最弱の一誠と歌姫達   作:疾風の警備員

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またもや遅れてしまいました。

中々思うように書けなかったので、気分転換に新作を書いたりなどしていました。

そして、ようやく出来ましたので投稿します。

では、どうぞ。


炎の想い

タケルside

 

闘魂ブースト魂とガングニールフォームになった俺とイッセーは慶吾へと駆け出し、慶吾も俺達へと駆け出してきた。

 

そして、イッセーが自分の間合いに入ると槍を全力で突き出した。

 

「オラァッ‼」

 

「クッ!?………何ッ!?」

 

「セラァッ‼」

 

慶吾はそれをジャンプしてかわしたが、それよりも一歩早くイッセーの後ろでジャンプしていた俺の回し蹴りを喰らい、吹っ飛んだ。

 

「チィッ‼さっきよりもパワーアップしてるのか!?」

 

「先輩ライダー達の思いが集まったこの眼魂の力と…」

 

「仲間と同じ力を纏ったこの姿で…」

 

「「負けられねぇんだよォォォォッ‼‼」」

 

イッセーが槍を慶吾へと投げつけ、俺は再び接近するために走る。

 

「うっとおしいわッ‼‼」

 

槍を左手で簡単に弾き、俺に右ストレートを突き出してくるけど………………今度は見える‼‼

 

その拳を左手で受け止め、逆に此方に引っ張り顔面を殴った。

 

「グアッ!?」

 

続けざまに膝蹴りを腹に入れ、手を離して前のめりになった所で背中に踵落としをする。

 

「ガハッ!?」

 

追撃で踏みつけようとしたが、それは転がって避けられてしまった。

 

「この……‼‼ふざけや《SWORD VENT》何ッ!?ギャアッ!?」

 

慶吾が立ち上がろうとしたが、そこに先回りしていたイッセーが解放龍の剣とこれまたBLACK RXが使うバイオブレードの二刀流で奴の背中をバツ字に切り裂いた……って‼‼

 

「それも使えるのかよッ‼‼」

 

「後、リボルケインとバイタルチャージのカードもあるぞ。」

 

お前……………もう魔力なくても良くね?

 

「確かにこのライダーの力なら、一刀修羅を使うことも減ってくるだろうな。」

 

「何シレッと心読んでんだよ。」

 

「俺を無視してんじゃねぇぞ‼‼」

 

「おっと。」

 

起き上がり様にイッセーに足払いをかけようとしたが、軽くジャンプすることで避けた。

 

「ハッ‼」

 

「クッ!?デヤァッ‼」

 

「セイッ‼」

 

イッセーがバイオブレードを振り下ろすが、それを慶吾は右腕で受け止めて、左の拳を突き出してくるが解放龍の剣で受け止める。

 

「急に余裕ぶりやがって……‼‼気に食わねぇんだよ‼‼」

 

「うおッ!?」

 

そう叫びながら、慶吾がイッセーの剣を無理矢理弾き飛ばし、そのまま体当たりして脱出した。

 

「イッセー、大丈夫か?」

 

「ああ、でもワリィ……抑えてられなかった。」

 

「奴も必死って事か…」

 

なら、ほんのちょっとの油断で死んじまうな……

 

「何なんだよ……そんな簡単に強くなりやがって……あれか?自分は主人公だって思ってんじゃねぇだろうな?」

 

「そんな事思うのは宗二だけで充分だよ…」

 

「アイツと同類に思われるのは心外だ。」

 

ホント、倒されても迷惑な疑惑を残すなんて……アイツの前世の前世ってアポロガ○ストじゃ…………いや、これはアポロ○イストに失礼だったな。とりあえず、この宇宙でもっとも迷惑な奴だ………

 

「たくッ‼ホンットムカつくぜ‼彼処にいた奴らの方がもっと面倒だったけどな‼」

 

「彼処?」

 

もしかして、慶吾が所属していた所の事か?

