最弱の一誠と歌姫達   作:疾風の警備員

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この話で一章は終わりです。

皆様の満足していただける結果になっているか正直不安です………

後輩三人組「「「バッチリミナー‼」」」




1つ目の終わり

小猫side

 

立花先輩が兵藤先輩を殴り飛ばしたところを見て、胸がスカッとした。

 

「さて、回復も終わったし行くとするか。」

 

隣を見ると龍見先輩が立ち上がり兵藤先輩のところへ歩き始めた。

 

「龍見先輩……先程仰った事は本当ですか?」

 

「ん?ドライグを助ける方法があるってことか?」

 

「はい…」

 

「気になるなら見てみるか?」

 

「いいんですか?」

 

「この事をグレモリー達に言わないと約束出来るのならな。」

 

「分かりました。」

 

「なら、おいで。」

 

私は龍見先輩と一緒に兵藤せん………………先輩と思いたくないから兵藤でいいや………………兵藤の所に行くと武装を解除して制服や私服を着ている皆さんと祐斗先輩がいました。

 

「コイツの様子は?」

 

「完全に気絶してらァ。」

 

「白目剥いてるしね。」

 

「それじゃ、始めるか。」

 

そう言って、神器の剣を取り出すと思いっきり切り裂いた。

 

「ちょッ‼龍見君?!」

 

「大丈夫だって、見てみな。」

 

祐斗先輩が驚いていたが、龍見先輩のいった通り見てみると傷一つなかった。

 

「そんな……どうしてなんだい?」

 

「悪いけど俺は少し集中するから響達に聞いてくれ。」

 

そう言われて、再び兵藤を切りながら何かをブツブツ呟いていた。

 

邪魔をしないように私達は少し離れた場所にいるマリア様の所に向かった。

 

「マリア様は龍見先輩の神器について知っているのですか?」

 

「ええ、あの神器に封印されている龍は平和主義だったらしくて、生き物が傷つくのを見たくなかったそうなの。」

 

なるほど、その思いが神器に反映されたんですね。

 

「まぁ、裏技があるんだけどね。」

 

「裏技ですか?」

 

いったい何だろう……?

 

「そこの騎士君。あなたイッセーと戦ったのよね?」

 

「はい。」

 

「その時に彼、刀身にお守りを当ててなかった?」

 

「そう言えば、していましたね。何故あんなことをしたのか気になってたんですけど…」

 

「あのお守りも神器なの。」

 

「「ええッ?!」」

 

龍見先輩は2つも神器を持っているなんて……‼

 

「正確に言えば神器の破片だ。」

 

「あら、翼。」

 

私達が驚いている間に翼様も来ていた。

 

私は夢でも見てるのでしょうか………?

 

画面の向こう側でしか見ることができなかったお二人が目の前に………………。

 

「って!?悦に入っている場合じゃない‼」

 

「うわッ‼ど、どうしたんだい小猫ちゃん?」

 

「あっ、驚かせてスミマセン祐斗先輩……」

 

ちょっと気分が天限突破してしまいました………

 

でも、もう我慢できません‼

 

「あの……翼様、マリア様‼」

 

「む、どうした?」

 

「というか様って…」

 

私にとってはそう呼びたい存在ですから‼

 

私は転送魔法で手元に一つのプラスチックケース……お二人のユニットCDを出して、翼様達にそれを突き出した。

 

「お二人のユニット《クロス・ウィング》の大ファンなんです‼これにサインして貰えませんか?!」

 

こんな所で会えるなんて思ってもみなかった‼

 

何時でもサイン貰えるように転送魔法覚えてよかった‼

 

「私は構わないぞ。」

 

「私もよ。」

 

そう言って、ケースの表面にユニットのサイン、裏面に個人のサインを書いて貰いました。

 

「ありがとうございます‼一生の宝物にします‼」

 

「そう言って貰えると此方も嬉しくなるな。」

 

「堕天使領では活動できても、悪魔領は情勢の問題で行けないからね。」

 

