もう……終わってもいいよね(人生を)?
なーんてのは冗談ですが、マジでこれに近いネガティブ思考にしかならない状態です……
この調子で書いてたら貴利矢ロス的な展開に書きかねないので、何とか思考をシンジ君ゆずりの自己暗示方法でポジティブにして書きました。
では、どうぞ……
一誠side
あの悪魔襲撃から次の日の朝、起きた俺は久々にチャーハンを作りゆめと食べていた。
「う~ん♪やっぱりお兄ちゃんのチャーハンは最高だね‼他のお店でもこの味は出せないよ‼」
「そうか?普通に作ってるだけなんだが…」
何か特別な事もしてないし材料だって大半が余り物なのに、何で俺のチャーハンはこんなに人気なんだ?
「ところで今日はどうするの?」
「そうだな……特に予定もないし、何処かに出か『たった1度、与えられた~♪』おっとすまん、電話だ。」
今日の予定を考えていたら俺のスマホが鳴り、画面を見るとタケルからだった。
「タケルから?(ピッ!)もしもし、タケルか?どうしたんだ、朝から…」
『ああ、実は夕夏ちゃんが朝一番で家に来てな?昨日の事とか相手の事とかを教えてくれって言ってきてるんだよ。』
「マジか…?」
一応裏の事やライダーの事は一般人には機密扱いになってるんだが……でも、昨日変身しちゃってるからな……
『さすがにとぼけるのも無理があるし、俺は話そうと思うんだけど…』
「わかった、俺も今そっちに行くよ。」
『頼むわ。』
通話を切った俺は軽くため息を吐いた。
「どうしたの?」
「夕夏ちゃんが裏の世界の事を知りたがって、タケルの家に来てるらしいから、今日はその対応だな。」
「うぐ…‼ごめんなさい、私のせいで…」
俺の言葉でゆめはしょんぼりした顔で俯いた。
「もう怒ってないよ。それより一緒に行くぞ。」
「あ、ちょっと待って!?」
残っていたチャーハンを掻き込んだゆめは、簡易的に作った着替え場でパジャマから水色のワンピースに着替えた。
「よし、準備OK‼」
「んじゃ、出発するか。」
「は~い♪」
元気よく返事するゆめを連れてオッチャンに連絡した後、外にあるオートバジンに乗りタケルの家に向かった。
タケルside
「それで、昨日のあの存在は一体何なんですか!?教えてください‼」
「いや、だからそれはだな…」
俺は朝早くから家にやって来た夕夏ちゃんの質問攻めにあっていた。………………何故かお互い正座で。
この子、こんなに押しが強かったか?
「玲奈ちゃんはすでに知ってたみたいだし、私も戦う決意は出来ました‼いい加減、喋ってくれてもいいんじゃないですか!?」
「おおう……いつもの大人しい君はどこいった?」
あまりの変貌ぶりに俺はタジタジだった……
「無駄よお兄ちゃん、そうなった夕夏は誰にも止められないんだから。」
「玲奈ちゃんも今までの事を全部話すまで正座‼」
「ア、ハイ…」
俺の隣でまったりとアイスを食べていた玲奈も、彼女の一言でマッハの速度で正座した。
「さあ、そろそろ観念してください‼」
「もうちょっと待てって‼もうす「タケル~、邪魔するぞ~?」「お邪魔しま~す‼」やっと来たか…」
もう押さえきれないと思った所に、イッセー達がやって来た。
「お、いたいた……なにやってんだ?」
「お前が来るのを待ってた。」
「おお、これが噂の正座待機ってやつ?」
「「「「いや、違うから。」」」」
ゆめさんのボケに全員でツッコム。
「ゆめのボケは置いといて……皆、出られる準備をしてくれ。」
「あれ、説明に来たんじゃないのか?」
「オッチャンが向こうで説明してくれるってよ。」
なるほど、アザゼルさんが話すなら問題ないか。
「だから、準備が出来次第向こうに行くぞ。」
「わかりました‼ほら、お兄ちゃんも夕夏も早く立って‼」
玲奈にそう急かされるも、俺と夕夏ちゃんは立つことが出来なかった。
