最弱の一誠と歌姫達   作:疾風の警備員

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待っててくださった方々、遅れてしまいスンマセンした。

言い訳ですが、私は警備員をしているのですがかなり忙しかったのでこんなに延びてしまいました。

何だよ、36時間勤務って………それを週に2回とかウチの会社フザケンナ……‼

愚痴はこれまでにして、遅れた分ボリュームは増して(増しすぎた)います。

長くなっていますが最後まで読んでくださると嬉しいです。

では、今回はシンフォギアメンバーの戦闘です。どうぞ‼


戦士の鎧

一誠side

 

「それじゃ、行くぜ‼」

 

 

ー推奨BGM《Alive A live》ー

 

 

俺は眼魔達目掛けて走りながら、ベルトからカードを1枚引き抜き、それを左手にある籠手《龍召機甲メイルバイザー》に入れた。

 

《SWORD VENT》

 

メイルの声に似た電子音声の後、上から解放龍の剣(リモート・エッジ)が落ちてきたので、それを掴み取り先頭の眼魔を切り捨てた。

 

隣ではタケルも同じように突っ込み、剣で切り裂いていた。

 

「まさかお前が仮面ライダーになるなんてな……‼」

 

「それは後で詳しく話すさッ‼今はあの4号の所まで駆け抜けるぞ‼」

 

「おうッ‼」

 

立ちはだかる眼魔達の壁を斬り倒しながら進んで行くが倒される度に王が眼魔を召喚してくるので、前回同様にきりがなかった。

 

「あ~クソッ‼これじゃあの時の二の舞だぜ!?」

 

「今回は違うさ。」

 

タケルのぼやきに俺はそう答える。なぜなら…………

 

「「ハアアアアアァァァァァァァッ‼‼」」

 

その叫びと共に響と小猫が目の前の眼魔達を殴り飛ばし、翼とマリア、切歌と調が斬撃や刃を飛ばしクリスと未来が後方から射撃を行い、その二人に近づいてくるのを匙と祐斗とエルナ、美月さんとみくるさんに玲奈ちゃんが払い退けていた。

 

これなら勝てる‼そう思っていたら、

 

『Transfer!』

 

その音声が聞こえ、敵の動きが一気に良くなった。

 

「なんだ!?いきなり強くなったぞ!?」

 

「お前の仕業か‼宗二ッ‼」

 

俺の視線の先には憎たらしい笑顔の宗二がいた。

 

「そうさ、僕の力でこいつらを強化したんだ。3回分だから8倍になってるのかな?」

 

この…‼なんつー面倒な事を‼

 

強化された事によって俺達は劣勢になってしまい、周囲を眼魔達に囲まれてしまった。

 

「くッ!?」

 

「お前ら良くやった。んじゃ、ライダー眼魂を全て渡してもらおうか?」

 

「今渡せば、女の子達は逃がしてやってもいいぜ?ただし、僕の物になる事が前提だけどね。」

 

「まったくソージは……。でも、この子が望むのなら仕方ないわね。ある程度仕返しはさせてもらうけど。」

 

「そうですわね。その時は私に任せてくださいな。たっぷり楽しませてもらいますわ。」

 

まるで勝利を確信したみたいな態度で要求してくるアイツらに怒りが沸いてくる。

 

「おっと、その前に…」

 

「え?キャアッ‼」

 

「ッ!?響‼」

 

後ろから悲鳴が聞こえ、振り替えると響、翼、クリス、マリア、切歌、調、未来がパーカーを着た眼魔達によってバラバラに離されてしまった。

 

あれは上級タイプかッ‼

 

「そいつらは厄介そうだから先に分断させてもらうぜ?」

 

「オイッ‼あの子達は僕の物になるんだから、絶対に殺すなよ‼」

 

「あ~ハイハイ、分かったからさっさと残りを掃除しろや。」

 

「分かってるさ‼いけッ‼眼魔共‼」

 

その合図で残った眼魔達が襲い掛かってきた。俺とタケル、祐斗は剣で斬り倒し小猫は禁手で殴り飛ばし、美月さんとみくるさんは連携を取りながら蹴散らしており、エルナはダウルダブラを纏い戦いに慣れていない玲奈ちゃんを炎の壁で守っていて匙がそこに群がる奴等を払い退けていた。

 

最初は何とか拮抗していたが、

 

『すまん小猫、禁手の限界時間だ。』

 

「ッ!?そんな!?」

 

倍加の繰り返しで時間が早まり、禁手が解けた事で今までの疲労から小猫が動けなくなった。

 

「マズイッ‼」

 

そこを狙ったように眼魔達が襲い掛かろうとした。

 

「小猫ちゃんッ‼」

 

祐斗が助けに行こうとしたら、赤いオーラを纏った巨大なタイヤのような物が眼魔達を吹き飛ばしていき……

 

「おっと。」

 

「へ?ケバァッ!?」

 

その内の何体かが、宗二達に命中していた(慶悟は避けたけど)。

 

その後、小さな爆発が起き、俺達の前に赤いスーツに襟元には白と金で複雑な模様が入っていて顔には星のマークが描かれた人物が立っていた。

 

「あんたは……?」

 

俺の声にその人物が光出すと、そこには見知った少女がいた。

 

「何とか間に合ったみたいですね。」

 

「アリアッ!?え?今の姿は…?」

 

「今のは超力戦隊オーレンジャーのオーレッドです。それにしても計算通りに彼らの所に飛ばせました。」

 

「計算してやったのかよ…」

 