この時ほど悪魔に転生した自分を呪った事はありません……‼

 

「えっと……先程の続きですけどお守りが神器の破片ってどういう事ですか?」

 

「そうだったわね、あのお守りの中には《解放龍の剣(リモートエッジ)》の破片が入っているの。」

 

「え?!神器はそんな簡単に壊れませんし、もし壊れても一度戻せば元通りになるはずですよ!?」

 

確かに、神器には修復機能みたいなのがありますね……

 

「あのお守り袋は神器同士の繋がりを遮断出来るようになっているんだ。」

 

「その上、能力は使用可能に出来るんだから作った人(アザゼル)は凄いわよね。」

 

確かに凄いです………ただ……

 

「誰が神器を欠けさせたんですか?」

 

強固な神器を壊すには私でも出来ないのに………

 

「お前達も見ただろう、それを可能とするパワーを持った奴を…」

 

パワーっていうとかもしかしなくても……

 

「立花さんですね?」

 

私の考えていたことを祐斗先輩が答えてくれた。

 

「その通りよ。あの子の《ガングニール》の全力で殴ってようやく5ミリくらいの破片が出来たの。」

 

あの威力で5ミリ片しか出来ないなんて………

 

「では、アレで何を解除しているんですか?」

 

「《生命体を切れない》という条件だ。」

 

「そうすることであの神器は攻撃にも使えるようになるのよ。」

 

だから、あのはぐれ悪魔を両断出来たんですね。

 

「条件を解除するんでしたら、 禁手(バランス・ブレイカー)へ至らせる事も?」

 

「それは無理よ。神器本体のシステムや封印、所有者の寿命の延長に関しては範囲外なの。」

 

「ある神器使いでそれを試そうとしたのだか、効果がないと分かってな。」

 

「あれ?解放龍の剣(リモートエッジ)の生命体を切れないというのは神器本体のシステムなのでは?」

 

だから解除は出来ないはず……

 

「それは中にいる龍の意思によって出来たもの。だから本体のシステムとは別物だ。」

 

そうなんですか………

 

「そういえば龍見君はさっきから何であんなに兵藤君を切っているんです?」

 

龍見先輩を見ると1回切る毎にブツブツ呟いてまた切るを繰り返していました。

 

「この感じだと、神器の摘出じゃないかしら?」

 

「え?!摘出出来るんですか!?」

 

マリア様の言葉に祐斗先輩は驚いていた。

 

「根気と集中力が必要な作業だからね。」

 

「でも、あんなに切る必要があるんですか?条件を解除するだけですから簡単なんじゃ…」

 

解放龍の剣(リモートエッジ)は1回切る毎に1つしか解除が出来ないの。神器の複雑な繋がりを解除するにはそれだけ切る必要があるのよ。」

 

「なるほど、複雑な条件ほど回数が必要なんですね。」

 

「その代わり、複雑にすればその分応用がきくのだけどね。」

 

「でも、条件を考えるのは大変ではないですか?」

 

「イッセーは神器の魂を目覚めさせてからは、その者に鍛えて貰っていたからな。その点に掛けては天才的ともいえるな。」

 

……いったいどんな訓練だったんだろう……

 

「お~い‼みんな~‼そろそろ終わるよ~‼」

 

聞こうと思った時、立花先輩から呼ばれてしまった。

 

「ああ‼分かった‼」

 

「じゃあ、行きましょうか。」

 

「「ハイ‼」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達が戻るとそこには、

 

「ゼェ………ハァ………ゼェ………ハァ…………」

 

息が上がっている龍見先輩がいた。

 

「あんなに疲れるなんて……彼はどれくらい切ってたんですか?」

 

祐斗先輩の問いに小日向先輩は、

 

「後二回で一万回になるね。」

 

「「いちッ?!」」

 

どれだけやってたんですか‼

 

「神器と肉体、魂との結び付きはそれほどって事。」

 

「でもこれでやっと………」

 

「おっしゃあ~‼終わった~~‼」

 

龍見先輩の叫びを聞いて近くによると、

 

「これが赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)だ‼」

 

真っ赤に輝く光の玉が右手にのっていた。

 

「これが…」

 

「塔城さんには悪いけど、暫くは俺たちが預かるよ。」

 

「え?」

 

それはどうして……?

