ただし、敵対状態なので対応は悪いです。
それと、私なりの勝手な解釈もあったりします。
教会組が好きな人や独自解釈が駄目な人はブラウザバックを推奨します。
それでもいいという人は見ていってください。
一誠side
今日の授業が終わった俺達は、屋上に集まり今後の事を話すことにした。
「さて、コカビエルは何処に隠れてるんだ?」
「過去の大戦を生き残った堕天使だからな、そう簡単には見つからないさ。」
「だよな~…」
あの人は隠れ家とかに向いてる場所を探すのも上手かったからな……
「でも、コカビエルさんはなんでいきなりこんな事件を起こしたんでしょう?」
アーシアの発言は俺も気になっている事だ。
「わからない……だからこそ、探しだして問いたださないと。」
あの人が何故エクスカリバーを盗んだのか、内容次第では1発ブン殴ってやる‼
「そういや一誠、お前達朝に教会の奴等が居たのを見たんだって?」
「ああ、ローブを被っていたから顔はわからないけど。」
「2人いて、片方は大きな剣みたいな物を持ってたよ。」
唐突にきたクリスの質問に俺と未来はそう答えた。
「そうか……何もなきゃいいんだけど…」
「どうだろうな(♪~♪~♪~)と、ちょっとスマン。」
俺のケータイが鳴り(着メロは【REVOLUTION】)皆から離れて画面を確認したら…
「支取会長?どうしたんだろう…」
取り合えず画面をタップして通話状態にする。
「もしもし、龍見です。」
『あ、龍見君ですか?すみませんが、そこにお仲間の方達は居ますか?』
「ええ、ちょっと仕事の話をしていたんです。」
『なら丁度良かったです。申し訳ありませんが、皆さんを連れて生徒会室に来てもらえませんか?』
「生徒会室にですか?」
何かあったのか?
『ええ、今客人が来ているのですが貴方達を連れてこいとしつこくて…』
なんだろう……嫌な予感しかしねぇ…
でも、会長にはグレモリー達の事で世話になってるから……
「わかりました、今向かいます。」
『すみません、お願いします。』
電話を切った俺は皆の元に行った。
「誰からだったんだ?」
「支取会長からだった。なんか皆を連れて来てくれって…」
「んだそりゃ?ヤバそうな気配がすんだけど?」
それは俺も感じてる。
「支取会長には世話に成ってるから引き受けたけど、行けない奴はいるか?」
俺がそう聞くと誰も何も言わなかった。
「じゃあ行くか、場所は生徒会室だって。」
『『『『『了解。』』』』』
メンバーを連れて生徒会室前に着くと、小猫と木場が何かを感じたのか目が鋭くなった。
「祐斗先輩…」
「どうやら、僕達は中に入るのに覚悟がいるみたいだ。」
2人の言葉が気になったが、取り合えずドアをノックする。
『どちら様ですか?』
「龍見です。呼ばれたので来ました。」
『どうぞ、開いてますので。』
会長の許可を貰い扉を開けると、中には会長と副会長に匙と、朝に見た教会の人間がいた。それぞれフードを脱いで青髪に緑のメッシュが入った女性と栗色の髪をツインテールにした女性だった。
その2人を見た途端、響と未来に調と切歌が俺の背中に隠れた。って言っても4人も隠せないけど。
アーシアはクリスの後ろに隠れてた。
「何か御用ですか?」
「はい、実は「そこから先は私達が言おう。」…どうぞ。」
会長が説明しようとしたら、教会組の片方がそれを遮り、こちらを向いて……
「お前達が堕天使陣営の者だな?単刀直入に言う……エクスカリバーは何処だ?」
俺の首もとに剣を突きつけてきた。
「何をやっているのですかッ‼‼」
それを見た支取会長が叫び、タケルとクリスと木場が応戦しようとするが、右手を出して止めさせる。
「……いきなりだな。相手に名乗る事もしないのか?」
「貴様ら盗人に名乗る必要などない。」
「あっそ、つまり教会ってのは相手に剣を突きつけるのが挨拶なんだな……勉強になったよ。」
「あら、随分強気なのね?【兵藤一誠】君?」
「あ?」
その時、ツインテールの方の信徒が俺の昔の名前を言った。
「誰だ、お前?」
「私を覚えてないなんて、やっぱり【ソージ君】は苦労してたのね……こ~んなお馬鹿なお兄さんで。」