 

「ああ?知りたきゃ吐かせてみろよ?」

 

「なら、強引に聞き出す‼」

 

イッセーが2刀を構え突撃すると、慶吾は跳び上がり、近くまで来ていたスカイサイクロンに飛び乗った。

 

「「なッ!?」」

 

「ここまで来れるかな?」

 

「逃がすか‼来い‼メイル‼‼」

 

『ハイ‼主‼』

 

「力を貸してくれ‼‼フーディーニ‼‼」

 

イッセーがメイルさんの背に乗って飛んでいき、俺はフーディーニ眼魂を取り出した。

 

何故だか分からないけど、今なら使えそうな気がする……

 

横のボタンを押すと、反発される事なくナンバリング状態になった。

 

俺はその眼魂をバックルに入れ、レバーを引いて押し込んだ。

 

《アーイ‼バッチリミナー‼カイガン‼フーディーニ‼マジいいじゃん‼スゲェマジシャン‼》

 

現れたマシンフーディーが開き、その中にいたパーカーゴーストを羽織り闘魂フーディーニ魂になった俺はイッセー達を追って空へ飛び上がった。

 

その空では、スカイサイクロンのマシンガンとミサイル、メイルさんの光弾と火球が飛び交っていた。

 

「待たせたな‼」

 

「来たか……それって前にアリアが使っていたやつだよな?」

 

「ああ、今まで使えなかったんだけどな……たぶんこの闘魂ブースト眼魂を手に入れたからだと思う。」

 

「なるほど………なら、小回りはそっちが上だな。俺達が道を開けるからお前はアイツを引きずり下ろせ‼」

 

「了解‼」

 

背に乗っていたイッセーがメイルさんの頭に移動すると、ボルティックシューターでの攻撃を追加した事でイッセー達が押し始めた。そして、スカイサイクロンの攻撃が一瞬止んだ瞬間に奴目掛けて飛び込んだ。

 

「ウオオオオオォォォォォォッ‼‼」

 

「クソッ‼ちょこざいな‼‼」

 

だけど、すぐに気付かれてミサイルとマシンガンが襲ってきた。

 

「『やらせない(ません)‼‼』」

 

それをイッセーとメイルさんが迎撃してくれて、何とか近づけた俺はレバーを操作して必殺技を発動させた。

 

《ダイカイガン‼フーディーニ‼オメガドライブ‼》

 

4つのタイヤから鎖を伸ばし慶吾をグルグル巻きにし、背中のバイクを切り離してドリルキックを決める。

 

「ガアッ‼」

 

そのまま慶吾と一緒に地上へと落ちていき、地面にぶつかる前に俺はフライトユニットになったバイクに飛び乗り、慶吾は轟音と共に地面に激突した。

 

「やったか?」

 

「フラグ立てんな‼‼まあ、大ダメージは免れないだろうけどな。」

 

舞い上がっていた土煙が晴れると、大きなクレーターの中央に大の字に倒れている慶吾がいた。

 

「ア………ガハッ‼………ク………ソが……‼」

 

「渋といな……でも、もう限界だろう?」

 

「まだ………………終わっ……て………ねぇ……ぞ‼」

 

「強がりはそこまでにしとけ。」

 

「強がりか………どうか………………よく…見とけッ‼‼」

 

そう叫ぶと、慶吾の体が炎に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慶吾side

 

こんな所で負けるのか………俺は………ふざけんなよ?

 

「まだ………………終わっ……て………ねぇ……ぞ‼‼」

 

そうだ、終わりなんかじゃねぇ‼‼俺はまだ死んじゃいねぇ‼‼

 

『ナラ、チカラヲモトメルノカ?』

 

当たり前だ‼‼おい‼‼眼魔の王‼‼俺に力を貸せ‼‼お前の力を‼‼

 

『ヨカロウ……タダシ、タイカハモラウゾ?』

 

対価だと……?それは何だ!?

 

『キサマノカラダヲ、モラウ。』

 

身体か………残念だが少し高ぇから、割り引きさせてもらうぜ?

