英雄転生~神か悪魔か~   作:逆に天才

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一度消してしまったせいで内容がだいぶ変わってしまいました。

まあ消える前より良くなったのでよしとします


~前回までのあらすじ~

伝説の妖狐九尾の前になすすべもなく倒れたクウガ。

だが本殿の中で奇妙な鬼を発見し変身をする。

心優しき鬼響鬼、果たして伝説の妖狐を倒せるのか!?


Revolution、その力全開する!

まどろみの中わたしは後悔していた。なぜこんなことになってしまったのかと。

 

始まりはあの宝石を見つけてからだ。あの宝石を触った瞬間、怒り、妬み、嫉妬、悲しみ、苦しみ。それらの感情がわたしの中に入り込んできた。

 

それからは流されるままだ。五行を悪用され、清浄な気を反転させられ、さらに負の感情を貯めこんでいった。

 

いつの間にかわたしの中に知らない私がいて、主導権を握られていた。

 

何もできない無力な私は願う。はるか昔呪いをまき散らすだけの存在だった私を助けてくれた優しき鬼を。

 

#####

 

それは戦いというよりも舞に近かった。

 

九尾の全方位攻撃を、避ける、いなす、捌く、受け流す、受け止める。

 

さながらそれは初めから決められて道筋を辿るようだった。もしこの場に他の人間がいれば美しいとさえ感じただろう。

 

攻撃が当たらないことに焦る九尾と、余裕な鬼。鬼の攻撃が九尾を滅するのはそう遠いことではなかった。

 

#####

 

九尾は激昂していた。千年生き数々の異名の持つ自らの技が、攻撃が齢十にも満たない童子にかすりもしないからだ。

 

『なぜだ!なぜわらわの技が、攻撃が当たらぬのだ!』

 

「才能にあぐらを掻いていたものと、日々鍛錬を欠かさぬもの。どちらが優れているか明白なんだがな」

 

その言葉に九尾の堪忍袋の緒が切れた。単調でおおぶりな攻撃、それを逃がすほど鬼は甘くはない。

 

「一気に決めるぞ!一気火勢の型!」

 

一気に肉薄しベルトに装着していた火炎鼓を取り出し連打する。

 

一回、一回叩くたびに清めの音が増幅しその威力を増す。

 

『わら、らがこのようなものに…。』

 

九尾が苦しそうにつぶやく。それで手を止めるほど鬼は優しくはない。むしろ叩く勢いをましてゆく。

 

「これで終わりだ!化け狐!」

 

『このような終わり方など、認めぬ、認めぬぞぉぉぉおおお!』

 

九尾の体が膨張し破裂した。

 

そこに残っていたのは仄かに光るジュエルシードと気絶した子狐だけだった。

 

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『われは女帝のアルカナを司る者、汝に女帝の力を授けよう』

 

「ふぅ、これでやっと2つ目か。先はながいなあ…」

 

女帝の力が自らの身体に吸収されたことを確認する。

 

ジュエルシードを手で弄びながら翠屋に戻ろうと踵を返す。

 

すると稲妻が林の中から襲ってきた。

 

「さっきから感じていた気配の正体は君か」

 

少年は予測していたように避け、それを放ったものに話しかける。

 

「ジュエルシードを渡してください、もし渡してくれないのなら…」

 

「ジュエルシード?一体なんだいそれは」

 

林の中から出てきた金髪の少女に話しかける。

 

「とぼけないでください。あなたの手の中にあるものです」

 

少女は斧のようなものを構えジリジリと距離を詰める。

 

少年は挑発的な笑みを浮かべる。ジュエルシードをポケットにしまい挑発を仕掛ける。

 

「ハイエナみたいな根性は今のところ置いといてだな、欲しいのなら僕を倒してみせろ」

 

少女と少年が動くのは同時だった。だが少年に向かって無数の武器が放たれた。

 

武器を食らった少年は倒れこみ、少女の雷による追撃をもろに受ける。

 

「い、ったい、なにが」

 

息も絶えたえに少年は周りを見渡す。

 

林から金色の髪を逆立たせ、髪と同じ色の鎧を着た同年代の少年が出てくる。

 

「まさかわれと同じ転生者がいるとは思いもよらなかったぞ。だが、まさかこんなにも弱いとは」

 

「あなた一体誰ですか?まさかあなたも?」

 

少女が疑問を口にする。すると鎧の少年は嬉しそうに高笑いしだす。

 

「わが嫁フェイトよ一体なにをいっておる!われは嫁、貴様の手伝いをしてやっただけだ」

 

「わたしはあなたのお嫁さんじゃありませんし、あなたのことも知りません!」

 

少女と少年が言い争いをしている内に人成は回復呪文を唱え終わり、バフ系呪文も唱え終えていた。

 

ムクリと起き上がり鎧の少年を睨みつける。

 

「一体何が起こっているかわからないが、金ピカお前は誰なんだ?」

 

この空間で一番の疑問を問いかける。すると鎧の少年はその整った顔に怒りを露わにする。

 

「われのことを知らぬのか雑種!われは王!この世界の王となるものだ!」

 

圧倒的なプレッシャーを放出しながら鎧の少年は言い放つ。だが、悪魔によって育てられた少年はその状況でも嗤ってみせた。

 

「そっちが王なら、こっちだって王様で行かせてもらう!」

 

腰にはいつの間にかベルトが巻かれていた。そのベルトには一枚のカードが収められている。

 

右手をベルト中央にある突起物に掛け、左手を人差し指、中指だけを立て顔の前まで持っていく。

 

「ヘシン!」

 

掛け声と同時に左手をもうひとつあった突起に勢い良くかけ後ろに振り抜く。

 

ベルト中央のカードが収められている部分が回転し、スペードのマークが露わになる。

 

《Turn Up》

 

無機質な電子音と同時にヘラクレスオオカブトをモチーフにしたオリハルコンエレメントが出てくる。

 

「させるか!ゲート・オブ・バビロン!」

 

鎧の少年が武器を射出するがすべて弾かれてしまった。

 

オリハルコンエレメントが変身者を包み込む。

 

「仮面ライダーブレイド!お前を倒すものだ!」

 

稲妻の勇者が降臨した。

 




どうも皆様方逆に天才と申すものです。

第8話お楽しみいただけたでしょうか。今回のお話に出てくる狐はとらはで調べていればいずれ出てくるでしょう。ついに他の転生者が出てきましたね、果たして彼はどんなギフトをもらっているのか…、ぜんぜんわからないなー(棒。

それでは次回もお楽しみくださいオタッシャデ~ノシ。

~次回予告~

ついに他の転生者と出会った人成。

戦いの傷を治すため療養をとっていた。

だが平和な時間はなのはからの電話で一変する…。

次回 審判、進化する可能性

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