テレビでブレイブとスナイプがついにレベル50到達‼
ブレイブは念力や瞬間移動、バリアにバグスター召喚などまさしく魔王級な強さでしたね‼
スナイプは………………【艦これ】とか【はいふり】との二次小説が増えそう…
とりあえず絶叫マシン→放心のシーンは笑ったwww
そういえば仮面ライダークロニクルを作るのに必要なバグスターだけど、もしかしてポッピーかなり危ない?ドレミファビートのバグスターだし…
まあ、とにかく本編をどうぞ。
響(原作)side
「2つの……………ガングニール…?」
私は未だにその事実が飲み込めないでいた。
だって1つは未来との戦いで完全に消滅して、もう1つは今も私が肌身離さず持っている。
もしかして、了子さんの残したガングニールが他にもあったの……?
「現地の映像、モニターに出します‼」
男性オペレーターの藤尭さんが端末を操作すると、モニターには見覚えのある異形がたくさんいた。
「やっぱり……ノイズ…‼」
「渋てぇヤツラだッ‼」
が、映ったのは数秒で一瞬の光の後には、映ってたノイズが全て消えていた。
「…今のは!?」
「マリアの技デスよッ!?」
「どうなっているの!?」
私達は全員がこの状況に混乱しかけていたが、モニターが切り替わるとそこには先程の攻撃をしたと思われる存在が映った。
槍を突きだし、金色のボディスーツに銀色の鎧を纏い、腕や足には私のガングニールを思わせる装甲を身に付け、肩には六角形に水色の水晶玉が付いた盾みたいなのがあり、背中から白いマントを靡かせる仮面の存在が。
「あの槍は……奏のと同じ…‼」
「なんだありゃ?」
「…まるでテレビの特撮ヒーローみたい。」
「え、あれって実話だったんデスかッ!?」
「いや、そんなはずは…」
「とにかく事態がよくわからん以上、彼らとは接触する必要があるな…総員、直ちに現場に向かってくれ。」
『『『『『了解‼』』』』』
師匠の言葉で私達はその部屋から飛び出した。もう一人のガングニール装着者の顔を確かめずに……
一誠side
俺は高く飛び上がり異形へと槍を投げると、多数に分裂させて奴等を串刺しにしていく
《STARDUST∞PHOTON》
そして着地と同時に槍を回収してドリルの様に回し、発生した竜巻で敵を凪ぎ払っていく。
《LAST∞METEOR》
更に後ろから迫ってくる奴にはマントを硬質化させて切り捨てる。
「ハァ…ハァ…‼」
『ちょっとお兄ちゃん、飛ばしすぎ‼』
「黙ってろ‼」
メイルの言葉を無視して、穂先からビームを撃ち敵を消し去っていく。
《HORIZON∞SPEAR》
「イッセー‼」
あらかたこの場の敵を倒し次に行こうとしたら、シンフォギアを纏った響がやって来た。
「どうしたの!?いきなり飛び出すなんて‼」
「……同じだ…」
「へ?」
「この異形の殺し方……師匠が…コカビエルが死んだ方法と同じなんだ…‼」
「ッ‼」
響もその時の事を思い出したのか、驚きに顔を染める。
「あんな思い……2度としてたまるか…‼」
目の前で掴もうと思った手が、すり抜ける様に散っていくのを見ているしかできない……これ以上、誰かにそれを味あわせる訳にはいかねぇ‼
『だからって無茶し過ぎだよ‼シンフォギアの技はギア自体がエネルギー供給するから魔力は問題ないけど、体力の方がもたないってッ‼』
「ンなもん気合いと根性で何とかするッ‼」
心配しているメイルの言葉に怒鳴る様に返して、俺はまた別の場所へと移動する。
「待って、私も一緒に行く‼」
そして後ろから響もついてくるのを感じながら走っていると、瓦礫に足を挟まれながら手を伸ばす女性とその前で怪我をしてるのか泣いている女の子がいて、その周りを異形達が囲っていた。
「マズイッ!?」
すぐにそこへ行こうにも異形の方が親子との距離が近いし、下手に槍を投げたりビームを撃てば親子を巻き込む可能性が高かった。
「だったら、一刀修羅ァッ‼‼‼」
《Remote!!》
俺は一刀修羅を発動させて全力で駆け出し、異形の1体が女の子に触れる寸前で切り裂いた。
