最弱の一誠と歌姫達   作:疾風の警備員

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遅くなりましたが更新です。

今回の戦闘シーンは賛否両論になりそうな気がする……

それでも構わないという方はこのBLACK RX戦を見ていってください。



仲間

アーシアside

 

「う~ん、見つかりませんね。」

 

私は学園の裏庭をアグちゃんとガブちゃん、ドルちゃんと一緒に探していました。

 

『もう、ここには無いんじゃないってオイラは思うんだけど?』

 

『でも、ここはかなり広いから一個くらい落ちてるんじゃないかな?』

 

『それに、探した場所はまだ4分の1っすよ?こういうのは根気っす‼この前はぐれた時もオレっちは根気よく探してたんすから。』

 

「そうですね‼皆で探せばきっと見つかりま(コンッ)ほえ?」

 

足先に何かが当たった感覚があったので下を見てみたら……

 

「ああ~‼眼魂、ありました‼」

 

『『『ホントに!?』』』

 

「はい‼ほらコレ‼」

 

私の手には、《ZO》と書かれた眼魂がありました。

 

『スゴいや‼アーシア‼』

 

『この辺にまだあるかな?』

 

『全力で探すっすよ‼』

 

アグちゃん達がやる気を出してきた時……

 

[タケルより全員へ、メチャクチャヤバイ相手に遭遇しちまったから増援を頼む‼]

 

と、渡されていた通信機から連絡が入りました。

 

「大変です‼早く行かないと‼でも、私は走るのが苦手ですし……」

 

『だったら、ボクに力を少しだけくれれば乗せていってあげるよ。』

 

「本当ですか!?お願いします‼」

 

ガブちゃんの背中に手を乗せて思いの力を渡していきますけど、どれくらいでいいんですかね?

 

『もう大丈夫だよ。これくらいあれば充分だから。』

 

ものの数秒で充分になったみたいなので、背中から手を離すとガブちゃんの身体が青い光に包まれていきました。

 

『ガブモン‼進化‼………………ガルルモン‼』

 

光が収まるとそこには私より何倍も大きくなって水色と青の縞模様に四足歩行の狼になったガブちゃんがいました。

 

『さあ、乗って‼』

 

「はい‼」

 

しゃがんだガブちゃんの背中に乗ると一気に駆け出した。

 

タケルさん、頑張ってください‼

 

『ところで、何処に行けばいいの?』

 

「……………………あ。」

 

場所を聞くの忘れてました……

 

 

 

タケルside

 

「さて、公式チート相手に何処までやれるか試させてもらうぞ‼昇格(プロモーション)、女王‼そして、変身‼」

 

《カイガン‼オレ‼レッツゴー‼覚悟‼ゴ・ゴ・ゴ‼ゴースト‼》

 

変身した俺はガンガンセイバーを握りしめ、RX眼魔へと駆け出した。

 

RX眼魔は微動だにせずにその場に立っているけど余裕ぶってられるのも今のうちだ‼

 

射程内に入った俺はガンガンセイバーを振り上げ、上段の構えから一気に振り下ろした。

 

『フン。』

 

「なッ!?」

 

だが、その一撃は右手に持っていたリボルケインによって軽々と受け止められてしまった。

 

嘘だろ!?一応全力だったんだぞ!?

 

驚きのあまり動きを止めてしまい、その間に剣を弾かれガラ空きの身体を袈裟斬りに切り裂かれた。

 

「グアァァァッ‼」

 

一撃で相当なダメージを負った俺は何とか後ろに下がり、茶色の眼魂を取り出した。

 

接近戦がダメなら遠距離はどうだ‼

 

《カイガン‼ビリー・ザ・キッド‼百発百中‼ズキューン‼バキューン‼》

 

ガンガンセイバーをガンモードに変えて右手に持ち、左手にはガンモードのバットクロックを持って撃ちまくった。

 

『グッ!?』

 

「よしッ‼」

 

