最弱の一誠と歌姫達   作:疾風の警備員

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どうもお待たせしました、疾風の警備員です。

今回も悪維持さんの【天パー侍と絶刀の少女】のコラボ回、その後編になります。

はたして勝者はどちらなのか!?

では、どうぞ。


対決‼ユリンVSヘレナ 後編

タケルside

 

俺は今、住宅街の中を全力で走っていた。

 

エルナから連絡があり、町の公園で玲奈と夕夏ちゃんがゲームエリアを展開して誰かと戦っていると連絡を受けたからだ。

 

「二人とも…無事でいろよ…‼」

 

「タケル‼」

 

そして途中でイッセーと出くわした。

 

「話は聞いてる‼俺も一緒に行くぞ‼」

 

「助かる‼」

 

後少しで公園に着くところまで来たら、一人の男が俺達の前で立ち塞がった。

 

「オイ、邪魔だ‼」

 

ソイツを避けて進もうとしたが、何故かソイツも俺達の前に来て妨害してきた。

 

「何のつもりだ…‼」

 

「悪いけど、君達を行かせる訳にはいかない。」

 

「なに…?」

 

そう言って男は、1つのベルトを取り出して腰に巻き付けた。色は青黒いがあの形は見覚えがある。

 

「電王ベルトッ!?」

 

「知ってるのか?」

 

「一応な…」

 

それは平成ライダー8番目の作品【仮面ライダー電王】で使われる電王ベルトの色違いだったからだ。

 

「君達に僕の妹の邪魔はさせないよ。」

 

「妹のためってか?気持ちは分からなくもねぇが、だからといって……」

 

俺はゴーストドライバーを展開し、ディープゴースト眼魂を握り締め、イッセーもデッキを前に突き出す。

 

「俺の妹とその友達を巻き込む理由にはなんねぇんだよ‼‼」

 

《Dive to Deep‼アーイ‼》

 

「「変身ッ‼」」

 

《ゲン‼カイガン‼ディープゴースト‼キルゴー‼覚悟‼ゲ・キ・メ・ツ‼ゴースト‼》

 

《SWORD VENT》

 

変身した俺はディープスラッシャーをソードモードで構え、イッセーは解放龍の剣を呼び出す。

 

「やれやれ……スカーレット様からは殺すなと言われているけど、これのテスト相手には丁度良いね。」

 

男の方はベルトのボタンを押し、流れるメロディーの中で右手にパスを見せるように持って、横に伸ばし手首を返し…

 

「変、身……」

 

それをベルトに翳した。

 

『Phantom from』

 

その音声と共にプラットフォームになると、次々に鎧が装着され最後に仮面が付くと色はディープブルーに白いマフラーを靡かせたハイジャックフォームに似た姿なった。

 

「仮面ライダー隷汽(れいき)……鬼崎陽太郎、混沌の夢に沈もう。」

 

そう名乗ると、コブラを模した鎌を手に取った。

 

「上等だ‼仮面ライダーゴースト、御堂タケル‼テメェに魂の底力ってもんを見せてやる‼‼」

 

「仮面ライダー光龍、龍見一誠‼ここからは俺達のライブだ‼‼」

 

俺達は奴にそう名乗り返して、隷汽へと突っ込んだ。

 

 

 

 

 

玲奈side

 

「アイタタタ……結構ハデに吹き飛ばされたわね…」

 

『大丈夫?』

 

さっきの必殺技同士のぶつかり合いで起きた爆発で、私は元いた岩場に思いっきり背中を打ち付け、吹雪が心配そうに声を掛けてくれた。

 

あーもう、跡が残ったらどうしよう……

 

「とりあえず私は大丈夫よ。それより相手は?」

 

『向こうも無事みたい。』

 

吹雪に言われ見てみると、向こうも岩場に激突したみたいだが、起き上がろうとしていた。

 

「こりゃ、このフィールドで続けるのは無理かな?夕夏、変更お願い。」

 

「わかった。でも、あんまり無茶しないでね?」

 

《ステージ・セレクト‼》

 

新たにフィールドを変えると、たくさんの木がある森林ステージになった。

 

「今度は森か…」

 

「いこう、ウェンディ。」

 

『よーやくアタシの出番ッスね?いっちょ張りきるッスよ‼』

 

《アーイ‼バッチリミトケー‼バッチリミトケー‼》

 

「私達も行こうか、明乃ちゃん?」

 

『うん‼出航するよ‼』

 

《アーイ‼バッチリミナサーイ‼バッチリミナサーイ‼》

 

私とヘレナは同時に新しい眼魂をバックルに装填した。

 

そして向こうからは2回ほど見た青と紫の薄手の生地に胸元にはⅩⅠのマークがあり、肩にはサーフボードみたいなのを半分にしたのを、左右に装備したパーカーが出てきてポーズを取ると赤い髪の女の子が映り、私の方からは白地に青のラインが走り、フードには軍人が被るような帽子が付いたどこか制服っぽいパーカーが出てきて、ポーズを決めたら茶髪をツインテにまとめた女の子が映った。

