クリス「1つ、非道な悪事を憎み‼」
翼「2つ、不思議な事件を追って‼」
切歌「3つ、未来の科学で捜査デス‼」
響「4つ、宇宙に蔓延る悪を‼」
調「5つ、一気にスピード退治‼」
マリア「6つ、無敵がなんかイイ‼」
一誠「……何やってんだ、みんな?」
装者一同「今度の新年会のネタの練習。」
未来「…………私は(泣)」
小猫side
どうも皆さん、禁手になって
この力の使い方は禁手になった時に、頭の中に流れ込んできました。
『Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost!』
「1段階開放ッ‼」
『Jet!』
6回強化の内、1つを開放して推進力に使い腰のブースターで一気に加速する。
「グゥ!?ガアァァァァァァァァッ‼」
向こうも迎撃するために右手の剣を降り下ろしてきたけど……
「無駄です‼2段階開放ッ‼」
その剣に私は開放した力を収束した左拳を叩き込み、
「やあッ‼」
『Fracture!』
バキィィィィン‼
その音声と共に剣を微分子レベルで粉々にした。
「グォ!?」
驚いて動きが止まった兵藤の胸を右拳で殴り、
「全開放ッ‼」
『Fracture!』
ドバァァァァァァン‼
「ゴアァァァァァァァァァァァッ!?」
強力な衝撃を打ち込み胸の鎧が砕けながら吹き飛んだ。
「す……凄いや…………小猫ちゃん…」
「大丈夫ですか、祐斗先輩?」
「アハハ……ちょっと辛いかな?」
「取り合えず、安全な場所で回復を…」
「グォォォォォォォォォォォォォォッ‼」
「「!?」」
吹き飛ばした方から兵藤の雄叫びが聞こえ、見てみると鎧が再生していて身体の方も傷1つ無い状態で立っていた。
「傷が無くなっている?」
「回復系の力があるんでしょうか?」
だとしたら厄介ですね。
『だが、今の俺達なら問題なんてなかろう?』
「確かにそうですね。」
『例え、どんなに凄い回復力を持っていようが』
「例え、どんなに硬い鎧を纏っていようが」
「『全てをこの拳で破砕するのみ‼‼‼』」
『Boost! Boost! Boost! Boost! Boost!』
再び倍加を行い、兵藤へ向かって走り出す。
「ウオォォォォォォォォォォォォォッ‼」
『Boost!』
兵藤は黒い籠手で倍加をして、左手を地面に叩きつけた。
『Transfer!』
すると、地面から祐斗先輩が作り出す魔剣と酷似した物が大量に出てきた。
これは《魔剣創造》?赤龍帝の籠手以外にも使えるなんて……
それでも‼
「3段階開放ッ‼」
力を開放して、右拳を地面に当てる。
『Fracture!』
バキィィィィィィィィィィィン‼
音声と共に地面ごと全ての魔剣擬きが砕け散った。
「この力は…いったい?」
「コレが私の禁手の能力です。」
兵藤から目を離さずに私は祐斗先輩の疑問に答えた。
「倍加した力を純粋な破壊エネルギーに変換して、攻撃と共に触れた物や相手にそれを叩き込み破砕するというものです。」
『更に、倍加した力の開放分によって威力はどんどん強くなっていく。』
「なるほど、砕けぬ物はないって事か。」
「『そういう事です(だ)。』」
「ウオアァァァァァァァァァァァッ‼」
『Boost!』『Explosion!』
話している間に力を倍加した兵藤がこちらへ向かって走ってきた。
「臨むところです‼」
『Explosion!』
残っていた2段階の倍加を強化にまわし、こちらも走り出す。
「ウォウ‼」
「はッ‼」
繰り出された右拳に左手を内側から払うようにして、外側に軌道を無理矢理変えさせる。
「ガアッ‼」
「ふッ‼やあッ‼」
「ゴフッ!?」
続けて出された左拳を右手で受け止め、そこを支点にそのまま身体を兵藤の右外側に回り込ませ左の裏拳を顔に叩き込んだ。
「ゴオオッ‼」
「せいッ‼」
大振りの攻撃をしてきたので、懐に入り腕を掴んで背中を向け足を払って、投げ飛ばす。
「ブファッ!?」
「何度やっても無駄です。」
『今のお前じゃ、小猫に触れる前に破砕されるだけだ。』
あなたがサボっている間に私は地獄のような特訓をしたんです。
だから、簡単に負ける気はありません‼
「デアァァァァァァァァッ‼」
「あなたが犯してきた罪の数々……まとめて喰らえ‼」
『Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost!』