「げっ……まだいたのかよ、アイツの信者…」
ソイツの言葉に俺達はげんなりした。
他に誰がいたっけ…………興味ねぇからいいや、思い出さなくて。
「【イリナ】、知り合いなのか?」
「ちょっと止めてよ【ゼノヴィア】‼こいつと知り合いなんて最悪じゃない‼」
「イリナ?……ああ、昔宗二に引っ付いていたあの男か(ブオォン‼)よっと。」
名前から記憶を掘り返してみたら、検索にヒットしたので内容を喋ったら斬りかかってきたので、上体を反らして回避した。
「危ねぇな、銃刀法違反だぞ?」
「うっさい‼誰が男だ‼アタシは女よ‼」
んなのどっちでもいいだろ……少なくとも俺はアンタが男だろうが女だろうがどうでもいい。
「フン‼それよりソージ君は何処?この学園にいるのは分かってるから教えなさい‼」
「ああ…」
それくらいだったら正直に答えてやるか。
「冥界だけど?」
「へ?」
俺の答えにイリナが間抜け面になった。やっべ、おもしろ…‼
「アイツ、悪魔に転生したけど問題起こして1学期の間は冥界送りになってるよ。」
後ろでも響達が頷いている。
「う…嘘よ……ソージ君が……悪魔に…」
「事実だ、認めろ。」
そう言うと、手足を床に着いていわゆるorzの格好になって口から魂みたいなのが出ていた。
「おい、コイツどうすんだ?」
「邪魔だからほうっておけ、それより改めて聞く……エクスカリバーは何処にある?」
「だから、俺達もその犯人を探してる。上司が1度調べて場所を突き止めたけど移転した後だったし。」
「そうか、ならこれ以上ウロチョロするな。盗人のコカビエルは私達が倒す。」
「……ちょっと待て…え、何?2人で倒すの?あのコカビエルを?」
「そうだが(だけど)?」
俺の質問にゼノヴィアと立ち直ったイリナが即答した。
…………やっぱり教会ってバカの集まりだ……
「アンタ達は自分の命を何だと思ってるんだ!?相手は過去の大戦を生き抜いた最上級の堕天使なんだぞ!?」
「神のために死ねるのなら本望よ。」
「これ以上お前に語る気は無い……シトリーよ、先の約束を忘れるなよ?」
「ええ、非常時以外では私達は貴方達の行動を邪魔しないと約束します。」
「ならいい。イリナ、帰るぞ。」
「わかったわ。」
ゼノヴィアは剣を背負いイリナと共に、生徒会室から出ようとした…
「ん?ちょっと待て…そこにいるのはもしや【魔女】のアーシア・アルジェントではないか?」
ところでアーシアに気づいてしまった。
「え?それって悪魔を癒したっていうあの?」
急かさずクリスと木場と小猫がアーシアの前に立って後ろに守るようにした。
「はい、そうですが…」
「まさかこんな極東の地で出会うことになるとは…しかし、かつて神に愛され、神と同じく平等な愛をもたらす【聖女】が堕ちたものだな。堕天使の仲間になっているなんて、君を信奉していた者達が知ったらどう思う事か…」
「それは……」
「安心しなさい、上には報告しないから。そんなことして信徒が悲しむ姿は見たくないもの。」
彼女達の言葉が心に突き刺さってくるのか、アーシアは顔を俯けた。
……おい、お前達にアーシアの何がわかる…‼
「それに加えて悪魔とも親しくしているとは……君の神への信仰はその程度のものだったのだな。」
「いえ‼そんなことは…‼」
「あるわ、今の貴女の状況が信仰の少なさを物語っているもの。」
彼女達の言葉に俺達の怒りのボルテージが上昇していく。
「しかし、お前は神への信仰を捨ててはいないな?何故だ?」
「ちょっとゼノヴィア、神を裏切って堕天使陣営にいる彼女が神を信仰している訳ないでしょ?」
「いや、彼女からは神を信仰する者特有の匂いを感じる。間違いない。」
「それは……捨てきれないだけです。毎日欠かさず続けてきた事ですから…」
そう、アーシアはクリスの家で毎朝欠かさずお祈りをしている。1日も欠かさずに…
「そうすれば再び神の愛を受けられると思っているのか?滑稽だな、お前がいくら祈ろうと何の意味もない…………いや待て、だったらお前に神の試練を与えてやろう。」
そう言ってゼノヴィアは剣を抜き、アーシアに切っ先を向けた。
「今ここで、私に断罪されろ。」
「え?」
……あ?コイツ今なんつった?
