最弱の一誠と歌姫達   作:疾風の警備員

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どうも、疾風の警備員です。

今回で原作の世界は最後になります。

では、どうぞ。


原作の世界③

一誠(原作)side

 

異世界の俺達と模擬戦をやっている所に禍の団の旧魔王派の奴らが襲撃をしてきた。

 

「ドライグ、いくぜ‼」

 

『おう‼』

 

俺は赤龍帝の籠手を装着して上に突き上げ……

 

禁手(バランス・ブレイク)ゥッ‼‼」

 

《Welsh dragon balance breaker!!》

 

禁手を発動して赤龍帝の鎧を身に纏った。

 

そして、向こうの俺がどんな姿になるのか気になり、見てみたら何かの小さい箱を前に翳していた。するとその腰に銀色のベルトが装着された。

 

え、アイツも向こうの奴と同じ力なのか!?

 

「「変身ッ‼」」

 

そして箱をベルトに入れると、鏡像が3度重なり金のボディスーツに銀のプロテクターを身に纏い、顔は鉄仮面みたいな姿になっていたし、ヴァーリと戦っていた奴の姿も暗めの銀のスーツにオレンジ色で描かれた骨の模様、青紫のパーカーを羽織り額には禍々しい角が生えた姿だった。

 

さっきのより強そうじゃないか!?後、何段階変身を残してんだ!?

 

「先ずは囲みを突破する。翼ッ‼」

 

「承知した‼」

 

向こうの俺の合図で、青い髪の人が持っていた日本刀が巨大化して青い斬撃を飛ばした。

 

《青ノ一閃》

 

それは旧魔王派の一画を縦に両断するほどの大きさがあり、それに逃げ遅れた奴らはアッサリと消滅した。

 

なんだあの攻撃!?放たれた瞬間スゲェ寒気がしたぞ!?

 

『恐らくアレが纏っているのは聖なる力を宿した物か、それに準ずる物なのだろう。先程の赤い奴といいどうやら向こうは厄介者揃いみたいだな?』

 

マジか!?ゼノヴィアの奴、よく無事だったな……

 

『向こうの技師がその辺の調整をしていたのだろう。』

 

俺達が話している間にも向こうの行動は進んでいく。

 

「くッ!?急いで隙間を塞げッ‼」

 

「よし、開いた隙間の左をクリスとタケル、右を俺と未来で攻撃しながら維持して走り抜ける‼」

 

「「「「了解‼」」」」

 

「木場とマリアはクリス達、小猫と翼は俺達の護衛‼響に調、切歌はアーシア、ギャスパー、エルナ、玲奈ちゃんの方を頼む‼」

 

「「「「「OK(デス)‼」」」」」

 

「そっちはそっちで出来るか!?」

 

「もちろんよ‼」

 

「だったら行くぞ‼」

 

《SHOOT VENT》

 

何かのカードを読み込ませた向こうの俺は銀の銃を持って紫色の装備をした子と、ヴァーリと戦っていた奴はサングラスが付いた剣を銃モードにして両手に持ち、赤い人と一緒に撃ちまくり、開いた隙間へと走っていく向こうの俺の言葉に続くようにして俺達も走り出す。

 

「止めろ‼奴らを囲みの外に出すなッ‼」

 

それに気づいた旧魔王派の奴らは大量の魔力弾を飛ばしてくる。

 

ちょッ!?数が多すぎだろッ‼

 

《Half Dimension!!》

 

その時、その音声が聞こえ魔力弾の数が半分になった。

 

こんな事が出来るのは…‼

 

「今回は手を貸そう。」

 

声につられ振り返ると禁手の白い鎧を纏ったヴァーリがいた。

 

「いいのか!?お前も禍の団じゃ…‼」

 

「あれほど楽しい勝負ができた礼と、二人の兵藤一誠の戦いを楽しみにしていたのを邪魔されて俺も少し頭にきているんだ…」

 