その弾丸を喰らったRX眼魔は怯んで少しだけ後ろに下がった。

 

よし‼このまま押しきっていけば……‼

 

しかし、パーカーの深緑の部分がオレンジになった途端、こちらの攻撃を受けながらも平然と歩き出した。

 

「チッ‼ロボライダーにチェンジしたか‼堅い装甲に正確に撃つ射撃型って面倒な……」

 

そして、リボルケインを銃型の武器ボルティックシューターに変えるとそれを撃ち、こちらの弾丸を全て撃ち落とし俺に直撃させた。

 

「ウアァァァァッ‼」

 

なんてヤツだ!?だったら‼

 

バットクロックとガンガンセイバーを合体させて、ライフルモードにしてベルトとアイコンタクトする。

 

《ダイカイガン‼ガンガンミナー‼ガンガンミナー‼》

 

照準を合わせた俺は引き金を引いた。

 

「喰らえ‼」

 

《オメガインパクト‼》

 

放たれたエネルギー弾は真っ直ぐにRX眼魔に向かっていった。

 

でも、それはパーカーの色を青と白に変えたRX眼魔のゲルのような身体を通り抜けるだけで終わった。

 

「今度はバイオライダーか‼身体をゲル化されると厄介この上ないな‼」

 

RX眼魔はボルティックシューターをバイオブレードに変え接近してきた。

 

「だったら受けてたってやるよ‼」

 

政宗眼魂を取り出し、ビリー・ザ・キッド眼魂と入れ換える。

 

《カイガン‼マサムネ‼武勇で皇帝‼独眼竜‼》

 

ブレードモードにしたガンガンセイバーにドラゴンスピーカーを合体させ、バスターブレードにした剣を振り下ろしたがバイオブレードに受け流され剣を突き出してきた。

 

「させるか‼」

 

それを喰らう前に剣の柄を叩き、スピーカーから衝撃波を放つ。

 

『ヌオッ!?』

 

想定外だったのか、動きが止まったのでその間に剣を引き戻し、眼魔に突き刺した。

 

『フン、イマノワタシニコレガキクトデモ?』

 

「い~や思ってないさ、これはこの為だよ‼」

 

俺は身体を動かして、無理矢理な態勢でアイコンタクトする。

 

《ダイカイガン‼ガンガンミナー‼ガンガンミナー‼》

 

そして、トリガーを押しながら剣を振るった。

 

《オメガブレイカー‼》

 

『ウオォォォォォッ!?』

 

そして体内から放たれた衝撃波によって、RX眼魔の身体はバラバラに散っていった。

 

「さすがにこうすれば 『イマノハオドロイタゾ。』……やっぱチートには通じねぇか。」

 

目の前で飛び散ったゲルが集まって、身体を再生しているのを見たら勝算が無いってのを嫌でも理解させられた。

 

『キサマヒトリデワタシヲタオスナド、ムリナハナシダ。』

 

「確かに俺一人じゃ勝てないのは充分に分かったよ。」

 

『ナラ、シネ。』

 

黒と深緑のパーカーに戻ったRX眼魔はリボルケインを構え、俺に突き刺そうとした。

 

でも、残念だったな。

 

「まだ、終わってねぇよ。」

 

『ナニ?』

 

なぜなら……‼

 

「俺は一人じゃないんだよ‼」

 

その瞬間、青白い光が降り注ぎRX眼魔が実体化した。

 

『ナンダトッ‼』

 

RX眼魔が驚いている間にその場にしゃがむと、俺の上を1本の槍が通り抜けRX眼魔に直撃した。

 

『グオッ!?』

 

「吹っ飛べ‼」

 

更に、後ろから一人の男が俺を飛び越えて槍に跳び蹴りをぶちかました。

 

《COMET∞SPIKE》

 

『Remote!』

 

『グアァァァッ‼』

 

それを喰らったRX眼魔は勢いよく転がっていった。

 

「悪い、オッチャンからクモランタンを受けとるのに時間を食って遅くなっちまった。」

 