 

《カイガン‼ウェンディ‼攻防一体‼敵を粉砕‼》

 

《カイガン‼アケノ‼海と‼仲間は‼皆家族‼》

 

そしてパーカーを纏うと、ヘレナが肩のパーツを分離・合体させ、ボードにして乗っかり……

 

『IS、エリアルレイヴ‼』

 

そのまま空へと、飛び上がった。

 

「へぇ~、空飛べんだ…(コンッ)あイタッ!?」

 

それを見ていたら後頭部に何かがぶつかってきた。

 

「もう、なによ~…」

 

振り返るとそこには少し大きめのクジラ型のガジェットがいた。

 

『私のガジェットの【ホエールコンパス】だよ。かわ「やぁ~ん‼メッチャカワイイ~‼」既に抱き着いてたね…』

 

私はその子を見た瞬間に抱きしめ、頬擦りしていた。

 

『もう、そんな事してる場合じゃないよ~‼』

 

「おっと、そうだったそうだった。」

 

ガンガンハンドを構えるとホエールコンパスが左右に別れて先端を挟むようにドッキングして上部にあるコンパス部分には新たに砲身がプラスされた。

 

「ガンガンハンド・フォートレスモード‼」

 

「確かに凄そうだけど…‼」

 

『アタシ達は捉えられないッスよ‼』

 

私が銃口をヘレナへと向けるが、空中を滑るように移動しながらセイバー・ガンモードを撃ってくる相手に狙いが定められないでいた。

 

「くッ!?結構速いわね…‼どうしよう!?」

 

「ここは私の出番かな?」

 

対処法を考えていたら、私の隣に夕夏が来た。

 

「乗り物には乗り物だよ、玲奈ちゃん。」

 

「そうね、なら…協力プレイといきましょうか‼」

 

夕夏はその場でターンしながら、ベルトのレバーを開いた。

 

「フェイズ2‼」

 

《ガッチャーン‼レベルアップ‼》《ば~く走‼独走‼激走‼暴走‼爆走バイク‼》

 

レーザー・レベル2のバイク姿になった夕夏に私は跨がる。

 

「さあて二人とも、飛ばしていくわよ‼」

 

『「了解‼」』

 

バイクを走らせると、私は()()でガンガンハンドを構える。

 

「ちょッ!?危ないよ!?」

 

『こんな森の中で手離し運転ッスか!?』

 

ヘレナ達が心配そうに叫ぶが、私は夕夏を信じているからそんなの気にしない‼

 

「移動は任せて‼」

 

「頼むわね夕夏、明乃ちゃん‼」

 

『目標左舷10時の方向、撃ち方良し‼』

 

「砲撃開始‼」

 

明乃ちゃんの指示する方向へとハンドを向け、トリガーを引くとハンドの銃口とホエールコンパスの口の中にある2つの砲身から弾丸が撃ち出される。

 

「ッ!?」

 

ヘレナは慌てて上空へと移動してそれを回避した。

 

「まだまだ終わらないわよ‼」

 

 

 

 

夏煉side

 

『なんつー子達ッスか!?森の中を手離し運転で全力で走って、その上正確な射撃なんて!?』

 

「あれが協力プレイ…」

 

さっきバイクになった子……あの子に移動の全てを任せてるんだ。だからユリンは射撃に専念できる。

 

『だからってそこまで信用できるんスか!?下手すれば共倒れッスよ‼』

 

「それがあの二人の絆なんだと思う。」

 

片方に全てを預けられるほどの強い信頼関係を、あの二人は持っている。

 

ちょっと羨ましいかな……

 

『来るッスよ‼』

 

「ッ!?了解‼」

 

ウェンディの言葉にボードを動かすと、今さっきまでいた場所を弾丸が通り抜けていった。

 

私もガンガンセイバーを撃つが、木々に邪魔されて中々当てられない。

 

『射撃の腕前は向こうが上ッスね……その代わり、接近戦は夏煉の方が上ッスけど。』

 

「だからこそ、今は油断出来ないよ?」

 

射撃戦に加えて、相手は結構突拍子もない事をやってくるから……

 

《BAKUSOU!!CRITICAL STRIKE!!》

 

その時、聞き慣れない音声が聞こえたかと思うと……

 

「イィィィィィィヤッホオォォォォォッ‼‼」

 

バイクに乗ったユリンが私の隣に現れた。

 

「『えええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!?』」

 

な、なんでッ!?どうやって空にッ!?

