最弱の一誠と歌姫達   作:疾風の警備員

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すんません、バトライドウォー創生とガンダムブレイカー3をやっていたせいで遅くなりました。

今回はネタが多めです。

気に入らないと思う方はブラウザバックを推奨します。

大丈夫という方はどうぞ、見ていってください。

それとタグに『仮面ライダー』を追加しました。


ライダー眼魂大捜索‼

一誠side

 

先程の怪物(眼魔というらしい)との戦闘が終わった俺達はクリス達と合流してタケルの家にお邪魔していた。眼魔の事を教えてもらうのと助けた女の子の話を聞くためだ。

 

「オッチャンに連絡がついた。翼とマリアとエルナがこっちに向かっているのと、通信端末でこっちとの会話にオッチャンとキャロルさんも参加するそうだ。」

 

「こっちもソーナと連絡したら椿姫と匙を連れて来るってさ。」

 

「あいよ、なら予備のテーブル出すか。」

 

俺とクリスの言葉にタケルは立ち上がり、部屋を出た。

 

「あっ‼私も手伝う‼」

 

玲奈ちゃんもタケルの後を追っていった。

 

「…ところでイッセー先輩。」

 

「そこのミルヒ姫は何なんデスか?」

 

「は?」

 

調と切歌の質問に俺は首を傾げた。誰だよミルヒ姫って?

 

「そこのピンクの髪の子デスよ。」

 

「…私と切ちゃんが見てたアニメに出てくるミルヒオーレ・F・ビスコッティにそっくりだから。」

 

そう言ってアリアを見た。

 

「えと……私はそのミルヒ何とかではなくてアリア・S・ノーレッジというんですが…」

 

「「え?」」

 

「え?」

 

「外見の事はともかく、話しは全員揃ってからな。」

 

しばらくして、翼達がタケルの家に着いて通信端末をテーブルのセットしてオッチャン達に通信を繋げた。

 

「わ‼く、空間に映像が!?」

 

『通信越しで悪いな…仕事で脱け出せなくて。』

 

「構いませんよ。それじゃ話すか。」

 

タケルの雰囲気に俺達は静かになった。

 

「『眼魔』ってのは所謂幽体の存在だ。実体はなく幽霊みたいなもんだな。特徴としては何か物体を取り込むことでそれに由来する能力を持つことが出来るんだ。」

 

「ゆ、幽霊!?」

 

そういえば、響はそういうの苦手だったな。

 

「実体化させない限り攻撃出来るのは俺のゴーストの力だけだ。それ以外は何であろうとすり抜けられちまう。実体化させれば大丈夫だけど…」

 

『なるほど、先ずは実体化が最優先ということか…』

 

「そんで、コレが眼魔のコアみたいなものだ。」

 

タケルが取り出したのは、さっきの戦闘で眼魔がやられた場所にあった破片だった。

 

「コレがエネルギーを解放する事で眼魔は幽体の体になるんだ、因みに他人の体を乗っ取る事も出来る。」

 

「眼魂に似ているな…」

 

「魂を封印しておくアイテムという点では同じようなもんだな。」

 

「コレを破壊すれば眼魔を倒せたことになるんだ。」

 

「なるほど、そういえば英雄の眼魂はどうやって出来るんだ?コレとは随分違うけど…」

 

「英雄の眼魂は必要な物があるんだ。過去の英雄偉人が使っていた物とその英雄に強い思いを持つ人だ。」

 

「それがあれば作れるんデスか?」

 

「ああ、出来なくはないぞ。」

 

「…ねぇ小猫、貴方が前に契約の時に貰ったっていうアレはどうなの?」

 

「アレですね、ちょっと待ってください。」

 

そう言って、転移魔法を使うと彼女の手にはレーサーが被るようなヘルメットがあった。

 

「それは?」

 

「前に契約した人から報酬として貰った物です。確かアイルトンというレーサーが使っていたそうです。」

 

レーサーのアイルトンといえば、《音速の貴公子》と呼ばれた人じゃないか‼

 

「持ち主もこの人みたいなレーサーになりたいと言っていて、そのために色々とやったりしていたそうです。」

 

「ならどうして手放したんだ?」

 

「その人は末期の癌で独り身だったので私に最後を看取ってほしいというのが依頼でして、その時の報酬です。」

 

「スッゴい使いづらいんだけど!?」

 

なんつーもんを出してんだ小猫は‼

 

「私がこのまま持っているよりも誰かの役に立つなら問題ないと思ったので…」

 

「ハァ……まあいいか。」

 

