最弱の一誠と歌姫達   作:疾風の警備員

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あのキャラ喋らせるの難しい‼


変人には近づかないでね。

一誠side

 

 

オッチャンの依頼をクリアする目処がたったので、俺達はいつ戦闘になってもいいように準備を始めた。

 

「回復錠は多めに持っていくか。」

 

「スタングレネードも目眩まし用に持ってこ。」

 

「響、解毒系のアイテムも忘れないようにね。」

 

「スタントラップもバッチリデス‼」

 

「…ヴェノムトラップも大丈夫。」

 

「サポートは僕にお任せ下さい。」

 

「頼むな。」

 

よし、全員の準備が終わった事だし…

 

「アーシアさん。」

 

「はい、なんですか?」

 

「今から、皆で遊びに行こうか。」

 

少し、気晴らしでもしますか‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「という訳で、俺達は駅前通りに来ました。」

 

「イッセー、誰に説明してるの?」

 

「この小説の読者。」

 

「「「「「メタ発言禁止‼」」」」」

 

「え~。」

 

全員に突っ込まれながら、沢山の店が並ぶ場所まで来た。

 

「まずは何処にする?」

 

「それはやっぱり…」

 

「「「「「カラオケでしょ‼」」」」」

 

やっぱりな……響達と来るとだいたいカラオケだからな。

 

「“からおけ”とは何ですか?」

 

アーシアさんはカラオケを知らないのか。

 

「簡単に言えば皆で歌を唄う場所だよ。」

 

「え~と、私は聖歌しか知らないのですが…」

 

「それなら、大丈夫‼」

 

響がアーシアの手を取り、

 

「私達が教えてあげるから‼」

 

「え?はわぁぁぁぁぁぁぁぁッ‼」

 

そのまま、走っていった………………って!?

 

「「「「「先に行くなァァァァァァッ‼」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

カラオケ店に着いた俺達は先に来ていた響を一発ずつ叩いてから中に入った。

 

「うぅ~、痛い……」

 

「自業自得だ。」

 

「アーシアさん、大丈夫?」

 

「は、ハイ…」

 

未来は響の呻きを無視してアーシアの心配をしていた。

 

「…何を歌おうかな?」

 

「今の内に決めとくデスよ。」

 

「皆さん、飲み物はどうしますか?」

 

「とりあえず、皆オレンジジュースでいいんじゃないか?」

 

そして、飲み物が届いたら、最初の曲が流れ出した。

 

「おっ?一番は誰だ?」

 

「…私から。」

 

最初は調か……どんな曲にしたのかな?

 

 

ー推奨BGM「black bullet」ー

 

 

調の曲は激しく格好いい感じの曲だった。

 

調の奴、結構攻めたな……

 

歌い終わったら満足そうな顔をしていた。

 

「やるな、調‼」

 

「調、カッコよかったデスよ‼」

 

「……ブイ。」

 

俺達にピースサインをしながらマイクを切歌に渡した。

 

「次は切歌か?」

 

「そうデス‼」

 

「切歌ちゃんファイトー‼」

 

「頑張ってね‼」

 

響と未来も切歌を応援していた。

 

「さぁ、振り切るデス‼」

 

 

ー推奨BGM「オラシオン」ー

 

 

切歌の曲は静かな感じだと思ったが、サビに入ったら一気にテンポアップした。

 

しかし、切歌は余裕で合わせていた。

 

俺なら絶対ミスるな……

 

「どうデスか?」

 

「凄かったよ。俺はサビで失敗しそうだな。」

 

「やったデス‼」

 

「…さすが切ちゃん。」

 

「次は誰が唄う?」

 

「なら、私が唄うよ。」

 

今度は未来か……

 

 

ー推奨BGM「Hey world」ー

 

 

未来の曲は落ち着いた中に熱い思いを感じる曲だな。

 

「どうだった?」

 

「未来の歌声が曲に合ってて思わず聞き入っちゃったよ。」

 

「ほ、褒めすぎだよ///」

 

「そうか?俺はそう思ったんだけどな。」

 

「え~と、ありがとね////」

 

その時の未来の照れた顔に俺は少し見とれてしまった。

 

「次は僕が唄います。」

 

エルナの歌か…予測出来ないな。

 

 

ー推奨BGM「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」(久野美咲ソロver)ー

 

 

「予想外過ぎる……」

 

随分可愛らしい曲だな…

 

「でも、何か似合っているような…」

 

俺達が変な感覚を感じている間に曲が終わった。

 

「なあエルナ、その曲どこで覚えたんだ?」

 

「コレは昔、姉さんが唄っていたんですよ。」

 

「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ‼」」」」」

 

キャロルさんが今の曲を!?信じられねえ?!