「どうせなら、単に引き殺すよりも引かれた奴等の爆発に巻き込まれる方が面白くないですか?どうせこのくらいでは死にそうもないですし、女性を物扱いする男にはいい気味です。それに、私はまだ10歳ですけど男を見る眼はあるつもりですよ?」

 

アリア……恐ろしい子‼

 

「やっぱり来やがったか……俺の中の存在がお前を倒したいと叫んでやがるぜ。」

 

「この事態を招いたのは確かに私の責任です。だから‼これ以上貴方を野放しにはしません‼」

 

「出来るのか?過去に負けて逃げた分際で…?」

 

「確かに私だけでは無理です。なので皆さん…………私に力を貸してくれませんか?」

 

そう言って俺達に向かってアリアが頭を下げてきたので、俺はその頭を撫でた。

 

「あ……。」

 

「そんなのは当たり前だろ?お前1人で戦わせる気はないし、俺達もアイツに仕返ししないと気がすまないしな……?」

 

「…………ありがとうございます‼」

 

「それに、分断された響達とも合流しないと「それでしたら頼もしい味方が向かいましたので大丈夫ですよ。」へ?」

 

まだ味方がいたか?アーシアは俺の治療でクタクタだし、オッチャンとキャロルさんはそんなアーシアについていて、自動人形(オートスコアラー)の皆は冥界にいるから……

 

「たぶん想像している方達とは違うと思いますが……でも心配しないでください。」

 

「アリアがそう言うなら…だったら小猫をどうにかできないか?禁手の時間が来て神器が使えないんだ。木場達も力が足りないみたいだし…」

 

実際俺とタケルは一撃で倒せていたが、木場達は数回当てないと倒せなかった。

 

「そうですね…………これはどうでしょう?」

 

そう言って出したのは赤いガラケーと青、黄、緑、桃の人形だった。そして青を木場、黄色を小猫、緑を匙に、桃色をエルナに渡した。

 

「ボクもですか?」

 

「お願いします。」

 

「でも…「私でしたら大丈夫ですから‼」玲奈さん…分かりました。」

 

最初は渋ったが、玲奈ちゃんの言葉で決心したのかエルナはそれを持った。

 

「ではこれ「このクソガキがァァァァァァァッ‼よくもやってくれたなアアアァァァァァァァッ‼」やっぱり生きてましたか。」

 

急に叫び声があがり、そこを見ると頭がアフロになった宗二がいた。

 

「龍見さん、御堂さん、彼らと雑魚の相手は私達で引き受けますので、眼魔の王を頼みます。」

 

「ああ、任せろ。」

 

「今度は負けねぇさ‼」

 

「では、行ってください‼」

 

その言葉と同時に駆け出し、前にいた眼魔の顔面を踏み台にして飛び上がり、慶悟へと突撃した。

 

「先ずはテメェらか…」

 

「「あの時の借り、倍にして返してやるよ‼‼」」

 

 

 

 

 

 

 

調side

 

私は今、大きな角が付いたフードに左胸に心臓が描かれた赤いパーカーの眼魔と戦っていた。

 

『ドウシタ?キサマノチカラハソンナモノカ?』

 

「…バカにして‼」

 

私はコンテナを開き、小型の丸鋸を射出する

 

《α式 百輪廻》

 

その全てが眼魔に向かって飛んでいくが…

 

『フッ‼ヤッ‼ハッ‼』

 

それら全てを拳で粉砕された。

 

『コノテイドデハタリン‼モット……モットオレヲモエアガラセロッ‼』

 

「なッ!?キャアッ‼」

 

一気に接近され、殴り掛かってきたのを腕で防御したがその威力に左腕の籠手を壊されてしまった。

 

『キタイハズレダ……モウオマエノジカンヲオワラセテヤロウ。』

 

私の時間を終わらせる?冗談じゃない。

 

「あなた何かには終わらせない……私はまだ先輩と一緒にいたい。一緒に歩いていきたい‼だから、止まらせなんかしない‼‼」

 

そう叫んだら、私の前に赤い光が落ちてきて顔の高さで止まった。

 

『君の思い、俺の心のギアにしっかり届いた‼一緒にアイツを倒すぞ‼』

 

そして、光がおさまると私の右手にはドライブ眼魂が握られていた。

 

そして、頭の中にどうすればいいか情報が流れてきたので、眼魂のボタンを押して体に押し当てると私の中に入っていった。

 

《DRIVE!!TYPE!!SPEED!!》

 

その音声と共にシンフォギアの上にタイヤをたすき掛けされた赤い鎧が装着され、腰には中央にディスプレイが付いた銀色のベルトが巻かれていた。左腕には銀色のブレスレットに赤いミニカーみたいなのが装填されている。そして、頭にはライダーの顔を模したヘアピンが付いた。

 

『ナンダ、ソノスガタハ?』

 

「…悪いけど私も知らない。今から初乗りなの。ねぇ、貴方の名前は?」

 

『ソウイエバナノッテナカッタナ。オレハ《ハートガンマ》ダ。』

 

「…そう、ならハート眼魔さん…」

 

私は体を少し前に倒し、いつでも駆け出せる態勢になる。

 

「…ひとっ走り付き合ってよ‼」

 

 

ー推奨BGM《SURPRISE-DRIVE(月読 調ver)》ー

 

 

足のローラーを使い接近しようとしたら、いつも以上のスピードに驚いたけど、何故か体はそれに合わせて動き、いつの間にか手にあったハンドル付きの剣で切り裂く。

 

『グゥ!?チカラガアガッタ!?』

 

「一気に行くよッ‼」

 

ベルトの右側にある突起を捻り、左腕のミニカーを3回倒す。

 