 

『ワリビキダト?ソンナコトハシナイ。』

 

テメェの意思は関係ねぇ、それが俺の能力だからな。

 

『ナニ?』

 

自分の腕に銀色のブレスレットが現れ、それを見た眼魔の王がたぶん、驚愕しているだろう。

 

『《チョウリキノウデワ》ダト!?マサカキサマ‼‼』

 

そうだ‼コイツは自身にかかるコストを減らしてくれるモノさ‼

 

『ニンゲンフゼイガアアアァァァァァァッ‼‼』

 

うるせぇ‼‼その力、貰っていくぞ‼‼

 

奴が炎に変わり、俺を包むと身体中から力が沸き上がってきた。

 

ハハハハハハハハッ‼‼そうだ‼‼俺が求めていたのはこれだ‼‼この力だッ‼‼後は目の前のゴミを掃除したら奴らの番だ‼‼

 

高揚していく気持ちのまま、俺は意識を現実に戻した。

 

 

 

 

 

 

一誠side

 

何だッ!?奴に何が起きてるんだ!?

 

「嫌な予感しかしねぇ……タケル‼今のうちに倒すぞ‼このままだとヤバい‼‼」

 

「お、おう‼」

 

俺は解放龍の剣を、タケルはベルトから出したガンガンセイバーを構え炎を切り裂こうと振り下ろし……

 

「ハァッ‼」

 

「うあッ!?」

 

「グゥッ!?」

 

その前に炎が俺達に襲い掛かってきた。

 

「そうだ………これが俺だ…‼本当の俺の力だッ‼‼」

 

そして、炎の中から身体の至る所に炎の模様が入った仮面ライダー4号……京極慶吾が出てきた。

 

「クソッ‼遅かったか…‼」

 

「ここにきて、俺達と同じくパワーアップってか?」

 

「さあ来いよ‼新しい力を見せてやる‼‼」

 

「上等だ‼‼」

 

奴の言葉に乗り、タケルが慶吾に向かって駆け出して、拳を突き出した。

 

「オラァッ‼」

 

「フン…」

 

だが、先ほどと違いそれは奴の右手に軽々と受け止められた。

 

「なッ!?」

 

「なんだぁ、このヘナチョコパンチは?いいか、パンチってのはこうやんだよッ‼」

 

「グハァッ!?」

 

そして、左手に炎を纏わせてタケルを殴り飛ばした。

 

「タケルッ!?チィッ‼」

 

俺も剣を構えて走り出し、解放龍の剣を振るう。

 

「ハァッ‼」

 

「シッ‼」

 

それは炎の拳で受け止められたが……

 

《Remote‼》

 

剣の能力で炎を解除する。つか、なんて熱さだ‼変身していても身を焼き尽くされそうな程の熱量を感じるなんて!?

 

「やっぱ厄介だな、その剣は………この炎でドロッドロに融かしてやるぜ‼」

 

「んなこと、させッかよ‼」

 

バイオブレードを振るい、奴の腕を弾くが右足の蹴りが迫ってきたので、同じ右足で打ち合うが予想以上の力で押し切られそうになったので、弾かれながらもその勢いを利用するようにして回転しながら2刀を振るうが……

 

「おっせぇんだよッ‼‼」

 

それは右腕で簡単に止められ、腹に炎の蹴りを打ち込まれた。

 

「グフゥッ!?」

 

「イッセー‼」

 

殴り飛ばされたタケルがいつの間にか慶吾の背後にいて、剣を振り下ろしていた。

 

それは攻撃の直後に行われた完璧なタイミングだったのだが……

 

ガシッ‼

 

「んなッ!?」

 

慶吾はそれを見る事なく、左手で剣を掴んだ。

 

バカな‼‼あの一撃を見ずに受け止めるなんて!?