『お、眼魂作るなら少し待ってくれ‼一誠、観測用の機械を送るからそれを使ってくれ‼」

 

「分かった。」

 

転移してきた機械を持って、準備完了だ。

 

「タケル、始めてくれ。」

 

「あいよっと……その前に変身‼」

 

《カイガン‼オレ‼レッツゴー‼覚悟‼ゴ・ゴ・ゴ‼ゴースト‼》

 

変身したタケルはそのヘルメットに右手を伸ばした。

 

「そんじゃ、いくぞ。」

 

そして、その場で円を描くと、眼の紋章が現れヘルメットが靄に包まれたと思ったら、赤と白で彩られたドライバージャケットのパーカーが出てきた。

 

「とりあえず成功か……来い‼アイルトン‼」

 

そういうとパーカーはタケルのベルトに入り込み、前に手を翳すと、ブラジルカラーの眼魂が出てきた。

 

「こんな感じで出来るんだ。」

 

なんか面白いものを見たな……

 

『タケル、悪いがその眼魂を俺に渡してくれないか?』

 

「別にいいですよ。」

 

『よし、一誠は観測機械と眼魔の眼魂と一緒にその眼魂もこっちに送ってくれ。それとタケル、そのクモランタンも貸してくれ。こっちで量産出来ないかやってみる。』

 

「了解。」「分かりました。」

 

「俺が説明出来るのはこのくらいだな。」

 

「そっか、ありがとな。じゃ次はアリアに……………………その頭、どうしたんだ?」

 

「ほえ?」

 

アリアに鏡を見せると、頭に犬のような耳があった。しかも、よく見ると犬の尻尾のようなものまで出ていた。

 

どっから生えてるんだ?

 

「な、何ですか!?コレはァァァァァァァァッ‼」

 

それを見た瞬間、アリアの絶叫が響き渡った。

 

「「…完全にミルヒ姫だ(デス)。」」

 

「けっこう可愛いかも…」

 

「頭撫でてもいい?」

 

「収拾つかないからそれは後でな。君は記憶が無いんだよな?」

 

「あ……はい、名前と目的以外は思い出そうとしても霞が掛かってるみたいで…」

 

「で、目的とはライダーの眼魂を集める事なんだよな?集めたらどうなるんだ?」

 

「そこまでは…………ただ、とてつもない力が手に入るとしか…」

 

「全部でいくつあるんだ?」

 

「1号と2号とV3、ライダーマンにXライダーにアマゾンとストロンガー、スカイにスーパー1にZX(ゼクロス)、BLACKとBLACK RX、真とZO(ゼットオー)とJ(ジェイ)、クウガ、アギト、龍騎、555(ファイズ)、剣(ブレイド)、響鬼、カブト、電王、キバ、ディケイド、W(ダブル)、OOO(オーズ)、フォーゼ、ウィザード、鎧武、ドライブに3号の計32個です。」

 

『『『『『多ッ!?』』』』』

 

なんつー数だ!?そんなにいんのかよ仮面ライダーは!?

 

「ここには、1号とBLACKの眼魂がありますから残りは30個になります。」

 

「こりゃ、時間掛かりそうだな…」

 

「でも、皆で探せばすぐだよ‼」

 

「そうだね。」

 

響と未来の言葉に皆のやる気が満ちてきていた。

 

「それじゃ、今日は暗くなってきたし明日から始めるか。」

 

『『『『『オオーッ‼』』』』』

 

「では、私と椿姫と匙はあなた達が休んでも問題ないようにしておきます。」

 

「お願いします、ソーナ会長。」

 

「それが終わり次第俺達も参加させてもらうぜ。」

 

『俺の方はさっきのデータを解析して、眼魂を見つけるアイテムと眼魔の実体化が可能なアイテムを作る。』

 

「頼むよ、オッチャン。」

 

『任せておけ。』

 

「皆さん…………ありがとうございます‼」

 

「そんじゃ、飯にでもするか。」

 

「あ、私が作りますよ‼」

 

玲奈ちゃんがそう言ってくれるけど、大勢で押し掛けてるからな……俺も作るか。

 

「一人じゃ大変だろ?俺も一緒に作るよ。」

 

「だったらチャーハンお願い‼」

 

「任せとけ‼」

 

そして、俺の作ったチャーハンと玲奈ちゃんの青椒肉絲がテーブルに並ぶと全員が絶賛だった。玲奈ちゃんからはチャーハンのレシピを教えてほしいと頼まれて、後日に教えることになった。

 

 