「全開放ッ‼」
開放された力を右拳に凝縮させる。それによって赤いオーラが熱を持ち始め、炎のように揺らめく。
「ゼアァァァァァァァッ‼」
「バニシング…」
兵藤が突き出してきた右拳を首を左に傾ける事でかわし……
「フィストォォォォォォォォォォォォォッ‼」
『Fracture!』
「ゴブファァァァァァァァァァァァァッ!?」
燃えるような熱い破砕の一撃を身体にぶち当てた。
「ハァ……ハァ……これなら…」
「やったのかい?」
「ちょッ!?祐斗先輩、それフラグ!?」
「オオオオォォォォォォォォォォォォォォッ‼」
「なっ!?」
「ほら~…」
ここでそのセリフは復活フラグですから……
「先輩…」
「…なんか…………ごめん…」
嫌なフラグを立てた祐斗先輩はほっといて、声の方にはボロボロの甲冑を纏い、隙間からは血が大量に流れている兵藤がいた。
「あれだけの深傷を負ってまだ立てるなんて…」
「まるでゴキブリ並みの生命力ですね。」
「……セ」
「「?」」
「…エセ」
「何を言っているんで…」
「カエセェェェェェェェェェェェッ‼」
そう言って、見た目からはありえない速さで私に近づき、左腕を掴んできた。
その場所から、黒いもやが出てきて左腕を侵食し始める。
『マズイぞ小猫‼もやを吹き飛ばせ‼』
「わかりましたッ‼」
『Boost!』『Fracture!』
破砕能力でもやを破砕し、掴んでいた兵藤も序でに吹き飛ばした。
「あのもやさえも破砕出来るんだ…」
『魔法や呪いすらも力で破砕する…まさしく昔の俺の戦い方そのものだ…』
「私は使いやすいですよ。」
「二人とも、似た者同士なのかな?」
「『どうでしょうか(だろうな)?』」
「やっぱり似た者同士だ。」
「アッヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼」
「「ッ‼」」
気持ち悪い笑い声が聞こえ、兵藤が吹き飛んだ方を見ると……
「コレデモドッタ‼ボクノチカラガッ‼」
そう言って、黒い籠手を上に突きだすと…
『Welsh Dragon Balance Breaker』
かなり低いくぐもった音声が流れ、纏っていた甲冑が液体のようになり形を変えると、そこには私の禁手に酷似した黒に赤い宝玉が付いた全身鎧があった。
「あれは
「どうしてアイツが…」
『どうやらさっきの接触時に禁手の情報を解析してコピーしたみたいだな。』
「そんな事が!?」
神器の解析は難しく、かの堕天使総督夫妻ですら未だに解明仕切れていないのに……
「コレデボクガシュヤクダ‼ボクガシュヤクナンダ‼」
そんな訳の分からない事を喚き散らしながら、天井を突き破って外に出ていった。
「マズイ!?追わないと‼」
「大丈夫ですよ、祐斗先輩。」
「え?」
「このままあの人に全部、任せちゃいましょう。」
「で、でも…」
「どうせ大半は敵なんですから問題ないですよ。」
「…小猫ちゃん…………逞しくなったね…」
「そうですか?」
『俺はいいと思うぞ。使えるものはバカでも使っておいた方がいい。』
「ですよね。」
近くで爆発音と悲鳴が聞こえてくるけど、私は何もシラナイ、キイテイナイ…
サーゼクスside
僕はリアスにできた新しい眷属の少年の戦い方を見て、驚愕していた。
相手の武器を自分専用レベルまでに強化し、それどころか神器までコピーしてしまい、最後には禁手にまでなってしまった彼の能力には戦慄まで覚えてしまいそうだ。それに加えて……
「力の制御がまるで出来ていないのか…」
でなければ仲間である戦車の子にまで襲いかかる理由が分からない。
「サーゼクス様、彼の力は危険すぎます。あの子の傍に置いておくのは得策では無いかと。」
「そうだね、最悪の場合は封印措置も視野に入れといた方がいいかな?」
これ以上リアスを甘やかさないために厳しくいかないと……
「でしたら、先程の振舞いについてもキチンと叱ってくださいね?」
「それは勿論だよ。」
あんな状況で自分の欲を優先させるなんて、一度礼儀作法を徹底的に再教育させる必要がある。
「その時はグレイフィア、一切の甘えも妥協も泣き言すら言えないレベルでお願いしてもいいかな?」
「承知致しました。我が身を悪鬼にして教育させて頂きます。」
「普段なら加減してあげてと言うところだけど、今回はそれで頼むよ。」
さて、今の戦況はどうなっているかな?