 

「あ?なんで左手が勝手に動いてんだ?」

 

『ワタシガウゴカシタノサ。』

 

慶吾自身がその動きに驚いていたら、新たな声が慶吾の中?から聞こえた。

 

「何でテメェが俺の身体を!?」

 

『チカラノタイカダ。セイクリッド・ギアデヘラシタケッカ、キサマトノ“カラダノキョウユウ”ニナッタヨウダ。』

 

「だからって、勝手に動かしてんじゃねぇ‼‼」

 

『キサマノサシズナドシラン。ワタシハカッテニサセテモラウ。』

 

「チッ‼面倒くせぇなッ‼」

 

「うあッ!?」

 

剣を離し、タケルがバランスを崩した瞬間に蹴り飛ばす。

 

なんだ?誰と話してるんだ?

 

「まあいい、これくらいなら妥協点だ。」

 

面倒そうに言いながら、俺に蹴りを繰り出してきたので、それを転がりながら回避して立ち上がる。

 

「ハッ‼‼まだ立てんのか……いい加減くたばれよ‼‼」

 

「断る‼‼」

 

慶吾が一気に接近してきて殴り掛かってくる。

 

受け止めるのが無理なら、受け流すまで‼

 

解放龍の剣を奴の腕の内側に当ててそこを滑らせていき、バイオブレードで腹を切ろうとしたが……

 

『フン。』

 

それは、普通ではあり得ない速度で動いた左腕に防がれてしまった。

 

「クッ‼」

 

「おい‼だから勝手に動かすな‼‼」

 

『キケンカラマモッテヤッタノダ、ムシロカンシャシテホシイクライダ。』

 

「けッ‼そうか………よッ‼」

 

「ガハァッ!?」

 

誰かと会話しながらの慶吾に剣を両方とも弾かれ、顔に右ストレートを貰い、俺は後ろに吹き飛んだ。

 

「だが、この力には感謝してるぜ?お陰でアイツらをボコれるんだからな。」

 

倒れている俺に攻撃することもなく、誰かと会話している間に俺も立ち上がりタケルと合流する。

 

「イッセー、同時に二刀流で行こう。」

 

「だな。」

 

《アーイ‼バッチリミナー‼カイガン‼ムサシ‼決闘‼ズバッと‼超剣豪‼》

 

闘魂ムサシ魂になったタケルはガンガンセイバーともう一振りの剣を出した。

 

「なんだ?その剣?」

 

「いや、俺も知らない……何でサングラス?」

 

赤い刀身にサングラスのオブジェクトが付いた剣を見て不思議に思い、サングラス部分を動かすと中に2つの窪みがあった。

 

「何だコレ?」

 

「何か眼魂が入りそうだな。」

 

「いつまで、ボーッとしてるんだ?」

 

慶吾の声で剣の詮索を止め、向こうを見るとライダーキックを始める体勢になっていた。

 

「マズイッ!?」

 

「どうする!?」

 

今の俺達が奴に強力な技を当てられるとしたら……

 

「よし、タケル……攻撃は俺が受け止めるからお前は必殺技を最大威力で奴に決めろ。」

 

「ちょッ‼受け止めるったってどうやんだよ!?あの威力は並大抵の防御なんて簡単に突き破ってくるぞ‼」

 

「考えならある。」

 

俺が右手を前に出すと、先ほど投げたガングニールが飛んできて、それを掴み取る。

 

そして、デッキからカードを2枚引き抜く。

 

「ファイナルベントは使っちまったから、これが今の俺の最大威力だ‼」

 

《CHARGE VENT》《CHARGE VENT》

 

その2枚をガングニールのバイザー部分に入れ、2刀にエネルギーをチャージしていく。

 

「更に、一刀修羅ァッ‼‼」

 

そこに魔力を完全解放して全身を瞬間的に強化する。

 

「止められるもんなら、やってみろよ‼‼」

 

慶吾が跳び上がり、ライダーキックを俺へと放つ。

 

「ここからは、俺のライブだァッ‼‼」

 

そのキックを2刀を振るい、受け止める。

 