 

「最近は何故か唄ってくれませんけど…」

 

そりゃそうだ、キャロルさんからみれば黒歴史みたいだし……

 

《メールダヨ‼メールダヨ‼》

 

「ん?誰からだ?……ッ‼」

 

そのメールを見て俺は恐怖した。

 

「どうしたんですか?」

 

「エルナ……キャロルさんからだ…」

 

「姉さんから?なんでs……ヒィィッ‼」

 

そうなるよな、俺もまだ震えが止まらねぇ……

 

「どんなメールだったのかな…?」

 

「見ない方が身のためかも…」

 

「響、未来、メール見るか?」

 

「「遠慮しますッ‼」」

 

ですよね~。

 

でも、何で俺にメールを………………あっ、これ以上広めないように俺に見張れって事ですね……

 

「よ~し‼次は私が唄うよ‼」

 

「頑張れよ‼響‼」

 

 

ー推奨BGM「コネクト」(悠希碧ソロver)ー

 

 

「この曲は…」

 

確か、響が面白いから一緒に見ようってことで見てた魔法少女アニメのOPだったな。

 

俺もCD買ってよく聞いたな……

 

「イッセー、どうだった?」

 

「上手かったよ。聞いててあのアニメを思い出したよ。」

 

「ああ、私と見てたアレか。面白かったよね~。」

 

「じゃあ、次はイッセー君ね。」

 

俺は未来からマイクを受け取った。

 

「おっしゃ‼任せろ‼」

 

最近覚えた曲を披露してやる‼

 

 

ー推奨BGM「アイデンティティ」(梶裕貴ver)ー

 

 

この曲を聞いたとき、俺みたいな弱い奴でも戦い方で勝つことが出来ると教わった。

 

それ以来この曲は俺のお気に入りだ。

 

「「「「スゴ~~~~~~イッ‼」」」」

 

「イッセー、上手すぎだよ‼」

 

「ビックリしちゃったよ‼」

 

「この間偶然見つけてさ、歌詞を見てすぐに買ったCDの曲なんだ。」

 

そして、俺はマイクをアーシアさんに渡した。

 

「次はアーシアさんね?」

 

「うぅ~、緊急します…」

 

アーシアさんはどの曲にしようか悩んでいたら、いきなり曲が始まった。

 

「え?ど、どうしていきなり?!」

 

「……私が選曲した。」

 

調、お前かァァァァァァぁぁぁぁッ‼

 

「でしたら、この曲を歌います‼」

 

「画面に歌詞が出てるからそれを見ながら唄って‼」

 

「わかりました‼」

 

 

ー推奨BGM「Kosmos,Cosmos」ー

 

 

「すげえ…」

 

「透き通るような声だね…」

 

俺達はアーシアさんの歌声に聞き惚れてしまった。

 

「ど、どうでしたか?」

 

アーシアさんの問いに、俺達は拍手することで答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カラオケ店を出た俺達は、公園に向かって歩いていた。

 

本当は近くのレストランで昼飯にしようと思ったが、店の外で堕天使の気配を感じたので、周囲の安全の為に場所を移動していた。

 

「そろそろいいか。」

 

中央付近にある噴水前で俺達は堕天使がいるであろう場所を見た。

 

「あら、気付いてたのね。」

 

「気配の隠し方が下手すぎます。それでは僕の探知から逃げられませんよ。」

 

エルナのサポート能力は俺達の中でトップだからな。

 

「まぁいいわ、アーシアをこちらに渡しなさい。」

 

「断ると言ったらどうする?堕天使レイナーレ。」

 

俺が名前を言うと堕天使は驚いた顔をした。

 

「名前まで?!どうやら生かしておくわけにもいかないみたいね…」

 

「ほな、バイちゃら‼」

 

いきなり、俺の左側から光の剣を振りかぶった男が現れた。

 

「ッ‼イッセー‼」

 

響が叫ぶ…………でもな、

 

「殺気でバレバレなんだよ。」

 

後ろに半歩下がった俺の前を剣が通過し、そのままの姿勢の相手にミドルキックを叩き込んだ。

 

「安部氏ッ‼」

 

「その発音はどうなんだ?」

 

男は吹っ飛んだと思ったらすぐに空中で持ち直し、着地した。

 

「アンちゃんやりますな~、俺っち思わず朝食った卵かけご飯をキラッキラで口から流すところだったゼ☆‼」

 

なんだ、この男は?

