最弱の一誠と歌姫達   作:疾風の警備員

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グレモリー達に見つかった一誠と響

面倒事になるのは確定です。


この悪魔、頭大丈夫か?

響side

 

 

どうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよッ!

 

なんでグレモリー先輩が此処に?!

 

しかも今の戦いも見られてたみたいだし~!

 

アイテム袋も忘れちゃったし!!

 

冷や汗が止まらないよ~!!

 

「もう一度聞くわ、此処で何をしていたのかしら?」

 

「えっt「教える必要性が…あるんですか…」ッ!イッセー?」

 

少し回復したらしく慌てる私に代わってイッセーが話した。

 

「あるわ、そのはぐれ悪魔は私達が倒す予定だったんだから。」

 

「あんたの予定なんか知ったことか。」

 

「確かにそうね。でも私の管理する地で好き勝手されるのも困るのよ。」

 

「だったらもっとしっかりと管理しやがれ。無能が。」

 

二人の会話で状況がどんどん悪化していく~!!

早く逃げないといけないのに~!

 

(お二人共、聞こえていますか?)

 

その時、頭のなかにエルナちゃんの声が響いた。“念話”が届くってことは近い距離にいる?

 

(そちらにグレモリーの悪魔達が向かっていたんですけど)

 

(ゴメン、もう見つかってるし、イッセーが切り札使ってまだ逃げられないんだ)

 

(そうでしたか)

 

私の説明を聞いて、エルナちゃんが何かを考え始めた。

 

「あなた!いい加減にしなさい!」

 

「ハッ!やなこった!」

 

こっちはこっちでいつ戦いになってもおかしくなくなりつつあるしッ!イッセー少し自重して~!!

 

(響さん、転移アイテムは持っていますか?)

 

(え?持ってるけど…)

 

これだけは忘れなかったけど、今の状況じゃ使うのは無理だよ~!

 

(今から私が相手の視界を奪うので、その隙に転移してください)

 

なるほど!それならイケるはず!

 

(わかった!)(頼む)

 

私達が返事を返したら、グレモリーの前にバスケットボール位の大きさをした魔力の塊が現れた

 

(二人とも、目をつぶって!)

 

それと同時に魔力が弾け、辺りを光が覆った。

 

「キャアッ!」

 

「…これは!」

 

「他にも仲間が!?」

 

グレモリー達が混乱している間に、私達はすぐに転移アイテムを使いこの場を離脱した。

 

 

 

リアスside

 

私達の視界が戻った時には、彼らはすでにいなくなっていた。

 

「朱乃、彼らが何処に転移したかわかる?」

 

「いえ、どうやら我々の転移魔法とは術式がまったく違うので追跡は…」

 

魔法にある程度精通している朱乃でもわからないとなると、探すのはかなり難しいようね。

 

「部長、確か彼女達は駒王学園の制服を着ていましたから、名簿を調べればわかると思います。」

 

「それもそうね。」

 

祐斗の言葉に私は直ぐに調査を始めることにした。

 

 

 

「なんでアイツがここに…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一誠side

 

はぐれ悪魔を討伐した次の日、学園は日曜日で休みだったので俺達は早速情報交換をしていたのだが、

 

「二人とも、何か言い訳ある?」

 

只今、俺と響は未来様に絶賛お説教されてます。

 

「イッセー君?ちゃんと結界アイテムは使ったんだよね?」

 

「「あっ」」

 

「セイッ!」

 

スパパーン‼‼

 

「「ギャバンッ!」」

 

どこから取り出したのか紫の巨大ハリセンを持ち、俺と響の頭を思い切り叩いた。

 

「そんなお間抜けさん達が宇宙刑事になれるわけないでしょ!」

 

いや、なる気は元々ないんだけど…

 

「どうするの?たぶん明日にでも二人の所にやって来るよ?最悪、眷属にされる場合も…」

 

未来の心配もわかる。でもそれだけは絶対にないな。

 

「あんな無能の眷属になるくらいなら、逆に殲滅してやるよ。」

 

「イッセー君の場合、殲滅する前に力尽きると思うけど…」

 

「酷ッ!」

 

其処まで弱いのかね…俺は…

 

「簡単に言えば、手形のベルトに指輪を翳してもエラーしか起きないレベルの魔力だし。」

 

「発動すらムリッ!?」

 

「他にも白いク○ガとか何も憑依してない電○でもいいね。」

 

未来の言葉を聞いて俺は床に膝を着いた。

 

「やめて未来!イッセーのライフは0だよ!」

 

「あっゴメン、つい楽しくなっちゃって。」

 

未来さん、あなたはSだったんですね…

 

『大丈夫ですよ!主の強さは私がよくわかってますよ。』

 

メイル…お前なら俺をわかってくれると信じてた!