翌日、俺達は手分けして町中を探す事にした。因みにアリアだけど犬耳と尻尾が未だに出たままで戻す事が出来なかったので家で留守番してもらっている。本人も手伝いを頼んだ自分が行けないのを悔しがっていたが、夜までにこっちで何とかするということで、我慢してもらっている。

 

後、少しだけ記憶が戻ったらしいのだが、調と切歌が言ったミルヒ何とかに似ているって言葉を他の誰かにも言われたらしいがコレといって役に立つ事はまだ思い出せないそうだ。

 

さて、眼魂捜索開始だ‼

 

 

調side

 

私は駒王の警察署に来ていた。落とし物として届いているかもと思ったからだ。

 

「…すいません、持ち物を落としてしまって……届いてないですか?」

 

「どういうのですか?」

 

「…こういうの何ですけど…」

 

「ああ、それだったら…」

 

昨日描いた眼魂の絵を見せると、奥に行き何か持ってきた。

 

「ついさっき届いたんですよ、あなたのだったのね。」

 

「…ありがとうございます。」

 

「じゃあ、この書類に記入してくださいね。」

 

「…分かりました。」

 

その書類を出して、受け取った眼魂には《DRIVE》と書かれていた。

 

「…ドライブ眼魂、GET。」

 

まずは1つ目………………にしても、最近の警察はパトカーだけじゃないんだ…。

 

警察署から出たら赤いスポーツカーみたいなのがパトカーと並んであって、その周りで一人の男性とさっき落とし物の対応をしてくれた女性警官が追い掛けっこをしていた。

 

あ、女性の蹴りが鳩尾に入った。痛そう……

 

そこまで見てから、眼魂捜索に戻った。

 

 

 

未来side

 

私は駅前広場で眼魂を探していた。

 

「なかなか見つからないな……。」

 

人が多いから探しにくいし、元々の眼魂も手のひらサイズだからね……

 

「いらっしゃいませ~‼ドーナッツは如何ですか~‼」

 

少し休憩しようと思ったら、近くにワゴン車で販売しているドーナッツ屋さんがあった。ちょうど休もうと思ったから、買おうかな?

 

「すみません、ドーナッツください。」

 

「いらっしゃ~い‼」

 

そこは店員がオネェさんであること以外は普通のお店だった。

 

「今日は~、新作の《カイガンドーナッツ》がオススメよ~‼」

 

そう言って、出されたのはどことなくタケル君が変身した顔に似ているドーナッツだった。

 

「じゃあ、プレーンシュガーで。」

 

「あら、ざんね~ん‼はい、どうぞ。」

 

「ありがとうございます。」

 

ドーナッツを受け取ってお金を払った後、お店の前の椅子に座ろうとしたら足に何かが当たる感触があった。

 

「何だろう………………あ‼あった‼」

 

そこには、《WIZARD》と書かれた眼魂があった。

 

「ウィザード眼魂、GET♪」

 

因みに、ドーナッツは凄く美味しかったです。

 

 

翼side

 

商店街に来ていた私は人の多さに驚いていた。

 

「いつもより人の数が多いな………………ん?」

 

近くの電柱に張られていたポスターを見ると、有名なダンスチームが来ていると分かった。

 

「なるほど、ならこの多さにも納得がいく。」

 

そのまま商店街を調べ、気づいたらダンスステージのある場所まで来ていた。

 

「ここには………………ん?見つけた‼」

 

周りを見渡すとステージの前に眼魂があり、上には《GAIM》と表記されていた。

 

「鎧武の眼魂か……っとステージの邪魔になる前に動かねばな。」

 

ステージ前から退いたら、丁度ダンスが始まった。

 

「ここからは俺達のステージだぁッ‼」

 

そのダンスは将来を期待させるようなものだった。

 

「ほう、これはなかなか…………っと、眼魂捜索に戻らねば。」

 

名残惜しいが、私は捜索に戻った。

 

 

 

切歌side

 

「何処にあるんデスかね、眼魂は?」

 

ワタシは公園の中で眼魂を探していたデス。

 

「誰かに聞いてみるデスか。」

 

その時、近くを一人の男性が通り掛かった。

 

「あの、すみません‼」

 

「ん、どうした?」

 

「こんなの探してるんデスけど、見てないデスか?」

 

ワタシの絵を見て、その人はジャケットの内ポケットに手を入れた。

 

「それってコイツの事か?」

 

そして、取り出したのは正しく眼魂だった。

 

「そう‼それデス‼」

 

「そいつは良かった。依頼の途中で見つけたんだ。」

 

「依頼デスか?」

 

ということは探偵さんなんデスかね?

