが、後々それを補うものを出します。
今回はちょいちょいオリ要素を入れましたが、流れは余り原作と変わらないのでご安心を。


では今回はこの辺で




しかしシロウよ。お前さん最近うっかりが多いのでは?





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