「ハァッ‼」
そしてその場でマントを翻す様に回り、伸ばして硬質化させたマントで周りの異形を一掃した。
「ふえ?」
「もう大丈夫だよ。」
「よい…しょっとッ‼」
後から来た響は女性の足にあった瓦礫をどかして、助け出していた。
「ママッ‼」
「ああ‼良かった…‼あの、ありがとうございます‼」
「お礼はいいので、急いで避難を‼」
「はい‼」
最後に俺たちにお辞儀をした後、子供を大事そうに抱え女性は走っていった。
「良かった……間に合って…」
そこで、俺は全身の力が抜けて地面に崩れ落ちそうになるが、槍を杖代わりにして堪える。
「イッセーッ!?」
「大丈夫……一刀修羅の限界が…………きただけだ…」
でも、まだ30秒くらいしか経ってないのにもう限界かよ…‼
『だから言ったでしょ、飛ばしすぎだって‼体力を消耗した状態なら時間も短くなるよ‼‼』
「……すまん、少し頭に血が上ってたみたいだ…」
周りの安全が確保出来たからなのか、落ち着いた頭でメイルのお説教を受けた。
(【戦場では常に冷静でいろ】って師匠に言われてたのに……俺もまだまだだな…)
「いろいろ言って悪かったな。」
『アイス5段重ねで手を打ってあげる。』
「了解。響もすまなかった。」
「ううん、イッセーの気持ちはわかってるから。」
そういや響にはあの時、いろいろと見られてたな……
『貴様ラカ、我ガ配下ヲ倒シタノハ?』
そんな事を考えていたら何処からか声がし、聞こえた方を向くと近くのビルの屋上に月(何故か一部欠け土星の輪みたいなのが出来ている)をバックに立っている2体の人型がいた。
「なんだお前らは…‼」
『我ガ名ハソロモン……【ソロモン眼魔】デアル。コヤツハ我ガ部下ノ【ネフェリム眼魔】ダ。』
「また眼魔…………しかも、ネフェリムだと…!?」
銀色に紫のラインが入ったロングコート風のパーカーを着たソロモン眼魔と名乗り、隣にいる焦茶色に赤いラインのダウンジャケット風のパーカーにフードに黄色に光る目みたいなものが描かれている眼魔をそう呼んだ。
ネフェリムって確か、三勢力会談で裏切り者のウェルが持っていた生体型の完全聖遺物だったはず……俺は気絶してたから外見は知らないけど…
『ソロモン…………アイツラ、食ッテイイ?』
『フム……生カシテ置ケバ我ラノ侵略ノ邪魔ニシカナランカラナ、一気ニ食シテシマイナサイ。』
『ヤッタ…‼』
ソロモン眼魔に許可を貰えたのが嬉しいのか、腕をグルグルとちぎれそうな勢いで回しながらネフェリム眼魔が俺達を見る。
ち…‼こっちは体力魔力共にスッカラカンだってのに‼
『ソレジャ、イタダキマー《ダイカイガン‼オレ‼オメガドライブ‼》ウギッ‼』
そして俺達へと飛び掛かってきたが、そこにタケルがライダーキックを決めて、吹き飛ばした。
「どうやら、間に合ったみたいだな?」
「スマン、タケル…」
「たく…いきなり一人でつっ走んじゃねぇよ。とりあえず、周囲の人の避難は終わった。後はアイツらをブッ飛ばせば終わりだな?」
「ああ。」
『ア~、痛カッタ。』
タケルと話していたら、まるで何事もなかったかの様にネフェリム眼魔は立ち上がった。
「ずいぶん頑丈じゃねえか?」
『オ前、誰?』
「ん?お前の敵だよ。」
『ソッカ…ナラオ前モ、イタダキマース。』
「そいつは御免被るぜ‼」
タケル目掛けて飛び掛かってくるのを、上段回し蹴りで迎撃する。
『モウ、抵抗シナイデヨ~?』
「いや、普通は抵抗するから。」
それでもすぐに起き上がり、再びタケルに向かおうとしていたら、俺達の後ろから大量のミサイルが飛んできて眼魔に直撃する。
「こんくらいやっときゃ、起き上がっちゃこねぇだろ?」
後ろを振り返れば、メンバー全員が揃っていた。
「皆ッ‼」
「無事か、一誠‼立花‼」
「はい‼」
『増援カ…シカシ、ソノ程度デ(バラバラバラバラ‼)ン?』
ソロモン眼魔が喋っていると、プロペラ音が聞こえ俺達の上に一機のヘリが現れた。
