最弱の一誠と歌姫達   作:疾風の警備員

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どうも、疾風の警備員です。遅くなってスイマセン‼

最近仕事場の講習で心肺蘇生法をやりました。

これでドレミファビートはクリアだぜ‼

関係ない話になりました。

つー訳で、本編どうぞ。


原作の世界①

一誠(原作)side

 

「つまり貴方達は、そちらの世界のアザゼルが作った異世界渡航用のアイテムを使ってこの世界に修行に来たのね?」

 

「はい、そういう事です。」

 

あれから全員を部室に招いて話を聞いてみたら、どうやら修行が目的らしい。

 

「よければお互いに模擬戦なんかをしませんか?世界の違いでどんな風に変わっているかこちらは興味がありますし…」

 

「う~ん、そう「面白そうじゃねぇか。リアス、ここは受けとけ。」ちょッ‼アザゼル!?」

 

「こんな機会は滅多に無いんだ。それに異世界のイッセーや他の仲間がどんな力を持っているか気にならないか?」

 

「それはそうだけど…」

 

「なら、決定だ。フィールドは校庭でいいだろ。」

 

アザゼル先生の決定で俺達は校庭へとむかう。

 

「そっちの使い魔さんも可愛いです~♪」

 

「そちらのラッセー君も可愛いですよ♪」

 

その途中でダブルアーシアの姿が目に入った。

 

なんだ、あの超癒し空間は!?お互いの使い魔を抱き締め合いながら可愛い笑顔ではしゃいでいるアーシアが二人いるなんて…‼ここがヘヴンか…‼

 

他にも向こうにはかなりの美女や美少女が揃っている。一人は他の人から赤い結晶を預かって何かやっているけど…

 

しかし皆さん、中々のおっぱいをお持ちで…‼模擬戦の時に上手くして拝ませてもらおう…‼

 

「ところで、そちらの世界の私達はどんな感じなのかしら?」

 

「こちらには来ていないようですし、気になりますわ?」

 

「えッ!?え、え~と………驚かないでくださいね?」

 

そう言ってもう一人の俺は部長に何かを耳打ちしたら、部長が崩れ落ちた。

 

ちょッ!?お前部長になにしたんだよ!?

 

「アハハ……向こうの私は………………バカだったのね…」

 

「リアスッ!?」

 

「姫島先輩も…」

 

部長を心配して駆け寄った朱乃さんに、もう一人の俺が耳打ちすると、部長と同じくorzの態勢になった。

 

「フフ………なせ何故でしょう、とっても悲しい事なのに…………自業自得としか思えない私の一生は…」

 

いや、本当に何があったんですか!?

 

『しかし、まさかそんな事になっているとはな…』

 

その時、俺に宿っている神器【赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)】からドライグが呟いた。

 

「どうした、ドライグ?」

 

『いや、これは後のお楽しみにした方が良いだろうな。相棒も驚くぞ?』

 

「はあ?」

 

わけのわからない事を話すドライグを疑問に思いつつ、校庭に着くと先生が結界を張った。

 

「これで良しっと…んで、先ずは誰がやるんだ?」

 

「「…私です。」」

 

第一戦は誰にするかとなったら、ダブル小猫ちゃんが同時に手を上げた。

 

「おし、ならフィールドの真ん中に行け。」

 

小猫ちゃん、頑張れ‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小猫(最弱)side

 

私は今、別世界の自分と向き合っています。

 

「…お互い全力でやりましょう。」

 

「…そうですね…………ところで向こうの端で体育座りして落ち込んでいる部長と副部長は……」

 

「無視しましょう。構ってたら日が暮れます。」

 

「解りました。」

 

するともう一人の私は猫耳と尻尾を出し、私はそれに驚きつつも理解した。

 

ああ、向こうの私は1歩進めたんだと……

 

「…そっちの貴方は、振り切れたんですね?」

 

「…まだ完全ではありませんけど……そういう貴方はまだ?」

 

「はい、まだ怖いです。でも、私には心強い仲間がいます。」

 

そう言って左腕を前に翳すと赤龍帝の籠手が現れる。

 

『『『『『ええッ!?』』』』』

 

それに異世界側の人達(落ち込んでいた部長と副部長も)が驚く。

 

禁手(バランス・ブレイク)

 

《Welsh dragon balance breaker!!》

 

そして禁手の【赤龍帝の破砕装束(ブーステッドギア・ブレイキングアーマー)】を身に纏った。

 