 

『主なら戦闘員10人なら何とか倒せますから!』

 

自分の弱さに俺が泣いた……

 

「メイルちゃん、お仕置きだよ。」

 

そう言って、響が俺の神器を両手で持ち全力で曲げ始めた。

 

『す、スミマセン‼励ましたつもりなんですけど!!』

 

「ダマレ」

 

ボキッ!

 

『シャリバンッ!!』

 

変な音とメイルの悲鳴?が聞こえた。まぁ一度戻せば“アレ”以外元に戻るからいっか。

 

「そうだ、響。」

 

ビクッ「な、何かな未来?」

 

未来にいきなり呼ばれた響はかなりビビっていた。

 

「あなた、イッセー君をサポートするためについていったんだよね?」

 

「そ、そうですケド……」

 

「なら、何で転移アイテムしか持ってなかったのカナ?」

 

「そ、ソレハ……」

 

俺達は誰かのサポートに入るときは必ず回復錠やスタングレネード、麻痺トラップ等の入ったアイテム袋を持っていくのだが、まさか…

 

「わ、忘れました……」

 

やっぱり、これは確実に

 

「ギルティ。」

 

未来は紫のハリセンを構えた。

 

「セイヤァァァァァァァァァァァッ!」

 

「シャイダァァァァァァァァァァァッ!!」

 

ハリセンを食らった響に調と切歌、エルナは合掌していた。いや、助けろよ。

 

「「「巻き込まれたくない(デス)。」」」

 

この薄情者ォォォォォォォォォォォ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日の放課後、俺と響が帰り支度をしていると

 

「失礼します。龍見君と立花さんはいるかな?」

 

あの時見たグレモリー眷属のイケメン が来た。

 

「何か妖怪?」

 

「発音が少し気になるけど、ウチの部長が君達を呼んでるんだけど来てくれないかな?」

 

「「えっ?」」

 

ここで俺達はアイコンタクトで、どうするのかを決めた。

 

「悪いけど、俺達はどこの部活にも入らないよ。」

 

「え?」

 

「ましてや、オカルト研究部とは名ばかりの部活は私は絶対イヤ!」

 

「はっ?」

 

そう、ここでコイツをイジるとな!

 

よし、このままさらn「どうしたの、イッセー?ビッキー?」っと桐生か、いいタイミングで来たな。

 

今現れたのは“桐生 藍華”俺の悪友だ。

 

「実は、俺と響はオカルト研究部の勧誘を受けたんだけど…」

 

「活動内容がおかしいんだよ!」

 

「ほほぅ?詳しく聞こうじゃない。」

 

桐生もノッてきたか。

 

「俺達が部室を見学してみたら。」

 

「グレモリー先輩は部員を《眷属》なんて読んでふんぞり返ってるし。」

 

「姫島先輩なんてボンテージ着て、鞭持って高笑いしてるし。」

 

「挙げ句の果てにソコの木場なんて」

 

「「天井から吊るされて鞭で叩かれながら…喜んでいたんだッ!!」」

 

「「「「「「なっ何だって~ッ!!」」」」」」

 

俺と響の話にクラス全員がノリ始めた。

 

「生憎、俺と響はノーマルなんだ。」

 

「だから、悪いけど別の人を探してね~。」

 

そう言って俺達は帰った。

 

後ろで木場が俺達を止めようとしたが、クラスの奴らの質問攻めで動けなくなっていた。さっさとトンズラだ!アバヨ、とっつぁーん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ついてきてください。」

 

なんて思っていた時もありました。

 

一学年下の塔城小猫(戦車の転生悪魔)に簡単に捕まりました…

 

人の身であの馬力に勝てるわけねぇよ!!

 

取り合えず未来達にメール送っとくか

 

「《グレモリーにゲッチュされたナウ》っと、送信」

 

「誰に送ったの?」

 

「未来、調、切歌の三人。」

 

「後でお仕置きコースだね…私達。」

 

「言うな…」

 

グレモリーに絡まれるくらいならあいつらのお仕置きの方が、まだラクなんだよ!