《SP!!SP!!SPEED!!》

 

すると胸のタイヤが回りだし、今以上の速度で周囲を動き回りながら、隙をみて切り裂くヒット&アウェイを繰り返した。

 

『ウアアアアアアァァァァァァァッ‼』

 

「…そろそろトドメッ‼」

 

突起を捻り、ブレスレットのボタンを押してからミニカーを1回倒す。

 

《ヒッサーツ‼フルスロットル‼SPEED‼》

 

そうすると、眼魔の回りにタイヤが4つ現れて私の前に飛ばしてきた。

 

私の前にもエネルギー体で出来た赤い車が出てきて、周囲を回るように高速で動き出したので、私は後ろに飛んで車の屋根を蹴り、もう一度飛ぶと前にハート眼魔が来たので足のローラーを鋸に変化させて蹴りながら切り刻み、また屋根を蹴り切り刻むを数回行ってから飛び蹴りを決めて吹き飛ばした。

 

『カハッ‼……ナルホド……ジカンガトマルノハ……オレノホウカ…』

 

そう言い残し、ハート眼魔は爆発した。

 

『今度こそ安らかに眠れ……ハート…』

 

ドライブ眼魂の声を聞きながら、私はイッセー先輩の所に走った。もう2度と先輩を死なせないために。

 

 

 

 

 

クリスside

 

『ヨワイッ‼ヨワスギルゾッ‼‼オンナァッ‼‼』

 

「チックショウがッ‼」

 

アタシは紫色でどこか虫を思わせるパーカーの眼魔と戦ってっけど……

 

『ソンナシャゲキデハ、コノ《カッシスガンマ》ヲトラエルコトナド、ムリナハナシダッ‼』

 

「うあッ!?」

 

知らぬ間に後ろに移動した眼魔にアタシは殴り飛ばされた。

 

なんだコイツ!?どんな動きしてやがんだ!?まるで瞬間移動みたいに突然現れやがる!?

 

『カンガエゴトナドサセンゾッ‼』

 

「ゴハッ!?」

 

今度は正面に現れ、腹に蹴りを叩き込まれた。

 

クソッ‼どうすりゃいい!?どうすりゃアイツを倒せるんだよ!?

 

『俺の力を使え。』

 

その声と共に、アタシの手に眼魂が握られていた。

 

「いつの間に……それに使えったってどうやりゃ…………なるほどな。」

 

頭に情報が流れ込んできたのでそれに従い、眼魂のボタンを押し、体に当てて中に入れた。

 

《HEN-SHIN!!》

 

その音声と共に腰に赤い機械のカブトムシが付いた銀色のベルトが巻かれ、体には重厚な銀と赤の鎧を纏い、髪にはライダーの顔を模したヘアピンが付く。

 

「…………………………………………………………………重っ。」

 

なんだこの鎧!?重すぎて動きづらいわッ‼

 

『ナニヲスルカトオモエバ、ミズカラマトニナルトハナ‼』

 

「なりたくてなったんじゃねぇよッ‼」

 

『ナラバ、ソノヨロイゴトハカイシテヤロウ‼』

 

再び目の前に現れ、拳を振るってきたが…

 

ガキィィィンッ‼

 

それは、堅牢な鎧に跳ね返された。

 

『ナニッ!?』

 

「マジかよ…」

 

『ベルトの角を反対側に倒せ。そうすれば動きやすくなる。』

 

頭に聞こえる声の通りに角を反対側に倒す。

 

《Cast off!!》

 

すると、鎧が弾け飛びカッシス眼魔に命中した。

 

『ヌグッ!?』

 

《Change beetle》

 

アタシの鎧もカブトムシの体を模した赤いものに変わっていた。それになにより……

 

「あ~~ッ‼やっと軽くなったぜ…んじゃ、反撃させてもらうぞ‼」

 

 

ー推奨BGM《NEXT LEVEL(雪音クリスver)》ー

 

 

怯んでいたカッシス眼魔に両手のマシンガンを撃ち、命中させる。

 

『クッ!?シカシ、ワタシニハモウツウジン‼』

 

「逃がすかよッ‼」

 

すぐさま右腰のボタンに手を伸ばし叩いた。

 

《Clock up》

 

その瞬間、回りの全ての動作が遅くなった。これなら簡単に当てられる‼

 

マシンガンを撃ちまくるが、カッシス眼魔はやはり消えてしまい、後ろから蹴り飛ばされた。

 

「痛ぅッ‼でもそうか、テメェは場所を瞬間的に移動できるか、時間を止められるんだな?」

 

『ヤットキヅイタカ……セイカイハコウシャダガナ。』

 

なら攻略法はわかった‼

 

腰のユニットを変形させていき、肩に大型ミサイルを4つ準備して発射する。

 

《MEGA DETH FUGA》

 

『ソンナモノナドッ‼』

 

カッシス眼魔は発射と同時に時間を止めたのか、目の前からいなくなり、また後ろから攻撃され吹き飛ばされた。

 

『ジュウガキカナイアイテニミサイルナド‼』

 

「へへっ、かかったな?」

 

発射されたミサイルの仕掛けが動き、表面カバーが外れそこから小型ミサイルが大量に発射された。

 

『ナンダトッ!?』

 

それに驚き、対応が遅れたのか落ちてきたミサイルの爆発に巻き込まれ、カッシス眼魔がアタシの方に吹き飛んできた。

 

「今だッ‼クロックアップ‼」

 

《Clock up》

 

クロックアップで加速し、接近しながらベルトにあるゼクターのボタンを押す。

 