 

「ああ、コイツらを見かけなかったか?」

 

そう言って見せてきた写真にはハムスターとかなり大きいセントバーナードが写っていた。

 

「悪いデスけど、見てないデス。」

 

「そうか、ありがとな。お~い‼出てこ~い‼ハム蔵‼いぬ美‼」

 

そう叫びながら、男性は去っていった。

 

貰った眼魂には《DOUBLE》と書かれていた。

 

「Wの眼魂、GETデス‼」

 

 

 

マリアside

 

私は繁華街で眼魂を探していたが、結果は芳しくなかった。

 

「場所を変えようかしら………………あら?」

 

周りを見たら昨日まで喫茶店だった場所が、今は写真館になっていた。

 

「一晩で変わるなんておかしいわね…」

 

そう思っていたら、中からマゼンタ色の2眼レフカメラを首から下げた男性が出てきた。

 

「ん?何だ、客か?」

 

「あ、いえ‼違います。」

 

「そうか。」

 

そう言って、何処かに行こうとしていた。

 

「あ、ちょっと待って!?」

 

「今度は何だ?」

 

「実は…「ああ、言わなくていい。だいたい分かってる。」え?」

 

「コレを探してるんだろ?」

 

男性がポケットから取り出したのは、紛れもなく眼魂だった。

 

「ほらよ。」

 

それを私に投げ渡してきたので、慌ててキャッチした。

 

「いいんですか?」

 

「俺には必要ないからな。」

 

そう言って、町の中に消えていった。

 

「変な人ね…………この眼魂は《DECADE》か…」

 

眼魂を仕舞い、再び捜索を始めようと思ったら……

 

「あら、喫茶店に戻ってる?」

 

そこには、今まであった喫茶店が建っていた。

 

「………………疲れてるのかしら……」

 

そんな不思議体験をしつつ、眼魂捜索を続けた。

 

 

 

クリスside

 

住宅街をアタシは探していたが眼魂が見つからない事に、少しイラついていた。

 

「あ~も~‼何処にあんだよ‼眼魂は!?」

 

「おばあちゃんが言っていた。自分が望みさえすれば、運命は絶えず自分に味方する……とな。」

 

「うおッ!?」

 

いつの間にか隣に豆腐の入った桶を持った男が、上に向かって右手を上げていた。

 

「な、何だ!?お前は!?」

 

「自分を信じきれない者が行動すればその結果しか出ない。なら、出来た自分を思い描いて行動すれば必ずその未来が訪れる。」

 

そう言って、何事もなかったかのように男は去っていった。

 

「何だったんだ……?」

 

訳わかんねぇ男だったけど、言ってた事には一理あるな。アタシはまだ見つかるって自分を信じてなかったかもしれない。だったら‼

 

「アタシだって、眼魂を絶対に見つけてやる‼」

 

そう思いながら歩いていたら、電柱の影に光る何かを見つけた。

 

「あれってまさか……‼」

 

駆けよってみると、それは眼魂だった。

 

「ホントに見つかりやがった…《KABUTO》の眼魂か…」

 

信じればその未来が来るか……さっきの男には今度会ったら礼でも言うか。

 

 

 

響side

 

「どこかな?眼魂は…」

 

クリスちゃんとは反対側の住宅街を私は探し回っていた。

 

「ん~と……うん?何かいい匂いがする…」

 

その匂いにつられて歩いていくと、一軒のレストランがあった。

 

「こんな所にレストランがあったんだ。」

 

お店を見ていたら、中から店員さんらしき人が出てきた。

 

「ん?いらっしゃい。今開店するから。」

 

「あ、違います‼ちょっと探し物をしていまして…」

 

「そうだったんだ、見つかると良いね…………あれ、何だろうコレ?」

 

その店員が手に持った物を見て、私は驚いた。

 

「あ~~~~‼‼‼‼それ、眼魂‼‼‼」

 

「うわッ‼コレが君の探し物?」

 

「はい‼‼そうです‼‼‼」

 

「じゃ、今度は無くさないようにね。」

 

「ありがとうございます‼」

 

店員さんが眼魂を差し出してきたので、受け取った私はお礼を言った。

 

「今度は友達と一緒においで。」

 

「その時は是非‼」

 

店員さんは開店作業があるのか店内に戻っていった。

 

コレは《AGITO》の眼魂か…………あれ?このお店の名前と同じだ。

 

 

 

一誠side

 

駅前通りを探していた俺は、記者の人に捕まっていた。

 