 

「宗二のあの状態、もしかしたら赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)が関係しているかも知れない。下手をすると他の人が使用する場合でも暴走する可能性がある以上、おいそれと渡す訳にはいかないんだ。」

 

確かに、そんな危険な代物になっていたら大変な事になってしまう………

 

「大丈夫。ドライグからも調べてほしいと頼まれてるから心配しないで。」

 

「はい…」

 

「それじゃ、ここから撤収しようか。」

 

「「「「「「「了解。」」」」」」」

 

「小猫ちゃん、僕達も行こう。」

 

「はい。」

 

「おんや~?お帰りですか~?」

 

突然聞こえたその声の方を向くと、

 

「「フリード‼」」

 

龍見先輩と祐斗先輩の声が被った。

 

「木場も知ってるのか?」

 

「一応ね。」

 

「やっはろ~‼皆さん、四話ぶりですね‼」

 

「「「「「「「「「「メタ発言すな‼」」」」」」」」」」

 

思わず全員でツッコミを入れてしまいました。

 

「気にしな~いの‼それよりな~んでアンタらとクソ悪魔どもがつるんでる訳!?これじゃ~オレッチの考えた《敵同士でバイバイ作戦》がパーじゃねえかコノヤロー‼」

 

作戦?どういう事でしょうか?

 

「あ、知りたい?どうしてもと言うのなら教えますよ?」

 

「「「「「「「「どうしても。」」」」」」」」

 

「ホントに言うか?!」

 

先輩達………案外余裕ですね……

 

「なら、教えやshow‼クソ悪魔どもに情報を流したのは………ナント‼オレッチだったのだ~‼ついでにそっちの人間どもがアーシアたんの神器を狙ってるって嘘までついちった☆」

 

「Rei shen shou jing rei zizzl」

 

それを聞いた小日向先輩は直ぐ様武装を纏いフリードに狙いをつけた。

 

「そう、あなただったの…」

 

「アレ?な~んかnotイージーな展開?コレ?」

 

「だったら、ちょっと消去させて貰おうかな?」

 

「お説教するのは好きだけどされるのはゴメンだい‼つ~ことでアバヨッ‼」

 

そう言って、サムズアッブをしたあと閃光弾を使った。

 

「クゥ‼」

 

「キャア‼」

 

「また!?」

 

『目が‼目が~~‼』

 

「「「「「「「誰だ!?今ボケた奴は!?」」」」」」」

 

「さて、オレッチは次の職場の面接にレッツゴー‼」

 

「覚悟‼」

 

「ゴ、ゴ、ゴ‼」

 

「ゴースト‼」

 

「「「「「「「オイ!?後輩トリオ‼」」」」」」」

 

「「「なんか言わないといけない気がした(デス)。」」」

 

光が収まるとフリードの姿は何処にもなかった。

 

「逃げ足の早い奴だ。」

 

「追いかける?」

 

「いや、逃走経路は用意してあるだろうから追っても無駄だな。」

 

龍見先輩のいう通り姿を見せたってことは逃げられる自信があった筈………

 

「戻ろう、エルナの様子も気になるしな…」

 

「そうだね…」

 

「じゃあな、二人とも。」

 

そう言って、龍見先輩達は液体の入ったビンをわり、出てきた魔法陣?で転移していった。

 

「私達も戻りましょうか?」

 

「そうだね。」

 

私達も転移陣で旧校舎に転移した。

 

………何か忘れてるような……まっいいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???side

 

「あ~、びっくりした‼」

 

何であんな高いビルの屋上から人が落ちてくるんだよ!?

 

それに向こうの教会か?さっきからドンパチやってんのは?