「「うおおおおおおオオォォォォォッ‼‼」」

 

両腕にもの凄い衝撃が襲い、徐々に後ろに下げられていくが体勢を崩さずに耐える。

 

「中々やるじゃねぇか‼‼このまま根比べといこうやぁッ‼‼」

 

「悪いけど、1分しか持たねぇから断らせてもら……グアアァァァァッ‼‼」

 

全力で耐えていたが向こうの力に押し負けて、ある程度減衰させたがそれでも強力なライダーキックを喰らってしまった。

 

「へへッ‼次で終わり「ハアアァァァッ‼」何だとッ!?」

 

地面を転がりながら俺が見たのは、2つの剣に圧倒的なオーラを宿した剣を振るうタケルが俺を飛び越えるところだった。

 

「決めろ、タケルぅッ‼‼」

 

 

 

 

 

タケルside

 

イッセーが攻撃を受け止めている間に、俺は新たな剣の窪みにオレ眼魂と闘魂ブースト眼魂を試しに入れた。

 

《メガマブシー‼メガマブシー‼メガマブシー‼》

 

「うるさッ‼‼」

 

なんだこの音声!?眼とサングラスだからか!?

 

音を止める為にサングラスを下ろす。

 

《闘魂‼‼ダイカイガン‼》

 

そうすると、今度は軽快な感じのメロディーが流れ始めた。

 

続けて、ガンガンセイバーをベルトにアイコンタクトさせる。

 

《ダイカイガン‼ガンガンミナー‼ガンガンミナー‼》

 

そしてだめ押しとばかりにベルトのレバーを引いて押し込む。

 

《ダイカイガン‼ムサシ‼オメガドライブ‼》

 

背後に出てきた目の紋章から、エネルギーが2刀に流れていく。

 

そこで、イッセーがライダーキックを喰らうのを見て、一気に駆け出し転がっていくイッセーを飛び越えて剣を攻撃後の慶吾に振るう。

 

「決めろ、タケルぅッ‼‼」

 

左手のガンガンセイバーを全力で振り下ろすが、それは右腕で止められる……

 

「なめんなぁ‼‼」

 

《オメガブレイク‼》

 

が、それすら押しきり袈裟斬りに切り裂く。

 

「ウゴォッ‼」

 

「まだまだッ‼‼」

 

続けて右手の剣で切り裂こうとしたが、左手でそれも止められる………

 

「邪魔だぁッ‼‼」

 

《メガ‼‼オメガシャイン‼》

 

も、同じ様に力任せにぶち破って身体を切り裂いた。

 

「ガバァッ‼‼」

 

ダメージ故か、よろける慶吾の前で両手を上に上げる。

 

「止めだアアアアアアアアアアアァァァァァッ‼‼」

 

そして、一気に振り下ろして、2刀で縦に切り捨てた。

 

「ガアアアアアアアアアアァァァァァァッ‼‼」

 

それを喰らった慶吾はゆっくりと後ろに倒れ落ちた。

 

「ハァ………ハァ………ハァ………イッセー‼無事か!?」

 

変身を解除し呼吸を整えてから、吹き飛ばされたイッセーの所に行くと、変身が解除されていたが何とか立ち上がろうとしていた。

 

「やったな………タケル…‼」

 

「まったく、無茶してんじゃねぇよ。このバカリーダー。」

 

「うるせぇ。」

 

でも、これでようやく終わったか………

 

「やっとゆっくり出来『フハハハハハハハハハハ‼‼ヨウヤクコノトキガキタ‼‼』ッ‼‼」

 

安心したのもつかの間、気味の悪い声での高笑いが聞こえたのでそこを見ると………

 

『ヤツノイシキガキエタオカゲデ、ワタシハフタタビジユウナカラダヲテニイレタ‼‼』

 

ボロボロの状態で立っている慶吾がいた。

 

「な…何で……‼」

 

「あれだけの攻撃をもろに喰らって平然と立てるのかよ…‼」

 