「頼む‼インタビューに協力してくれ‼‼記事書かないと編集長に怒られちまうから‼お願いだ‼」

 

「そんな事言われましても…」

 

さて、どうやって脱出しようか……

 

「協力してくれたら、コレあげるから‼」

 

「物でつろうとしても、こっちにも用が………………ってそれは‼‼」

 

その男の手には眼魂があった。

 

「あんた、何処でコレを!?」

 

「え?さっき会社の前に落ちてたんだよ。見たことないから後で何かに使えるかと思ってな。」

 

まさか、こんなかたちで見つかるとは……

 

「それをくれるなら、インタビュー受けてもいいぜ?」

 

「マジか!?シャアッ‼商談成立だ‼」

 

眼魂を受け取って、10分程インタビューを受けたら満足したのか嬉しそうに帰っていった。

 

「あの人も通り魔事件を調べるんだな…………そういやこの眼魂はどのライダーだ?」

 

上を見たら《RYUKI》と書かれていた。

 

「龍騎の眼魂か…………さて、他の皆はどうなんだろうな?」

 

 

 

タケルside

 

町外れにある森を探していた俺は木の上に座っている眼魔に遭遇していた。

 

『オマエ、ダレダ?』

 

「名乗る程の者じゃねぇよ。」

 

『オマエ、キケン、タオス。キキーッ‼』

 

そう言って木から飛び下り、手刀を降り下ろしてきた。

 

「おわッ‼」

 

横に跳ぶ事で回避して、ベルトを出して眼魂のスイッチを入れた。

 

「向かって来るならやってやるよ‼変身‼」

 

《カイガン‼オレ‼レッツゴー‼覚悟‼ゴ・ゴ・ゴ‼ゴースト‼》

 

ガンモードにしたガンガンセイバーを撃つが、縦横無尽に動きまわられ狙いが定まらなかった。

 

「クソッ‼ぴょんぴょん跳びやがって‼」

 

なら、あのライダー眼魂を使うか‼

 

BLACK眼魂を取り出し、オレ眼魂と入れ換えた。

 

《アーイ‼バッチリミナー‼バッチリミナー‼》

 

「いくぞ‼」

 

《カイガン‼BLACK‼ゴルゴム許さん‼ブラックサン‼》

 

…………………………なんだ、このおかしな音声…………。

 

飛んでいたゴーストを身に纏い、変身を完了した俺は眼魔に接近する。

 

『クラエ、ケケーッ‼』

 

再び頭上から手刀を繰り出して来たが、俺は直ぐにレバーを引いて押し込んだ。

 

《ダイカイガン‼BLACK‼オメガドライブ‼》

 

ベルトの上に両手を乗せると、強烈な赤い光が放たれた。

 

『ギャバッ‼』

 

それを喰らった眼魔は攻撃に失敗して地面に墜落した。

 

「一気にトドメだ‼」

 

その場から跳び上がり、右手を突き出しながら眼魔に突っ込む。

 

「ライダーパンチ‼」

 

『キギャッ!?』

 

立ち上がりかけてた眼魔はこれをモロに喰らいぶっ飛んで行き、俺は着地と同時に再び跳び上がり今度は右足を突き出した。

 

「ライダーキック‼」

 

『ケギャアアアアアァァァァァッ‼』

 

必殺コンボを喰らった眼魔はダメージ容量を越え、爆散した。

 

「たくっ、鬱陶しい奴だったぜ。」

 

変身を解除し倒した所に行くと、壊れた眼魔眼魂とライダー眼魂があった。

 

「この眼魂は……《AMAZON》か…」

 

あのしゃべり方はもしかしてと思ったけどやっぱりか。

 

「さて、一度皆と合流する『マテ。』ってマジかよ…」

 

呼び止めた声の方を向いた俺は最悪の展開に驚いていた。

 

後ろにいたのは眼魔だけど、深緑と黒のパーカーを纏い光輝く剣のような杖状の武器を右手に持っていた。

 

出来ればその眼魂は落ちてるのを回収したかったけど、一歩遅かったか……

 

「イッセー達に通信だけでもいれとくかな?」

 

それでも、アイツらが来るまで持ちこたえられるかわからねぇけど、やってみるか‼

 

『キサマハ、ココデコロス。』

 

「やれるもんならやってみやがれ‼“BLACK RX”‼」

 

 

 

 




今回出た人達はこの先出て来る事はありません。ご了承下さい。

次回 『仲間』

「俺は一人じゃないんだよ‼」

それでは、次回も楽しみにしてくださると嬉しいです。


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