なんかお前らしい理由だな……

 

「白龍皇‼貴様、裏切るのか!?」

 

「裏切るもなにも、俺は旧魔王派の構成員じゃないのでね。」

 

そう言って魔力弾を放ち、その悪魔を消し飛ばした。

 

「後方は俺が努めてやろう。」

 

「頼む‼……やられんなよ?」

 

「フッ……誰に言っている?」

 

普段はライバル関係だけど、味方に付いたらコイツ程頼もしい事はねぇ‼

 

ヴァーリの半減で少なくなった魔力弾を皆で迎撃しながら隙間へと駆け抜けていき、俺達もようやく囲みを突破した。

 

「おーし、こっからは反撃だぜ‼」

 

「そうだな、クリス‼一斉射で敵を分散させろ‼」

 

「あいよ‼」

 

向こうの俺の指示に赤い人が答えると、両手には上下2門、系4門のガトリング砲に腰からはミサイル発射口、両肩に大型ミサイルが4つ装備された。

 

なにそのヘビー○ームズ!?取り合えず武器の変形の度に揺れるおっぱいが眼福でっす‼あざーす‼

 

「さあ、ブッ飛びやがれ‼」

 

そして、彼女の叫びと共にガトリングと小型ミサイルの弾幕が放たれた。

 

《MEGA DETH QUARTET》

 

「ッ!?全員散れ‼散れー‼」

 

それを見た旧魔王派は、慌てて散開していく。

 

「ハンッ‼チョせぇんだよ‼」

 

そこに彼女は大型ミサイルを扇状に放ち、ある程度進んだら表面のカバーが外れ小型ミサイルが大量に撃ち出された。

 

「マイクロミサイルッ!?」

 

そのすべてが爆発した後には、旧魔王派の数が3分の1減っていた。

 

「旧魔王ごときの権力に便乗してる分際で、のぼせ上がってんじゃねぇぞ半端者ども?」

 

俺…あの人と戦わなくて良かった‼もしやってたらあのおっぱいを拝む前に蜂の巣だ…‼

 

「この混乱している間に乱戦に持ち込む‼近接組は突撃‼射撃組は牽制と非戦闘組の護衛‼」

 

『『『『『了解‼』』』』』

 

「向こうのイッセーは、お前より頭良いな?」

 

「くッ!?否定できない自分が憎い‼」

 

アザゼル先生の言葉に少し凹む……

 

でも、エロさだったら絶対俺の勝ちだ‼

 

「そこッ‼下らない事喋ってないで動けッ‼」

 

「り、了解ッ!?」

 

向こうの俺に怒鳴られた俺は、急いで戦線に参加した。

 

「白龍皇、今度は共闘しねぇか?」

 

「フム、それも面白そうだ。」

 

視界の端ではヴァーリとさっきの対戦相手が協力して、ヴァーリが前衛で幽霊っぽいのが二丁拳銃でサポートしながら次々と殲滅していった。

 

あの二人を同時に相手とか……死亡確定だな…

 

「調と‼」

 

「切歌と‼」

 

「小猫の‼」

 

「「「トリプルストリームアタック‼」」」

 

別の場所ではピンクと緑の装備の子が、赤龍帝の小猫ちゃんと一緒に1列になって突っ込んでいた。

 

先頭の小猫ちゃんが敵を殴り、左に吹き飛んだのをピンクの子が丸鋸を飛ばして切り裂き、右に吹き飛んだのは緑の子が鎌の刃を飛ばして両断していた。

 

向こうの小猫ちゃんノリ良いな?つか、その技名スッゲェ聞き覚えがあるんだけど……

 

「喰らえッ‼」

 

「邪魔だッ‼」

 

そんな事を気にしていたら目の前に敵がきたので、全力で殴り飛ばした。

 

《Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!》

 

「いくぜ‼ドラゴンショットッ‼」

 