 

私とウェンディの動揺なんて気にせず、ユリンはハンドをアイコンタクトさせる。

 

《ダイカイガン‼ガンガンミナサーイ‼ガンガンミナサーイ‼》

 

『全砲門、一斉射‼』

 

「吹っ飛べッ‼」

 

《オメガファイヤー‼》

 

そして向けられた五つの砲口から高威力の弾丸が連射され、私に直撃した。

 

「キャアアアアアアアアアアッ!?」

 

その際、ボードから落ちて地面へと落下していったが…

 

《夏煉‼》

 

ギリギリの所でウェンディがボードを操作して受け止めてくれた。

 

「ありがとう、ウェンディ…」

 

『どういたしましてッス。』

 

「落ちる落ちる落ちる落ちるううぅぅぅぅぅ…‼」

 

ウェンディにお礼を言っていたら、上からユリン達が落ちてきていた。

 

「落ち着いて。はい、夕夏。」

 

《ギリギリチャンバラ‼》《ガッチョーン》《ガシャット‼》

 

「ふ、ふふフェイズ3イィィィィィィィィッ‼‼」

 

《ガッチャーン‼レベルアップ‼》《ば~く走‼独走‼激走‼暴走‼爆走バイク‼アガッチャ‼ギリ・ギリ‼ギリ・ギリ‼チャンバラ~‼》

 

《ガシャコンスパロー‼》《ス・パーン‼》

 

どうやって着地するのかなと思って見ていたら、最初に聞いた変身音+αが流れると、バイクに黒に金のラインが入った小さなロボットが分離・合体して人型となり、たくさんあるアイコンの中から弓矢を選ぶとそれを半分に割って鎌みたくした。

 

「ヤアアァァァァァァァァァァァァァッ!?!?」

 

そして泣き声にも似た叫びを上げながら、鎌を太い木の枝に刺して落下を食い止めた。

 

「し、死ぬかと思った…‼」

 

「ぁぁぁぁああああああああ…よっとッ‼‼」

 

その横を通り過ぎてユリンが砂埃を巻き上げながら着地した。

 

「ふぅ~、スリル満点だったわね?」

 

「満点どころかそれしかなかったよッ‼倒木を使ってあんな大ジャンプするなんて‼」

 

「悪かったって……メンゴメンゴ♪」

 

「……やっぱシュークリーム、玲奈ちゃんの奢りね?」

 

「本当にマジでごめんなさああああああいッ‼‼」

 

仲…………良いんだよね…?

 

木にぶら下がっているライダーの言葉に、マッハ土下座を決めるユリン。

 

なにこのシュールな図は……

 

「お、オホン‼この勝負は私の勝ちね‼」

 

『最後にサムい漫才があったッスけど、負けは負けッスね…』

 

「そうだね……サムい漫才はともかく、今のは私の負けだね。」

 

「「漫才いうなッ‼」」

 

二人のツッコミを無視して、次は誰にしようかと考えていたら……

 

『さて、そろそろ妾の出番じゃな。』

 

「羽衣狐さん?」

 

羽衣狐さんが眼魂の姿で私の前に出てきた。

 

『この戦いも終盤戦じゃが、今の所1勝2敗2分け……負け越している娘に、妾がここらで勝利をくれてやろうぞ。』

 

そう言って、私の右手に収まった。

 

「羽衣狐さん……よろしくお願いします‼」

 

私は自分に活を入れるように叫びながら、眼魂をセットした。

 

《アーイ‼バッチリミトケー‼バッチリミトケー‼》

 

そしてバックルから漆黒のセーラー服に裾には白銀に煌めく狐の尻尾が九つ付いたパーカーが出てきてポーズを取ると羽衣狐さんの姿が空に浮かぶ。

 

《カイガン‼ハゴロモギツネ‼魅惑の妖狐‼統べるは漆黒‼》

 

「へぇ……中々強そうね。だったら私も‼」

 

ユリンは紅と金に彩られた眼魂をバックルに装填させる。

 

《アーイ‼バッチリミナサーイ‼バッチリミナサーイ‼》

 

そしてバックルからは紅のドレスを意識したパーカーが出てきて、ポーズを決めると、金髪に剣を持った女性が映る。

 

「いくわよ、ネロさん‼」

 

『うむ‼余の力…存分に振るうが良い‼』

 

《カイガン‼ネロ‼万雷‼喝采‼黄金劇場‼》

 

パーカーを羽織り、ガンガンセイバー・ブレードモードを手に持つ。

 

『ほう…かの英雄【ネロ・クラウディウス】か。』

 

『余を知っているか……しかし貴様を見ていると、あの女狐キャスターめを思い出すな。』

 

『生憎と、妾は良妻賢母ではないぞ?』

 

『ガウガウッ‼』

 

パーカー同士が話し合っていたら、ユリンの足元に金色のライオンみたいな大型ガジェットがいた。

 

「ネロさん、この子は……‼」

 

『余のガジェット【レオ・アムド】であるぞ‼』

 

「はうぅぅぅんッ‼この子もかあいいよぉ~♪」

 

『そうであろう、そうであろう‼』

 

ユリンはしゃがみ、そのガジェットを抱き締めて頬擦りし始めた。

 

