最弱の一誠と歌姫達   作:疾風の警備員

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筆(というか指)が乗ったので投稿します。


憑依合体‼オレ‼

一誠side

 

俺と響、未来、クリスは屋上に来ていた。

 

帰りのHR後に御堂から屋上で話そうと言われたからだ。

 

「御堂君の頼みって何だろうね?」

 

「くだらねぇ頼みなら蹴っ飛ばすだけさ。」

 

「そんな感じじゃなかったと思うけど…」

 

「とりあえず、話してみれば分かるさ。」

 

そうしている間に屋上の扉が開き、御堂が顔を出した。

 

「ったく、転入初日だからって書く書類多すぎだろ……龍見達は…おっ、いたいた。」

 

「遅かったな。」

 

「悪い悪い、転入に関する書類が色々あってそれを書いてたら遅くなっちまった。」

 

「んで、アタシ達に頼みたい事って何だ?」

 

クリスが内容を聞き出そうとすると、

 

「そうだったな、俺の頼みは…」

 

「「「「頼みは?」」」」

 

「“俺を龍見達の仲間に入れてくれ”。」

 

「「「「ッ‼」」」」

 

御堂の言葉は俺達が想像していないものだった。

 

「…理由を聞いてもいいか?」

 

「龍見達がどっかの悪魔、堕天使と戦ってるところを見てさ、お前達の仲間同士の絆が綺麗に見えたからかな?」

 

「どういう意味なの?」

 

「そのまんまだよ。それにお前達といると楽しそうってのもあるな。」

 

「まあ、楽しいのは確かだな。皆といると俺も楽しいからな。」

 

「その皆の中に俺も入れてくれって事。」

 

「だったら、相応の覚悟はあるんだよな?」

 

そう言って、クリスは赤い結晶体を取り出した。

 

「アタシ達は危険な戦場(いくさば)に出る事がある。お前は死ねる覚悟があるのか?」

 

「ちょッ‼クリス‼」

 

「龍見、止めなくていい。」

 

「御堂?」

 

御堂の顔を見ると、覚悟を決めたような顔をしていた。

 

そして、内ポケットに手を入れるとそこから目玉を模したアイテムを取り出した。

 

「それは何なの?」

 

「コレか?コレは《眼魂(アイコン)》って言うものさ。」

 

「「「「眼魂?」」」」

 

そんなもの聞いた事もないな?

 

「どんなのかは見てれb《メールダヨ‼メールダヨ‼》って何だ!?」

 

「わるい、俺だ。」

 

調からのメールか………………………何やってんだあの二人は!?

 

「すまないけど、覚悟試しはまた今度にしてくれ‼」

 

「どうしたの、イッセー?そんなに慌てて…」

 

「きりしらコンビが旧校舎に向かってるんだよ‼」

 

「「「えぇぇぇぇぇッ‼」」」

 

「おい、どうしたんだ?」

 

「俺の仲間がこの前襲ってきた悪魔の溜まり場に向かってるんだ‼」

 

「なら、助けに行かないとな。」

 

「御堂君?」

 

「俺も手を貸してやるよ。」

 

「いいのか?」

 

「《助けられる距離にいるなら助ける‼》それが俺のモットーだからさ。」

 

「ありがとう‼助かる‼」

 

響達も、何時でも出られる状態だし………‼

 

「よし、行こう‼」

 

「「「「了解‼」」」」

 

俺達は屋上を出て、旧校舎に急いで向かった。

 

「そういえば、御堂はどのくらい戦えるんだ?」

 

「中級レベルなら、問題なく倒せるな。」

 

「そりゃスゲェ。」

 

仲間なら頼もしい限りだな。

 

「見えた‼旧校舎だ‼」

 

「だったらこのまま突っ込もうぜ‼」

 

「ああ‼」

 

中に入りオカルト研究部のドアを開けると、一人の女が調に向かって棍を突き出していた。

 

「させるか………‼」

 

俺は神器を取りだし、棍を受け止める。

 

「ヨッ‼」

 

その間に御堂が女に掌底を突きだし、吹き飛ばした。

 

「「イッセー先輩‼御堂先輩‼」」

 

「二人とも、大丈夫?」

 

「「ハイ‼」」

 

「良かった…」

 

「すまない、僕たちがついていながら二人を危険な目に…」

 

「気にすんなよ木場、お前と塔城が二人を守ろうと動いてくれたのは知ってるからさ。」

 

そんじゃまずは…

 

「さて、どうしてこうなったのか教えてもらおうか?」

 

事情を知らないと誰にキレればいいかわからねぇからな‼

 

「でしたら、私がご説明致します。」

 

そう言って出てきたのは、銀髪のメイドさんだった。

 

「あんたは?」

 

「私はグレモリー家に仕えるメイドで魔王サーゼクス・ルシファー様の女王を務めていますグレイフィア・ルキフグスと申します。」

 

「ッ!?」

 

何でそんな大物がこんなところに!?