力を倍加した俺は目の前に魔力の魂を作り、それを殴って極太のビームにし、敵を消滅させる。

 

「へッ‼どんなも(ドゴォォン‼)な、なんだぁッ!?」

 

大きな音が響いたので、辺りを見回したら校庭に巨大な剣が突き刺さっていて、その上にさっきの青い髪の人が立っていた。

 

なにあの剣!?どっから出したんだよ!?つか、校庭が大惨事に‼

 

更に別の場所では銀色の装備の人が、蛇腹剣を振るっていた。そしてそれと一緒に躍動するおっぱい‼これはたまりませんなぁ…‼

 

ギャリィィィィンッ‼

 

すると、俺の顔の鎧をかするように蛇腹剣が突き抜けて、後ろから来ていた悪魔を切り裂いた。

 

「不穏な視線を感じたから剣を振るったけど…………ご免なさいね?」

 

「イエ、ダイジョブデス…‼」

 

その顔は素敵な笑顔だったが、俺には悪魔の顔に見えた……………………悪魔なのは俺だけど。

 

部長と声が全く同じなのに……あの人の方がメチャクチャ怖えぇぇぇぇぇぇッ!?

 

恐怖心に駆られた俺は、真面目に戦う事にした。

 

木場はもう一人の木場と動き回ってるし、部長は朱乃さんと後方だし……

 

「よし、ここからは私も参戦‼」

 

その部長の後ろにいた女の子が腰に手を翳して、1つ目お化けみたいなバックルのベルトを出した……ってあの子も変身出来んのかよ!?

 

《アーイ‼バッチリミナサーイ‼バッチリミナサーイ‼》

 

「へ~ん身‼」

 

《カイガン‼ユリン‼ウィルゴー‼覚悟‼ト・キ・メ・キ‼ゴースト‼》

 

その子が黒字にピンクのラインが入ったパーカーを羽織る事で、さっきの男と色違いな姿になっていた。

 

更にベルトからマジックハンドの様なものを出すと手の部分を閉じて、1体の悪魔を狙撃した。

 

あの子までいれば後ろは大丈夫かな?

 

チラっと視線をずらすと、さっきのトリプルなんたらにこっちの小猫ちゃんとゼノヴィアまで加わっていた。

 

……………………見なかった事にしよう‼

 

「ハァ~…‼ホワチャーッ‼」

 

そこに黄色の装備の子が怪鳥音を発しながら拳を突き出し殴られた悪魔は10人程巻き込んで吹き飛んだのを見た。

 

アレ、絶対喰らいたくない……

 

「おい、もう一人の俺‼一緒に行くぞ‼」

 

「え!?お、おう‼」

 

いきなりもう一人の俺にそう言われ、俺は戸惑いながら返事をした。

 

《Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!》

 

「だったら受け取れ‼」

 

《Transfer!!》

 

「おお……力がこんなにみなぎるなんて…サンキュー‼」

 

《GANGNIR》

 

「Balwisyall Nescell Gangnir Tron」

 

もうひ…………ああ‼面倒くさいから龍見にしよう‼……龍見がカードを左腕の籠手に入れて読み込ませ、なにかを口ずさむと姿が変わった。

 

「おお‼フォームチェンジ‼」

 

「さて、ボコボコにしてやるぞ?」

 

「おうよ‼」

 

俺達が突っ込んでいくと、左右から敵が迫ってくる。

 

「貴様らはここで排除する‼」

 

「死ねぇッ‼‼」

 

「「やっかましいッ‼‼」」

 

「「ぶんぺッ!?」」

 

そいつらを殴り飛ばして、さっきから偉そうに指示を出している奴へと近づく。

 

「く!?役に立たん奴等め……‼お前達は俺が相手をしてやろう‼」

 

そう言って剣を抜いたけど……

 

《SWORD VENT》

 

「遅ぇッ‼‼」

 

もう一人の俺がその剣を根本から切り落とした。

 