『ン?キサマラカ………………カンシャスルゾ、キサマラノオカゲデ、ワタシハヨミガエルコトガデキタ‼』

 

「俺達のお陰だと…!?」

 

どういう事だ!?それに今の慶吾は様子がおかしい……

 

『イマミセテヤロウ………ワタシノスガタヲッ‼‼』

 

そう言うと再び奴の身体が炎に包まれ、それが消えるとそこには異形の鎧と融合した仮面ライダー4号がいた。

 

『コノトキバカリハヤツノセイクリッド・ギアニカンシャシヨウ、コイツヒトリデカンゼンニフッカツデキタノダカラナ‼‼』

 

「まさか……眼魔の王………………なのか?」

 

『ソウダ‼‼ワレコソガガンマノオウニシテ、コノセカイヲスベルソンザイダ‼‼』

 

マジかよ………此方はもう満身創痍だっていうのに………‼

 

『ソレデハ、フッカツノシュクホウトシテ、キサマラヲアタカタモナクフキトバシテヤロウ‼』

 

そして、両手に圧倒的なまでの炎の魔力を溜めていき、俺達に向けて撃ち放った。

 

ダメだ‼回避なんて間に合わねぇ‼‼

 

迫ってくる攻撃に生きることを諦めそうになったその時……

 

《ATTACK RIDE BARRIER》

 

《ディフェンド プリーズ‼》

 

目の前にマゼンタの光の壁と炎の防壁が出てきて、それを受け止めた。

 

「「え?」」

 

《ヒッサーツ‼SPEED!!フルスロットル‼》

 

《TRIGGER!! MAXIMUM DRIVE‼》

 

それに驚いていたら、今度はタイヤのエフェクトが入った光弾と緑色の弾丸が眼魔の王を襲った。

 

『グゥッ!?』

 

《ソイヤ‼オレンジスカッシュ‼》

 

《One Two Three Rider Kick》

 

「ハアアアアアアアアアァァァァァァァァ…‼」

 

更に、3人組が俺とイッセーを飛び越えて跳び蹴りを叩き込む。

 

「「「テヤアアアアアアァァァァァッ‼‼」」」

 

『ヌグゥゥゥゥオオオオオォォォォォォッ‼‼』

 

それを喰らった眼魔の王は吹っ飛んだがすぐに起き上がった。

 

『キサマラ‼ナニモノダ‼‼』

 

「アタシ達が何者かって?」

 

「問われて名乗るのは烏滸がましいのだが…」

 

「問われなくても答えてやる‼‼」

 

そして、俺達の前に集まったのは………

 

「龍見一誠の女王‼立花 響‼」

 

「同じく騎士‼風鳴 翼‼」

 

「同じく僧侶‼雪音 クリス‼」

 

「同じく戦車‼マリア・カデンツァヴナ・イヴ‼」

 

「同じく騎士‼月読 調‼」

 

「同じく戦車‼暁 切歌デス‼」

 

「同じく僧侶‼小日向 未来‼」

 

イッセーを慕う仲間達だった。

 

「彼女達だけではありませんよ?」

 

後ろから更に声が聞こえ、振り返るとアリアにエルナ、木場と塔城と匙にみくるさんに美月さん、玲奈がいた。

 

「皆……どうして?」

 

「雑魚掃除が終わったから駆けつけたのよ。」

 

「まったく……二人揃って無茶ばっかりやるんだから…」

 

みくるさんと美月さんは少し呆れた感じで俺達を見ていた。

 

…………無茶ばっかでスンマセン…。

 

「タケルさん、お怪我は?」

 

「さすがにイッセー共々満身創痍だ……エルナ、回復魔法頼めるか?」

 

「はい‼お任せください‼」

 

彼女に回復してもらっていたら、玲奈が心配そうな顔で俺の傍に来る。

 

「お兄ちゃん……本当に大丈夫なの?ひどい怪我だけど…」

 