「えっと…………攻撃していいのかな?」

 

『当たり前じゃ。』

 

さっきも見て、なんか幸せそうな彼女を攻撃するのは躊躇いがあるけど……羽衣狐さん、容赦ないな…

 

でも、その通りだと思いセイバー・ガンモードを撃つ。

 

『ガウッ‼』

 

が、それはガジェットの顔に防がれた。

 

「なッ!?」

 

『残念であったな?さあ、刮目するがいい‼余の完全武装を‼』

 

『ゴアアァァァァァァッ‼』

 

するとガジェットが分離して顔が左腕の盾になり胴体が胸元のプロテクター、前足が腰のサイドアーマーとなり尻尾が右腕の細身の籠手で後ろ足が脚甲となった。

 

「おおッ‼なんかスゴい‼でも兜はないの?」

 

『それは脱ぐものだ。』

 

「「いやいやいやいや!?」」

 

向こうの英雄の言葉に私ともう一人のライダーがツッコンだ。

 

『何時までも遊んでおるでない。ゆくぞ‼』

 

「うん‼」

 

私はセイバーをブレードモードにしてユリンへと斬りかかった。

 

「なんのッ‼」

 

ユリンは盾でそれを受け止め、剣を振るってくるがハンドを取り出して左手に持ち、それを受け流しながら蹴りで盾を弾き、がら空きになった体をセイバーで切り裂き、ハンドをガンモードにして撃ち抜く。

 

「うっくッ!?中々器用ね?」

 

「まだまだ続くよ?」

 

ハンドをロッドモードに変え横凪ぎに振るってユリンを吹き飛ばし、それを投げ捨てセイバーをナギナタモードにして投げつける。

 

「くあッ!?こんのッ‼」

 

ユリンはそれを剣で弾くが、その弾かれる場所を予想して飛び上がり、セイバーをキャッチして二刀流にし、上段から落下の勢いを乗せて振り下ろす。

 

「それはさっきも見たわよ‼」

 

が、似た戦法をさっきやったからなのか、剣と盾で受け止めお腹に蹴りをもらった。

 

「くうッ!?」

 

「つぅ~ッ‼やっぱり接近戦はまだまだね、私……」

 

『ならば、この攻撃には耐えきれるかの?』

 

私はユリンに近づくと、裾にある九つの尻尾を使った連続攻撃を行う。

 

「うッ!?ガッ‼ゴッ!?この……まだまだぁッ‼‼」

 

最初は少し喰らいながらも盾で防ぐだけだったが、段々と剣で尾を弾き始め、そこから左腕や両足も使い出し、更には動きの無駄をどんどん少なくしながら攻撃を捌きだした。

 

「オリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャ‼」

 

「この短い間に…対応してきた!?」

 

私はその成長速度に驚愕した。

 

幾らなんでも成長が早すぎる‼どうしてこれほどまで……

 

「何を驚いてるのよ?」

 

「ッ!?」

 

彼女に呼び掛けられ、意識を戦闘に戻す。そこには攻撃を捌きながらも先程までの必死さがなりを潜め、落ち着きを取り戻しつつあるユリンがいた。

 

「人間ってのは可能性のかたまりよ?諦めないで挑戦を続けていけば、どんな未来だって掴み取れる‼こんなふうに……ねッ‼‼」

 

そして尾を全て退け、剣を突き出してくる……

 

『確かにの……じゃが主は、それでもまだ未熟。』

 

その時、尻尾の1つが開き、そこから一本の槍が伸びてユリンを突いた。

 

「キャアアアアアッ!?」

 

スーツから大量の火花を飛ばしてユリンは吹き飛ぶ。

 

『【四尾の槍・虎退治】。さっきまでのが本気と思ったか?過ぎた自惚れならば即刻捨てた方がよいぞ。』

 

「う…く…‼こうなったら…‼」

 

ユリンはふらつきながらも立ち上がり、ベルトのレバーを引いて押し込んだ。

 

《ダイカイガン‼ネロ‼オメガドライブ‼》

 

『我が才を見よ‼』

 

「万雷の喝采を聞け‼」

 

『インペリウムの誉れを此処に…‼』

 

「咲き誇る華の如く…‼」

 

そして剣を舞の様に振るいながら、何かの呪文を唱えていき、最後に剣を地面へと突き刺した。

 

「『開け‼‼黄金の劇場よ‼‼』」

 

その言葉と共に両手を大きく広げると、さっきまでの森の風景がいきなり変わって全てが金色に輝く劇場になった。

 

「これは…」

 

『これこそが余の宝具‼【招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)】である‼』

 

『ほう……空間全てを書き換えたか。上手く力が入らんな。』

 

羽衣狐さんの言う通り、私は何故か力が入りにくくなった。

 

「今この場は私の世界‼そしてこれで決める‼」

 

《ダイカイガン‼ガンガンミナサーイ‼ガンガンミナサーイ‼》

 