「気にしてねぇよ。むしろナイスタイミングだ。」

 

そんな感じに現れた男、イッセーと会話する。

 

『グッ、タッタヒトリフエタトコロデ、カテルトオモウナ‼』

 

「タケル、コレ使え。」

 

イッセーから投げ渡されたモノ“龍騎眼魂”を受け取り、すばやく政宗眼魂と入れ換えた。

 

「やっぱり手に入れてたのか。」

 

「当たり前だろ?苦労したぜ。」

 

「だったら、ありがたく使わせて貰うぜ‼」

 

《カイガン‼リュウキ‼周りはライバル‼始まるサバイバル‼》

 

現れた袖が赤くそれ以外が銀色のパーカーを羽織り、手には龍騎の相棒ドラグレッダーの尻尾の剣ドラグセイバーを持つ。

 

『リュウキノアイコンダトッ!?』

 

「シャアッ‼行くぞ‼イッセー‼」

 

「任せろ‼」

 

 

ー推奨BGM《我ら思う故に我らあり》ー

 

 

互いに走り出し、RX眼魔に近づいた俺達は同時に武器を振るった。

 

『ソンナコウゲキナゾ‼…………ッ!?グオッ!?』

 

何かしようとしていたが、RX眼魔には何も起きず俺達の攻撃が命中した。

 

『ナゼダ!?ナゼチェンジデキナイ!?』

 

「それは俺がその力を解除したからさ。」

 

RX眼魔の叫びにイッセーが答えた。

 

『貴方の力はかなり驚異です。ですが、その“姿を切り替える”という条件を解除してしまえば、その限りではありません。』

 

「だから、さっきの一撃でそれを解除したのさ。お前達がその力を使うのをライダーは嫌がっているみたいだぜ?すんなりと解除させてくれたからな。」

 

『バカナッ!?』

 

やっぱドラゴン系の神器って反則だよな……

 

「っていうか、何でアイツの能力知ってんだ?」

 

「お前……わかってて言ってるだろ?」

 

あれ?バレたか。

 

「通信入れっぱなしにして、あんな説明みたいな言葉を聞けば分かるわ。」

 

「流石だな。」

 

俺以外の奴等に情報を渡すにはコレが一番だと思ったんだけど、正解だったな。

 

『ダガ、ソレデモワタシニカツナドアリエンッ‼』

 

態勢を立て直したRX眼魔がイッセーに向かってリボルケインを振り下ろした。

 

「そんなもんッ‼」

 

それをガングニールで防ごうとしたが、まるでバターを切るかの如く両断された。

 

「切れたぁッ!?」

 

『かなりの出力ですね。』

 

「イッセー‼下がれ‼」

 

ドラグセイバーをドラグクローに持ち変えて構えると、隣にドラグレッダーが現れたのでクローを突き出しドラグレッダーが火炎弾を放った。

 

『ヌウッ‼』

 

RX眼魔がそれに怯み、その間にイッセーが離れる。

 

「助かったぜ。」

 

「どうやらシンフォギアじゃリボルケインには対抗出来ないみたいだな。」

 

「らしい、役立たずでスマン。」

 

「後はこっちで何とかしてみるさ。」

 

「頼む。」

 

イッセーが下がったのを確認してから、再びドラグセイバーに持ち変える。

 

『ナカマニハ、メグマレナカッタミタイダナ?』

 

「いや、アイツは最高の友達だよ。」

 

『トモカ……クダラナイナ。コノヨハ“チカラ”ガスベテダッ‼』

 

「…そんな事ない‼」

 

新しく聞こえた女の子の声の方を向くと、調ちゃんがいた。

 

「…友達がいるから、私達は新しい世界を知れる。新しい自分を見つけられる‼」

 

「それに友達が一緒なら、どんな困難も怖くはないデス‼」

 

調ちゃんの後ろから更に声が響き、切歌ちゃんが現れた

 