「バカなッ!?」

 

「とっととくたばりやがれぇッ‼‼」

 

そして俺がその顔面を殴り飛ばした。

 

「グハァッ!?」

 

「「弱ッ‼」」

 

そして、リーダーがやられたからなのか、敵の動きが一気に悪くなった。

 

「後は雑魚だけだ‼さっさと殲滅するぞ‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一誠(最弱)side

 

あれから、5分程で旧魔王派の悪魔達は全滅した。

 

「いや~、こっちの俺は結構強いんだな?」

 

「ハッハッハッ‼それほどでも~‼」

 

少し調子に乗りやすくエロいが、強さは中々のものだった。

 

禁手の力がこれほどのものとは思わなかった。これは早く修得しないと…‼

 

「さて、問題も片付いたし……一誠同士の勝負をやるとしようか。」

 

「「はい‼」」

 

向こうのオッチャンの指示でお互いに向かい合う。因みに変身や禁手はまだしたままだ。

 

「そんじゃ…………始め‼」

 

《SWORD VENT》

 

俺は合図と同時にカードを引いてバイザーに装填、解放龍の剣を呼び出して、地を駆ける。

 

「先ずは……ドラゴンショットッ‼」

 

向こうの俺は魔力弾を撃ってくるが……

 

《Remote!!》

 

解放龍の剣で霧散させた。

 

「んなッ!?だったら‼」

 

《Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!》

 

「いくぜ、ドライグ‼」

 

《Explosion!!》

 

向こうは無数の倍加で力を上げ、背中のブースターで突っ込んでくる。

 

「オラァッ‼‼」

 

「チッ!?」

 

俺はそれを剣で受け止めるがその圧倒的な力に、どんどん後ろへと後退していく……

 

《Remote!!》

 

「うお!?ち、力が…‼」

 

そこに神器の力で奴の倍加を解除した。

 

「お前、何したんだッ!?」

 

「【剣に触れた相手の能力を解除する】……それが俺の神器【解放龍の剣(リモート・エッジ)】の能力だ。」

 

魔力攻撃なんかは俺でも簡単だ……でも神器の方はその能力をキチンと知ってないと解除しづらいんだけど、その辺はメイルがサポートをしてくれているので、大抵は解除できる。

 

「んなのチートだろッ!?」

 

「無限に倍加する奴に言われたくないわ‼」

 

こっちは裏技使わない限り、強化なんて出来ないんだからな!?それもデメリットの方が凄いんだぞ!?

 

「それに俺はまだ禁手にも至って無いんだよ‼」

 

「それでも充分に強えよッ‼」

 

「こちとら仲間の力を借りなきゃ満足に戦えないしな‼」

 

殴りかかってくるもう一人の俺…………こう呼ぶの面倒になってきたから兵藤にしよう……の拳を剣で反らす。

 

《Boost!!》

 

《Remote!!》

 

更に倍加の力を直ぐに解除していく。

 

「くそッ!?このままじゃ埒があかねぇ‼……だったら‼」

 

兵藤は何を思ったのか俺に突っ込んできた。

 

「何を考えているのかは知らないけど‼」

 

俺はそれを横に移動してかわす。

 

「あらッ!?」

 

『『『『『へ?ヒャアァァァァァッ!?』』』』』

 

すると、兵藤はそのまま通りすぎていき、タケルや響達がいる場所に突っ込んでいった。

 

もしかして……無策で突っ込んできたのか?