ユリンは剣をアイコンタクトさせ盾を私へと投げると、剣に炎を纏わせて突っ込んでくる。

 

「閉じよ、天幕よ‼‼【童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)】‼‼」

 

『娘よ、我らも。』

 

「うん‼」

 

羽衣狐さんに言われ、私もベルトのレバーを操作する。

 

《ダイカイガン‼ハゴロモギツネ‼オメガドライブ‼》

 

必殺技が発動すると、私の周りに各形態のセイバーとハンドが出てくると同時に新たに2本の尻尾から鉄扇と刀が出現する。

 

私はそれらを前面に集結させて、ユリンの攻撃を受け止めた。

 

「そんなッ!?」

 

「確かにその技は強力だけど、もう少し弱らせてからやるべきだったね。」

 

そしてそこから黒い衝撃波を放ってユリンを大きく吹き飛ばした。

 

「カハッ!?」

 

『この勝負は妾達の勝ちじゃ。』

 

『無事かッ!?奏者よ!?』

 

「な……何とかね…」

 

ユリンは結構ヘロヘロな感じだけど、私も今は強がっているだけで、かなりダメージがきている。

 

「お互い……そろそろ限界だね…」

 

「なら……次で決めましょうか…?」

 

「そうだね。」

 

ユリンの言葉に賛同して、私達は眼魂を握り締めた。

 

 

 

 

 

 

 

玲奈side

 

「さあて、出番よ‼美琴‼‼」

 

『まっかせなさい‼』

 

「いくよ、焔。」

 

『ああ、任せておけ‼』

 

《アーイ‼バッチリミナサーイ‼バッチリミナサーイ‼》

 

《アーイ‼バッチリミトケー‼バッチリミトケー‼》

 

互いに眼魂をバックルに入れると、私の方からは美琴パーカーが、ヘレナからは黒を基調としたセーラー服に肩と背中に7本の刀を背負ったパーカーが出てきて、ポーズを取るとポニーテールの女の子が浮かんだ。

 

《カイガン‼ミコト‼科学と‼魔術と‼超電磁砲‼》

 

《カイガン‼ホムラ‼目指せ最強‼迸る六爪‼》

 

そしてパーカーを羽織り、私はガンガンハンド・ブラストモードを構え、ヘレナは刀の7本中6本を片手に三本ずつ持って構える。

 

…………向こうの英雄はどっかの独眼竜の人をリスペクトしてんのかな…?

 

そんな事を考えていたら、ヘレナが高速で迫ってきたので私はハンドをマシンガンタイプに切り替えて、弾丸を連射する。

 

「そのくらい‼」

 

が、それは最小限の動きで回避され、左手の刀を振るってきた。

 

「なんのッ‼」

 

それをガンガンハンドで受け止め、反対からきた刀は左足の回し蹴りで蹴り飛ばす。

 

それで力が弛んだので、受け止めていた剣も弾いてすぐさま撃つ。

 

「ッ!?」

 

それは向こうも予測していたのか、体を思いきり反らしてかわし、バク転で距離を取る。

 

「器用な避け方するわね…簡単には当てられないか…」

 

「近接攻撃はまだまだだけど、接近戦の防御が上手くなってる…」

 

「「だったら‼‼」」

 

私はハンドをキャノンタイプに切り替え、バックルに翳し、ヘレナはベルトのレバーを引いて押し込んだ。

 

《ダイカイガン‼ガンガンミナサーイ‼ガンガンミナサーイ‼》

 

《ダイカイガン‼ホムラ‼オメガドライブ‼》

 

私が銃口を構えると、ヘレナがさっき以上の速度で四方八方から走ってくる。

 

「超秘伝忍法・魁‼」

 

「ちょッ!?速すぎでしょ…‼」

 

私は何とか動きを追って、ハンドで攻撃を防いでいく。

 

そこで不意に背後に寒気を感じたので、その感覚が赴くままに必殺技を撃った。

 

《オメガブラスト‼》

 

すると、いつの間にか後ろにいたヘレナへと超電磁砲が飛んでいく。

 

「ッ!?この…‼」

 

それをヘレナは6刀の抜刀術で切り捨てた。

 

「これでも決着が着かないか…」

 

このままだとキリがないと思った私は、ソウチャクスロットホルダーを左腰に取り付けた。

 

「それは?」

 

「私の切り札よ。」

 

そしてホルダーから金色のガシャットを取り出して右手に持ち、起動ボタンを押した。

 

《ドラゴナイトハンターZ‼》

 

私の背後にゲームのスタート画面が出てきて、そこからハンターゲーマが雄叫びを上げながら出てくる。

 

するとバックルが開いて、美琴眼魂がナンバリング前の状態で出てきた。

 

「えッ!?美琴、どうしたの!?」

 

『せっかくなんだから、カッコ良く決めましょう?』

 

「なるほどね♪それなら…‼」

 