 

「まぁ、後で来るだろ。」

 

「…何だか大変そうですね。」

 

塔城が少し同情した目で俺達を見てた。

 

「「だったら、帰らせて。」」

 

「ダメです。」

 

「「チッ!」」

 

結局、オカルト研究部の前まで来てしまった。

 

「…どうぞ。」

 

「どうも。」

 

中に入って俺達は思った。

 

「悪趣味だ。」

 

「趣味悪いね。」

 

魔法陣がいろんな場所に書かれていて正直、この部屋の主のセンスのなさがよくわかるわ。」

 

「途中から声に出てるわよ。」

 

目の前の赤髪先輩が突っ込んできた。

 

「おっと、本音が…」

 

「フン、まぁいいわ。」

 

「早く終わらせてくれ、夕飯作らないといけないんだけど?」

 

「ようこそ、オカルト研究部へ。」

 

「話聞けよ。」

 

「私達はあなた達を歓迎するわ。」

 

「悪魔としてね。」

 

コイツ、頭大丈夫か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まず聞くけど、あなた達は彼処で何をやっていたの?」

 

「はぐれ悪魔を討伐してた。」

 

「あら、今日は素直に答えるのね?」

 

面倒だし、今日ははぐれ討伐の報酬が入るから仲間達に奢ろうと思っているからな。

 

「さっき言った通り、飯の準備があるからだよ。」

 

「なら、貴方が使っていた剣は何?」

 

「神器。」

 

「どんなのかしら?見せてくれない?」

 

「メイルが穢れるから断る。」

 

お前達に相棒を触らせてたまるか。

 

『主…』

 

「なら、神器の能力は?」

 

「企業秘密だ。」

 

(イラッ!)「だったらあなた達に討伐を依頼したのは誰なの?」

 

「それこそ言う訳ないだろ。」

 

オッチャンを売るなんてこと俺は絶対しない。

 

「貴方、話すつもりがあるのかしら?」

 

「無理矢理連れてこられて、話すと思ってるの?」

 

ここで、今まで黙っていた響が喋りだした。

 

「だいたい、あの時遠くから見ているだけで何もしなかった人達が偉そうにしないでッ!」

 

「それは貴方も同じじゃn「違うさ。」ッ、どういう事?」

 

「アレは俺が倒すと決めてたんだ、だから響には手を出すなと言っておいた。」

 

 

「そう、わかったわ。」

 

やっと終りか…時間はまだ余裕だな。

 

「ならあなた達、私の眷属になりなさい!」

 

「『「はっ?」』」

 

思わずメイルまで突っ込んでいた。

 

「今までの会話でどうしてそうなる?」

 

「この地で今のような事を続けられると私の評価に泥がつくからよ。」

 

「そんなの知った事じゃない。」

 

「眷属にならないなら、貴方の仲間がどうなるかしら?」

 

「キャッ!」

 

その瞬間響の後ろに木場が現れ、後ろで手を拘束した。 やっとウチのクラスから逃げてこれたのか。

 

「響!」

 

「おっと、動くなよ。」

 

「ッ!」

 

俺の後ろにも眷属らしき男が拳を構えていた。

 

「久しぶりだね、“兄さん”。」

 

「お前か…“宗二”。」

 

まさかコイツがグレモリー眷属にいたとはな。

 

“兵藤 宗二”、俺の双子の弟で俺を家から追い出した張本人でもある。

 

「兄さんも神器を持っているみたいだね。」

 

「それが?」

 

「でも、僕の神滅具(ロンギヌス)には勝てないよ!」

 

そう言って、左腕に緑の宝玉がついた赤い籠手が現れた。

 

赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)か。」

 

確かに凄いが、やりようはある。

 

「さあ、大人しく私の下僕になりなさい!」

 

グレモリーが赤いチェスの駒を持って近づいてくる。

 

でも、俺達には頼れる仲間がいるのさ!

 

(未来!何時でもいいか?)

 

(うん、三人ともOKだよ!)

 

ならば!

 

「響。」

 

「何?」

 

「“歌っていいぞ”!」

 

「ッ!了解!!」

 

“響達の力”は悪魔には絶大だからな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響が軽く息を吸い込み

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Balwisyall Nescell gangnir tron」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聖詠を唱えた。

 

 

 

 

 

 




オリ弟登場です。
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