そして、あのキャラが戦線復帰します。
小猫「これでこの小説の主役の座は私の物に…」
一誠「させるかァァァァァァァァッ‼」
小猫side
皆さんどうも、塔城小猫です。
10日間の特訓が終わり、立花先輩達と久々に合流しました。
この10日間は何度死ぬかと思った事か……
具体的には…………あれ?どんな内容だったっけ?思い出そうとすると頭に痛みが……!
「大変デス‼塔城が記憶障害に‼」
「…イッセー先輩、こんな時はどうすればいいの!?」
「笑えばいいと思うよ。」
「「なるほど‼」」
そんな話をした後、3人は私に笑顔を見せてくれました。
ああ……なんだか癒されていく感じが…
「それで治る訳ないでしょ‼」
スパパパーン‼
「ライオンッ!?」
「トラッ!?」
「チーターッ!?」
『ラタラタ~「メイルちゃん?」ハイ、スミマセンデシタ。』
小日向先輩の紫ハリセンが炸裂して、3人は地に伏した。
「小猫ちゃん、大丈夫?」
「大丈夫です、あの笑顔で全てを思い出しましたから。」
「「「「「「ホントに治った!?」」」」」」
何を驚いているんでしょうか?
「と、とにかくよく頑張ったな。」
「あれに耐えられりゃ、怖い物なんて存在しねぇよ。」
御堂先輩のいう通りですね。今の私は何も怖くな「それ以上はフラグだからダメ‼」おっと。
「助かりました月読さん。危うく首から上をマミられる未来が見える所でした。」
「でも、前回の最後で言ってたデスよ?」
「…………フラグは破砕するためにあるんですよ?」
そんなフラグ、私の無理でこじ開ける‼
「そろそろ時間だけど、いつまでネタ合戦やってるつもりだ?」
雪音先輩に言われ、時間を見たらゲーム開始の1時間前でした。
「では、行ってきます。やる気は出ませんけど…」
「まあまあ、特訓の成果を示してくれば?」
「それと、これ持ってけ。」
龍見先輩から何かを投げ渡され、慌てて両手でキャッチした。
「これは…お守り?」
それは、『必勝祈願』と書かれたお守りでした。
「悪魔でも持っていられるように術をかけてもらったから、それさえあれば必ず勝てるさ。」
「はい、本当にありがとうございました。」
皆さんにそう告げて、私は部室に転移した。
木場side
始めて自分視点になりました木場祐斗です。
今は部室でライザー・フェニックスとのレーティングゲームが始まるのを戦う準備をしながら待っています。
「小猫ちゃん、遅いなぁ…」
もうすぐゲーム開始時間なのに未だに姿を現さないなんて、龍見君達との特訓で何かあったのかな?
「だから私は反対したのよ?あんな人達と特訓したところでなんの意味もないのに…」
「やはり、無理矢理にでも連れていくべきでしたわね。」
「これで負けたらどうしてくれるんだよ、木場‼」
「何で僕のせいになるのかなぁ…」
本当、特訓の時も兵藤君が一番不真面目だったのに……
何が[僕には強い力が有るから特訓なんて必要ないね]だよ、ろくに使いこなせていないのは目に見えて明らかだ。
今度、雪音先輩の所に相談にいこうかな……
「遅くなりました。」
僕が考え事をしている間に小猫ちゃんが転移魔法でやって来た。
「何をやっていたの‼こんな時間ギリギリまで…‼」
「特訓ですけど?」
「もうすぐゲームが始まるのに特訓ですって!?そんな状態で戦えるの!?」
「はい、出発前にアーシア先輩が神器で癒してくれましたから。」
「まったく……私の結婚が掛かっているのよ‼負けたらどうするのよ‼」
「部長、結婚おめでとうございます。」
「ふざけないで‼」
小猫ちゃん……逞しくなったな……
「お嬢様、開始10分前になりました。準備はよろしいですか?」
気がつけば、そんな時間か。
「ええ、良いわよ。」
「今回のゲームは御両家だけでなく、ルシファー様もご覧になりますので。」
「そう、お兄様も見ているのなら負けられないわ‼」
部長は勝てる気でいるみたいだけど、勝機は限りなく0に近いだろうね。
「祐斗先輩……そちらの特訓はどうでしたか?」
「簡単に言うと、負け戦かな?」
「OK、把握しました。」
「小猫ちゃんの方はどうだった?」
「1日数回地獄をみました……」
そう言って、どこかハイライトの消えた目で遠くをみていた。
この話題はやめた方がよさそうだね……
「それでは、御時間となりましたのでフィールドへ転移してください。」
グレイフィア様からの指示で転移するとその場所は旧校舎の部室だった。
『それでは、ライザー・フェニックス様とリアス・グレモリー様のゲームを始めます。審判はサーゼクス・ルシファー様の女王のグレイフィアが務めさせて頂きます。フィールドはライザー様からのリクエストで駒王学園となっています。』
なるほど、向こうからすれば初心者である僕たちへの更なるハンデって事か……
『リアス様の陣地は旧校舎の部室、ライザー様の陣地は新校舎の生徒会室になります。《
そして、僕たちの始めてのレーティングゲームが始まった。
小猫side
「一緒に頑張ろうな‼小猫ちゃん‼」
「近寄らないでください。」
部長の発案で私は兵藤と一緒に体育館をめざすこととなった。
なんで私が《歩く自爆スイッチ》と一緒にいないといけないんだろう……
あれですか?兵藤を暴走させて、私を序でに倒そうとでも思っているんですか?
