アーシアの運命はどうなるのか?
イッセー・響「「では、どうぞ‼」」
響side
調ちゃんと切歌ちゃんのサポートで私とイッセーは教会の奥に潜入した。
「レイナーレはどこにいるのかな?」
でも、儀式をおこなう場所は分からないんだよね。
「確か、オッチャンのアイテムの中に使えそうなのが…………あった‼」
イッセーが取り出したのは某野菜人がつけていた計測器に似たものだった。
「異能探索器~。」(ドラ○もん風)
「あ~、それがあったね‼」
説明すると天使、悪魔、堕天使といった人外や
「さて、レイナーレの場所はっと……見つけた‼」
「えッ!?どこ!?」
私の疑問にイッセーは下を指差した。
「地下だよ。」
なるほど‼だから見つからなかったのか‼
「よっしゃ‼場所が分かりゃ後は突っ込むだけだ‼」
そう言って、
「行くぞ、響‼」
「OK‼」
下に降りると奥に続く扉があった。
「あの先にレイナーレがいるのか…」
「なら、行かないと‼」
私が駆け出そうとしたら、
「待て、誰かいるぞ。」
「え?」
扉の前をよく見てみると……あっ、いた‼
「ゲホッゲホッ‼随分派手な登場しやがりますな?
俺っちビックリしてホコリが気管にゲホッゲホッ‼」
…………なんか残念な感じになってる…
「お前か、フリード。」
「およッ!?あの時の剣士君じゃないっすか‼ ついさっきぶりですね!?どうしたんですかい?俺っちに会いに来たとか?!」
「レイナーレは何処だ?」
「つれないね~。」
ホントに面倒くさい性格だ…
「レイナーレ様ならこの奥に居るぜ。」
「「あっさりバラした?!」」
あれ~?!こういう時って俺を倒したらとかそういう展開なんじゃ!?
「そんな展開俺っちがぶっ壊してやるZE☆‼」
「もう、私の心のプライバシーは何処にあるの~‼」
誰も彼も私の心を読みまくって~‼
「イッセー‼コイツの相手は私がやる‼」
「え?いや、フリードの相手は俺が「わ・た・し・が・や・る‼」ハイ…」
このたまった鬱憤をアイツにぶつけまくってやる‼
「ありゃ?そっちの嬢ちゃんが相手ですかい?俺っちは剣士君が…「す・こ・し・だ・ま・れ‼」ハイ…」
向こうが何故か縮こまってるけど知ったことか‼
「じ、じゃあ俺は先に行ってるな‼」
「了解‼」
そのままイッセーは、扉の向こうにいった……って?
「止めなくてよかったの?」
「ん~?俺っちは
「…外道が‼」
「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャッ‼嬉しい誉め言葉をサンキュー‼お礼にバラバラにしてやんよ‼‼」
「やってみろッ‼」
私は赤い水晶体を手に、
「Balwisyall Nescell gangnir tron。」
聖詠を唱え、シンフォギアを身に纏った。
「お前みたいな奴は、ここで倒すッ‼」
「やってみやがれ、クソビッチがァァァァァ‼」
翼side
風鳴翼だ。悪いが自己紹介は作者が設定集を出した時にさせてもらおう。
「翼さんッ‼心の中でメタ発言しないでください‼」
「す、すまん…」
私と小日向は今、グレモリー嬢とその
「防人の歌?」
「なんですの?それは?」
「つ、翼さん…大丈夫何ですか?」
「無論だ、総督の許可も既にある。」
私達シンフォギア装着者は歌を唄う事でその力を完全に引き出す事が可能となる。
「分かりました、援護は任せてください‼」
「頼んだぞ‼」
その時、私の胸の中からメロディと歌詞が流れてきた。
「な、何?!この音楽は‼」
「何処から流れているの?!」
シンフォギアの音色は一定の範囲にいる者全てに聞こえてくる。歌詞だけはその音色を持つ装着者にしか分からないがな…
ー推奨BGM『絶刀 天羽々斬』ー
私は飛び上がり腰のブースターで加速しながら女王に接近し斬りかかった。
「クッ?!………キャアッ‼」
すぐに気付き避けようとしたが剣先が女王の右腕を切りつけた。
「朱乃ッ‼」
「この痛みは……まさかそれはッ!?」
「天羽々斬は日本の神話に登場する
小日向が天羽々斬について解説するとグレモリー達の表情に恐怖が見え始めた。
「なら、届かない高さからなら‼」
グレモリーと女王が羽を羽ばたかせ空高く上がっていく。
「行かせないッ‼」