《One Two Three》

 

「ライダーキック‼」

 

ベルトの角を元の向きに戻し、再び反対側に倒した。

 

《Rider kick》

 

右足にエネルギーが溜まったのを確認してから飛び上がり、その勢いのまま跳び蹴りを食らわせた。

 

「シャオラアアアァァァァァッ‼」

 

『ヌアアアアアアァァァァァァァッ!?』

 

攻撃に耐えきれなかったのか、カッシス眼魔は爆散した。

 

「ある男が言ってた……自分が望みさえすれば、運命は絶えず自分に味方するって。つまりだ‼こうなるのがアタシの運命だったのさ。」

 

 

 

 

 

切歌side

 

「そこデス‼」

 

『ザンネン、ハズレダ。』

 

ワタシは青のパーカーに2つの長いマフラーを靡かせ、銃と剣が合体したような武器を持った眼魔と戦闘中デス‼

 

『モウスコシアイテヲミルンダ。ソウスレバウゴキガワカルヨウニナル。』

 

「ワタシは何で敵にアドバイスされてるんデスか?」

 

『キミハマダツヨクナレル。ソノツヨクナッタキミトタタカイタイノダヨ。』

 

これって喜んでいいんデスかね?

 

イガリマを振るい攻撃していくが、剣で弾かれたり受け流されたりしていた。

 

「いい加減喰らうデス‼」

 

『ソレハオコトワリサセテモラウヨ。』

 

今度は向こうが剣を振るってきたので、鎌で受け止めようとしたけど、想像以上の威力に飛ばされそうになった。

 

「見た目より力があるデスね?」

 

『“カイジン”ヲミタメデハンダンスルト、ロクナメニアワナイヨ。』

 

「それは失礼したデス‼」

 

もう一度鎌を全力で振るうが、簡単に受け止められ逆に蹴りを喰らってしまった。

 

「痛~ッ‼どうしたら勝てるんデスか!?」

 

『だったら、任せな。』

 

『僕達が力を貸すよ。』

 

そんな声が聞こえ、後ろを見ると眼魂が浮いていてワタシはそれを掴んだ。

 

「本当に力を貸してくれるんですか?」

 

『ああ、助けてやるよ。俺が…』

 

『待ちたまえ、そこは僕達が…だろ?』

 

そう言った後、頭の中に情報が流れてきたのでそれに従い眼魂のボタンを押して体に当てた。

 

《CYCLONE!!JOKER!!》

 

そうすると、腰に緑と黒のUSBが入った赤いバックルのベルトが現れ、体を右側が緑、左側が黒の鎧に包まれて、頭にはライダーの顔を模したヘアピンが付いた。

 

『ホウ……、オモシロクナリソウダ。』

 

『『「さあ、お前の罪を数えろ(デス)‼」』』

 

 

ー推奨BGM《EXTREME DREAM(暁 切歌ver)》ー

 

 

さっきより軽くなった体で駆け出し、鎌を振るうと緑色の風の刃が飛んでいった。

 

『ソンナワザモデキルノカッ‼』

 

眼魔は持っていた剣でそれを切り捨てていたがその間に懐に入り込み、連続で蹴りをお見舞いする。

 

『クッ!?サッキヨリモツヨクナッテイル!?』

 

「まだまだ行くデスよ‼」

 

全力の蹴りを入れて距離を離し、鎌から刃を二枚飛ばした。

 

《切・呪リeッTぉ》

 

『ソノテイドッ‼』

 

眼魔は剣を振るい、切り払おうとしてるけどさせないデスよ‼

 

肩アーマーからワイヤーを射出して、動きを止めていた眼魔を拘束する。

 

『シマッタッ!?』

 

「これで決まりデス。」

 

ベルトから黒いUSBを抜き、右腰のスロットに差し込む。

 

《JOKER!!MAXIMUM DRIVE!!》

 

すると、隣に緑のエネルギー体で出来た分身が現れて、一緒に飛び上がり蹴りの体勢になる。

 

『『「ジョーカーエクストリーム‼」』』

 

そして分身と共に跳び蹴りを決めた。

 

『ミゴトダ………タノシイジカンヲアリガトウ…』

 

爆発する直前、眼魔からその言葉を送られたワタシは一礼してから、先輩の元に向かった。

 

「貴方から教わったこと、忘れないデス。」

 

 

 

 

翼side

 

『キサマノツヨサ、ミセテモラウゾ‼』

 

「謂われずとも‼」

 

私は赤、黄、黒のパーカーに長剣を持った眼魔と切り結んでいる。

 

上段からの攻撃を最小限の動きで回避し、横薙ぎに剣を振るうが、それは左腕にある棘のようなものに止められ、右手で剣を振るってきたので体を低くすることで回避するが、直後に蹴りが放たれたので剣を盾にしつつ後ろに飛び退いた。

 

『ホウ…ドウヤラザコデハナイヨウダ。』

 

「なめてもらっては困るッ‼」

 

私は剣を大剣にし、エネルギーを溜めてから振り抜き、斬撃を飛ばした。

 

《蒼ノ一閃》

 

斬撃は真っ直ぐ眼魔に向かっていったが………

 

『フンッ‼』

 

それは長剣であっさりと切り落とされた。

 

『ドウシタ?ソレガキサマノゼンリョクカ?』

 

「まだだッ‼」

 

高く飛び上がった私は周りにエネルギー状の短剣を大量に作り、撃ち出す。

 

《千ノ落涙》

 

更に、手持ちの剣を眼魔目掛け投げて巨大化させ、それに蹴りを当てて足のスラスターで加速しながら突っ込む。

 