 

「まずは、龍見様達には改めてこの場でこの前の事件の謝罪を致します。」

 

そう言って、グレイフィアさんは俺達に頭を下げた。

 

「ちょッ‼グレイフィア!?何をやっているの!?貴女が人間なんかに頭を下げるなんて…」

 

「お黙りなさい‼リアス‼」

 

その一喝にグレモリーは驚いていた。

 

「貴女がした愚かな行動でグレモリー家や魔王様達に多大な迷惑を掛けた事をまだ理解していないのですか?!」

 

「私は正しい事をしたと思っているわ‼」

 

その答えにグレイフィアさんは盛大に溜め息を吐いた。

 

「分かりました。もういいです。」

 

「ようやく私の考えをりk「馬鹿は死なないと治らないみたいですね。」ッな‼」

 

「貴女との会話はコレで終わりです。しばらく大人しくしてなさい。」

 

グレモリーは悔しそうにしつつもグレイフィアさんの威圧の前に押し黙った。

 

「お見苦しい所をお見せして申し訳ありません。事の経緯の説明でしたね。」

 

「すみません、お願いします。」

 

「かしこまりました。まず………」

 

そうしてグレイフィアさんの説明を受けた後、俺は後ろにいるきりしらコンビの方を向き、

 

「まずはお前達にお仕置きだ。」

 

ゴンッ‼×2

 

「エヴァンッ‼」

 

「ゲリオンッ‼」

 

拳を二人の頭に落とした。

 

「まったく……《潜入美人捜査官メガネ》を使って忍び込むとは…」

 

「しかも途中で姿を現すなんて、敵の襲撃と思われても仕方ねぇって理解してんのか!?」

 

「「ハイ……スミマセン…」」

 

「二人とも、塔城さんとアドレス交換してないの?」

 

「「あっ、そういえばしてた。」」

 

「フンッ‼」

 

ゴンッ‼×2

 

「ゴッドッ‼」

 

「イーターッ‼」

 

切歌と調のボケにクリスの脱いだ靴の一撃が入った。

 

「んな事忘れてんじゃねぇッ‼」

 

「「………」」(チーン)

 

「あっ、気絶してる…」

 

「……今はほっとけ。」

 

さてと、次はアイツらか………

 

「宗二にフェニックス、この二人はお前達の物なんかじゃねぇ‼」

 

「じゃあ何だい?君の物とでも言うのか?」

 

「それも違う。あの二人は立派な人間だ。物なんかじゃない‼」

 

「アイツ本当にお前の弟か?腐りきってるだろ?」

 

俺もそう思うよ………

 

「貴様のような人間の戯れ言などどうでもいい、それより他にも上玉を揃えているじゃないか。その子達もオレに寄越せ。金は言い値で出してやるぞ?」

 

あっ?今コイツなんて言いやがった?

 

「テメェ、もういち「落ち着け龍見。」ッ‼」

 

フェニックスの一言にぶちギレそうだった俺を御堂が制止した。

 

「今ここでお前が手を出したら、それこそアイツの思う壺だぞ?」

 

「悪い、頭に血が昇っちまった。」

 

「けど、今の言葉にキレてるのは俺もだ…」

 

よく見ると、御堂も拳を思いきり握りしめていた。

 

「グレイフィアさんでしたね?1つ提案があるんですが?」

 

「何でございましょう?」

 

「今ここにいる3チームから代表者を一人ずつ出して、模擬戦出来ませんか?」

 

グレイフィアさんは少し考えた後

 

「可能です。許可を貰うのに少しお時間をいただきますが宜しいですか?」

 

「構いません。」

 

「では、少々お待ちを…」

 

そう言って、何処かに連絡を取り始めた。

 

「御堂…お前…」

 

「コレはこの場を収めるための勝負さ、それに提案者だから俺が出させて貰うがいいか?」

 

今の御堂からは怒りと強い意志を感じ取れる。

 

「分かった。」

 

だから俺は御堂の出場を許可した。

 

「ありがとな。」

 

「オイ‼イッセー良いのかアイツで‼」

 

「大丈夫だよ、御堂なら…」

 

「私もそう思う。」

 

「未来…?」

 

未来が俺に同意したことを響は不思議そうに見ていた。

 