「小猫ちゃんが赤龍帝で、しかも禁手に!?」

 

『どうだ、驚いただろ?』

 

「しかもありゃ亜種じゃねえか‼後で研究させてもらえるか聞かねぇと…‼」

 

向こうから聞こえてくる声を無視して、私は拳を握る。

 

「…【赤龍帝】塔城小猫の破砕の拳、お見せします。」

 

『ではやるぞ、小猫よ‼』

 

《Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!》

 

「一段階開放…‼」

 

《Explosion!!》

 

1つだけ開放した力を推力にまわして、一気に加速して接近して拳を振るう。

 

「ッ‼」

 

それを向こうは跳躍してかわし、拳は地面にぶつかる。

 

《Fracture!!》

 

そして能力が発動して地面を原子レベルで破砕した。

 

『『『『『んなッ!?』』』』』

 

「…凄い力ですね。」

 

「倍加した力を破壊エネルギーに変えて相手に叩き込む……それが私の禁手の力です。」

 

「…なら‼」

 

今度は向こうが接近してきて飛び蹴りを放ってきたので、私は横に跳んでそれをかわした。

 

そして着地の隙を狙って拳を放とうとしたら、彼女は着地の勢いを止めず、滑るように地面を移動したため目算がずれて拳が空を切った。

 

「しま…‼」

 

「やあ…‼」

 

その隙を逃さず、反転してきた彼女の拳がお腹に命中した。

 

「ガッ!?まだま……あれ?」

 

すぐに立ち上がろうとしたが、何故か体に力が入らない。

 

「…貴方の体内の気を仙術で乱しました。もう立ち上がれない筈です。」

 

向こうの私がいう通り体には少ししか力が入らなくなっていた。

 

でも、少しでも力が入るのならやりようはある‼

 

「…ドライグさん。」

 

『分かっている、あまり無茶はするなよ?』

 

「もちろんです。」

 

《Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Explosion!!》

 

力を一気に強化し、それを全て開放して私は立ち上がった。

 

「そんな…!?」

 

「少しでも力が出るのなら…………後は強化すればこれぐらいはできます。」

 

立ち上がった私を見て、向こうは驚愕の顔をする。

 

だが、無理矢理なため当然体には負担が掛かるし、今だって視界がぐらついている。これはドライグさんがいて初めて出来る芸当だ。

 

『だが、今の状態は1分程しか持たんぞ?』

 

「もともと仙術を貰った時に負けは決まったようなものです。だったら……私はこの1分に全てを賭けます。」

 

『1分に全てか……まるで龍見一誠の【一刀修羅】みたいじゃないか‼良いだろう‼お前のその覚悟、皆に見せつけてやれ‼』

 

「はい‼」

 

ぐらつく視界の中、腰のブースターで加速して殴りかかる。

 

「ッ‼」

 

向こうはそれを横に移動して避ける。

 

「逃がさないッ‼」

 

《Fracture!!》

 

が、私は破砕の力を何もない空間に使った。そのせいで正面に衝撃が発生して私の加速を完全に止めた。

 

「なッ!?」

 

「セイアッ‼」

 

そして体を強引に捻って回し蹴りを喰らわせた。

 

「ガハッ!?」

 

吹き飛んでいく彼女へと、再び地面を蹴り高速で近づいていく。

 

その途中で彼女が体勢を立て直し、こちらに蹴りを放ってくる。

 

「テヤッ‼」

 

「ハアッ‼」

 

私はそれに拳をぶつける。

 

《Fracture!!》

 

破砕の力で仙術を打ち消し、勢いで勝る私が再び彼女を吹き飛ばす……

 

「まだです‼」

 

が、彼女はその前に体を回して、私の腕を掴んで吹き飛ぶのを防ぎ、頭突きをしてきた。

 

「ヤアッ‼」

 

「グッ!?」

 

それによろめくと同時に体が再び重くなった。

 

まさか頭突きで仙術を決めるなんて……

 

『2度も仙術を受けては対抗しようがないな。』

 

(……残り…………時間は…?)