小日向がレーザーで狙い撃つが先程の戦闘の影響なのか当たらない。
私は
《蒼ノ一閃》
「この距離ならッ‼」
「当たりませんわ‼」
しかし、距離が空いてしまった為、避けられてしまった。
「どうしたらいいのかな?」
小日向が戦えぬ今は撤退した方がいいのだが……
「これで私達の勝ちよッ‼」
「さようならッ‼」
グレモリー達が特大の魔力攻撃をしようとしていた。
このままでは私達だけでなくエルナまで………ッ‼
その時、
「な、何ッ!?」
「体が引き寄せられて…‼」
グレモリー達がビルの屋上に落ちてきた。
「「キャアァァァァァ‼」」
そのまま激突し、地に伏した。
「どうなってるのよッ!?」
「こんな事が………‼」
私達も現状を理解出来ず呆けてしまい、歌うのを忘れてしまっていた。
「これはいったい……?」
「分からないが今のうちに離脱するぞ‼」
「ッ‼ハイ‼」
小日向がミラーデバイスを一つ上に展開し、それにレーザーを当てると周囲に拡散した。
《鏡宴》
「「アァァァァァァァァァァァァァッ‼」」
威力は拡散した分弱くなっているがグレモリー達には少しは効くみたいだな。
私達はこれを目眩ましにして、その隙に屋上から飛び降りた。
未来side
グレモリー先輩達から逃げる事に成功した私はエルナさんが落ちたと思う場所に向かった。
「エルナさん……何処に居るの?!」
確かこの辺りだと思うんだけど………
「落ち着け小日向!闇雲に探しても…」
「でもッ‼」
「あの~すんません?」
私と翼さんが言い合いになりそうになった時、男の人の声が聞こえそちらを見たら、
「この人ってお宅の知り合い?」
「え?…………エルナさんッ‼」
「何ッ!?」
その人の背中には治療されたエルナさんがいた。
「ど、どうしてあなたがエルナさんをッ!?」
私は思わず詰め寄りながら聞いていた。
「ちょ‼近い近い‼」
「あッ!?す、すみません‼」
何やってるんだろ、私‼
「少しは落ち着いたか?」
「ハイ…」
翼さんにまで心配させちゃったな…
「して、なぜ君が彼女を?」
「この近くをジョギングしてた時に落ちてくるのが見えて、急いで受け止めたんですよ。」
「では、この治療も?」
「怪我した時用に備えて持ってましたから。応急処置だからちゃんと医者に見せた方がいいですよ。」
「そうか、ありがとう。仲間を助けてくれて。」
「本当にありがとうございますッ‼」
私は泣きそうな顔になりながらお礼を言った。
「念のため、イッセーの部屋に連れて行くか。」
「そうですね、このまま連れて行くわけにもいかないですし…」
「それじゃ、俺はこの辺で…」
「あ‼名前だけでも………あれ?」
私達が少し目を離した間に、男の人はいなくなっていた。
「いつの間に…」
「何者なのだろうな…」
取り合えず、エルナさんをイッセー君の部屋へ連れていこう。
クリスside
アタシは木場と戦闘してるんだが、
「ちょこまかちょこまかとやりずれぇッ‼」
さっきから縦横無尽に走り回りやがって‼
「僕には負けられない理由がありますから‼」
「んなもんコッチも同じだ‼」
アタシは両手のボウガンをマシンガンに変形させて撃つが狙いを付ける前に逃げられてしまう。
「これでッ‼」
「チョせえッ‼」
木場の振り下ろした一撃を右の銃のグリップにあるマガジン部分で受け止め左の脇腹に蹴りを叩き込む。
「グッ‼」
「食らえッ‼」
怯んだ隙に左の銃を放つがギリギリで回避された。
「なかなかやるな、木場。」
「雪音先輩こそ、後輩には手加減してもらえませんか?」
「そいつは聞けねぇ相談だな。」
「ですよねッ‼」
騎士の力でアタシの懐に一気に入り、突きを繰り出してきたがそうは問屋を下ろさせはしねぇ‼
右手の銃を撃ち刀身に当てることで軌道をそらさせ、左ほほをかする位置を剣が通り抜けていった。
「なッ‼」
「隙がありありだッ‼」
動きが止まった木場の右肩を左の銃で撃ち、よろけたところで今度は右足を撃ち抜いた。
「グァァァァァァァァァァッ‼」
「勝負ありだ。」
アタシは木場の額に銃を突きつけた。
「…お見事です……先輩…」
「悪いな、《イチイバル》の弾丸は悪魔には堪えるだろ?」
「ええ……かなり…」
苦しそうな顔色だけど、応答出来るんなら問題ねぇか。
「なぁ木場、一つ聞いていいか?」