「どうした、二人とも?」
イッセーが不思議そうに俺達を見てたら、ゆめさんが近づいてきて……
「………………ちょん。」
「「ッ!?~~~~~~~~~~~~~~ッ‼‼‼」」
足先をつつかれた瞬間、あまりの痺れに俺と夕夏ちゃんは声に鳴らない悲鳴を上げながら床を転がった。
「アハハハハハハッ‼2人とも面白~いッ‼」
「何やってんだ、お前は。」
「アウチッ!?」
俺達を見て笑っているゆめさんにイッセーが拳骨を落とし、回復するまで待ってもらってからリビングに靴を持って集まった。
「あの……どうやっていくんですか?」
「ん?一言で言えば……魔法だな。」
「へ?」
そこでイッセーが転移アイテムを使い、冥界へと
俺達はこれに慣れたが、始めて転移を経験した夕夏ちゃんは口を開けたまま、ポカンとしていた。
「………………………………はッ‼ここは何処!?私は夕夏‼中学2年の14歳‼彼氏は…………って何を口走ろうと!?てゆーか自然界の法則ぅーッ!?」
そして意識を取り戻したら、すぐに取り乱した。
「なあタケル……あの子、あんなテンションだったっけ?」
「ワリィ……俺も驚いてんだわ…」
人間、驚き過ぎるとああなんだな……
「はい夕夏、どうどう…」
「ハァー、ハァー……もう大丈夫です。訳のわからない事は頭の中で夢か何かだと思う様にします。」
「「「それ、大丈夫じゃないから。」」」
そんなコントを繰り広げつつ、アザゼルさんがいる執務室の扉を開ける。
「オッチャ~ン、来たぞ~。」
「おう、よく来たな。」
中にはアザゼルさんとキャロルさん、補佐役らしいファラさんがいた。
「君が小鳥遊夕夏ちゃんだな?俺はアザゼル、そこにいる龍見一誠の養父で堕天使を束ねる組織【
「そして俺がアザゼルの妻のキャロルだ。」
「私は2人の娘で【
「はへ?だ、堕天使?」
「いきなり言われてもわかんねぇよな?これから話してやる……っとその前に爆走バイクのガシャットを貸してくれないか?」
「あ、はい。」
夕夏ちゃんはガシャットをアザゼルさんに渡すと、それを何かの機械に差し込んだ。
「何やってんだ?」
「ん?簡単なアップデートだ。少しは戦いに役立つだろう。」
アップデートって……
「さて、お前達はそこに座れ。ファラ、全員分のお茶を頼む。」
「畏まりました。」
ファラさんが全員分の紅茶を持ってきたら、アザゼルさんが説明を始めたが、俺達は大体知ってるので聞き流した。
「……つー訳だ。何か質問はあるか?」
「あの、確か二天龍…でしたっけ?喧嘩の原因は何だったんですか?」
「「「ブフォッ‼」」」
夕夏ちゃんの質問に俺とイッセー、玲奈は飲んでいた紅茶を吹いた。
「いや、それは今も分かっては…………お前ら、何笑いを堪えてんだ?」
「「「い、いや…別に…………ククッ‼」」」
さすがにアザゼルさん達もショックだろうから黙っといた方がいいだろ。まさか喧嘩の元凶が目の前にいるなんてな…‼
「変な奴等だな?(ピピッ‼)お?アップデートが終わったぞ。」
席を立ったアザゼルさんがガシャットを機械から取り出す。
「あ、ありがと「これを渡す前に聞かせてくれ。」へ?」
「君が事件に巻き込まれ、今回変身して戦えたのは単なる偶然の積み重ねだ。だが、こっから先にこんな偶然の重なりはほぼ起こる事はない。だからここが最後の分岐点だ。君はこの力を捨てていつもの日常に戻るか……それともいつ死ぬかもしれない戦場に身を置くか、どちらかを選んでくれ。俺達は君の意見を尊重する。」
夕夏ちゃんはその言葉に少しの間、動きを止めたが……
「…私は決めたんです。悲しみにくれてた私を照らしてくれた友達の役に立ちたいって…その友達が危険な場所で戦ってるのに、自分だけ安全な場所で待ってるのは嫌なんです。だから私も一緒に戦う。玲奈ちゃんが私を救ってくれたように、私も玲奈ちゃんを助けたいから‼」