「「だから、私達は誰かと繋がろうとするんだ(デス)‼」」

 

そして、二人から何かを投げ渡された。

 

「…私達が見つけた眼魂‼」

 

「使うデス‼」

 

「おうよ‼」

 

龍騎眼魂を取り出し、調ちゃんから渡された眼魂をセットしてレバーを引いて押し込んだ。

 

《カイガン‼ドライブ‼警官‼正義感‼タイヤコウカン‼》

 

出てきた赤と黒のパーカーを纏い、両手にはハンドルの付いた剣と車のドアを模した銃があった。

 

「んじゃ、ひとっ走り付き合えよ‼」

 

そのセリフと共に銃を撃ちながら接近する。

 

『クッ‼ハアッ‼』

 

最初の数発は喰らうも後はリボルケインで弾かれてしまった。だが、その間にRX眼魔を横をすり抜けながら剣で切り裂く。

 

『グアッ!?』

 

「次はコイツだ‼」

 

ドライブ眼魂から切歌ちゃんから貰った眼魂と入れ換える。

 

《カイガン‼ダブル‼二人で一人‼ガイアメモリ‼》

 

「さあ、お前の罪を数えろ‼」

 

右が緑、左が黒のパーカーを羽織り、駆け出す。

 

『ナメルナッ‼』

 

RX眼魔はリボルケインを突き出してきたが、右足で持ち手を蹴り飛ばしその勢いで回りながら左足で腹に蹴り込み、最後に跳び上がりながら顔に風を纏った回し蹴りを叩き込んだ。

 

『グハッ!?』

 

「次はさっき手に入れたコレだ‼」

 

《カイガン‼アマゾン‼大空に聞け‼アマゾン‼ここにあり‼》

 

緑と赤の縞模様のパーカーを着て、跳び上がりながら再度レバーを操作する。

 

《ダイカイガン‼アマゾン‼オメガドライブ‼》

 

「ダイ・セツ・ダァン‼」

 

そして、落下の勢いを乗せた手刀と袖に付いたヒレで身体を切り裂いた。

 

『ガハァッ‼』

 

これを喰らったRX眼魔は体から黒い液体を飛ばしながら吹き飛んだ。

 

「アイツ、タオレタ?」

 

「おい、片言になってるぞ。」

 

おっと、アマゾン眼魂の副作用みたいなもんか?

 

『マダダ‼マダワタシハタオレンゾッ‼』

 

「渋といな…」

 

「なら、ちゃっちゃと決めちまいな‼」

 

声が聞こえた方を向けば、クリス先輩がいて俺に眼魂を投げてきた。

 

「チートだかチーズだか知らねぇけど、んな奴とっととぶっ潰せ‼」

 

「了解です‼」

 

アマゾン眼魂と渡された眼魂を入れ換え、駆け出しながらレバーを引いて押し込む。

 

《カイガン‼カブト‼今すぐ加速‼キャストオフ‼》

 

フードの先に赤いかぶと虫の角が付いた赤いパーカーを着て、少し軽くなった身体で一気に接近する。

 

『ソノテイドッ‼』

 

RX眼魔はリボルケインで切り裂こうと振るってきたが当たる気はねぇよ‼

 

「クロックアップ‼」

 

そう言うと、周囲の動きがスローモーションになった。この間にRX眼魔の背後に移動し背中合わせになったらレバーを操作した。

 

《ダイカイガン‼カブト‼オメガドライブ‼》

 

エネルギーが右足に集まるのを確認したら、振り返りながら上段の回し蹴りを叩き込んだ。

 

「ハアッ‼」

 

『グハアァァァァァァッ!?』

 

反応することすら出来なかったRX眼魔は地面をバウンドしながら吹っ飛んだ。

 

『ヌウッ‼ウゴキガミエナカッタダト?』

 

「当たり前だ…俺の進化は光より速い。全宇宙の何者も俺の進化にはついて来れない。」

 