『コレ以上増エラレルノハ面倒ダナ…ネフェリムヨ、1度退クゾ。』
『ハーイ。ソノ前ニ…ソリャ。』
「ぐあッ!?」
ソロモン眼魔の言葉に煙の中から物凄い勢いで飛び出してきたネフェリム眼魔はタケルに体当たりして吹き飛ばし、その際に変身が解けて闘魂ブースト眼魂とディープゴースト眼魂を落としてしまった。
『ナニコレ?美味シイノカナ?イタダキマース。』
そして最悪な事に、その2つをネフェリム眼魔に食べられてしまった。
「しまったッ!?」
『次ニ会ウ時ハ、貴様ラノ最後ダ。』
『ソレジャーネ。』
そう言い残し、2体はその場から消えた。
「クソッ‼眼魂を持っていかれるなんて…‼」
「タケルさん…」
「イッセー君、体の方は?」
「一刀修羅を使って体力と魔力がスッカラカンなだけで、問題ない。今はタケルの方だ。」
あれはタケルの強化用眼魂、あれがないと今後のN等の強敵との戦いに影響が出てしまう。なんとしても取り返さないと‼
そこにヘリが俺達の前に着陸する。
「あの、大丈夫ですか‼……へ?」
『『『『『へ?』』』』』
そしてドアが開いて中から女の子が出てきたが、俺達はその姿を見て硬直し、メンバーの一人を見る。向こうも同じなのか同様に硬直した。
だってヘリから出てきたのは……………
「「わ、私?」」
響そっくりだったんだから……
「ようこそ、超常災害対策機動タスクフォース【S.O.N.G】へ‼‼」
あの後、俺達はこの世界の響の誘いで彼女が所属する組織が持つ潜水艦へとやって来た。そして今、目の前には響以外の皆と、赤いシャツにピンクのネクタイをした大柄な男とその後ろでは男性と女性が【S.O.N.Gへようこそ‼‼】と書かれた垂れ幕を持っている姿に俺達は呆気にとられていた。
「はあ…」
「俺はここの司令を勤めている【風鳴玄十郎】だ。」
「風鳴?」
その名字で俺は翼を見るが、すぐに首を横に振った。
どうやらこの人はこの世界での翼の親類なのだろう。
「このメンバーをまとめている龍見一誠です。」
俺は敵対の意思が無いことを示すために右手を差し出すと、玄十郎さんもそれを理解してくれたのか俺の手を握ってくれた。
「しかし君達の顔を見た瞬間、俺は度胆を抜かれたぞ?まさか翼達と顔がそっくりな上に、映像でそちらの響君がガングニールを纏った時は…」
「それはこちらも同じですよ。」
俺は自分のそっくりさんに2回会っているからそこまでではなかったけど。
「なんか、イッセー先輩の気持ちがわかった気がするデスよ…」
「…うん、不思議な感覚…」
切歌と調はもう一人の自分を見て、興味深そうに見ている。そして響は……
「「ヤッ‼タアッ‼ハァッ‼」」
何故か疾風三連撃の型を、二人鏡合わせでやっていた。
「ホントだ……イッセー‼鏡合わせになったよ‼」
「だろ?」
やっぱいたらやりたくなるよな‼鏡合わせ‼
「あれ!?なんか体が勝手に動いた!?」
「何を言ってんだオメェは…」
「俺はもうツッコまない……」
「アハハ…」
タケルは何故か呆れていて、エルナは苦笑しているけど知ったことか‼
「それはさておき、君達について教えてもらってもいいか?」
「わかりました。信じられないかも知れませんけど、実は…」
俺はこちらの事を玄十郎さんに説明した。
「まさか異世界なんてものがあるとは…」
「しかも天使や悪魔に堕天使までいるなんて、ファンタジーそのものじゃないですか。」
「他にもいたりするの?」
「他には妖怪とか神とかドラゴンもいますよ。因みにドラゴンなら俺の中にいます。」
『『『『『ええッ!?』』』』』
俺の言葉に向こうの人達が一斉に驚く。
まぁそりゃそうか……ドラゴンが体の中にいるなんて言われたら普通はそうなるよな。
「それって今出すことは出来るデスか!?」
そしたら、向こうの切歌が食いついてきた。
「出来るけど……1つ制約があって俺が変身してないとドラゴンの姿になれなくて人間の姿になるんだけどいいか?」
この言葉に向こうの人達全員が頷いた。もしかして皆見たいのか?