 

『ん?6秒だが…』

 

(なら……)

 

ふと、揺らぐ視界に本能で右腕を動かし振り上げた拳が、彼女の顎を的確に捉えた。

 

「ガフッ!?」

 

確かな手応えを感じたのと同時に、時間が来て襲いくる負荷に耐えられず私は気を失った。

 

 

 

 

一誠(最弱)side

 

小猫のアッパーが決まり両者が倒れた事で試合終了となり、俺は彼女を背負ってアーシアの元へと連れていき治療を頼んだ。

 

「アーシア、頼むな?」

 

「はい、お任せください‼」

 

その間に向こうのオッチャンが校庭を修復した。

 

「…まさか、小猫から猫耳が生えるなんて…」

 

「ビックリしたデスよ!?」

 

「何か事情でもあるのかな?」

 

「それは後で本人が喋る気があったなら聞くことにしよう。」

 

今まで黙っていたのはそれ相応の理由がある筈だ。無理に聞き出す必要はないだろ。

 

「よし、次は誰がやるんだ?」

 

「僕がいくよ。」

 

そう言って木場が前に出た。

 

「なら、こっちも僕が出るよ。」

 

そしてグレモリーさんの所も木場が出てきた。

 

「なら、今度はタッグ戦にするか。互いにもう一人出して貰おうか?」

 

「だったらこちらは私が出よう。」

 

すると、向こうはデュランダルを持ったゼノヴィアが出てきた。

 

へぇ、この世界ではグレモリー眷属にいるんだな。

 

「なら、こっちはアタシが出る。」

 

すると、俺達の方からクリスが木場の横に並んだ。

 

「いいんですか?」

 

「向こうは近距離コンビだ。アタシならやり易いし、お前が前に言った事をどこまで実行できるか試してやる。」

 

「ハハ…なら、僕は雪音先輩は必ず守れるって証明してみせますよ‼」

 

「ヘッ‼その意気だ‼」

 

そんな会話をしながら木場は聖魔剣を、クリスはシンフォギアを握り締める。

 

「Killiter Ichaival tron」

 

そしてイチイバルを纏った瞬間、向こうの俺の顔が鼻の下を伸ばしてだらしなく崩れた。

 

あれ?なんであんな表情になってるんだ?

 

「おい、そっちの俺はどうしてそんな顔に…」

 

後に俺はこの質問をしたことを心底後悔した。

 

「そりゃ、こいつは胸が大好きのおっぱい星人だからな。」

 

「はい、大好きです‼‼」

 

それを聞いた俺は力なく地面に膝と手を着いた。

 

「ハ…ハハ……こっちの俺は…おっぱい好きの………変態…」

 

「アハハハハハハハハッ‼ヒーヒヒヒヒヒヒヒヒ‼ひぃ~ッ‼腹痛ぇ…‼」

 

笑ってんじゃねぇよ、タケル‼‼

 

「因みに冥界のテレビでは【乳龍帝おっぱいドラゴン】として子供たちに大人気だ。」

 

そして更なる追い討ちが俺を襲ってきた。

 

『うおおおおおおおおんッ‼俺は…俺は赤龍帝だ‼乳龍帝などでは断じてないんだ~ッ‼』

 

『なんと……こっちの俺はそのような不憫な境遇に……‼』

 

「「最低…」」

 

「ぐふぅッ!?」

 

向こうの俺が二人の小猫からの発言にダメージを受ける。とりあえずドライグはご愁傷さま……

 

「それにこいつは女の服を破壊する技や、おっぱいの声を聞くと言った技も会得しているんだ。」

 

「おぅふ…」

 

続く追い討ちに俺は肘まで地面に着ける。

 

「イッセー、しっかりして‼」

 

「イッセー君がそんな人じゃないって、私達は知ってるから。」

 

「…向こうはイッセー先輩とは別人なんだし。」

 

「先輩がそこまで落ち込む事ないデスよ‼」

 

「調さん達のいう通りです。」

 

「私は今のイッセーさんが良いです‼」

 

「そうですよ‼あんなの気にしなくていいんです‼後、お兄ちゃんは笑いすぎ‼‼」

 

(ここで主が部屋の畳の下に隠している艶本の事は喋らない方が良さそうですね?)