くぅ~~~~ッ‼言ってみたかったんだよな‼天道語録‼

 

「戦場で呆けるな‼」

 

その叱責の声と共に眼魂が飛んできたので慌てて受け止めた。

 

「その隙が死を招くと心得ておけ‼」

 

「スミマセン!?」

 

謝りつつ、叱責の主である翼さんからの眼魂をベルトにセットした。

 

《アーイ‼バッチリミナー‼》

 

そして、現れたパーカーゴーストが俺の後ろから攻撃しようとしたRX眼魔を弾き飛ばした。

 

『ヌアッ!?』

 

「うおッ!?あっぶね~。」

 

翼さんの言う通り次からは気を付けよう……

 

そして、レバーを引いて押し込みゴーストを纏う。

 

《カイガン‼ガイム‼オレンジ‼バナナ‼そんなバカな‼》

 

…………この変身音は絶対にふざけて作ったな…………

 

周りを見るとイッセー達も肩を震わせて笑いを堪えていた。

 

笑うなァァァァァァァッ‼(地獄の兄貴風)

 

右手に現れた大橙丸を握り締め、RX眼魔に突っ込む。

 

「ここからは俺のステージだ‼コンチクショウッ‼」

 

八つ当たり気味に切りかかり、リボルケインとつばぜり合う。

 

「テメェで鬱憤を晴らしてやる‼」

 

そのまま、レバーを操作して必殺技を発動する。

 

《ダイカイガン‼ガイム‼オメガドライブ‼》

 

刀身にエネルギーを集め、力任せに振り抜く。

 

「セイハァッ‼」

 

『ガハッ‼』

 

威力は減衰されたが、切り裂いたその隙に1度距離を取った。

 

『ナゼダ!?ナゼワタシガオサレテイル!?』

 

「簡単さ、“俺達”の力がお前より上ってだけだよ。」

 

『アリエン‼ヨワイチカラガイクラアツマロウトモ、アットウテキナチカラノマエニハムリョクノハズ!?』

 

「なら、貴方の力は圧倒的ではなかったということね。」

 

「それに私達は力だけが全てとは思ってない。」

 

「例え1人1人が弱くても、皆が力を合わせればそれはとっても強い力になるんだ‼」

 

新たに3人の声が聞こえ、そこにはマリアさんと未来さんと響さんが立っていた。

 

「テメェに刻み込んでやるよ。短い間に俺達が繋いだ絆の力をな‼」

 

「「「受け取って(れ)‼」」」

 

3人から眼魂を受け取り、未来さんの眼魂をベルトにセットする。

 

《カイガン‼ウィザード‼指輪の魔法‼最後の希望‼》

 

「さあ、ショータイムだ。」

 

パーカーを纏い右手に現れた銀色の武器、ウィザーソードガンを構え、銃弾を五発放つ。

 

『ソノテイドノコウゲキッ!?』

 

RX眼魔はリボルケインで弾を切り裂こうとしていたが…

 

「あらよっと。」

 

『グアッ!?』

 

弾を操作してリボルケインをかわし、直撃させる。

 

「次はコレだ‼」

 

《カイガン‼アギト‼目覚める魂‼神々の話‼》

 

眼魂を響さんから貰ったのに取り換え、接近する。

 

『コレイジョ「ハアッ‼」ウアッ‼』

 

リボルケインを振るう前に、懐に入り右ストレートを決め、腹を蹴って吹き飛ばした。

 

「さあて、次行くぜ‼」

 

《カイガン‼ディケイド‼読み込むカード‼顔がバーコード‼》

 

ピンk……じゃなくてマゼンタのパーカーを羽織り、現れたライドブッカーをソードモードにして刀身を撫でる。

 

『マケルワケガナイ‼コノワタシガマケルナド……‼』

 

「もう黙って消えろ。」

 

《ダイカイガン‼ディケイド‼オメガドライブ‼》

 