フッ、チョせえですね……
体育館のステージ側の扉から中に入り、様子を伺ってみたら……
「兵士3に戦車1ですか…」
倒せない数ではないですね。
「もう少しよう「お前達‼この僕の力にひれ伏せ‼」ってこの人は……」
なんの策も無しに敵に突っ込むなんでこどもですか……こどもでしたね。
しょうがないから私も出るとしましょう。
「兵士1に戦車1か……アイツよりも彼の方が良かった…」
「ミラの恋する気持ちも分かるけど…」
「今はあいつらを倒そ♪」
「奴等を倒せば再戦の機会があるから我慢して。」
「分かってるわよ……て誰が恋よ‼」
……まるで眼中にない対応ですね……
「コイツら……‼なら、僕の力を見せてやるよ‼」
そう言って、あの黒もやを出す甲冑を纏って突撃した。
だから、策も無いのに突っ込むな‼
「グウオォォォォォォォォォォォォォッ‼」
しかも、初っぱなから暴走ですか!?
「「え?ちょ待って‼キャアァァァァァッ‼」」
体操服を着た双子を蹴り飛ばし、彼女らの持っていた2つのチェーンソーを両手に装備した。
……新しいジェ○ソンの誕生ですね。
「マズイわね……一度外に出ましょ‼」
フェニックス眷属の4人は慌てて外に出た。
「逃がしません‼」
私も後を追おうとしたら……
「ッ‼ハッ‼」
「ガアァァァァァァァァッ‼」
頭にティキィンと何かがよぎり、直ぐにその場を離れたら、兵藤がその位置にチェーンソーを振り落ろしていた。
「やっぱりこうなりましたか‼」
今までの戦いを見ていればこうなるのは簡単に予想できた。
只、前までの戦いは全てが乱戦だったからどうにかなっていただけ。
でも、今回はチーム戦でこの場には私と兵藤しかいない。
だから、攻撃対象が私になるのは自明の理‼
『兵藤様‼何をなさっているのですか!?』
「無駄です、今は暴走状態ですから聞こえませんよ‼」
こうなったら……
「グレイフィア様、正当防衛ってありですか?」
『この場合は致し方ないと思われます。』
よしッ‼言質は取った‼ならば‼
「塔城小猫‼問答無用で行かせて貰います‼」
私は全力で駆け出し、兵藤に近づく。
ジープに追いかけ舞わされて鍛えられた脚力を今、開放します‼
その速度は《騎士》で転生した祐斗先輩に勝るとも劣らないものとなっている。
「グウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ‼」
私の速さに戸惑ったのか動きが一瞬止まった。
捉えた‼
右拳に力を溜め、加速と同時に懐に飛び込みお腹にその一撃を打ち込んだ。
「ガブゥッ!?」
「やった‼」
兵藤は5メートルほど後ろに下がったか、倒れはしなかった。
「グウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
ゥゥゥゥゥゥゥゥアァァァァァァァァァァァァァ
ァァァァァァァァァァァッ‼」
「ッ‼」
突如、兵藤は大きな叫び声を上げて左腕を自分の前に翳した。
その瞬間、腕の鎧がグニャリと動いたかと思えば、そこには“赤い宝玉を付けた黒い籠手”が現れた。
その形に私は見覚えがある。
でも、ありえない‼それは龍見先輩が回収したはず!?なぜあなたがそれを!?
そして、私の考えを裏切るかのように……
『Boost!』
その音声が聞こえた。
「それはまさか、《
「ゴアァァァァァァァァァァァッ‼」
「しまッ!?キャアァァァァァッ‼」
この事態に動揺していた私の隙をつかれ、兵藤の倍加された拳をもろに鳩尾に喰らってしまった。
『グレイフィア様‼すぐにゲームの中止を‼』
フェニックスの方から中止要請が出たけど……
『大丈夫よ、ソージならそんな事するわけないわ。』
このバカ部長は……‼
『だが、現状を見れば…‼』
「…大丈夫……です…」
私は立ち上がろうとしたけど、
「フンッ‼」
「ぐあッ‼」
背中を兵藤に踏まれ、押さえつけられてしまった。
更に、チェーンソーのエンジン音が聞こえた。
「やめるんだ‼兵藤君‼」
背中の重みが消え、声の方に目を向けると…
「大丈夫かい!?小猫ちゃん‼」
「祐…斗……先輩…?」
剣を構えた祐斗先輩がいた。
「ここは僕が押さえるから、小猫ちゃんは一度下がって‼」
そう言って、兵藤に向かっていった。
あれだけ特訓したのに、こんな簡単にやられるなんて……
ー悔しいか?ー
とっても悔しいです。
ー何故悔しがる?ー
私は皆を守れるようになりたいのに、実際は助けられてばかりだから。
ー力が欲しいか?ー
欲しいです。友達や支えてくれた先輩達、そして……
ーそして、なんだ?ー
私を助けるためにはぐれになってしまった姉様を助けるために‼
ーなら、思いを爆発させろー
え?