私は眼魂をナンバリング状態にしてバックルに入れて閉じたらレバーを引き、ガシャットをスロットホルダーに入れてボタンを押した。

 

《アーイ‼》《ガシャット‼ソウチャク‼》

 

そして2体が周りを飛んでいるのを見ながら、私は両腕を大きく回し……

 

「だ~~~~~~~い変身ッ‼‼」

 

右手でレバーを押し込み、左手でスロットのボタンを押した。

 

《カイガン‼》《レベルアップ‼》

 

そして美琴パーカーを羽織り、その上からハンターゲーマを体に装着していく。

 

《ミコト‼科学と‼魔術と‼超電磁砲‼ソウチャック‼ド・ド・ドラゴ‼ナーナ・ナ・ナーイト‼ドラ‼ドラ‼ドラゴナイトハンター‼Z‼》

 

変身が完了した私は歩こうとしたら、体が思うように動かないどころか、勝手に違う動きをし始める。

 

(前の世界で使ってた永夢さんも暴走したそうだし、こうなるのは予測済み‼だから…‼)

 

「美琴‼お願いッ‼」

 

『よっしゃあ‼全力…放電‼』

 

バチイイイィィィィィィィィィィッ‼‼

 

美琴の掛け声と共に私の体を電撃が駆け巡ると、ハンターゲーマも叫び声を上げる。

 

「な、何を…‼」

 

「玲奈ちゃんッ!?」

 

放電は10秒位続き、終わったら両手を組んで回したり、爪先を地面に当てて回したりと体の動きを確認する。

 

良し‼万事OK‼

 

「ふぅ……制御完了‼仮面ライダーユリン・ハンター美琴魂‼」

 

『颯爽登場‼』

 

決めポーズをしながら、私はそう名乗った。

 

「あのアイテム……もう一人の子が使ってた…‼」

 

『まさか流用できるとは…』

 

「異世界のライダーの力、見せてあげる‼」

 

私はそう言いながら、左腕の【ドラゴナイトガン】を3連射する。この時、銃身の間を電撃が走る事で弾速がより速くなっている。

 

「くッ!?」

 

ヘレナは何とかそれをかわすが、私は背中にドラゴンの翼を広げて飛翔し、ヘレナへと追い縋る。

 

「待てコラァァァァァァァァッ‼」

 

「うそッ!?焔の速さに追い付いてきてる!?」

 

そして追い付いたら、右腕の【ドラゴナイトブレード】に電撃を纏わせて振るい、ヘレナを切り裂く。

 

「キャアッ‼」

 

攻撃を喰らって転がるヘレナに、私は足の【ドラゴナイトクロー】に電撃を纏って思いきり大地を踏み締める。

 

すると電撃が地面を走り、立ち上がろうとしていたヘレナに直撃して火花を散らしながら倒れる。

 

「アアアァァァァァァッ!?」

 

「どうよ‼」

 

私は一応警戒しながらヘレナを見ていると、彼女はゆっくりとだけど立ち上がった。

 

「私は……負けたくない……陽太義兄さんがくれたこの力で…………家族を守れる様になるためにも…‼」

 

『ならば私が持つ最後の刀を抜け‼今のお前なら出来る‼‼』

 

そして、彼女はベルトのレバーを引いて押し込んだ。

 

《エンゲツ‼ダイカイガン‼》

 

その音声の後に、ヘレナは背中に背負っていた剣をゆっくりと抜いていく。

 

《グレンホムラ‼》

 

刀を抜き終わると刀身が炎に包まれ、パーカーが赤と白を基調としたものに所々炎の模様が入ったものになり、フードにあったポニーテールは炎に代わった。

 

《燃えろファイヤー!焦がすぜブレイズ!!行くぞ紅蓮のイグニッション!!!》

 

「仮面ライダーヘレナ・グレンホムラ魂…‼」

 

そして刀を振るうと炎の斬撃が飛んできたので、右手の剣でそれを斬り払う。

 

「それが貴方の本気ってわけね?」

 

「うん。だから…」

 

ヘレナが再び構えるのを見て、私も構える。

 

「ここからが私達の…」

 

「本当の全力よ‼」

 

 

ー推奨BGM【我ら思う故に我らあり】ー

 

 

私は左腕の銃を撃つが、ヘレナはそれを斬り落とし、炎の斬撃を飛ばしてくるので、足のクローで蹴り落とす。

 

すかさず接近してくるヘレナに右手の剣を振るうが、向こうの刀に止められ、つばぜり合いになる。

 

「やるわね‼」

 

「そっちこそ‼」

 

そして互いに離れ、銃と斬撃を飛ばし合う。それらはぶつかり合って相殺された。

 

「なら、これはどう‼」

 

私は地面を思いきり踏んで、電撃を走らせる。

 

「ハッ‼」

 

ヘレナはそれを高くジャンプしてかわし、落下の勢いと共に剣を振るってきたので、両腕を組んで受け止めるが、あまりの威力に足が地面に少し食い込む。

 