《天ノ逆鱗》

 

「これでッ‼」

 

しかし、短剣は長剣の一振りで全て落とされ、大剣は右手だけで受け止められそのまま握り潰すかのように砕かれた。

 

「そんなッ!?」

 

『ショセンハコノテイドカ……ナラバキサマニ、ホントウノツヨサヲオシエテヤル。』

 

そう言うと、体を霧のようにして私を包み込んで持ち上げた後、地面や壁に何度も叩きつけた。

 

「ガハッ!?」

 

『コノヨハチカラガスベテダ。チカラナキモノハ、キョウシャニシハイサレルダケダ。』

 

「そんな事はない‼力だけで解決できるものなど、たかが知れている‼」

 

『ソレハジャクシャノカンガエダ‼コノヨデハチカラデカイケツデキナイモノナドナイ‼』

 

「それが貴様の真理かッ!?」

 

『ソウダ‼‼オレノシンリハ、コノコブシノナカニアル‼‼‼』

 

そう言い、拳を突き出してきた。その速さに回避は不可と判断し、剣で防御したのだが…

 

「クウゥゥゥゥゥゥゥッ!?」

 

あまりの重さに後ろに数メートル下げられてしまい、受け止めた手は痺れて剣を落としてしまった。

 

『ドウダ!?コレガオレノツヨサダ‼‼』

 

「確かにその強さは紛れもないものだ。だが、私はやはり気に食わん‼」

 

『ナラバドウスル!?』

 

「貴様を倒す‼」

 

『だったら、俺も力を貸すぜ‼』

 

突然聞こえた声に辺りを見回すと、目の前に眼魂が現れた。

 

『本当の強さってやつをアイツに教えてやろう‼』

 

「ああ‼」

 

眼魂を手に取り流れてきた情報通りにボタンを押して体に当てる。

 

《オレンジアームズ‼花道・オンステージ‼》

 

すると、体を戦国時代の武将が着ていた様な橙色の鎧が包み、頭にライダーの顔のヘアピンが付けられた。そして腰に付いたベルトには機械的な刀があり、右手にはくし型に切られたオレンジを模した剣が握られていた。

 

「ここからは私の舞台(ステージ)だ‼」

 

 

ー推奨BGM《乱舞Escalation(風鳴翼&駆紋戒斗ver)》ー

 

 

私は足のスラスターて地面を滑る様に、眼魔は駆け出して接近しながら互いの剣を打ち付け合う。そのまますれ違うと直ぐ様反転しもう一度切り結ぶ。

 

『ハアッ‼』

 

「くッ!?」

 

相手の力に押し負けるが、立て直して振り下ろされた剣を受け流し、後ろ回し蹴りを当てる。

 

『ヌウッ!?』

 

「ヤアアアッ‼」

 

倒れたその隙に軽く飛び上がりながら剣を振り降ろすが咄嗟に出された長剣で防がれる。

 

「ちぃッ‼」

 

『ナメルナァッ‼』

 

「つぁッ‼」

 

起き上がりながら振り上げられた剣をかわしきれず胸の装甲から火花が散る。返す刀で振り下ろされた剣を何とか弾き、上段から一気に叩き斬る。

 

『ウオッ!?』

 

そこで私はベルトにある刀のオブジェを1回倒す。

 

《ソイヤッ‼オレンジスカッシュ‼》

 

「ヤアアアアァァァァァァッ‼‼」

 

ベルトのエネルギーとシンフォギアのエネルギーを剣に溜めていき、完了した瞬間それを振るい長剣をへし折った。

 

『バカナッ!?』

 

「喰らえッ‼」

 

周りに短剣を作り出し、射出する。

 

《千ノ落涙》

 

『オオッ‼』

 

しかし、それは眼魔の右手から放たれた波動によってかき消された。

 

「この隙、もらった‼」

 

《ソイヤッ‼オレンジスパーキング‼》

 

私は飛び上がり右足を突き出す。

 

『ソノテイド………ッ!?カラダガウゴカナイ!?』

 

「悪いが影を縫わせてもらった。」

 

眼魔の影には先の攻撃に紛れさせた天ノ羽々斬が刺さっていた。

 

《影縫い》

 

「終わりだッ‼」

 

そして、跳び蹴りが命中した眼魔は吹き飛んだ。

 

『ナゼコノオレガ…』

 

「お前は強さのみを求めたみたいだが、それを求めた理由はなんだ?」

 

『オレハ……コレイジョウジャクシャガシイタゲラレナイセカイヲツクルタメニ…』

 

「なら、誰かと共に歩み困難を切り開くのも強さの1つではないのか?」

 

『ナルホド………ナラバオマエノエガクツヨサ、アノヨデミサセテモラウゾ?』

 

そう言い眼魔は爆発した。

 

「ああ、特と見るがいい。この私、風鳴翼の生き様をな。」

 

 

 

 

 

 

マリアside

 

私は右手に短剣を持ち、迫り来る銃弾の嵐を掻い潜りながら飾りの付いた赤いフードに白いロングコートを着た眼魔に接近していた。

 

『フム……ナカナカノミノコナシダ。』

 

「喰らいなさい‼」

 

短剣を投げつけるが、それは左手に持つ盾で簡単に弾かれた。

 

「チッ‼」

 

『ムダダ、ガイストショット‼』

 

そして、右手のライフルから銃弾を撃ってくるので、すぐに動き回避する。

 

「ああもうッ‼面倒な相手ねッ‼」

 

『ソレハコウエイダ、ワタシハオウヲササエ、コノセカイデモットモメイワクナソンザイトナルノダ。』

 