僕は再びモニターに目を向けた。
小猫side
私と祐斗先輩は歩きながら校庭に向かっていた。
「それにしても、禁手を解除してよかったのかい?」
私は今、禁手を解除している。ドライグさんが言うには…
『一度解除した方が、力が回復しやすい。』
だそうだ。
「それに、さっきの戦闘で試せなかった事があったのでそれをやるためにも、体調を万全にしたいんです。」
「試したい事?」
「はい、出来たらパターンが増えるのですが…」
『気を付けろ、近くに気配があるぞ。』
ドライグさんの言葉に私達は気を引き締める。
私達は新校舎の陰に隠れて、校庭を覗いてみたら…
「ジャマダ、ザコドモォォォォォォォッ‼」
「「「キャアァァァァァッ‼」」」
『ライザー様の兵士3名リタイア。』
「何なんですの!?あの鎧は!?」
……都合良く敵地で暴れていますね。
「援護に行くかい?」
「このまま王のところまで行ってしまいましょう。」
「…………そうだね。」
「そう簡単に行かせると思うか?」
「ライザー様の元には行かせない‼」
いつの間にか私達の前にライザー眷属の二人がいた。
「私はライザー様の《騎士》カーラマイン‼グレモリーの《騎士》よ、私と1対1で勝負しろ‼」
白いバンダナを巻き、西洋風の肩当て、籠手と脚甲を着た女性はそう叫んだ。
向こうの騎士は随分と潔いですね。
「そう言われたら断る訳にはいかないかな?僕がグレモリー眷属の《騎士》木場祐斗‼貴女の申し出、慎んでお受けしましょう‼」
「では、行くぞ‼」
「負けませんよ‼」
そう言って、二人は高速のヴィジョンに入っていった。
……この速度だと見逃すし、付いていくのも無理ですね。
「では、私達も始めようか?」
半分だけの仮面を付けた女性が私を見ながら構えた。
「分かりました。
『Welsh Dragon Balance Breaker!!』
私は赤龍帝の破砕装束を纏い構えた。
「それが貴様の力か…」
「そうです、私の前に立ちはだかる全てを打ち砕く龍の鎧です。」
「それは楽しみだ‼」
そう言って、私に殴りかかってきた。
「はあッ‼」
私も拳を突きだし、互いの拳が衝突する。
「中々の拳だな、予想以上だ。」
「それはどうもです‼」
「だが、少しばかり経験が足りないな‼」
ぶつけ合っていた拳を開いて私の手を掴み、引き寄せながら、蹴りを繰り出してきた。
「くぅ!?」
咄嗟に左腕を間に入れることでなんとかガード出来た。
「ほお……反応速度も申し分ないか。」
「なかなかやりますね。」
ですが、丁度良いですね、彼女で試しましょう。
「どうした?もう終わりか?」
「いえ、ちょっと試したい事があるので…」
もし、私の予想が当たっていたら……
「なら、来いッ‼」
『Boost! Boost! Boost!』
『Jet!』
「行きますッ‼」
ブースターを使い、近づきながら少し飛び上がり、飛び蹴りの体勢になる。
「やあ‼」
足に力を収束させていくが…
「ふん‼」
「ッ!?」
簡単に防がれたので、直ぐに後退する。
「この程度か?」
「そうみたいです。」
「何?」
今のでわかった、私は破砕の力を今は拳からしか放てないということが……
『おそらく、滝切の修業で力を収束させられるようになったが、拳にしか集中させる練習をしていないから他の場所にうまく力をまとめられないのが原因だな。』
そういう事ですか……新しく修業した方がいいみたいですね。
「向こうの援護にもいかなければならないから、そろそろカタをつけるぞ。」
「臨むところです。」
『Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost!』
「全開放。」
開放した力を右手に集める。
「行くぞッ‼」
お互いに走りだし、殴ろうとしたら……
『リアス様のリタイアを確認しました。よってこの勝負ライザー様の勝ちです。』
…………何やってんだ、あの姫は……
そう思いながら、転移の光に包まれ、もとの場所に戻った。
リアスvsライザー戦終了です。
次回からは一誠チームvsライザー眷属になっていきます。
タケル「オリ眼魂や一誠のハーレム化についてのアンケートを活動報告でまだやっているから、できたらコメント送ってくれな。」
それでは、次回もお楽しみに‼