 

すると、その方角から服が飛んできた。

 

その服は俺の前で止まり右の袖をさしだし、その上にあるスマホを渡してきた。

 

「ありがとな。」

 

俺はその映像に映っていた物を見て……

 

「アッハハハハハハ‼やっぱ面白いわ、アイツら‼」

 

いいねぇ‼仲間になるんならこういう奴等じゃないと‼

 

「それじゃ、俺も行くか……“駒王学園”に。」

 

そして、俺はその場から霞むように消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アザゼルside

 

俺とキャロルは特別な回線でサーゼクスと通信していた。

 

「サーゼクス、俺達の言いたい事はわかってるな?」

 

『ああ、本当に申し訳ない。』

 

「貴様らはどういう教育をしてきたのだ?私怨での人間への攻撃などふざけにしても過ぎているぞ。」

 

キャロルの怒りはもっともだな。俺だったらそんな事をアイツらがやったら絶対に殴り飛ばしてるぞ?

 

『言い訳をするつもりもない。私達が甘やかし過ぎたんだろう……』

 

「今回の事は公にする気は此方もない。これが発覚すればお互いに戦争への火種になるからな…」

 

『感謝するよ。』

 

「だが、こちらの要求した事は飲んで貰うぞ?」

 

それぐらいしてもらわないと、アイツらの苦労が無駄になるからな。

 

『わかってるよ。悪魔の駒(イーヴィル・ピース)を研究用を含めて100セット、赤龍帝の籠手の所有権、悪魔側が所持している持ち主無しの神器全ての委譲、堕天使側で事件が起きたとき此方の戦力の無償貸与、君の家族に手を出した場合に即事処刑の権利、悪魔側の技術者の貸与でいいんだね?』

 

「ああ。」

 

『………………………今他の魔王から連絡があった。全員が今の条件でいいそうだ。』

 

「そうか。」

 

これでアイツの力になれそうだな。

 

『アザゼル、ここからは魔王としてでなく一人の悪魔として謝罪するよ。』

 

そう言って、サーゼクスが画面の向こうで頭を下げていた。

 

「そこまでしなくてもいいサーゼクス、オレや旦那様もお前に怒っている訳ではない。」

 

「そうだぜ、戦場(いくさば)に子ども達を出している時点でこうゆう展開は覚悟している。」

 

『本当にすまない‼』

 

まったくコイツは………こうゆうとこは真面目なんだよな。

 

「気にするな。また今度酒でも飲もうや。」

 

『ああ……喜んで。』

 

そして、俺達は通信を切った。

 

「ったく……馬鹿な事をする奴等もいたもんだ。」

 

「もう少し、規則を厳しくする必要も出てきたな。」

 

「それもあるが、急いだ方がいいかもしれないな?」

 

今後、こんな事態になった場合のエルナとイッセーの新しい力を……

 

「オレの方は90%終わっている。後は妹のデータを入力して、“あの子達”との連動テストを終わらせるだけだ。」

 

さすが俺の妻、やる事が早いな。

 

「旦那様はどうだ?」

 

「コッチはもう少し掛かりそうだ。同調率の調整に苦労しててな…」

 

まったく、とんだじゃじゃ馬だよコイツは。

 

「なら、オレのを手伝って貰えないか?入力はまだしも、連動テストにはどうしても人がほしいからな。」

 

「なら、終わったらコッチを手伝ってくれ。」

 

「承知した。」

 

「じゃあ、始めるか。」

 

キャロルの作業スペースに行くと、“紺色の堅琴”と1つの端末、そして青、白、赤、緑、紫、橙、虹色の光の球体があった。

 

 




一誠「オイ作者、何か中途半端じゃねえか?」

作者「そこは俺の力不足だ。正直スマン…」

エルナ「僕は強化フラグ立ちましたから気にしませんよ。」

作者「ありがとう‼」

一誠「とりあえず、文才磨け。」

作者「アッハイ。」

アンケート締め切りました。返答してくれた皆様に感謝します。
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