最弱の一誠と歌姫達   作:疾風の警備員

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どうも、疾風の警備員です。

今話からシンフォギアメンバーが復活します‼彼女達の登場を待っていた人がいたらお待たせしました‼‼

今回はまた新しい世界に行きます。

そして、この世界であの二人が進化します。

では、本編をどうぞ。


次なる世界は?

響side

 

どうも皆さん約2ヶ月振りになります、シンフォギアの改修が終わるまでの間、夏休みを満喫していた立花響です‼

 

え、夏休みは1ヶ月ちょっとしかないのに2ヶ月振りってのはおかしい?そこは作者に言って欲しいかな……

 

「てい。」

 

ス・パーンッ‼

 

「痛いッ!?」

 

そんな近況を説明していたら、後ろから未来にハリセンで叩かれました。

 

「メタ発言禁止。」

 

「地の文を読まないでよッ!?」

 

「お前らうっせぇぞ‼」

 

「二人とも、そろそろ始まるぞ。」

 

クリスちゃんに叱られ、翼さんの言葉で私達は部屋の窓から外を見る。ここはグリゴリの特訓施設の管制室で、そこから見えるフィールドの中央にはイッセーが立っていた。

 

「ではこれより、サバイブ制御方法の検証試験を行います。イッセーさん、始めてください。」

 

『了解した。』

 

今日はここでイッセーがサバイブの制御方法で思い付いた事があるからやってみたいと言ったので、アザゼルさんとキャロルさん監修の元でその検証が行われています。

 

『変身。』

 

光龍へと変わり、デッキからサバイブのカードを出してバイザーを変化させてそれを読み込ませる。

 

《Survive》

 

《SWORD VENT》

 

そしてサバイブになると、解放龍の剣を出し自分に押し当てた。

 

《Remote!!》

 

神器の能力が発動させ、体を動かしていくがとても苦しそうには見えない。

 

「これって……成功?」

 

「やったデスよ、調‼」

 

「そうだね、切ちゃん‼」

 

「つーか、何で今までコレを思い付かなかったんだよ…」

 

「あれを使うのは生きるか死ぬかの瀬戸際だったから、そんな余裕が無かったんでしょう。」

 

「それでも、1歩前進だな。」

 

「これならイッセーも‼」

 

「うんッ‼もっと強くなれる‼」

 

今回の実験は【解放龍の剣で体に掛かる負荷を解除したらどうだ】といったもので、私達はその成功に喜んでいたが、アザゼルさんとキャロルさん、エルナさんの顔は曇ったままだった。

 

「3人とも、どうしたの?」

 

私の言葉に何も答えず、アザゼルさんがフィールドとの通信用マイクのスイッチを入れた。

 

「イッセー、どうだ調子は?」

 

『ダメだわ、これじゃシンフォギア系フォームの方がまだ強いな。』

 

「だろうな…」

 

『『『『『ええッ!?』』』』』

 

あんなに普通に動けてるのになんでダメなのッ!?

 

「皆さんに分かりやすく説明しますね。」

 

エルナさんが端末を操作すると前の画面に3つの棒グラフが表示された。それがイッセーの強さを表しているのはすぐにわかった。

 

そしてそのグラフは左右のは低いが、真ん中は少し高い山型をしていた。

 

「一番左が通常の変身時、真ん中がシンフォギア使用時、そして一番右が今のサバイブ使用状態を示したグラフです。」

 

それはつまり、サバイブの強さがほとんど無くなっている事を示していた。

 

「そんな…なんで!?」

 

「恐らくですが、神器の能力で負担を解除したせいで力が弱まったのか、サバイブ自体に何かしらの制限が発生してしまっているのかもしれませんが、現状では何が原因なのか判別できません…」

 

「イッセー、実験は失敗だ。管制室まで戻ってこい。」

 

『わかった。』

 

スピーカーから聞こえるイッセーの声にも、どこか元気がなかった。

 

そして管制実にイッセーと中から出てきたのか、メイルさんが入ってきた。

 

「ん~…イケると思ったんだけどな…」

 

「ゴメンお兄ちゃん…私の能力不足で…」

 

「気にするなって、今回のは禁手になれない場合を想定しての実験だったんだからさ。」

 

「うん…」

 

落ち込んでいるメイルさんを慰める様にイッセーが頭を撫でるけど、その顔はあまり晴れなかった。

 

「んじゃ、全員いる事だし今後の予定なんだが、もう少しで次の世界へと繋がる道が出来そうなんだ。」

 

「え、マジで?」

 

「おう、後数分で安定化できる。だからいつでも出られる準備をしといてくれ。メンバーはここに奴等にする。」

 

えーと、私に未来にイッセーでしょ?翼さんにクリスちゃんに調ちゃんに切歌ちゃんにマリアさんにタケル君にエルナさん…って完全に最初の頃のイッセーチームのメンバーだね。

 

「それとコレをシンフォギアメンバーに配っておく。」

 

そう言って渡されたのは、前にイッセー達が行った世界で手に入れた【ガシャット】とそれを使うためのホルダーだった。

 