そう言ってアザゼルさんの目をじっと見据えた。
「……………フッ…内容としてはまだまだ未熟だが、覚悟は本物みたいだな。」
アザゼルさんは彼女の手を掴み、その手の上にガシャットを乗せた。
「これは君に預けよう。どういう風に使うかは君に任せるが、あまりにひどい場合はすぐに取り上げるからな?」
「あ……ハイ‼‼頑張ります‼‼」
認めて貰えたのが嬉しいのか、彼女は笑顔でガシャットを抱き締めた。
「なら、これからヨロシクね。夕夏‼」
「うん、こっちこそヨロシク‼玲奈ちゃん‼」
「そんじゃイッセー、その子をトレーニングルームに連れていってくれ。前にメイルが教えたそうだが、キチンと覚えておくに越した事はないし、多少のアップデートにも慣れておいてもらわないとな。」
「わかった、皆付いて来てくれ。」
イッセーの後に付いて歩くと、かなり広いドーム状の建物の中に入った。
「相変わらずデケェよな、ここ…」
「オッチャンの試作品の実験や武闘派の堕天使達が使う為に広めにしたんだよ。夕夏ちゃんと玲奈ちゃんは中央に行って。タケルは何かあったときに備えて端にいてくれ。」
「「「了解(です)。」」」
俺は言われた通り端の壁に背中を預け、二人が中央で立っていると管制室みたいな部屋に入ったイッセーの声がスピーカーから聞こえてくる。
『あ~あ~、二人とも聞こえるか?』
「「はい。」」
『それじゃ今回は夕夏ちゃんにベルトのちゃんとした使い方を説明するから、よく覚えて置くように。』
「はい‼」
『玲奈ちゃんは途中でサポートを頼むから、それまでは待機しててね。』
「は~い‼」
『それじゃ夕夏ちゃん、先ずはガシャットを起動。』
イッセーのアナウンスに従い、彼女はガシャットを右手に持つ。
《爆走バイク‼》
そして起動ボタンを押すと背後にスタート画面が現れ、周囲の空間がピクセル状になったかと思うとすぐにもとに戻り、トロフィーが周囲に配置される。
あれ?今のって永夢さん達の変身時に起きたやつか?そういえば昨日なったときはそれが起きなかったな……まだ搭載されてなかったのか。
『次にゲーマドライバーを腰に装着。』
言われた通りゲーマドライバーを装着したら、スカートを翻しながらターンを決め……
「変身。」
『ガシャットをベルトに装填。』
《ガシャット‼》
そして右手に持っていたガシャットを反転させてベルトのスロットに差し込んだ。
《レッツゲーム‼メッチャゲーム‼ムッチャゲーム‼ワッチャネーム!?》
彼女は周囲に現れるキャラクターアイコンの中から、レーザーのアイコンを少しだけジャンプした回し蹴りで選択した。
《アイム・ア・仮面ライダー‼》
そしてアイコンが彼女に取り込まれると、仮面ライダーレーザー・レベル1の姿になった。
『よし、仮面ライダーレーザー・レベル1に変身完了。続けてベルトのレバーを引いてレベル2へと移行。』
「はい、フェイズ2‼」
彼女はその場で回りながらベルトのレバーを開いた。
《ガッチャーン‼レベルアップ‼ば~く走‼独走‼激走‼暴走‼爆走バイク~‼》
レベル1のボディがパージされ、両手に持っていた車輪型の武器が体に装着されるとバイクの姿のレベル2へと変わる。
『レベル2への移行を確認。それじゃ、先ずはその姿での必殺技をやってみようか。玲奈ちゃん、手伝いヨロシク。』
「了解‼」
『それじゃ、ベルトのガシャットを抜いて横のキメワザスロットホルダーに装填してボタンを押して。』
玲奈は指示通り、ガシャットを横のスロットに入れるとボタンを押した。
「よいしょっと。」
《ガシューン》《ガシャット‼キメワザ‼》
が、俺はここで少し不安を覚えた。
『ちょっと玲奈ちゃん?出来れば乗ってからやってほしいんだけど……』