「ずっと疑問だったの、御堂君がどうやって20階の高さから落ちたエルナさんを助けたのか…」

 

「「「ッ‼」」」

 

確かにそうだ、人間であるアイツがその高さから落ちてきた人を助けるなんて、ましてやその時の御堂は無傷だったと聞いている。

 

「その秘密が眼魂にあるのなら、私は勝てると思うよ。」

 

「なるほど…」

 

なら、見せてもらうぜ御堂…お前の戦う事への覚悟を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タケルside

 

どうも、御堂タケルっす。レギュラーキャラ何でそこんとこヨロシク‼

 

後、ついでに転生者です。

 

いつの間にか真っ白な部屋の中にいて、そこにいた自称神様とか言ってる頭のイタイおっさんに

 

「お前、俺のミスで間違えて殺しちゃったんだ。ゴメンね、てへぺろ♪」

 

とか言われて、挨拶無用で落ちていたガトリングをぶっ放した後、痛む間もなく壁に飾ってあった鎌で切り刻んだ俺は悪くない。

 

「ねぇ、神様相手にそこまでする?」

 

「この世界に神はいない‼」

 

「いや、目の前にいるから‼」

 

おっと、何処かのマイスターの台詞が出ちまったぜ。

 

「んで、俺はどうなるの?」

 

「君には、転生してもらうよ。」

 

「ん?普通は天国か地獄なんじゃないの?」

 

「君が死んだのは僕のミスだし、天国にも地獄にも君が入れる借家が無いんだよね。」

 

「え?借家?」

 

なんでそんなもんがあるの?

 

「君は天国でも野宿したいのかい?」

 

「んな訳あるかッ‼」

 

「そういう事だよ。」

 

なるほどね、向こうにも朝や夜があるよな…

 

「っていうか、何気に心を読むな。」

 

「聞こえるんだから、仕方ないよ♪」

 

コイツ……一点突破の決意をした右手を食らわせてやろうか…‼

 

「ところで俺の転生する世界って何処なんだ?」

 

「え~とね、『ハイスクールD×D』の世界だね。」

 

「オイ、待てコラ。」

 

なんで死亡フラグ満載の世界なんだよ‼向こうに着いて即ピチューンなんて嫌だからな‼

 

「安心して、君には特典が与えられるから。」

 

「特典…?」

 

「そ、アニメや特撮の力でもいいよ?」

 

「マジですかッ‼」

 

やべ~‼どんなのにしようかな‼

 

「いい忘れてたけど、特典は一個だけだからよく考えてね。」

 

「マジですか……」

 

なら、どうしようかね……

 

「よし、決めた‼」

 

「おっ、何にしたんだい?」

 

「特典は『……………………』の力にしてくれ‼」

 

「OK‼」

 

すると神様の右手に光の玉が出てきてそれは俺の中に入っていった。

 

「コレでその力はもう君の物だ‼上手く使いこなせよ‼」

 

「何でそんなにテンション上がってんだよ?」

 

「気分さ‼」

 

………………あっそ。

 

「それじゃ、新しい世界へ1名様ごあんな~い‼」

 

すると俺の後ろに扉が現れた。

 

「気を付けていってら~~‼」

 

「なんかムカつくけど、行ってくるよ。」

 

そう言って、扉に手を掛けた瞬間、

 

パカッ‼

 

「へっ?」

 

下の床が開いた。

 

「ノオォォォォォォォォォォォォォォッ‼」

 

「ギャハハハハハハハハハハハハハハッ‼引っ掛かった‼引っ掛かった‼」

 

「覚えてろォォォォォォォォォォォッ‼」

 

次会ったら絶対ぶっ殺す‼

 

 

ってな感じでこの世界に赤ん坊になってやって来ました。

 

最初は戸惑う事が多かったけど、人間何事にも慣れるものなんだな……

 

七歳からは特典を使いこなすために鍛練を始めた。

 

今では、大半の力を扱える程に成長できた。

 

そして、あの事件に遭遇して一人の女性を助けた。

 

その時に感じたんだ。コレが戦いをするということだと。

 

戦いに身を投じれば、いずれ自分も傷つき死んでしまう。

 

でも、この女性は手を上に上げながら、

 

「た……すけ…な…いと…」

 

仲間を助ける事を考えていた。

 

俺にこの覚悟があるのか?