「メイル、出てこい。」
『ハーイ‼』
俺が呼び掛けると俺の中から光の玉が出てきて、俺の上で弾けるとメイルが俺に肩車された状態で出てきた。
「どうも、お兄ちゃんの中にいるドラゴンのメイルでーす‼人間の姿の時は虹野ゆめって呼んでください‼」
「おい…………こっちは体力切れなんだから降りてくれ…」
「ほーい。」
俺の言葉にメイルは肩から3回転捻りをやりながら飛び降りた。
まったく……体力魔力共に切れてる状態でお前を落とさないように支えるの大変なんだからな……
「「なんか出てきたアァァァァァッ(デス)!?」」
「なんと面妖な…」
「つーか見た目普通に人間だけど、ホントにドラゴンなのか?」
「そうだよ、ほら。」
ゆめがドラゴンの翼を広げると、周りは一瞬の驚きの後に向こうの響と切歌と調がすぐさまその翼を触りだした。
「おお~‼これがドラゴンの翼デスか‼」
「…ツルツルしてるけど暖かい。」
「弾力も結構あるんだね。」
「はう!?ちょっ、ま…んあッ‼それやめ……ひゃう‼」
でも、どうやらかなり敏感な場所なのか顔を赤くしながら艶っぽい声を上げ始めた。
「「イッセー(君)は見ちゃダメッ‼」」
そしたら響と未来が俺の目と耳をすぐに塞いだ。
そして1分くらいしたら二人が手を離し、ゆめが泣きながら俺に抱き着いてきた。
「ふえ~ん‼‼私、汚されちゃったよ~…‼」
「よしよし、後でなんか甘いもの作ってやるから。」
そんな感じに慰め、向こうの3人はマリアに怒られていた。
「次はそちらの事を話してもらってもいいですか?」
「ああ、我々は【災害救助】と【特異災害】に対応するために国連が組織した部隊だ。」
「特異災害…?」
聞きなれないその言葉に俺は首を傾げた。
「君達が先程戦った異形……我々が【ノイズ】と呼んでいるあの存在の事を指している。」
「ノイズ…」
それがあの異形の名前か…‼
そこからの話を簡単に纏めると
1、奴等は殲滅を望んだ先史文明が生み出した自立兵器
2、触れたものを炭素に変換し、分解消滅させる
3、奴等は【バビロニアの宝物庫】と呼ばれる場所におり、とある聖遺物を媒介に召喚・制御される
4、対抗出来るのはシンフォギアのみ
というものだった。
「なるほど……直接の接触は厳禁か…」
「ああ、現代兵器ですら効果がないのでな……頼みの綱は彼女達だけなのだ。」
「おまけに眼魔までいるとなると……厄介でしかないな…」
『『『『『眼魔?』』』』』
「っと、それについて話してませんでしたね。」
俺は自分達の世界であった事と、この世界で遭遇した2体の眼魔について説明をした。
「そのような存在がこの世界にいるとは…」
「そして奴等はパーカーを羽織っていた。つまり、何かを取り込んでいる可能性があるんですが…………【ソロモン】と【ネフェリム】の名に心当たりはありますか?」
ネフェリムの名は俺もオッチャンから教えられて知っているが、こっちの世界では違う可能性があるしソロモンの方は俺も歴史とかでしか知らない。
「2つとも覚えがあるなんてものじゃない。ネフェリムは私達に猛威を振るった生体型の完全聖遺物で……ソロモンはこの特異災害の根幹ともいえる代物だ。」
「それは?」