同じ不安を抱いたのか、イッセーが放送で指摘する。そう、玲奈はレーザーに乗らず横に立ったままでそれを行っていたのだ。
「大丈夫ですって‼私がそんなミ(カチッ)……あ。」
そして案の定、玲奈の肘がホルダーのボタンを押してしまった。
《BAKUSOU!!CRITICAL STRIKE!!》
「へ?ぴぎいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!?!?!?」
「夕夏ああァァァァァァァァァァッ!?」
そのせいでラブでライブをサンシャインさせる妹キャラのような悲鳴を上げながら、夕夏ちゃんは無人で爆走し始める。
まったく仕方ねぇな……
《カイガン‼オレ‼レッツゴー‼覚悟‼ゴ・ゴ・ゴ‼ゴースト‼》
ゴーストに変身した俺は、空を飛びながら速度から重なる場所を予測し、合流したら急いで股がりガシャットを抜いた。
《ガシューン》
そしてブレーキをかけて何とか止めることに成功した。
「大丈夫か?」
「ふええぇぇぇぇぇぇぇん‼こ、ごわがっだですよお~‼」
なんか……バイクが女声で泣いているのってスッゲーシュールに感じる……
「よしよし、もう怖くないからな。」
俺が頭にあたる部分を撫でていたら、泣き声もどうにかおさまった。
「す、しゅみましぇん‼い、色々ご迷惑を…」
「なに、ウチの愚妹のしでかした事だからな。さて夕夏ちゃん……アイツにお仕置きしたくないか?」
「お仕置き……………………賛成です。」
「よっしゃ‼イッセー‼」
『ああ、これからレベル3への移行を行う。タケル、横のホルダーにあるガシャットを起動。』
「あいよ。」
俺はホルダーからギリギリチャンバラガシャットを取り出し、起動させる。
《ギリギリチャンバラ‼》
背後に現れたスタート画面から、チャンバラゲーマが出てくる。
『レバーを閉じて、ガシャットをベルトに装填。』
言われた通りにレバーを閉じ、爆走バイクガシャットの隣のスロットにギリギリチャンバラガシャットを差し込む。
《ガッチョーン》《ガシャット‼》
「フェイズ3…」
『そして再びベルトのレバーを開く。』
「いくぞ‼」
《ガッチャーン‼レベルアップ‼》
レバーを開いたら俺はすぐに降り、夕夏ちゃんは車輪パーツが外れ変わりに分離したチャンバラゲーマが手足となってくっつく。
《ば~く走‼独走‼激走‼暴走‼爆走バイク~‼アガッチャギリ・ギリ‼ギリ・ギリ‼チャンバラ~‼》
そして仮面ライダーレーザー・レベル3となった彼女は腕をぐるぐると回す。
「ん~‼やっぱり人型がいいよね~‼」
『レベル3への移行を確認。それじゃ武器を選択。』
イッセーのアナウンスの後、夕夏ちゃんの回りに武器アイコンが出てくるが……
「あ、あれ?なんかいっぱい増えてる?」
そう、彼女の周囲にはハンマーに剣に銃、弓にパッドにソウチャクスロットホルダーといった6つのアイコンがあった。
『え~と……オッチャンからの話によると、機能を夕夏ちゃんに合わせたのと同時に、作ったガシャコンウェポンを全部入れたそうだ。』
おお、すげー贅沢。
「な、なんか色々としてもらって悪い気が…」
『それは気にしなくていいよ。こっちは巻き込んじゃいけない事に君を巻き込んだんだ。それは君を生き延びさせるためのオッチャン達からのお詫びなんだろうさ。』
「そんで俺達の罪滅ぼしは君を守るのと、何かあったときに一人でも逃げられるくらいに君を強くすることだ。」
「……それって先輩が私を守ってくれるって事ですか?」
「まあ…出来ない時もあるけど、俺が傍にいるときは守ってみせるさ。」
「そうですか……………………………………やった‼(ボソッ)」
「?」
なんか夕夏ちゃんが小さくガッツポーズしたのは気のせいか?