 

「イッセー君、この人ネットの記事にあった…」

 

「ああ、白髪の精神異常者か。」

 

「アレ?俺っちもしかして有名人ですか‼さっすがオレ‼サインあげますよ?代金は…」

 

そう言って、男は改めて剣を構えた。

 

「テメエの命だよッ‼」

 

突っ込んでくる男の剣を、解放龍の剣(リモートエッジ)を出しお守りを当てて、受け止めた。

 

「およっ?綺麗な剣でやんすね。へし折ってやるからそれチョーダイ?!」

 

「やるかバカ‼」

 

そのまま、俺と白髪は戦闘を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響side

 

イッセーが変人と戦い始めたので、私と未来、調ちゃんと切歌ちゃんはアーシアさんの護衛、エルナさんはサポートとして、アーシアさんはエルナさんの傍にいる。

 

「調ちゃんと切歌ちゃんはアーシアさんを連れて逃げてッ‼」

 

「ワタシ達も一緒に戦うデスよ‼」

 

「…その為の力もある‼」

 

「あなた達まで戦ったら、誰がアーシアさんを守るの?!」

 

「「ッ‼」」

 

未来の言葉に二人は役割を理解したみたい。

 

「わかったデス‼」

 

「…そっちは任せます‼」

 

「「「任された‼」」」

 

三人が避難したのを見送った私達はレイナーレに向き直った。

 

「あなた達には悪いけど、さっさと殺してアーシアを捕まえないと。」

 

「殺れるものならやってみろッ‼」

 

私達は首にかけていた赤い結晶を取り出す。

 

「?何よそれ、それで至高の堕天使になる私に勝てるとでも?」

 

レイナーレが笑っているが無視して聖詠を唱えた。

 

「Balwisyall Nescell gangnir tron」

 

「Rei shen shou jing rei zizzl」

 

その瞬間、黄色と紫の光が周りを包み込み、 武装(シンフォギア)を身に纏った私達はレイナーレに攻撃しようとしたが、

 

「悪いけど、あんた達の相手はこいつらよ。」

 

そう言うと、周囲から沢山の悪魔祓い(エクソシスト)が現れ、光の剣で襲いかかって来た。

 

『人数把握終了、数は50人です‼』

 

エルナさんから相手の情報が念話で送られてきた。

 

「「たかだか50ッ‼」」

 

その程度で私達を止められると思うなッ‼

 

私はシンフォギアで強化された身体能力で一気に飛び込み、先頭の一人を殴り飛ばした。

 

そのまま懐まで滑り込み、止まった場所の近くにいた一人に飛び膝蹴りを叩き込んだ。

 

「コイツッ‼」

 

「これで‼」

 

着地した所を左右から挟撃されそうになったが、

 

「させないよ‼」

 

未来のレーザーがエクソシスト達を撃ち落とした。

 

「ナイス、未来‼」

 

「行っちゃえ、響‼」

 

未来の応援を背に、私は右手の籠手を後ろに伸ばし、大きく振りかぶった後、全力で地面を殴った。

 

その瞬間、籠手が一気に元の位置まで戻り、発生した衝撃波が周囲を襲った。

 

「「「「ウワァァァァァァァァァァァッ‼」」」」

 

ヨシッ‼だいぶ数が減った‼

 

『残り15人です。』

 

「クソッ‼」

 

「あっちの司令塔からやるぞ‼」

 

このまま倒そうとしたが、残りの奴等がエルナさんに向かって行った。

 

「通しはしないよ‼」

 

でも、そのはるか手前で未来が展開したミラーデバイスに囲まれていた。

 

「な、なんだコレは?!」

 

「こんなモノッ‼」

 

一人のエクソシストが光の剣でミラーデバイスを切ろうとしたが、鏡に触れた途端に刀身が消滅した。

 

「バカな‼」

 

「何故、我らの剣が…」

 

「私のシンフォギア《神獣鏡(シェンショウジン)》の前にそんな力は通用しない。」

 

そして、鏡から放たれたレーザーがエクソシスト達を打ち倒した。

 

「未来さん、ありがとうございました。」

 

「どういたしまして。」

 

エルナさんがお礼を言っている時、私はあることに気づいた。

 

「二人とも、レイナーレは?!」

 

「そう言えば…」

 

「何処に…」

 

 

ドォォォンッ‼

 

 

「「「ッ‼」」」

 

今の爆発音は?!