「お前達に合うようなヤツを見繕っておいた。響と未来のは少し特別製で2つで1つのものを個別にして作ってみた。それとイッセー、お前にもコレを渡しておく。」

 

そしてイッセーにはガシャットを2つ渡していた。

 

「あれ?コレなんか見たことあるな…」

 

「情報をくまなく調べていたら見つけたデータを元に作り上げた。響と未来の同じで2つで1つのものらしかったが、個別に分けてみた。試しに使ってくれ。」

 

「わかった。」

 

「なら、準備がで「どうも~、タケル君いる?」ん?」

 

アザゼルさんが話し始めた時に、みくるさんが管制室に入ってきた。

 

「いますけど、どうしたんすか?」

 

「今日はコレを持ってきたの。」

 

みくるさんはタケル君の手に2つの眼魂を置いた。

 

「グリムとサンゾウ!?」

 

それって確か、タケル君が最初に持ってた15個の2つでみくるさんに預けてたのに…なんで返したんだろ?

 

「何か君の所に行きたがってたから、持ってきたんだ。」

 

「はい?」

 

「じゃ、ちゃんと渡したからね~‼」

 

そして渡し終わると、すぐに帰っていった。

 

「…………アイツは台風かなんかか?」

 

『『『『『アハハ…』』』』』

 

アザゼルさんのぼやきに私達は苦笑しかできなかった。

 

ほんと、台風みたいだったしね…

 

「まあいい…ほら、とっとと準備してこい。」

 

『『『『『はーい。』』』』』

 

返事をして、ある程度の装備を身に付けて異世界渡航ドアの前に集合した。

 

「次の世界でも、何か面白い情報があったら頼むぞ?」

 

「あいよ。」

 

アザゼルさんの言葉にイッセーが答えてから、私達は次の世界に旅立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一誠side

 

渡航ドアを潜った俺達は、何処かの町に出た。

 

「俺達の世界とあまり代わり映えしないな…」

 

「前とかの世界もそうだったろ?」

 

そういやそうだったとタケルの言葉に思いつつ、町を歩く。

 

町の様子は特に問題はなく、平和そのものだ。

 

「今回は平和な世界みたいだな。」

 

「あっ未来‼あそこにクレープ屋があるよ‼」

 

「こ~ら、この世界の事を調べるのが先です。」

 

「でもほら。」

 

そう言って響が指差す先には………

 

「「苺と生クリームのクレープとチョコバナナクレープを1つずつ(デス)。」」

 

「はい、毎度あり‼」

 

「「あーん…………美味し~い(デス)ッ‼」」

 

クレープを買ってホクホク顔で戻ってきた調と切歌がいた。

 

「ハァ…」

 

それを見たマリアはため息を吐いてから二人の元に行き、その頬をつねった。

 

「「いひゃい‼いひゃい‼(デス)ッ‼」」

 

「貴方達ねぇ~…もう少し緊張感を持ちなさい。私達は異世界にいるのよ?通貨が違ってたらどうするつもりだったの?」

 

「「そこまで考えてなか「このおバカッ‼」いひゃい‼‼いひゃい‼‼」」

 

二人の答えに呆れたマリアはつねる力を強めていく…

 

「まあマリア落ち着けって、せめてクレープぐらいは食わせてやれよ。」

 

が、そこで珍しくクリスがストップをかけた。

 

「ほら、さっさと食わねぇともったいねぇぞ?」

 

「「クリス先輩が優しいなんて…………明日は地球最後の日(デスか)ッ!?」」

 

「それ食い終わったら、公衆の面前でアルゼンチンバックブリーカーの刑な?」

 

「「ノオオオォォォォォォォッ!?」」

 

が、その奇跡の優しさも二人の余計な言葉で、地獄への片道切符へと変わってしまった。

 

「おいイッセー、テメェも今何か言ったか?」

 

「うんにゃ、何も?」

 

いきなりギラついた目で俺を見てきたので、俺は心の中で大量の冷や汗を流しながら、何もない風を装ってそう答えた。

 

今のクリスに逆らったら間違いなく殺される……‼‼

 

「そっか、アタシの気のせいか………………………なんて言うとでも思ったかッ‼‼」

 

「うごぶッ!?」

 

でも、何故かそれが読まれ鳩尾にドロップキックを貰った。

 

「うぐおおお…………何で…わかった…‼」

 

「女の勘をナメんなッ‼‼」

 

女の勘…恐るべし…………

 

「大丈夫、お兄ちゃん?」

 

「す……少し、時間……………くれ……」

 

心配して出てきたゆめに、痛みを堪えつつ何とか答える。

 

アイツ、本気で叩き込みやがって……‼

 

それから5分ほど経ってようやく痛みが引き、立ち上がった……

 

 

ドオォォォォォォォォォンッ‼‼‼

 

 

その瞬間、近くのビルで大きな爆発が起きた。

 

「な、何だッ!?」

 

「イッセー君、あそこ‼」

 

未来が指差す場所には逃げ惑う一般人と、青や深紅に深緑といった暗めな見た目に丸型、人型や芋虫、果てはツインテ○ルやバル○ン星人みたいな姿の異形が大量にいた。

 

「何だありゃ…‼」

 