 

「って、大丈夫か!?皆!?」

 

「な、なんとか…」

 

響の声が聞こえたので、無事だったようだ。

 

「す、スミマセン‼勢い余っちまって…‼」

 

「わざとでなければ文句は無い。」

 

「次は気を付けやがれ‼」

 

「ハイィッ‼」

 

戻ってきた兵藤が構え直すのを見て、俺も構える。

 

といってもさっきの戦いでダメージはなくても疲れはある程度残っている。

 

「なあ、次の全力の一撃で終わりにしないか?」

 

「いいぜ、でも俺が勝つ‼」

 

「抜かせ。」

 

デッキからファイナルベントのカードを引いてバイザーに読み込ませる。

 

《FINAL VENT》

 

《Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!》

 

向こうは限界まで力を倍加させてそれを拳へと込めていた。

 

俺が腰を低くして構えると、身体からメイルが出てくる。

 

「んなッ!?ドラゴン!?」

 

『おお…‼』

 

『…………美しい…』

 

「ハアッ‼」

 

飛び上がりメイルの光翼の弾丸を右足に集束させ、兵藤へと突き出しながら背中に火球を受けて加速する。

 

「ッ‼今命名、ドラゴンフィストッ‼」

 

俺の蹴りに合わせて兵藤が拳を突きだしてくる……

 

「メイル‼」

 

『はい‼』

 

「『【一刀羅刹‼】』」

 

俺はリミッター解除と魔力全力使用の一刀羅刹を使い、ぶつかり合う。

 

「『ハアアアアァァァァァァァッ‼‼』」

 

威力は俺が上なのか、兵藤をどんどん押し下げていく。

 

このまま押し切る‼

 

「クウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ‼ドライグゥッ‼‼」

 

《Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!》

 

しかし、兵藤が更に倍加を重ねた為に逆に俺が押され始める。

 

「グゥッ!?」

 

「ドオオオォリャアアアアアアアアアアッ‼‼」

 

「ウワァッ!?」

 

最後は俺が弾かれて、変身が解除されてしまった。

 

「試合終了‼勝者、兵藤一誠‼」

 

「大丈夫、お兄ちゃん?」

 

変身が解除された事で人間態になったメイルが心配そうな顔で俺を見る。

 

「何とかな……力使い果たして動けないけど…」

 

「よ、派手にやられたな?」

 

そこにタケルが来て、俺を起こして肩を貸してくれた。

 

「ああ、完敗だよ…」

 

まあ、そこまで悔しくはないな。逆にもっと強くなってやるって気持ちになれた。

 

「あ~…マジで死ぬかと思った…」

 

兵藤の方も限界だったのか、リアスさんや向こうのアーシアに起こされていた。

 

「やるな、今回は俺の負けだよ。」

 

「お前こそ……なかなかだったぜ?」

 

そう言った後、兵藤の顔がゲスいものに変わった。

 

「んじゃ、勝者のご褒美を貰うとしますか‼」

 

そして指を鳴らした。

 

ビリィ‼×2

 

すると何かが破れる音がしたので、そちらを見たら…

 

「「へ?」」

 

………………響とエルナの服が弾けとんで、裸になっていた。

 

「「んなッ!?」」

 

「「い……イヤアアアアァァァァァァァァッ‼」」

 

二人は叫びながら、身体を隠すようにしゃがみこむ。

 

「おほッ‼ナイスなおっぱいを脳内保存‼ありがとうございます‼」

 

驚きのあまり硬直している俺とタケルに、調と切歌、小猫と玲奈ちゃんが囲うようにして二人を隠し…

 

「男どもは見るなァッ‼‼」

 

「「「「は、はいぃぃぃぃぃぃッ!?」」」」

 

マリアの怒声にタケルはすぐさま顔を横に逸らして目を閉じ、俺はメイルが後ろから目を覆って隠した。

 

向こうの木場も同じように顔を逸らし、俺達の方の木場はクリスが頭を脇に抱える様にして抑え込んでいた。

 

「ちょっと待ってて‼今、着替えを持ってくるわ‼」

 

「お願いします‼響達はそれまでシンフォギアを纏え‼」

 

俺がそう言うと、二人は聖詠とハープを鳴らしてガングニールとダウルダブラを纏った。

 

「男子達、兵藤を除いてもういいわよ。」

 

マリアの言葉でメイルが手を退けてくれたので、響達の方は見ず兵藤を睨み付ける。

 