 

この女性のように自分を省みず仲間を助けるという覚悟が……

 

最初、この力を貰った時は憧れのヒーローになれると浮かれていた。

 

鍛練をしてたのもヒーローのようにカッコ良く動くためだ。

 

でも、実戦ではそんな小さい理由じゃ誰も助ける事も出来はしない。

 

だから覚悟を決めた。

 

自分のためだけでなく、他の誰かも守れるようになる。

 

それが俺が俺に誓った『戦う覚悟』だ。

 

だから、俺は俺を信じる。

 

俺はその覚悟を失わず戦うとッ‼

 

「お待たせ致しました。許可がおり模擬戦を行うフィールドも完成しましたので代表者の方はこちらの魔法陣にお乗りください。」

 

グレイフィアさんの言葉に思考の奥底から引き戻され、改めて気合を入れる。

 

「そんじゃ、行ってくるわ。」

 

「御堂君‼」

 

魔法陣に乗る直前に後ろから声を掛けられて、振り返ると事件の時に会った黒髪の女の子が俺を見ながら、

 

「頑張ってッ‼」

 

そう、エールを送ってくれた。

 

こんな風に応援されるのなんて初めてだな……

 

どこからか分からないけど、力が沸き上がってくる。

 

これなら負けるなんて思えないな‼

 

「ありがとう。」

 

お礼を言い、魔法陣に乗ると光に包まれた。

 

それが収まると、中世のコロセウムの中にいた。

 

「へぇ、こんなことも出来るのか…」

 

「こんな事で驚くなんて、無知な奴だな。」

 

声が聞こえたので、視線をそっちに向けると龍見とは外見は似ていても、中身は腐っている兵藤って奴と、

 

「よろしくお願いします。」

 

先程、俺と龍見で吹き飛ばした女の人がいた。

 

「アンタらが相手か…」

 

「残念だったね、僕と当たった時点で君達に勝ち目はないよ。」

 

「あっそ、どうでもいいよお前の妄言なんざ。」

 

「なに?」

 

「お前が何を思っていようが俺には関係ない。俺は俺を信じると決めてんだ‼」

 

「私はライザー様のために力を振るうだけです。」

 

「なら、僕の力の前にひれ伏せ‼」

 

そう言って、兵藤は黒いもやを纏った甲冑に身を包んだ。

 

ライザーの眷属の人は棍を構える。

 

それじゃ、俺も準備しますか‼

 

両手を腰の前に翳すとオレンジの光とともにクリアグレーの不気味なバックルの付いたベルトが現れた。

 

そして、内ポケットから屋上で出したのと同じ眼魂を取り出し、右手で上下から挟むように持って、左手の平で横のスイッチを押した。

 

すると、黒目に当たる部分にGのマークが映し出される。

 

その後、左手でベルトの上のボタンを押してバックルを開き、中に眼魂をセットしてバックルを閉じた。

 

《アーイ‼》

 

その音声とともに、バックルから黒地にオレンジの縁取りのパーカーが現れた。ただ、フードの中に黄色の目のようなものがあり、袖からも黒いもやが手のようになっていて空中で踊り始めた。

 

《バッチリミナー‼バッチリミナー‼》

 

「な、なんだそれは‼」

 

「こんなことで驚くなんて、無知だなお前?」

 

兵藤の言葉にさっき言われた言葉を返してやりながら、バックル横のレバーを引き、両手を左右に広げ体の前に持ってくる。

 

そして、右手を上に伸ばした後、ゆっくりと胸の前に下げていく。

 

この後に言う台詞は俺の思いを込めて叫ぶ。戦う覚悟を込めて‼

 

「変身‼」

 

そう叫び、バックル横のレバーを押し込んだ。

 

《カイガン‼オレ‼》

 

その音声の後、俺の体をオレンジのラインが所々に入った黒いボディスーツが包み、胸には眼を模したマーク、顔もグレーのマスクが覆ったのっぺらぼうみたいな姿、トランジェント態になる。

 

そこに、先程のパーカーが近づいて来たのでそれを羽織りフードを被る。

 

すると、のっぺらぼうだった顔にオレンジと黒で顔が描かれ、額には火の玉を模した角が1つ生えた。

 

《レッツゴー‼覚悟‼ゴ・ゴ・ゴ‼ゴースト‼》

 

「何だ!?その姿は!?」

 

「今の俺は仮面ライダー…」

 

この名前に恥じない為にも俺は敢えて名乗った。

 

「仮面ライダーゴーストだッ‼」

 

 




タケル「コレが俺の力だ‼」

きりしら「「カッコイイ‼」」

タケル「おっ、分かってくれるかこの良さを?」

きりしら「「モチロン‼」」

タケル「だったら次回はもっとカッコイイ所を見せてやるから…」

きりしらタケ「「「お楽しみに~‼」」」
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