俺は怒りはその言葉で爆発寸前になった。
「そうすればお前の信仰は充分なものになる。神の愛も再び得られるだろう。さあ、今す「うっせぇんだよ‼神神神神って‼それしか言えねぇのか、お前達は‼」なッ!?」
その時、俺より先にクリスが叫んだ。
「それにだな、テメェはさっき神の愛は平等とか抜かしてたよな?」
「それがどうした!?」
「だったらなんで神はアーシアを愛するのをやめたんだ?」
「それは、彼女の信仰が足りなかったから「はい、論破‼」へ?」
イリナの発言を聞いて、クリスがしてやったりな表情をした。
「テメェの今の言葉だと神ってのは【自分を深く信仰している者にだけ愛を振り撒く】って事になるんだぜ?他の信徒共が聞いたらどう思うだろうなぁ?神が実は差別をしていたなんて知ったら?」
「き…キサマ…‼」
『『『『『おお~‼』』』』』
その言葉に俺達は拍手した。
確かにクリスの言う通りだな。神が差別してるなんてしれたら、教会が大混乱になるのは間違いない。
「私達だけならいざ知らず…教会や、ましてや神を侮辱するなど許せん‼先ずはキサマを断罪してくれる‼」
「いいぜ‼相手してやる…………と、言いたいがアタシの代わりにやってみないか、木場?……丁度良いだろ?」
「え?いいんですか?」
いきなり振られた話に木場は少し驚いていたけど、すぐに瞳に闘志を燃やし出した。
「なら、遠慮なくやらせて貰います。」
「何だ、お前は!?」
「ん~、一応君達の先輩になるのかな?失敗作だけどね。」
そう言って、魔剣を出してゼノヴィアに突きつけた。
タケルside
外に出て、旧校舎近くにある空きスペースを使って教会組との模擬戦を行うこととなり、向こうはゼノヴィアとイリナの2人、こっちは木場とじゃんけんの結果、俺となった。
まあ、俺も言いたい事があったから丁度良かったんだけどな。
「先ずは俺とイリナって奴か…」
さ~て、一丁やりますか‼
「貴方が私の相手なの?なんか弱そうね。」
ローブを脱いだ彼女の服装は身体にピッタリフィットした黒のボディスーツだった。
……………教会の奴等も色々溜まってるのか?
「勝手に言ってろ。」
俺はゴーストドライバーを出して、オレ眼魂のスイッチを入れてバックルに入れる。
《アーイ‼バッチリミナー‼バッチリミナー‼》
「ちょっ!?な「変身‼」聞きなさいよ!?」
《カイガン‼オレ‼レッツゴー‼覚悟‼ゴ・ゴ・ゴ‼ゴースト‼》
相手の言葉を遮って、俺はパーカーゴーストを纏い変身する。
「お兄ちゃ~ん‼頑張れー‼」
見物用の場所では、玲奈が俺の応援をしてくれ…………
「いや、なんでいんの!?お前!?」
「買い物帰りにゆめさんに会って…」
「お兄さんの活躍するところを見ませんか?と私が誘いました。」
「そして、俺が許可した。」
「はぁ……もういいよ、何でも…」
ベルトからガンガンセイバーを出して、薙刀モードにする。
「それじゃ、試合開始‼」
イッセーの合図と同時に俺は飛び出し、薙刀をベルトにアイコンタクトさせる。
《ダイカイガン‼ガンガンミナー‼ガンガンミナー‼》
「え!?いきなり必《オメガストリーム‼》セリフ被ってる!?」
「そおぅらッ‼」
「ヒャアアアアアアアッ!?」
全力で振るったそれは、彼女が地面にヘッドスライディングしたことでかわされた。
「いきなりすぎでしょ!?普通は《ダイカイガン‼オレ‼オメガドライブ‼》だから最後まで…キャアッ‼」
何かを叫ぶ声を無視してエネルギーを込めた回し蹴りを放ち、彼女はしゃがんで避けた。
「んもう怒った‼貴方を断《一発闘魂‼‼アーイ‼》ねぇ、狙ってやってるでしょ!?」
「さあね?」
《闘魂‼‼カイガン‼ブースト‼‼俺がブースト‼‼奮い立つゴースト‼‼ゴー‼ファイ‼ゴー‼ファイ‼ゴー‼‼ファイ‼‼》
闘魂ブースト魂になり、彼女が振るってくるエクスカリバーをサングラスラッシャーで捌いていく。
「この…‼当たりなさいよ‼」
「ハッ‼」
「アグッ!?」
攻撃が当たらない事に焦ったのか、大振りになったところを狙って腹に蹴りを入れる。
「面倒だから終わりにする。」
俺は朝、あの転生させてくれたムカつく神から、新しく送られてきた白と紫の眼魂を取り出して、横のスイッチを押してナンバリング状態にし、バックルに入れた。
《アーイ‼バッチリミナー‼バッチリミナー‼》
すると、バックルから白地に金のラインが入り、肩には黒い鎧がありフードには紫の角が2本生えているパーカーが現れ、空中でポーズを決めると横に中国系の鎧を着た武将の絵が写し出された。
そしてバックルのレバーを引いて押し込む。