「誉めてなどいないッ‼」

 

さて、どうしようかしら?向こうはかなり強さ、私1人だけだと倒しきれないかも知れない。

 

『だったら、手伝ってやろうか?』

 

突然声が聞こえた事に驚き、左側を見ると眼魂が浮いていた。

 

「どういう意味かしら?」

 

『どうもなにも、そのまんまだ。いらないなら別にいいが…』

 

なんか偉そうね……

 

『で、どうする?使うのか、使わないのか。』

 

「いいわ、使わせてもらいます。」

 

『なら、使いこなせよ?この俺、“破壊者”の力を。』

 

「ええ、ついでにその性格も破壊しましょうか?」

 

『ハッ‼やれるもんならやってみろ。』

 

そんな会話をしつつ、眼魂を掴み取りボタンを押して体に押し当てた。

 

《KAMEN-RIDE》《DECADE》

 

すると、体をマゼンタに白と黒の十字が左に傾いた鎧を纏い、腰には赤い宝玉の周りに9個のエンブレムが入った白いベルトが付き、左腰に本の形をした銀色のケースが付いている。そして、ライダーの顔のヘアピンが頭に付いた。

 

『アイコンノチカラヲマトウダトッ!?キサマ、ナニモノダ‼』

 

「そうね……歌で世界を繋ぐ仮面ライダーとでも言っておきましょうか。覚えておきなさい‼」

 

 

ー推奨BGM《Journey through the Decade(マリア・カデンツァヴナ・イヴver)》ー

 

 

私は左手に短剣を逆手に持ち、右手には腰のアイテム(ライドブッカー)をソードモードに変えて持ち駆け出す。

 

『サセルカッ‼ガイストショット‼』

 

眼魔は銃を撃ってくるが……

 

「見えてるわよ‼」

 

ライドブッカーを振るい、銃弾を切り裂く。

 

『ナニッ!?』

 

向こうが驚いている間に、短剣を投げる。

 

それは先程と同じく盾に防がれたが、パワーが上がっているのか向こうの盾を打ち上げた。

 

『ウオッ!?』

 

「懐が丸見えよ‼」

 

ベルトにある左右のハンドルを開き、バックルを縦にしてライドブッカーからカードを1枚引いてそれをバックルに入れハンドルを閉じる。

 

《ATTACK-RIDE》《SLASH》

 

カードの効果で威力の上がったライドブッカーで三度斬りつけ、短剣を蛇腹剣にして多方向から切り刻んだ。

 

《EMPRESS†REBELLION》

 

『グホッ!?』

 

「次はコレよッ‼」

 

《ATTACK-RIDE》《BLAST》

 

ライドブッカーをガンモードにし、そこから光弾を大量に撃つ。

 

『クッ!?ダガ、ソレクライナラバタテデ「上をご覧なさい?」ナニッ!?」

 

眼魔の上には私が投げて弾かれた短剣が大量に増えて待機していた。

 

「行きなさいッ‼」

 

そして、私の合図で眼魔に降り注いだ。

 

《INFINITE†CRIME》

 

光弾を防ぐのに盾を使っていた眼魔は短剣の雨を防げず、更に両手に当たったことで武器を落としていた。

 

『マズイッ!?』

 

「トドメとしましょう。」

 

ライドブッカーからライダーの紋章が描かれたカードを抜き、バックルに入れる。

 

《FINAL-ATTACK-RIDE》《DE-DE-DE-DECADE》

 

私と眼魔の間に10枚のエネルギー状のゲートが現れ、飛び上がり蹴りの体勢でそれを潜り抜けていき、眼魔に蹴りを決める。

 

「ハアッ‼‼」

 

『グオオオォォォォッ!?』

 

眼魔は吹き飛び、倒れた。

 

『コレデ……オワッタト…オモウナ、ワタシハ……フタタビメイワクナソンザイトシテ……ヨミガエ…』

 

そこまで言って、爆発して消えた。

 

「来るなら来なさい。今度は貴方の全てを破壊してあげるわ。」

 

 

 

 

 

未来side

 

『ドウシタンダイ?キミノツヨサハソノテイドナノ?』

 

「まだッ‼」

 

閉じた鉄扇からレーザーを撃つが、緑のパーカーに双剣を持った眼魔はまるで踊るような動きで回避する。

 

『ホラホラ、ヨクネラッテ。ボクハココダヨ‼』

 

「キャアッ‼」

 

そして、近づいてきて双剣を振るってきたので鉄扇で防ぐが、簡単に吹き飛ばされた。

 

くぅッ‼やっぱり強い…‼

 

『ア~ア、ツマンナイナァ……ソウダ‼キミノナカマヲコロセバ、モットオモシロクナルカナ?』

 

皆を殺す?貴方が?