 

「皆…‼」

 

メイルは後でシバくとして、皆の言葉に俺は立ち直る…

 

「そして、最大に面白いのはリアスの胸をつついて禁手に至った事だ‼‼」

 

前に落とされた最大級の言葉の核弾頭に、俺は真っ白になって崩れ落ちた。

 

『『『『『イッセー(君/さん/先輩)!?』』』』』

 

「つーか、そっちの俺は美少女達にモテモテなのかよ!?羨ましすぎる‼‼」

 

『『『『『なんでそこで血涙!?』』』』』

 

「この子の夢はハーレムを作る事なのよ。」

 

「ゴハァッ‼」

 

『『『『『やめて!?イッセー(君/さん/先輩)のライフはもうゼロになってるから‼‼』』』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木場(最弱)side

 

真っ白に燃え尽きてるイッセー君を見て僕は苦笑していた。

 

これは確かにショックだよね……

 

「そうか………禁手って……女の胸をつつけばなれるのか…」

 

「違う‼それは違うから‼イッセーッ‼」

 

「お願い‼正気に戻って‼」

 

「反応が面白いからもっと何かねぇのか、アザゼルさん?」

 

「お前いい性格してんな?だったら、フェニックスとの戦いの時に叫んだ言葉は(ズキューン‼)ッ!?」

 

向こうのアザゼルさんがタケル君に何か言おうとしたら、雪音先輩が躊躇なくアザゼルさん目掛けて発砲した。

 

「一応そいつはアタシ達の命の恩人なんだ……これ以上何かやるってんなら額の風通しが良くなるぞ?」

 

それを見た二人は残像が出る速度で首を縦に振った。

 

「最初っからそうしてりゃいいんだよ。んじゃま、始めッけどいいか?」

 

「「はい(ああ)‼」」

 

「では、始め‼」

 

向こうの部長の合図と同時に僕と向こうの僕は駆け出し、互いの聖魔剣をぶつけつばぜり合う。

 

雪音先輩はそこから動かずに、長めのライフルを構えていた。

 

「速さは同じみたいだね‼」

 

「そうだね…‼だけど、コンビネーションはどうかな?」

 

僕は自分達とゼノヴィアさんの周りに硬めに作った聖魔剣を大量に地面から召喚する。

 

「これはッ!?」

 

「木場、今援護に(パンッ‼)ぐあッ!?」

 

「ゼノヴィアさん!?」

 

援護に行こうとしていたゼノヴィアさんは()()から攻撃され、倒れる。

 

「彼女は動いていないのに、なん(パンッ‼)ッ!?」

 

再び聞こえた銃声に、彼はつばぜり合いをやめて下がり、そのほんの少し後に銃弾が()からやって来た。

 

「今のは…‼」

 

「悪いけど、考える暇は与えないよ‼」

 

聖魔剣の間をすり抜け、彼に剣を振るおうとしたら…

 

「させん‼」

 

「君の相手は僕じゃないよ‼」

 

間にゼノヴィアさんが入って来たので、跳躍して頭上を飛び越えると彼女は僕の後ろにいた雪音先輩の正面に立っていた。

 

「鉛弾の大バーゲンだ‼ありがたく貰ってきな‼」

 

「うあああああああああッ!?」

 

そこで銃弾が連続して聞こえてきた。恐らく武器を銃からガトリングに変えたのだろう。ゼノヴィアさんはそれをデュランダルを盾にして耐えている。

 

「さあ、逃がさないよ‼」

 

「くッ!?」

 

「……………………なんてね?」

 

もう一人の自分に剣を振るうと見せ掛けて、僕は後ろに剣を投げた。

 

「グハッ‼私の………出番…これ……だけ…だ………と…」

 

それはゼノヴィアさんに刺さり、彼女は倒れた。

 

「急所は外してあるから、回復すれば問題はないよ。これで2対1だ。」

 

僕は聖魔剣の切っ先を向ける。

 

「さて、どうあがいてみるんだ?」

 

雪音先輩も僕の隣にやって来てマシンガンを構えた。

 

「……その前に、さっきの攻撃について教えてもらっても?」

 

「あれか?あれは【跳弾】さ。聖魔剣に当てて弾道を変えただけだ。」

 

「まさか刀身に!?あれだけの剣の中で、正確に狙えるなんて…‼」

 

「アタシぐらいになりゃあ、その程度造作もない………って言いてぇけど、木場が上手く配置してくれたお陰だな。偏向射撃は小日向の方がもっとスゲェしな。」

 

「先輩のクセはだいぶ分かってきましたから。それじゃ、一騎打ちといこうか。」

 

「……騎士としてそう言われたら断れないな。」

 

向こうの僕が剣を構え、僕は聖魔剣にあるスロットを1つ増やしてそこに剣眼魂とカブト眼魂をセットした。

 

同時使用は体力の消耗が激しいけど、さっきのつばぜり合いで剣のうでは向こうが少し上だと分かったので使うことにした。

 