目の前にホログラムで出来たカード状のものが現れ、跳び上がりながらそれをくぐり抜け、跳び蹴りを決める。

 

「デヤァァァァァァッ‼」

 

『ヌアァァァァァァァァァァァァァァッ‼』

 

それを喰らったRX眼魔は地面に崩れ落ちた。

 

「やっと終わったか…」

 

眼魂を回収するために近づこうとしたら……

 

「タケルさん‼ダメです‼」

 

「ッ‼」

 

その叫びで1歩下がると、目の前を光の剣閃が通り抜けた。

 

「うわッ!?まだ生きてんのかよ!?」

 

俺が後ろに飛び退くと、RX眼魔がゆっくりとだが立ち上がった。

 

『マダダ……マダマケテハイナイ‼』

 

「タケルさん‼コレを‼」

 

何処からか飛んできた眼魂を手に取り、ベルトにセットする。

 

《カイガン‼オーズ‼メダル奪った‼タカトラバッタ‼》

 

黒を基準に赤と黄と緑のラインが入ったパーカーを着て、袖の先にある黄色のクローを展開する。

 

『ココデマケテハ“アノオカタ”にアワセルカオガナイ……』

 

「あの御方?」

 

なんだ、コイツらを操っている奴がいるのか?

 

『キサマダケデモ、ミチヅレニシテクレル‼』

 

「そいつはごめん被るよッ‼」

 

レバーを引いて押し込み、構える。

 

《ダイカイガン‼オーズ‼オメガドライブ‼》

 

跳び上がり前に出来た赤、黄、緑のリングをくぐり、必殺技《タトバキック》を決めた。

 

「セイヤァァァァァァァァァァァァァァッ‼」

 

『グハッ!?』

 

それを受けたRX眼魔はゆっくりと倒れていき、

 

『ワレラガ“オウ”ニエイコウアレェェェェェェ‼』

 

その言葉を叫びながら爆散した。そこにはくだけ散った眼魔眼魂とBLACK RXの眼魂が残されていた。

 

「これで本当の終わりだな…」

 

「タケルさん‼怪我は無いですか!?」

 

変身を解いた俺にオーズ眼魂を渡してくれた女の子、エルナが心配そうな顔で近寄ってきた。

 

「少し痛いけど、これぐらいなら大丈夫だよ。」

 

「なら、良かったです……あまり無茶はしないで下さいね?」

 

「分かったよ。」

 

「タケルさんに何かあったらボクは…」

 

「ボクはなんだって?」

 

「え!?い、いえ‼何でもナイですよ‼はい‼」

 

「?」

 

何を慌ててんだ?

 

「お~い‼タケル~‼」

 

「ほら、皆が呼んでるから行こうぜ‼」

 

「あっ、はい‼」

 

皆の所に着くと全員が笑顔で出迎えてくれた。

 

「悪かったな、力になれなくて。」

 

「んな事ねぇよ。皆がライダー眼魂を持ってきてくれたから俺は戦えたんだ。」

 

じゃなかったら、俺は負けていたかもしれないしな……

 

「お待たせしました~~~‼」

 

と、そこにアーシアさんが何かガブモンの面影がある生き物に乗って現れた。

 

「タケルさん‼ライダーの眼魂を持ってき…………あれ?もしかして終わってます?」

 

『終わっちゃってるね。』『終わってるね。』『終わってるっすね。』

 

「そんなぁ~…」

 

その姿を見て、俺達は思いっきり笑った。

 

しかし、RX眼魔が言っていた王を倒さない限り戦いはまだ続くだろう。

 

それでも、この仲間がいる限り俺達は勝てると思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???side

 

「アイツらか…………俺の邪魔をしていやがるのは…」

 

だったら思い知らせてやる。

 

「俺の邪魔をすればどうなるか……その身で味わうんだな‼」

 




いかがでしたか?

なんか、ご都合主義な気がしている作者です。

次回『砕かれる勇槍』

「タケル……皆を……頼む…」

では、次回で会いましょう。
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