ーお前なら可能だー
そういえば、貴方は誰ですか?
ーそんな事はどうでもいいだろー
……確かにそうですね。
ーだったら思え、願え、求めろー
力が欲しい‼大切な人達を守れる力を‼誰にも負けない力を‼だから、私に力をください‼‼
ーいいだろう、頑張れよ……俺の新たな“相棒”ー
その声は……‼
次の瞬間、私は“赤い光”に包まれた。
木場side
「ガアァァァァァァァァッ‼」
「クゥッ‼」
僕は兵藤君と全速力で動きながら斬り合っている。
彼は僕が創る魔剣と酷似した黒と赤の剣を手に持ち、色が違う赤龍帝の籠手による倍加を使ってきている。
コレが今の兵藤君の力なのか!?
プロモーションもしていないのに、僕のスピードに追い付くどころか僕が負けている!?
「ゴアァァァァァァァァァァァッ‼」
パキィン‼
「ウワァァァァァァァッ‼」
再度打ち合った瞬間、僕の魔剣が砕けて吹き飛ばされて、壁にめり込んだ。
「クッ、グレイフィア様‼試合の中止は!?」
『それが……試合を中止するには双方の王の承諾が必要なのですが…』
『私は認めないわよ‼こんな終わりで結婚なんて‼』
「そんな事を言っている場合ですか!?」
このままだと兵藤君は危険な存在とされて討伐対象にされかねない。
やり方は僕も気に入らないけど、こんな下らない理由で仲間が殺されるのなんて見たくない‼
『Explosion!』
「ッ‼」
その音声が聞こえた方を見ると、兵藤君の手元にソフトボール大の魔力球があった。
「ガアァァァァァァァァッ‼」
そして、それに拳を当て、極大の砲撃にして撃ち出した。
マズイ!?今の状態だと‼
僕は壁に埋まっていてすぐには動けない。
こんな所で僕は終わってしまうのか?
「やらせないッ‼」
その時、小猫ちゃんが僕と砲撃の間に入ってきた。
「ダメだ‼小猫ちゃん‼君だけでも‼」
「私は決めたんです。友達や支えてくれた先輩達を守れるようになるって‼」
砲撃は小猫ちゃんのすぐ近くまで迫っている。
こうなったら、後先考えずに全力で動けば‼
「だから、力を貸してください‼“ドライグさん”‼」
『お前の思いは俺に確かに届いた。ならば、今度は俺の番だ‼』
そして、砲撃が当たる直前、小猫ちゃんの体を“赤いオーラ”が包みこんだ。
「これは…」
「いきます‼《
『Welsh Dragon Balance Breaker!!』
赤い光と魔力砲が衝突して、周囲を眩く照らした。
「小猫ちゃん‼」
光が収まるとそこには、肘から先を覆う緑の宝玉が付いた籠手と同じように膝から下を覆う脚甲、胸元を覆う鎧に赤と黒の膝上のスパッツタイプのボディスーツを纏い、丸型の耳当てと目を覆うクリアグリーンのバイザーを掛け、左右の肩甲骨辺りから黄色いマフラーを靡かせていた。
「その…姿は……?」
「コレが私の禁手、《赤龍帝の破砕装束(ブーステッドギア・ブレイキングアーマー)》です。」
「禁手…」
「ドライグさん、行きましょう。」
『ああ、久々の登場だからな……何か決め台詞みたいなのがあると格好がつくんだが…』
「でしたらこんなのはどうですか?」
『…………………………なるほど、それにしよう。』
「では、一緒に言いましょう。」
そして小猫ちゃんはゆっくりと右腕を前に伸ばし……
「さあ、限りなき」
『願いをもって』
「『バカに与える鉄拳を‼‼‼』」
力強く拳を握り締め、一直線に兵藤君に向かって突貫した。
小猫「お久し振りですね、ドライグさん。」
ドライグ『ああ、ようやく戻ってこられたよ。』
小猫「これからはずっと一緒ですね?」
ドライグ『よろしく頼むぞ?』
小猫「こちらこそです。」
ドライグ『それと、作者が活動報告にハーレム化に
ついてアンケートをしているそうだ。』
小猫「コメント来ると良いですね。」
猫、ドラ「『それじゃ、次回もよろしく‼』」