「それは?」

 

「本来はタケル君のだけど……また、力をお借りしますね。」

 

2つをスロットに入れ抜刀の構えをとる。

 

「どうやら君は、僕とは別の力も持っているみたいだね。なら、僕も本気でいくよ。」

 

向こうは突きの構えで僕へと駆け出してきた。

 

それに合わせて僕は剣のトリガーを引いた。

 

《Blade》《Kabuto》

 

その瞬間、世界の動きが遅くなり僕は目の前の相手の横をオーラを刃面に集中させ雷を纏った剣ですり抜けながら切り裂いた。

 

その現象は3秒程で終わりを迎え、彼は地に倒れた。

 

「雷鳴一閃…」

 

「勝負あり‼異世界組の勝ちよ‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タケルside

 

模擬戦が終わって帰ってきた木場はクリスさんに何故かヘッドロックを喰らっていた。理由としては……

 

「お前一人でやり過ぎなんだよ…‼もう少しアタシの出番を残しておけや‼」

 

「そんな事ありませんって‼だ、だからその技はやめてくださいッ‼」

 

木場は苦しそうにしつつも、顔を赤らめている。

 

そりゃおっぱい(あんなもの)を後ろから押し付けられたら、男は皆そうなるわな。

 

そしてそれを見て向こうのイッセーが血涙を流している。やべ~、笑いが止まらねぇ‼

 

「ハァーハァー…模擬戦やる前に笑い死にしそう…‼」

 

「あんまり笑ってばかりなのは失礼ですよ?」

 

「わかってるけど……アハハハハハッ‼やっぱ笑える~‼」

 

「もう…」

 

エルナが呆れたような声を出すが、こればっかりは仕方ない。

 

しかし向こうのイッセー、血涙の出血多量で死ぬんじゃないか?

 

「おい、もう一人の木場‼なに羨ま……ゴホン、けしからん事を‼俺と変わってください、お願いします‼」

 

「テメェにやるわきゃねぇだろ‼このド変態‼」

 

「ゴフッ‼」

 

「クリスちゃんストップ!?こっちのイッセーにもダメージ入ってるから‼」

 

なにこのカオス…‼どう考えたって笑うしかねぇだろ‼

 

バンッ‼バンッ‼バンッ‼

 

その時、3発の銃声が聞こえ俺の顔の皮膚ギリギリを銃弾が通り過ぎていった。

 

「お前はいい加減に黙れ?」

 

「スミマセンデシタ…」

 

撃った張本人(クリスさん)の血走った目に睨まれた俺は片言になりながら、すぐに謝罪した。

 

ヤバい…‼これ以上はマジで風穴開けられて殺される!?

 

「だから言ったんです…天罰ですよ?」

 

「はい…」

 

「んじゃ、次は誰が……お、どうやらお客さんのようだな?」

 

アザゼルさんがそう言うと、その隣に魔法陣が現れ、一人の男が転移してきた。

 

「不思議な反応とアザゼルが結界を張っているから何かと思えば……ずいぶん面白そうな事をしてるじゃないか?」

 

「やっぱ来やがったか、ヴァーリ。」

 

その魔法陣に立っていたのは、この世界のヴァーリさんだった。

 

「酷いじゃないかアザゼル、こんな事なら俺を呼んでくれてもいいだろ?」

 

「バーカ、お前は今【禍の団】にいるんだ。そうホイホイ連絡なんかできるか。」

 

「フム、そう言われると仕方なく思えるな。だが、こうして来たんだ。俺も交ぜてもらおうか?」

 

それを聞いた俺は、薄く笑みを浮かべた。

 

まさかこんな機会に恵まれるなんてな……だが、ちょうどいい‼

 

「だったら、俺はアンタとやらせてもらうぜ、白龍皇?」

 

「ほう?」

 

ヴァーリさんは俺を軽く見た後、ニヤリと笑い……

 

「なかなか面白そうだ…良いだろう、相手をしてやる。」

 

「決まりか?んじゃ、二人は中央に来い。」

 

アザゼルさんに言われ、俺達は中央に立った。

 

「タケルさん、頑張ってください‼」

 

「おう‼」

 

さて、自分の力がどこまで通じるか……やってやるぜ‼‼




いかがでしたか?

前回で予告しときながら、タケル君の戦闘シーンは次回に持ち越しです。

次回【原作の世界②】

「おーおー、大軍で来やがって。」

では、次回をお楽しみに。
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