 

「そんな事…………させないッ‼」

 

体勢を立て直し、すぐにレーザーを放つ。

 

『アタラナイヨッ‼』

 

それも首を傾けてかわされた。

 

「残念だったね?」

 

『?……グアッ!?』

 

そしてレーザーは、眼魔の後ろにあった鏡に反射して後頭部に命中した。

 

「油断大敵だよ?」

 

やっと1発当てられた。でも、この方法はもう効かないかなぁ……

 

『……コノグライデカッタナンテ、オモッテナイヨネ?』

 

「……ッ!?」

 

その瞬間、ものすごい寒気が私を襲った。

 

なに!?この感じ!?さっきとまるで違う‼

 

その雰囲気に飲まれ、動けなくなってしまった私は眼魔の接近を許し、首を掴まれて持ち上げられた。

 

『ナマイキナコニハ、オシオキシナイト。』

 

「あ……が‼…」

 

掴む力は段々強くなっていき、呼吸すら出来なくなってきた。

 

だめ……意識が……

 

『ソレジャ、バイバ~……イバッ‼』

 

意識が消えそうになった時、眼魔の悲鳴と共に首を掴んでた手から解放された。

 

「ゲホッ‼ゲホッ‼……いったい何が…?」

 

少し霞む目で正面を見ると、眼魂が1つ宙に浮いていた。

 

『大丈夫かい?』

 

「え?……あっハイ…」

 

『アイツには俺も因縁があってね、力を貸すよ。』

 

そう言い私の右手の上に降りてきたら、情報が頭に入ってきたので、眼魂のボタンを押し、体に当てた。

 

《フレイム‼プリーズ‼ヒー‼ヒー‼ヒーヒーヒー‼》

 

右側に出てきた魔法陣を潜ると、腰には左手の絵が入った銀色のベルトが巻かれその周りには足首位の長さのローブ、胸元はルビーを思わせる色の鎧が包み、頭にはライダーの顔のヘアピンが付けられた。更に、脚甲が小さくなり両足を包み込む形に変わった。

 

『ヘェ~、マダソンナチカラガアッタンダ?』

 

「貴方に私の希望を奪わせはしない‼」

 

 

ー推奨BGM《Last Engage(小日向 未来ver)》ー

 

 

私はベルトのレバーを操作して右手に変え、そこに右手中指にある指輪をかざした。

 

《コネクト‼プリーズ‼》

 

すると、小さな魔法陣が出てきたので、手を入れてそこから銀色の銃【ウィザーソードガン】を取り出す。

 

更に、それに付いている手のオブジェを開き、取り換えた右手の指輪をかざす。

 

《キャモナ‼シューティング‼シェイクハンド‼コピー‼プリーズ‼》

 

この魔法で、左手にもウィザーソードガンが握られた。

 

「さあ、ショータイムといきましょう?」

 

両手の銃を眼魔に向けて連射する。

 

『オモシロクナッテキタジャナイカ‼』

 

眼魔はさっき以上のスピードで避けていくが、私も弾丸を操作して命中させていく。

 

『グッ!?ヤルネ‼』

 

「まだだよ‼」

 

《バインド‼プリーズ‼》

 

『アレッ!?』

 

魔法で鎖を出して眼魔を拘束する。そして、新たな指輪をベルトにかざした。

 

《ビッグ‼プリーズ‼》

 

私の前に出来た魔法陣に右手を入れると数倍の大きさになり、眼魔の手前で中指を親指で押さえて力を溜めていく。

 

『ソレッテモシカシテ……』

 

「デ~コ~ピン☆」

 

『アビュラッ!?』

 

そして、解放された中指の打撃で眼魔は吹っ飛んだ。

 

あ~~ッ‼なんかスッキリした‼

 

『コノ……ナメルナッ‼』

 

今のでキレたのか、眼魔が双剣を持って一気に近づいてきた。

 

接近は苦手だけど下がる余裕はないし、やるしかない‼

 

『ハアッ‼』

 

眼魔が振り下ろしてきた双剣を防ごうとしたら、体が勝手に動き、ムーンサルトで剣を弾き至近距離で銃を撃った。

 

『ガアッ‼』

 

「あれ!?何で体が勝手に!?」

 

『悪いけど俺が動かしたんだ。接近戦は俺に任せて君は撃つ事に集中するんだ。』

 

「わ、分かりました‼」

 

私は体の操作権を眼魂の魂?に預け、剣を脚甲で弾きながら隙をみては銃を撃ち命中させた。

 

『クソッ‼ナンナンダキミハ!?ドウシテボクノジャマヲスルンダ!?』

 

「貴方が危険な存在だからだよ‼」

 

皆を殺すと言った時や、私の首を絞めていた時にこいつは笑っていた様に感じた。

 

だから、皆の所には行かせない‼

 

「そろそろフィナーレにしましょう。」

 

両手の銃の手のオブジェを開き、左手の赤い指輪を読み込ませる。

 

《キャモナ‼シューティング‼シェイクハンド‼フレイム‼シューティングストライク‼ヒーヒーヒー‼》×2

 

「いっけえッ‼」

 

左手のトリガーを引いて、巨大な火炎弾を放つ。

 

『ナンノッ‼』

 

眼魔は双剣を投げて、火炎弾にぶつけて相殺した。

 

そして、煙が晴れる前に眼魔が突っ込んでくる。

 

『コレデボクノカチダヨッ‼』

 

「だったら、惜しかったね?」

 

《ライト‼プリーズ‼》

 

『ウアッ!?メガッ‼メガアアアァァァァッ‼』

 

それを読んでいた私は魔法で強烈な光を放って目を眩ませ、右手の銃を眼魔の顔に押し当て引き金を引いた。

 

「じゃあね。」

 

『ガバアアアァァァァァッ!?』

 

眼魔は吹き飛んだ後、ゆっくりと立った。

 

『キミハ……ジブンノキボウノ…タメナラ……ヘイキデボクヲ …コロスノカイ?』

 

「私の希望になっている人達を殺すと言ったでしょ?貴方を殺す理由はそれで充分だよ。」

 

『ソレモ……ソウダネ…』

 

そして眼魔は爆発した。

 

「すみませんけど、皆を助けたいのでもう少し力を貸してもらえますか?」

 

『もちろん。』

 

その確認をした私はイッセー君の所に向かった。

 

 

 

 

 

 

響side

 

『フンッ‼』

 

「セェイ‼」

 

鯨を思わせるフードに水色のパーカーの眼魔から振り下ろされた戦斧を拳を打ち込んで相殺する。

 

『ハッ‼』

 

「なんのッ‼」

 

今度は横薙ぎに振るわれたのを、肘打ちで弾く。

 

『コノウゴキ……コノカンジ……キサマハ…』

 

動きを止めた眼魔を私は不思議に思い、一度距離を取った。

 

『キサマハ、ナニモノダ?』

 

「へ?……立花 響ですけど?」

 

『チガウ……キサマハ、“ニンゲン”カ?』

 

「ッ!?」

 

コイツ……“私達の体”の事を知っている!?