『おーい、まだ訓練中なの忘れてないかー?』
おおっと、そうだったそうだった。
「夕夏ちゃん、どれか選んで。」
「では、最初に使ったこれを。」
《ガシャコンスパロー‼》
彼女が弓を選ぶと、それが実体化されて手に収まる。
『続けて武器を使った必殺技に入る。二つ目のガシャットをベルトから抜いて武器のスロットに装填。』
「はい‼」
《ガシューン》《ガシャット‼キメワザ‼》
チャンバラガシャットをスパローに差したら、エネルギーが充填されていき、夕夏ちゃんは狙いを玲奈へと定める。
「え~と………………逃げちゃダメ?」
「「『逃げちゃダメだッ‼』」」
「デスヨネ~…」
『トリガーを引いて必殺技を発動。』
「さっきのお返しだよ、玲奈ちゃん?」
《GIRIGIRI!!CRITICAL FINISH!!》
スパローから放たれた大量の矢が玲奈へ向けて飛んでいく。
「い、イヤアアアァァァァァァァァァッ‼‼ブバッ!?」
走りながら何とか避ける玲奈だが、近くに落ちた矢の爆発に吹き飛ばされ、顔から地面に着地した。
《会心の1発‼》
「うう……お兄ちゃんも夕夏も酷いよ…」
「「元はといえばお前(玲奈ちゃん)が悪い。」」
訓練が終わった俺達は玲奈の愚痴にそう辛辣に返す。
「だからゴメンってば~‼」
「今度、翠屋さんのシュークリーム奢ってくれるなら許してあげる♪」
「うッ……さ、三個までなら…」
「冗談だよ、明日一緒に食べに行こう。もちろん料金は別会計で。」
「うう…………夕夏の優しさが身に染みる…」
そんな感じで廊下を仲良さげに歩く二人の後ろを俺とイッセーが歩く。
「ま~た守んなきゃなんねぇ仲間が増えたな?」
「ああ…でも、こうなった以上スジは通すさ。」
たく……コイツはま~た一人で全部背負うつもりだよ…
「……あんま一人で抱え込むなよ?何かあったら俺を頼れ。親友としてそれぐらいはさせろ。」
「その時は頼むよ。」
イッセーは軽く笑いながらそう答えるが、コイツの体には無茶をやり続けた疲れは確実に溜まっている筈だ。
なら、俺はこれ以上イッセーの負担を増やさないよう色々と支えると同時に、俺がイッセーの変わりになれるくらいに強くなってみせる‼
後はこのバカに、もう少し人を頼る事を教え込む事だな。
ーその日の夜ー
???side
「この世界にあの子がいるの?」
私は義理の兄である陽太義兄さんが出してくれた幽霊列車に乗って、時空を越えてこの世界にやって来た。
「間違いないよ。以前スカーレット様もこの世界に訪れているから座標も確実だしね。」
「そっか…………早く戦ってみたいな…」
『そう急くでない、娘よ。』
『そうだぞ、焦りは油断を生む。戦場では常に平常心を心掛けろ。』
「わかったよ。焔、羽衣狐さん。」
私の周りを浮いている目玉を模したアイテムの眼魂に宿っている魂の焔と羽衣狐から軽く注意を受けた私は深呼吸して心を落ち着けた。
「どのみち今日はもう遅いから、勝負は明日以降だね。幸いこの世界は今、夏休みの最中だから時間は気にしなくても大丈夫だから。そろそろ寝ようか。」
「うん。」
陽太義兄さんにそう言われ、私はベッドが置いてある車両まで行き、明日の勝負を楽しみにしながら眠りについた。
いかがでしたか?
今回はエグゼイドのヴァーチャルオペレーションを取り入れてみました。
そして次回は悪維持さんの【天パー侍と絶刀の少女】の番外編キャラとのコラボ兼対決になります。
次回【対決‼ユリンVSヘレナ】
「いいわ‼その勝負、受けてあげる‼」
では、また次回で………………Zzz…