「あんな生物、ボク達の世界にはいません。この世界のものと断定して良いかと‼」

 

タケルの言葉に、エルナがすぐに検索して返答する。

 

するとその中の1体が体を棒状に変えて、物凄い速さで飛んでいくと、逃げていた一般人の1人に当たり体を黒くしたかと思うと、粒子になって散っていった。

 

『『『『『なッ!?』』』』』

 

全員がそれに驚くなか、俺はある記憶が蘇った。

 

【さらばだ…………我が愛弟子よ…】

 

あれは…コカビエルが……師匠が死んだ時と同じ…‼

 

「ウオオォォォォォォォッ‼‼」

 

その時の光景が頭の中を過った瞬間、俺は雄叫びを上げながらデッキを握り締め、その異形へと突っ込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

響side

 

「イッセーッ!?」

 

一般人が死んだのを見たら、いきなりイッセーが叫びながら異形へと向かっていった。

 

「どうしたんだ、アイツ!?」

 

「立花、お前は龍見の援護に行け‼市民の避難は我々が行う‼」

 

「わかりました‼」

 

翼さんの指示で、私はシンフォギアを握りながらイッセーの元へと向かう。

 

既に変身しているイッセーは、右手に銃を持って撃つが何故か通じていなかった。

 

(イッセーの攻撃が効いていない!?このままじゃ…‼)

 

「Balwisyall Nescell gangnir tron」

 

私が聖詠を歌いシンフォギアを纏うと、敵に変化が起き暗かった見た目が一気に水色やオレンジ、黄緑といった明るい色合いに変化し、イッセーの攻撃が命中し始めた。

 

「そういうことか‼」

 

《GANGNIR》

 

「Croitzal ronzell gangnir zizzl」

 

するとイッセーもガングニールフォームになり、槍を構えて駆け出す。

 

「ちょッ‼待ってよ、イッセー‼」

 

私はそれを見て、慌てて追いかけた。

 

いったい何が貴方を駆り立てているの?

 

そんな疑問を胸に残しながら…

 

 

 

 

 

 

 

 

???side

 

私はある所から連絡をもらい、仲間と一緒に急いで移動してその部屋に入ると…

 

「現場の状況、どうなっている!?」

 

「ビル1棟で爆発事故発生‼周辺の建物にも延焼中‼民間人の避難は7割方完了しています‼」

 

「市民の避難を急がせろ‼」

 

その中はテレビやアニメとかで見る、秘密基地の司令室みたいになっていて私はすぐに指示を飛ばしている白いズボンに赤いシャツ、ピンクのネクタイをした人の元に駆け寄った。

 

「師匠‼」

 

「皆、来たか‼場所は市街地だ‼市民の避難と「司令、大変ですッ‼」どうした‼」

 

師匠の説明中に、男性のオペレーターから切迫した声が飛んだ。

 

「現場に特殊な反応を確認‼これは……………ッ!?そんな、嘘だろッ!?」

 

「何があったッ!?」

 

そして次の言葉に、私達は衝撃を受ける。

 

「【ノイズ】ですッ‼‼この反応はノイズのものと断定‼‼」

 

『『『『『ええッ!?』』』』』

 

「そんなバカなッ!?【アルカ・ノイズ】じゃないのか!?」

 

「いえ、間違いありません‼‼」

 

ノイズ……それは【バラルの呪詛】により統一言語を失った先史文明の中で、殲滅を望んだ人間達が作り出した自律兵器。

 

でもそれは、過去に私達が【バビロニアの宝物庫】と呼ばれる彼等の居場所を、そこを開く鍵である聖遺物【ソロモンの杖】ごと消滅させたはずッ!?

 

「オイオイ…こんな感じで旧友との再会とか、涙も出ねぇぞ?」

 

「だが再び現世(うつしよ)に現れたのなら、もう一度閻魔の元に送り返すまでだ。」

 

「その通り‼総員、直ちに「司令、現場に新たな2つの反応を検知‼」今度は何だッ‼」

 

師匠の言葉で飛び出そうとしたら、今度は女性オペレーターの人が声をあげた。

 

「これは……………アウフヴァッヘン波形!?波形パターン照合……そんな…‼」

 

「どうした!?」

 

「この2つの反応は聖遺物ですッ‼しかも波形パターン照合の結果…」

 

オペレーターはそこで声を詰まらせ、正面のモニターにある単語が表示される。だけどそれは、有り得ない筈のものだった。

 

「なッ!?」

 

「どういう事デスか!?」

 

「だってそれは…‼」

 

画面に表示されている単語は《Gangnir》…それはつまり……

 

「この2つの聖遺物は響ちゃんと同じ【ガングニール】ですッ‼‼」

 

「第3・第4のガングニールだとォッ‼」

 

私…【立花 響】が持っている聖遺物と同じだったのだから。

 

 




いかがでしたか?

次回はノイズとの戦闘とこの世界の敵の出現、こっちと原作メンバーとの模擬戦の開始前くらいまでやりたいと思っています。

次回【シンフォギアの世界 ソロ】

「この世界の私達に…」

「果たし状を叩きつけるデス。」

では、次回でお会いしましょう。
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