《カイガン‼リョフ‼最強‼武将‼天下無双‼》
そのパーカーを羽織ると、戟の刀身を使った顔が描かれた。
更にバックルからガンガンセイバー薙刀モードとサウンドレコーダー型のガジェット【カメポッド】が出てきて、2つが合体するとガジェットから矛の刀身が出てきてガンガンセイバー戟モードになった。
「呂布!?それって三国志の英「行くぞ。」いい加減にしなさいよ、セリフ被せるの!?」
ガンガンセイバーを振り回してイリナへと叩き込む。
「なんの‼…キャアッ‼」
それを彼女は防御するが力業で押し切る。
「何なの!?パワーが桁違《ダイカイガン‼ガンガンミナー‼ガンガンミナー‼》途中で必殺技を発動するなぁ‼」
アイコンタクトさせたガンガンセイバーを構え……
「このままやられ《オメガバースト‼》お願いだから最後まで言わせて!?」
連続突きを彼女にお見舞いした。
「アアアアアアッ‼」
それを喰らった彼女は地面に倒れた。
「そこまで‼勝者‼御堂タケル‼」
判定を聞いた俺は変身を解除して、彼女の前に立った。
「なんで……?私が…負けるな……んて…」
「お前は1つ間違えた。死に場所を求めて戦う奴には信念がない。だから負けたんだよ。」
「違うわ‼私達は神のために「いい加減にしろッ‼‼」ッ!?」
「お前の命はそんな簡単に投げ出せる物なのか!?絶対に勝てない相手に挑んで特攻できるほど安い物なのか!?」
「当たり前じゃない‼私達は神の代理人よ‼神に命を捧げるのは当然なの‼」
「俺にはわかんねぇよ‼アンタらが命を粗末にしようとする事が‼おかしいだろ、そんなの‼」
「神のために死ぬ事のどこがおかしいのよ‼」
なんでわからねぇんだよ…‼
「お前が死んで悲しむ奴の事を考えた事があるのか!?両親や友達に辛い思いをさせるのが正しい事なのか!?」
「それは神が私達に与えた試練なのよ‼それを乗り越えた時、神の愛を得られるのよ‼」
「ふざけんな‼‼」
彼女の言葉に俺は完全にキレた。倒れている彼女の胸ぐらを掴んで無理矢理立たせて…
「神様ってのは人の幸せを願ってるんだろ!?それを信仰するお前達が神の願いに逆らってどうすんだよ‼」
「ッ!?」
そう言うと、彼女の顔に動揺が見えた。
「そんなテメェらが……アルジェントさんの信仰に文句を言う資格はねぇ‼‼」
「そ……そんな…私の…………信仰…は…」
「それに命ってのはな……親から与えられて色んな人との出会いや沢山の経験を燃料にして、自分色の綺麗な炎を燃やしているんだ。そんな炎を無駄に消すようなバカを俺は絶対に許さない‼」
そう言ってから彼女を離し、俺はイッセー達の元に戻った。
アイツらの言うこともわかる、それぐらいの覚悟だってことも。だけど、生きる覚悟じゃなくて死ぬ覚悟なんて間違ってる‼それにアルジェントさんと同じ教会の出身なら、理解しあえば友達になる事だって…‼
その時、俺を緑色の光が包み込んだ。
あまりの眩しさに目を閉じ、ゆっくりと目を開けると深い森の中にいて、目の前には緑の生地に黄色のラインが入り、頭のフードには黄色い羽根飾りが付いたパーカーを着た黒い存在がいた。
「あなたは……ロビン・フッド?」
『相手を理解しようとする、お前の心は素晴らしい。』
「同じ場所で生きてきたのなら、分かり合う事だって…‼」
『お前は自分の正義を相手に押し付けるのか?』
「え?」
正義を押し付ける?それはいったい……
『私が過去に戦った相手にも彼らなりの正義があった。』
「でも、戦ったんだろ?」
『相容れない正義だったからな。タケルよ、正義は1つとは限らない。生まれた環境、時間、その後の経験でその人物の正義は変わってくる……そして戦いとは、それぞれの正義のぶつかり合いだということを忘れるな。』
「はい。」
そして、再び光が広がり気がつくと元の場所に戻っていた。
「どうしたの、お兄ちゃん?」
「ん?ちょっと英雄と話してた。」
「え!?どんな事!?」
「『正義が1つとは限らない』だってさ。」
「お~‼なんか深い言葉だね。」
「そうだな。」
自分だけでなく、相手の正義も理解する……それは必ず守ります。
新たな誓いを胸に刻んで、俺は目の前の木場VSゼノヴィアの模擬戦を見ることにした。
いかがでしたか?
今回のは感想に批判が来るのを覚悟して書いています。
それと、タケルの新しい眼魂として【呂布眼魂】を出しました。
ジーク・フリューゲル様、アイディアありがとうございました‼今後も呂布眼魂は使わせて頂きます。
次回は木場VSゼノヴィアとコカビエルの登場まで書こうと思います。
次回【黒翼の戦鬼】
では、次回でお会いしましょう。