「おらッシャアッ‼」

 

それを気合いで弾き、ハンターゲーマの口の部分から炎を吐く。

 

「ッ!?」

 

ヘレナはそれに少し驚いたようなしぐさをするが、すぐにそれを回避する。

 

「そんな事も出来るんだ…」

 

「ドラゴンといえば炎のブレスでしょ?これ、鉄則よ。」

 

そのまま口から火炎弾を連射していく。

 

「でも炎なら‼」

 

ヘレナはそれを斬り落とそうと刀を振るい、火炎弾に触れた瞬間、痙攣したかのような動きをして硬直し、火炎弾を喰らった。

 

「クハッ!?一体何が…」

 

「炎の中に美琴の電撃もプラスしたの。そうすれば剣で触れた瞬間電撃が流れて、動きを止められるから火炎弾が命中するってわけ。」

 

「そんな事まで出来るなんて…‼」

 

「射撃戦で負ける気はないわよ‼」

 

「それなら‼」

 

そこで何かを思い付いたのか、ヘレナがこっちへと駆け出した。

 

「なら、撃ち抜く‼」

 

左腕の銃と口の火炎弾をヘレナ目掛けて撃ちまくるが、弾丸は斬り落とされ、火炎弾は最小の動きで回避して、あと少しで攻撃範囲に入られると思った時、それよりも少し手前で刀を振るい、斬撃を飛ばしてきたのに対応できず、直撃をもらってしまった。

 

「うあッ!?」

 

「接近戦なら、私の領分だよ?」

 

「く……そういえばそうだった…‼」

 

ちょっと有利な場面が多かったから、油断したわね……

 

そしてよろけている間に、2撃3撃と斬撃を決められ地面を転がった。

 

「ガ……は…‼」

 

「く…‼ハァ…ハァ…」

 

でも、ヘレナも体が限界なのか膝を着いた。

 

『どうやらお互いに限界みたいね。』

 

『ならば、この一撃で終わりにしよう‼』

 

美琴と向こうの英雄の言葉に私達は何とか立ち上がる。

 

「いくわよ…‼」《キメワザ‼》

 

私はベルトのレバーを引き、ホルダーのボタンを押す。

 

「負けない…‼」

 

ヘレナもベルトのレバーを引いた。

 

私はドラゴンの口と両腕にエネルギーを貯め、ヘレナは両肩の刀を分離して空中に漂わせる。

 

「「いっけえぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ‼‼」」

 

《ダイカイガン‼ミコト‼オメガドライブ‼》

《DRAGO KNIGHT!!CRITICAL STRIKE!!》

 

《エンゲツ‼ダイカイガン‼グレンホムラ‼クレナイ‼オメガドライブ‼》

 

そして同時にレバーを押し込んで必殺技を発動し、私は両腕と口のエネルギーに美琴の電撃をプラスして集束させたビームを撃ち、ヘレナは宙に浮いてる6本と手に持っている刀の斬撃を1つに纏めたものを飛ばしてきた。

 

そしてそれがぶつかると、互いに押し飛ばそうとせめぎ合う。

 

「「ハアァァァァァァァァァァァァァッ‼‼」」

 

気合いを込めて力を送っていくが、互角なのか一歩も譲らずそれを打破するために更に力を込めていく。

 

そして送られるエネルギーに耐えられず、激突箇所で技同士が大爆発を起こした。

 

「「キャアアアアアッ!?」」

 

その爆発に巻き込まれ、かなり吹き飛ばされたが私は何とか力を入れて立ち上がり、ヘレナの方も立ち上がったが、すぐに倒れた。

 

「やった……私の…勝ち……だ…」

 

そこまで言って、私もその場に倒れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タケルside

 

俺とイッセーが隷汽と戦っていたら、奥に展開されていたゲームエリアが解除されていくのが見えた。

 

「あれは‼」

 

「どうやら終わったみたいだね。」

 

すると隷汽は変身を解除した。

 

「なんのマネだ…?」

 

「僕が君達と争う理由が無くなったんだよ。おいで、彼女達の元に案内するよ。」

 

そう言って俺達に背を向けて、公園へと歩き出した。

 

「どうする?」

 

「……今は信じるしかないだろうな。」

 

イッセーの言葉に俺達も変身を解き、その後に付いていくと倒れている玲奈とその傍でアタフタしている夕夏ちゃん、それと倒れているもう一人の女の子がいた。

 

「玲奈ッ!?」

 

俺はすぐに玲奈の元へと走り、体を抱き起こす。

 

「オイ、しっかりしろ‼玲奈‼」

 

「あ、お兄さん‼」

 

「あれ~……お兄ちゃんだぁ~……」

 

傷だらけで、意識が少し朦朧としてるのか間延びした返事をする。

 

「タケル、これを使え。」

 

イッセーが俺にフェニックスの涙を渡してきたので、それをすぐに玲奈へとかけると傷が治っていった。

 

