(´・ω:;.:... お楽しみいただけたら幸いです。
「う~ん、やっぱ動ける体ってのはいいな」
変になって人成くんがなにか行っている。普段の彼からは、想像もできない動きを連続してしている。
「おい、そこのちびっ子、俺の動きをよ~組みておけよ!」
変な人成くんがわたしに命令してくる。正直どう答えたらいいかわからない。
「いくぜ、いくぜ、いくぜ~!俺は最初からクライマックスだっ!」
そういい彼は巨大な樹木へと襲いかかる。あ、弾き飛ばされた。
「おい!ちびっ子、てめえ何見てやがる。さっさとこの俺を手伝え!」
何故か見てろと言ったのに手伝えと強要してきた。レイジングハートを静かに向ける。
「ヒイッ。そ、それをこっちにむけんじゃねえ!あ、あぶねえじゃねえか」
「わたしはちびっ子じゃなくてなのはって言う名前があるの。ちゃんと覚えておいてほしいの」
仕方なく手伝ってあげることにした。口は悪いけどどこか憎めない人成くん。これも少しいいかもしれない。
「それじゃあ、なのはいくぜ!改めて、クライマックスだぜ!いくぜ、いくぜ、いくぜ~!」
「クライマックスなの!ディバンバスター!」
「え、ちょおま、うぎゃー!」
あ、間違えて変な人成くんごと撃っちゃったの。まあ、あの木は倒せたからよしとすることにした。
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やはりどう考えてもあの時の記憶が無い。なんどなのはに聞いても目をそらされるし…、まあ節制は手に入ったからいいとするか。
今日ははやてが月村邸に招かれるというので、僕はその付き添いだ。集合は翠屋といったけれどどうやって来るのだろう。ちなみになのはも一緒だ。
そんな僕らの前に黒塗りのロールス・ロイスが。停まった、まさか…。
「なのはちゃん、はやてちゃん…あと狭間さん。この車に乗ってください」
月村すずかが扉を開け出てくる。前二人には笑顔なのに僕には苦虫を噛み潰したような顔、嫌われていますね。本当にありがとうございました。
こうして僕ら三人を乗せた車は月村邸にに向かって行くのであった。
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でかい。月村邸を表すにはその一言で十分だった。あれから車で揺られること30分ほど、海鳴市の郊外に来ていた。月村邸にはすでにアリサ・バニングスがおり、月村すずかとは親友という関係らしい。
ちなみに僕は今一人でネコと戯れている。なぜ一人かって?乙女4人衆がすごい恐ろしい目で僕を見てくるからだよ。針のむしろとは、このことかと初めて知った。
某宇宙船の船長のように大量のネコを引き連れ歩いていると、僕の目の前にメイドが立ちふさがった。
「そこのお前!わたしと勝負しろ!」
あ、やせいの めいどが とびだしてきた。
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「うう~、ちくしょ~」
僕は今、悪態を付いているメイドの上に座っている。え、戦闘シーン?ジオで一発でしたわ。
ちなみにこのメイド、僕が誘拐事件の依頼を受けた時にいたらしいです。最初のマハガルーラで吹き飛んだらしいですけど。なぜ勝負を仕掛けてきたか聞いてみると、「わたしは私より強い人間にしかつかえない!」といっていた。わけが分からなし、動物かよこいつ。と思ったのは内緒だ。
僕がネコの腹を撫でているとCOMPが反応しだした。ああ、またか。少し黄昏れながら僕は反応があった場所へと赴くのだった。
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「アルフ逃げて!」
「フェイトをおいて逃げられるか!」
わたしの声にアルフがそう返す。本当なら二人で逃げたい、だがこの相手はそれを許してはくれないだろう。
コウモリの意匠に血管が浮き出るような模様。さらに、真紅の赤と、漆黒の闇のような黒で染めている。
その立ち姿は圧倒的な存在感と、見たものを恐怖で立ちすくませる。その姿はまさに闇の王という言葉が一番ふさわしいだろう。
その王がホイッスルを取り出し、ベルトのコウモリ口の部分に差し込む。そして二回ホイッスルを吹く音がする。
《ウェイクアップ・2》
足を揃え腰を落としたかと思うと上空へ跳び上がった。
「フェイト!避けて!」
アレフの悲痛な叫びが響く。その相手のフェイトは恐怖で一瞬動きが止まってしまった。そこを見逃すほど王は、優しくはない。
思わず目を背けそうになった瞬間、高らかに声が響いた。
「我の嫁に何をするか雑種!ゲート・オブ・バビロン!」
その声を皮切りに、黄金の光を帯びた無数の武器が、黒き王へと突き刺さる。
「この我が来たからにはもう大丈夫だ!安心しろフェイト!」
「「誰だよ!」」
美少女達の叫びが、仄暗い森に響き渡った。
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森のなかに轟音が響き渡る。勢い良く吹き飛ばされる3つの影。それぞれが別の方向に倒れていた。
死屍累々、圧倒的な力の前では、どんなに力を合わせようが全くの無意味であった。
「ぎりぎり、間に合った…。のかな?」
死刑場のような森に、一人の少年が現れた。その腰には、優美な時代を感じさせるベルトが巻かれていた。
「来い、キバット」
「たくっ、少しは自分の力でどうにかしろ、人成」
彼の掲げた右手に、小さなコウモリが収まる。彼はそのコウモリを顔の位置まで持って行き、自らの左手を差し出した。
「制限時間は30分ってところだな。ガブリッ!」
彼の体にステンドグラスのような、紋様が浮かび上がる。右手のコウモリをベルトの止まり木に止まらせる。
ステンドグラスが飛び散るように、彼の体が変わった。その意匠は、黒いコウモリと同じようで、ところどころ細部が違った。顔は多少違う程度だが、最大の違いは、右足に巻かれた鎖だろう。まるで、何かを封じ込めるように、厳重に巻かれている姿は、異質さすら感じさせる。
「ちょっと、どうして先に行ってるの!少しは待ってよ!」
後ろから白い服を少女が、文字通り、飛んできた。人数の上では圧倒的有利、だが、それを感じさせないプレッシャー、この戦いの行方は誰にもわからない。
「さあ、反撃の時間だ!お前の力いただくぜ!」
3つの影がそれぞれ動き出す。戦いの火蓋は切って落とされたのであった。
どうも皆様逆に天才と申すものです。
今回、このお話の投稿が遅くなってしまった理由としては、リアルの方で用事がございました、そのせいでなかなか執筆時間が取れずに、これほどまでに遅くなってしまいました。これからも、お楽しみいただけるよう、誠心誠意努力いたしますので、最後までお付き合いの方よろしくお願いします。
~次回予告~
「君は、この前に金髪の子…」
偶然出会った二人、少年は、少女の目的を聞く。
「僕ならできる、いや、僕にしかできない!」
次回 Resurrection、変わる運命、新たなる世界