 

『ソノハンノウ……ヤハリソウカ。』

 

「……だったらどうなの?」

 

『カンタンダ、“ヒト”デナイモノハ、ホロバネバナラナイ。』

 

「なッ!?」

 

足元に何かの紋章が描かれ、嫌な予感のした私はすぐさまそこから飛び退き、その数秒後にそこが爆発した。

 

「何で人でないだけで殺されなくちゃいけないの!?」

 

『ヒトガヒトヲコエルヒツヨウガナイカラダ。』

 

「そんな理由で!?」

 

『キサマモ、ソノヒトリダ。』

 

「勝手に決めないで‼私は…」

 

『ニンゲン…………ナドトハイワセンゾ?ソノカラダデ。』

 

「ッ‼」

 

確かに、あの施設のせいで私達は人間とは言いがたい存在だ。でも違う‼あの時イッセーが私に教えてくれた‼

 

「誰がどんな存在かは自分で決められるんだ‼お前達の勝手な意見を押し付けるな‼」

 

『その通りだ。』

 

私の叫びに誰かの声が聞こえた。周りを見ると、右側に眼魂が浮いていた。

 

「えっ!?何で眼魂がここに!?」

 

『君に力を貸しに来たんだ。さあ、一緒に戦おう‼』

 

「よく分かんないけど、はいッ‼」

 

眼魂を手に取り、頭に入ってきた情報通りにボタンを押して、体に当てた。

 

すると、私の周囲を眩い光が覆い、それが終わると腰には金と黒のベルトに体にも同じく金と黒の鎧、籠手の色も全体が金色で一部が銀色に変わっていた。そして頭にライダーの顔のヘアピンが付けられた。

 

『ソノチカラハ……【アギト】ダト!?』

 

「さあ、行くぞ‼眼魔ッ‼」

 

 

ー推奨BGM《BELIEVE YOURSELF(立花 響ver)》ー

 

 

足のバンカーで一気に相手の懐に飛び込んだ私は、全力で眼魔を殴り飛ばした。

 

『グウッ!?』

 

「逃がしはしない‼…………ッ!?」

 

もう一度飛び込もうとしたら、足元に先程の紋章が描かれたのでそれを辞め、下がる。

 

そして、目の前で爆発が起こり煙が私の視界を遮った。

 

「くッ!?何処に……‼」

 

その瞬間、私の周りが爆発し、周囲から炎が襲い掛かった。

 

「クゥアッ‼」

 

『アギトノチカラヲツカウモノハ、ワタシガホロボス。』

 

「滅ぼされてなるものかッ‼」

 

右腕の籠手を大型化し、腰のブースターで加速しながら殴りかかるが、戦斧で受け止められた。

 

「ウオオオオオオォォォォォッ‼」

 

『グオッ!?』

 

それを力任せに吹き飛ばし、近くのビルに激突させる。そして、左腕の籠手も大型化させて壁にめり込んでいる眼魔の体に両拳を押し当てる。

 

『ナニヲス「ハアッ‼‼」ガハッ!?』

 

籠手に溜まっていたエネルギーを解放し、そこから放たれる衝撃波をゼロ距離で眼魔に打ち込んだ。

 

『コノ……ワタシガ…ココマデ…』

 

「もう………終わりにしよう?」

 

足を少し開き、腰を低く構えると足元に先程のとは違う紋章が描かれ、ヘアピンからはカシャッと何かの仕掛けが動いたような音がした。そして、紋章の力を足に収束していく。

 

『ヤハリキサマハ………キケンナソンザイダ…』

 

「貴方が私の事をなんて思おうと構わない……でも、誰がなんて言おうと…」

 

収束が完了した私は飛び上がり、跳び蹴りの放つ。

 

「私は私だあああアァァァァァァァァァッ‼‼‼」

 

蹴りが命中したと同時に、足のバンカーで衝撃も一緒に叩き込む。

 

『ガッ!?……グ………オオオオオォォォォォォッ‼』

 

その威力に眼魔は耐えられなかったのか、爆発した。

 

「でも……こんな体の私を………他の人はどう思うんだろう…」

 

イッセー達はそんな事を気にしてないのは知ってる。でも、学園の皆が知ったら………。

 

『アイツの言葉を気にする必要はないよ。君を惑わせようとしただけだから。それに、彼を助けに行くんだろ?』

 

「そうですね……ありがとうございます‼」

 

『どういたしまして。』

 

待っててイッセー、今そっちに行くからッ‼




いかがでしたか?

響達の姿はシンフォギアとライダーを合わせたライダー少女を想像してください。

選曲は変身したライダーでそのキャラが歌いそうな曲にしています。

ようは、私の趣味だ‼(レモンの博士風に)

次回《闘魂と勇槍》

「このセリフ、言わなきゃダメなのか?」

次は光龍とゴースト、残りのメンバーの戦闘です。

今度は早めに投稿します……
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