「御堂玲奈‼完全ふっか「このバカ野郎ッ‼‼」アバッ!?」

 

治った瞬間、調子に乗ろうとした玲奈に一喝した後、俺は脳天に全力の拳を振り下ろした。

 

「いったいな~‼何すんのよ‼」

 

「俺や他の奴等がどれだけ心配したのか……お前、分かってんかァッ‼‼」

 

「う…」

 

俺の言葉に玲奈は反抗しようとした態度を止め、大人しくなる。

 

「でも、向こうが売ってきた勝負だし…」

 

「だからってこんな無茶していい理由になるわけねぇだろッ‼‼」

 

「うう……ごめんなさい…」

 

「…………ハァ~」

 

反省の態度が見えたので、俺はこれ以上怒るのは止めて玲奈の頭を撫でた。

 

「お兄ちゃん…?」

 

「全く……こんな無茶やんのは誰に似たんだか…」

 

「いや、どう考えてもお前だろ?」

 

「うっせーぞ、イッセー。」

 

俺のぼやきにイッセーが茶化してきたので、突っ込んでおく。

 

「さて、そっちの目的についても……話してもらえるか?」

 

イッセーの言葉に隷汽とその傍らにいる女の子が話し始める。

 

「実はそこの子の眼魂を作ったのは僕なんだ。」

 

「「「「え?えぇ~!?」」」」

 

隷汽の言葉に俺達は驚きの声を上げた。

 

「でもそれを誰かに盗まれてしまってね……その時に何らかの理由で、3つの眼魂が彼女を選びその力を与えたんだろうね。」

 

玲奈の力の理由がまさかそんな事だったとは……

 

「そして僕の妹が持っているのは、その眼魂達とは真逆の存在なんだ。それを眼魂達が教えたら戦ってみたいと言ってね…こうしてやって来たんだ。」

 

「あの……ごめんなさい。何だか色々と迷惑を掛けちゃったみたいで…」

 

「いや、ちゃんと謝ってくれんならそれでいいさ。」

 

「私の時と全然対応が違う…」

 

「向こうを叱るのは向こうの役目だ。俺が口出しすることじゃない。」

 

「今回はこちらの配慮も足りなかったね。それについては謝罪するよ。」

 

そう言って、二人は頭を下げた。

 

「もういいよ。次からはこっちにも連絡とか入れてくれれば…」

 

「わかった。それじゃ僕達はそろそろ帰るけど、何かやり残しはあるかい?」

 

「あ、ちょっと待って。」

 

玲奈は立ち上がると、戦っていたと思う女の子の元に向かった。

 

「なに…?」

 

「リベンジなら何時でも受けてあげる。その時も私が勝つけどね?」

 

「む……次は私が勝つんだから‼」

 

「い~や‼私よ‼」

 

「ううん‼私だよ‼」

 

「いい加減にしろ、お前は…」

 

そんな感じに口喧嘩になってきたので、俺が玲奈の頭を鷲掴みにして引き離す。

 

「アハハ、それじゃこれで失礼するよ。」

 

すると隷汽達の後ろに電車のレールが引かれ、そこには先頭が頭蓋骨の形をした列車が走ってくる。

 

「「なんかキタァァァァァァッ!?」」

 

「不気味だな…」

 

「幽霊列車……あんなもんまで持ってたのか…」

 

それに二人が乗り込み、走り出した。その途中、窓が開き女の子が手を振っていたので俺達も振り替えし、列車は時空を越えていった。

 

「行っちゃったね…」

 

「ま、再戦の約束をしたんならまた会えるだろ。」

 

「よーし‼それじゃ翠屋へ向けてしゅ「お前達はこれから心配させた人達に謝罪の旅とお小言タイムだ。」ええ~ッ‼」

 

「当たり前だ。あれで終わる訳ないっての。」

 

「「そんな~…」」

 

俺の言葉に玲奈と夕夏ちゃんは項垂れた。

 

「まあまあ、終わったら俺が最近作ったプリンを出してあげるよ。」

 

「「やった~ッ‼」」

 

が、それもイッセーの言葉ですぐに復活した。

 

「たく……現金な奴等だ…」

 

にしても、最近異世界関係の事件多いな……そういやそろそろ次の世界へ行けるようになる頃かね。また何か起きなきゃいいけど……

 

「お兄ちゃ~ん‼なにやってるの‼早くプリン食べに行こうよ~ッ‼」

 

「そっちが目的じゃねぇだろッ‼」

 

我が妹の天然にツッコミを入れながら俺も先に行っていた3人の後を追いかけた。

 

 




いかがでしたか?

次の話から本編に戻り、皆様が期待している(作者の勝手な妄想です)あの世界に行きます。

次回【次なる世界は?】

「第3・第4のガングニールだとォッ!?」

そしてこの世界であの二人がついに……‼

ではまた次回にお会いしましょう。
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