 

「調ちゃん達が逃げた方からだよ‼」

 

まさか、もうそこまで……ッ‼

 

「行きましょう‼」

 

「「はいッ‼」」

 

皆、無事でいて‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一誠side

 

俺と白髪はあれから何度も切り結んでいた。

 

「アンタすげぇナ‼面白過ぎてオレイッちゃいそう‼」

 

「少しは黙れ‼」

 

コイツの喋りはかなりうっとおしい‼

 

「黙っちまったらオレ死んじゃう?!俺っちは喋って戦って殺してないと俺っちとは言わせねぇ‼」

 

「知るかッ‼」

 

白髪が上段から振り下ろしてくるが、神器の刀身で滑らせるように後ろに受け流し、隙だらけの背中にヤクザキックをお見舞いした。

 

「アチャモォッ‼」

 

「お前、火よりもお化けタイプだろッ‼」

 

あんな可愛いポ○モンに生まれ変わらせてなるものか‼

 

「くぅ~~、さっきから攻撃を受けてばかりで俺っち新しい世界に目覚めソウ‼」

 

「その前に永久に眠れッ‼」

 

俺は白髪に剣を突き刺そうとしたが、前に転がるように移動し避けられた。

 

「ダメっすよ~、慌てん坊の男は女性に嫌われちゃうぞッ。」

 

「やかましいッ‼」

 

本ッ当にイライラさせてくれるぜコノヤロー‼

 

『主、落ち着いてください。その調子では当てる事は出来ませんよ。』

 

ッとそうだったそうだった。一回落ち着こう……

 

「ゆっくりしている今がチャンスッ‼」

 

白髪が俺に向かって剣を突き出してくる。

 

でも、

 

「遅い。」

 

俺は神器を振り上げながら、白髪の剣の柄を切り落とした。

 

「な、なんじゃそりゃ~~ッ‼」

 

白髪が驚いている間に、アイツの股間に蹴り入れた。

 

「セイバァァァァァァァァァァァッ‼」

 

謎の悲鳴をあげながら、白髪は倒れた。

 

「ちょっと……コレは…卑怯じゃ…」

 

「戦闘に卑怯なんてルール違反はないんだよ。」

 

「チッ‼こうなったら…」

 

そう言って、懐から何かを取り出した。

 

「させるか‼」

 

俺は止めようとしたが…

 

「ばいナラ~♪」

 

奴が持っていた閃光弾で視界を封じられた。

 

「グッ?!待て‼」

 

「待てないよ~。俺の名前はフリード・セルゼン‼記憶の片隅に覚えとけよ~♪」

 

視界が戻った時にはフリードの姿は何処にもなかった。

 

「逃げ足の速い奴だ。」

 

早く皆と合流しないと……

 

 

ドォォォン‼

 

 

「ッ‼」

 

今の爆発音……まさかッ‼

 

待ってろ、皆‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が爆発音のした場所に着いたときには、傷だらけの調と切歌がいた。

 

「……イッセー先輩…」

 

「ゴメンなさいデス…」

 

「何があったんだ?」

 

「…私達が逃げていたら……」

 

「レイナーレ達が襲ってきたんデス…」

 

達って事は、

 

「他のメンバーも居たんだな?」

 

「…うん、報告にあった通りに四人だった…」

 

「でも、ワタシ達じゃ四人も相手に出来なかったデス…」

 

二人とも守れなかったのが悔しかったのか、泣きそうな顔をしていた。

 

「大丈夫だ。」

 

「「え?」」

 

「これで作戦失敗なんて誰が言った?」

 

そう、まだ終わってないさ。

 

「エルナ。」

 

「はい、アーシアさんの神器の特徴的な波動は感知できてます。」

 

「…でも、此処で一網打尽にするんじゃ?」

 

「違うよ。」

 

そうさ、捕まえるなら……よし‼

 

「調と切歌の治療が終わり次第、出発するぞ。」

 

「えっと、何処に?」

 

そんなの決まってるだろ。

 

「あいつらの本拠地だよ。」

 




フリードとレイナーレ登場‼

そろそろ、きりしらコンビも活躍してもらうか。
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