「キミ……ナニシテクレテンダ?」

 

「え……さっき突っ込んだ時に偶然技が発動しちゃって…………せっかくだから、拝ませてもらおうかな……と?」

 

「「フ~ン、ソッカソッカ…」」

 

隣にいたタケルも同じ考えになったのか、ベルトを出した。

 

「あの……何でベルトを…?」

 

それに俺達は答えず、無言で変身する。

 

《ゲン‼カイガン‼ディープゴースト‼キルゴー‼覚悟‼ゲ・キ・メ・ツ‼ゴースト‼》

 

「…………もしかしなくても、怒ってらっしゃる?」

 

「ソウダナ、コレグライナ?」

 

《ゲンカイ‼ダイカイガン‼ゲキコウゴースト‼デスゴー‼憤怒‼ゼ・ツ・メ・ツ‼ゴースト‼紛争‼抹消‼破滅のソウル‼》

 

《FINAL VENT》

 

タケルはゲキコウモードになり、俺はファイナルベントを読み込ませた。

 

「「お前……覚悟できてんだろうな?」」

 

「……………………弁解の余地は?」

 

《キョクゲン‼ダイカイガン‼ディープゴースト‼ギガ‼オメガドライブ‼》

 

「「あるわきゃねぇだろッ‼‼」」

 

「ですよねギャアアアアアアアアアアアアッ‼」

 

兵藤は俺達のダブルライダーキックを受けて、吹き飛んだ。

 

ふう、悪は滅びたぜ‼

 

 

 

 

 

 

あれから響とエルナはリアスさんが持ってきた服に着替えたが、響は顔を赤くしながら俺を睨んでいる。

 

「ねえイッセー……見たでしょ?」

 

「な、何を…?」

 

「惚けてもムダだよ?」

 

「うぐ………………すみません、見ました…」

 

響の尋問にシラを切ろうとしたけど、あまりの迫力に白状してしまった。

 

「そっか~、見ちゃったんだ~?」

 

「俺が悪かった‼だから、許してくれ‼」

 

「じゃあ…今度二人っきりでご飯食べに連れていってくれるなら許してあげる。もちろんイッセーの奢りでね?」

 

「わかった…夏休みの間に行こうか。」

 

「うんッ‼」

 

さっきまで顔を赤くして恥ずかしそうにしていた響も、今の約束でようやく笑顔になってくれた。

 

「タケルさん‼アレは忘れてください‼いいですか!?絶対ですからね!?」

 

「お、おう……わかったから落ち着けって。」

 

「うう……お嫁さんに行く前にあんな姿を見られちゃうなんて…」

 

「お兄ちゃん…ちゃんと責任とりなよ?」

 

「ハッ‼タケルさんが責任をとってくれるならこれはこれで…‼」

 

「ホントに落ち着け‼」

 

タケルの方も大変そうだな……

 

「本当にご免なさいね、ウチの子が迷惑を掛けて。」

 

「もう良いですよ。キチンと制裁は加えさせて貰いましたし…」

 

謝ってくるリアスさんにそう言い、視線をずらすと近くの木に簀巻きになってぶら下がっている兵藤(顔面ボロボロ)がいた。

 

「ぽんどうにずびませんでびだ…‼」

 

「謝りゃ終わりって済むわけねぇだろ……ド頭に風穴空けんぞ、ああん!?」

 

「雪音先輩、持ち歌の歌詞を脅しに使わないでください…」

 

「だあってろ木場‼」

 

「うら若き乙女の柔肌を衆目に晒すなど言語道断だ。これでもまだ手緩い。」

 

「…イッセー先輩の顔でえっちぃ事をするなら…」

 

「月に代わってお仕置きデス‼」

 

「…同じ赤龍帝として嘆かわしい。」

 

『俺は悪くない……悪いのは…悪いのは全部相棒だあああああああッ‼‼』

 