「なん…ですか…?」
「オマエ、何を迷ってんだ?」
「ッ!?」
アタシの問いに木場は驚いていた。
「アタシの仲間に剣を使う先輩がいてな、その人の動きを何度も戦いながら見てるうちに、自然とそういうのが分かるようになっちまったんだ。先輩なら“剣に魂を乗せる者ほどその動きに感情が出る”とかいうかな?」
あの人はアタシが目指す先輩像だからな、あんな風に困ってる後輩を導けるようになるのが今のアタシの目標だ。
「悩みがあるなら誰でも、それこそアタシだって構わねぇ。話してみれば少しはスッキリするんじゃねぇか?」
「敵である僕の心配をするなんておかしな先輩ですね…」
「うるせぇ‼頼れる先輩だっての‼」
木場の顔を見ると少しだけ笑ってるように見えた。
「ほら、これ飲んどけ。」
アタシは木場の手に一つのカプセルを置いた。
「これは?」
「アタシ達が使ってる回復アイテムだよ。」
「なぜこれを僕に…?」
「あんた達は討伐対象じゃねぇし、倒しちまったら悪魔側とメンドクセェ事になるからな。」
「そうですか。」
そう言って、回復錠を飲んだ木場は立ち上がり、教会の入り口に向かって歩き出した。
「仲間の手助けはしてかないのか?」
「僕は先輩に負けましたから、敗者は去るだけです。」
「そーかよ。」
「それと、立花さんと暁さんに伝えといてください。卑怯なまねをしてすまないって。」
「先輩を伝書鳩がわりにするとは、いい度胸だな‼」
「アハハ、すみません…」
「たくッ、今回は特別だぞ。」
「ありがとうございます。それと、今度色々と相談に乗ってもらえますか?」
「アタシの時間に余裕があればな。」
「助かります。」
そして、木場は教会を出ていった。
「さて、他の奴の援護にでも行きますか。」
響side
「ウォォォォォォォォォォォォォォッ‼」
「ハッハァァァァァァァァァァァァッ‼」
私の拳とフリードの光の剣が激突し、閃光が迸った。
「良いねぇ良いねぇ‼戦いはこうでなくっちゃ‼」
「ふざけるなッ‼」
戦いを楽しむなんて私には理解できない…
誰もが傷つくだけの戦いを楽しむために起こすのなら‼
「これ以上はやらせない‼」
「止められるもんなら止めてみやがれッ‼」
フリードが剣を大きく振りかぶる…………そこだッ‼
踏み込みと足のバンカーの力で一気に懐に飛び込み右脇腹に右の肘打ちを叩き込む。
「蘇我氏ッ‼この‼」
フリードは左手に光の銃を取り出し、至近距離で撃ってくるが、
「そぉいッ‼」
私は右肘から先を回すように動かし、手の甲で弾丸を弾き飛ばした。
「マジかよッ?!」
「マジだッ‼」
動きが止まった隙に左の正拳突きを顔面に当てる。
「クッ?!」
そして、その場で時計回りに回り、右の裏拳をもう一度顔面に当てる。
「ウッ?!」
最後に飛び上がりながら左足を回し蹴りをぶち当てた。
これぞ最近覚えたアニメの技の一つ‼
「疾風・三連撃ッ‼」
「ガァァァァァァァァァァァッ?!」
フリードは壁を3つ程ぶち抜きその部屋に倒れ込んだ。
「ハァ…ハァ…そこでおとなしくしてろ…‼」
早くイッセーの援護に行かないと…‼
私はイッセーが向かった扉を開け、奥へと走った。
進んでいくと大きな部屋が見えた。
あそこが終点?ならイッセーもそこに‼
その部屋に入ると、
「これで私は至高の堕天使になれる‼アハハハハハハハハハッ‼」
緑色の光を持って高笑いしているレイナーレと、
「イッセーさん……すみません…」
イッセーの腕のなかでグッタリしているアーシアさんがいた。
「イッセー…………だいじょ…………ッ?!」
その時私は見てしまった。
「クククッ‼」
それは笑っているイッセーだった。
「貴様‼何がおかしい!?気でも触れたか!?」
「ああ悪い、ついな………それに。」
そしてレイナーレを見つめ、
「残念だったな。」
そう言うと、アーシアさんの体が揺らめくと
バシャアッ‼
水となって地面に染み込んでいった。
それはレイナーレが持つ緑色の光も同じように水になった。
「これらは水に写った幻さ。」
え~と、どういう事?
私は途中からイッセーが『アーシアを助ける』とは書いていないのに気付きましたか?
そして、謎の新キャラ大登場‼
アーシアのシーンが気になる人は《戦姫絶唱シンフォギアGX 第4話》を見てください‼