「心配すんなよ……これくらい何ともないたい痛いッ‼何で怪我してる場所つねるんだよ、エルナ‼」

 

「私と妹さんに心配させた罰ですよ。」

 

「仕方ねぇだろ!?こうでもしないと倒せなかったんだからよ…」

 

「だからと言って、怪我をしていい理由にはなりません‼」

 

「ハイ…」

 

確かに、心配させたんだし後でお礼でもするか。

 

「イッセー先輩、生き返って何よりです……‼」

 

「悪かったな小猫、心配させちまって…」

 

「ホントです……後で、ご飯奢ってください…‼」

 

「了解、好きなもの作ってやるよ。」

 

「約束ですよ……?」

 

「つーか何だ、あの化け物は?」

 

「たぶん、眼魔の王だと思う……姿が随分禍々しくなっているけど…」

 

「つまり、あれをボコれば良いわけだ?」

 

「だと思うよ。」

 

「なら、とっとと終わらせようぜ?龍見、御堂、もう回復は充分だろ?」

 

俺達はエルナに回復魔法を止めて貰い、立って身体を確認する。

 

「「うしッ‼回復完了‼」」

 

そして、カードデッキと闘魂ブースト眼魂をお互いに手に持つ。

 

「皆、行くぞ‼」

 

『『『『おう(うん)(はい)‼‼』』』』

 

イッセーはデッキを前に翳し、俺と玲奈は闘魂ブースト眼魂とユリン眼魂をゴーストドライバーに入れ、みくるさんはネクロム眼魂をメガウルオウダーにセットし、美月さんはシグナルチェイサーをマッハドライバーに装填する。

 

《一発闘魂‼‼アーイ‼バッチリミナー‼バッチリミナー‼》

 

《アーイ‼バッチリミナサーイ‼バッチリミナサーイ‼》

 

《Stand by‼》《Yes Sir‼》《Loading‼》

 

《シグナルバイク‼》

 

アリアにエルナに木場に塔城に匙はガラケーとレンジャーキーを持つ。

 

「「「「「変身ッ‼」」」」」

 

「「「「「ゴーカイチェンジ‼」」」」」

 

《闘魂‼‼カイガン‼‼ブースト‼‼俺がブースト‼‼奮い立つゴースト‼‼ゴー‼ファイ‼ゴー‼ファイ‼ゴー‼‼ファイ‼‼》

 

《カイガン‼ユリン‼ウィルゴー‼覚悟‼ト・キ・メ・キ‼ゴースト‼》

 

《テンガン‼ネクロム‼メガウルオウド‼》《クラッシュ・ザ・インベーダー‼》

 

《ライダー‼チェイサー‼》

 

『『『『『ゴーカイジャー‼』』』』』

 

俺達の変身が終わると、立花さん達も俺達の傍にやって来る。

 

『フン……キサマラテイドデ、コノワタシニハムカオウトイウノカ?』

 

「そうだ‼‼お前は必ず……‼‼」

 

「俺達がブッ飛ばす‼‼」

 

『ナラバコイ‼‼オウノチカラヲミセテヤロウゾ‼‼』

 

「「これで完全に終わらせてやるッ‼‼」」

 

この戦いを最後にするために、俺達は眼魔の王へと駆け出した。

 




いかがでしたか?

最後の慶吾の姿は仮面ライダー4号とガンマイザーファイヤーが融合した姿を思い浮かべてください。

『超力の腕輪』は所持者にかかるコストを削減するサポート系神器です。

例えば、いつもは10のコストで魔法を発動させるけど、この神器があれば7のコストで同等の効果が出せます。更に普段と同じコストで使用すると効果を倍増させる事が出来ます。

後、前書きにも書きましたが息抜きに別作品も書き始めましたので、もし良ければそちらも見てください。

次回《灼熱の決戦》

「そんなんで俺達の炎が負けるわけねぇッ‼‼」

では、次回も楽しみにしてくれると嬉しいです。
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