『この世界の俺よ……強く生きろ…‼』

 

「兵藤は何故胸に拘るのだろうか……もしや、それが奴の成長の秘密なのか?ならば俺も…」

 

『やめろヴァーリッ‼それだけは本気のマジの全力全開でやめてくれぇぇぇッ‼‼』

 

なんか……この世界の二天龍の威厳はいつか地に落ちそうな気がしてきた……いや、片方は既に落ちてるか。

 

「アハハハハハ‼こっちの世界のドライグとアルビオンは面白いね、お兄ちゃん‼」

 

それを俺に肩車されながら見ているゆめが笑っている。

 

「あんまり笑ってやるな。それと体力的にキツいからそろそろ降りてくれ…」

 

「はぁーい。」

 

返事をしたゆめは俺の肩から飛び降りる。

 

「……おい、さっきから気になっていたんだが…………ソイツは誰だ?」

 

「ん?俺の神器に封印されてるドラゴン。」

 

「ドラゴンの時はメイル、人間の姿の時はゆめって呼んでください‼」

 

「ああ、神器の中に……はいいいいいいいッ!?」

 

俺がこの世界のオッチャンの質問に答えると、奇声を上げながら驚いた。

 

「どうやって神器から出てんだ!?そんなの聖書の神じゃねぇと出来ないはずだ‼」

 

「俺が変身するライダーはモンスターと契約する事で力を発揮するんだ。メイルが出てこれるのは俺と契約したその恩恵らしい。変身してないと人間態にしかなれないけどな。」

 

「……おい、お前の神器とそっちの塔城の神器を調べさせてくれないか?これは世紀の大発見になるぞ…‼」

 

「「うん、遠慮します。」」

 

「即答!?……ま、それは自分で解き明かすか。」

 

オッチャンはあっさりと諦め、リアスさんのところに戻っていった。

 

「さて、そろそろ帰るぞ‼」

 

『『『『『はーい‼』』』』』

 

「あら、もう帰るの?」

 

「ええ、いい特訓になったと思いますし……メンタルが持ちそうにもないんで…」

 

「それは……本当にごめんなさい。」

 

リアスさんの謝罪を受けながら、俺は背後に異世界渡航ドアを出した。

 

『『『『『どこで○ドア!?』』』』』

 

「異世界渡航ドアです。それでは皆さん、また機会があったら会いましょう。」

 

最後にそう言って俺達はドアを潜った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一誠(原作)side

 

別世界の俺が帰って行くのを見つつ、俺はあることを考えていた。

 

「そういや昇格(プロモーション)ってフォームチェンジに近いようなもんだよな?」

 

小さい頃に見た特撮にもよくあったし……

 

「昇格と禁手を合わせてフォームチェンジ出来たら格好よくね?」

 

そう思ったら試したい衝動が沸き上がってきた。

 

よし、今度やってみるか‼…………その前に、

 

「誰かそろそろ降ろしてえぇぇぇぇぇぇぇッ‼‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Next world side

 

「おい、それで何をやるつもりだ?」

 

「実験だよ……これがボクたちにどんな変化をもたらすかのね?」

 

「ふん‼勝手にしろ。俺も勝手にさせてもらう‼」

 

そう言って僕の仲間は()()()()()()()()()()()()

 

「なら、そうさせてもらうよ。」

 

僕は手の中にある禍々しい感じの()()()()を握り締める。

 

「さあ、隠しステージを彼等がどんな風にクリアするのか………………心が踊るなぁ…‼」

 




いかがでしたか?

皆様の期待には答えられて無いような気がしてます……でも、やり過ぎると今後のネタとかにも被りが出てくるし……

取り合えず次回は別の世界です。

次回【新たな世界へLet's GO‼】

なお、次回はシンフォギアメンバーはエルナを除いてお休みです。

後、活動報告で眼魂の募集をしていますので良ければそちらの方も見てください。
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