「【ソロモンの杖】と呼ばれる完全聖遺物だ。これはノイズの召喚機であると同時に、制御装置でもある。恐らくそれが取り込まれた物の正体だ。」
「ソロモンの杖…」
つまりそれの所持者が師匠を殺したのか…………‼
こことは違うとはいえ、犯人の手がかりを知れた俺は右手を強く握り締める。
「ちょっ‼イッセー‼右手‼」
「へ?」
そこに響の慌てた声が聞こえ、右手を見てみると爪が食い込んだのか血が滴っていた。
「すいません、救急箱ありますか!?」
「待ってて、今持ってくるから‼」
未来の言葉に向こうのオペレーターらしき女性が、それをすぐに持ってきてくれて、未来が手当てしてくれた。
「悪い…」
「気にしてないけど気を付けてね……殺気まで出てたよ?」
「マジか?」
やっべぇ…‼完全に自分を抑えられなくなってきてやがるな……
周りを見れば響達は心配そうに、向こうの人達は警戒を強めた感じで俺を見ていた。
「すみません、お見苦しいところを…」
「いや、気にしなくていい。君にも何か事情があるのだろう?」
「まあ、個人的な事なんすけど…」
「構わんよ、それと1つ提案なのだがこの事件の解決に君達の力を貸してもらえないだろうか?」
「勿論です。この事件にはこちらの世界の敵もいますから、こっちから提案しようと思ってたんですよ。」
「なら、しばらくの間よろしく頼む‼」
「はい‼」
俺が玄十郎さんと再び握手する。
「それじゃ、互いの戦力分析のために模擬戦をやりませんか?」
「確かに、今後の連係にも関わってくるしな。いいだろう。」
「それじゃこっちからは「「ハイッ‼」」……あの二人で。」
模擬戦のメンバーについて話し始めた瞬間、ウチの調と切歌がすぐに手を上げた。
「……この世界の私達に。」
「果たし状を叩きつけるデス‼」
そして互いに背中合わせになりながら、向こうの調と切歌を指差した。
「……わかった。」
「受けて立つデス‼」
向こうも乗り気なのか、その挑戦を引き受けた。
「よし、メンバーも決まった事だし、模擬戦が出来そうな場所に移動しよう。」
それから少し経って俺達は模擬戦を行うため、何かの塔の廃墟の麓に来ていた。
「……行こっか、切ちゃん。」
「休みの間見ていた特撮の技を試すチャンスデス‼」
「お前ら……自重しろよ?」
「「……………………………………………………うん‼」」
「今の間はなんだッ!?」
これから試合を始めるのに、この二人の反応で何かバカな事をするんじゃないかと思い俺は頭を抱えた。
「「それじゃ、行ってきまーす(デス)‼」」
楽しそうに模擬戦場に向かう二人に、一種の諦めを感じながら俺も安全圏まで下がる。
「さて、では模擬戦を始める‼双方武器を取れ‼」
玄十郎さんの合図で、向こうの調と切歌がシンフォギアを纏うが……
「……せっかく二人でいるのに…」
「普通に変身とか、在り来たりデスよ。」
「「え?」」
ウチの二人がそんな訳の分からない事を言い出し……
「どうせやるなら‼」
「…これくらいじゃなきゃ‼」
そして互いの手を繋ぎながら、高くジャンプしながら後方宙返りをし、
「Various Shul Shagana tron」
「Zeios Igalima raizen tron」
最高度で聖詠を唱えてシンフォギアを纏い、力強い兄弟がダブルアップしたようなポーズで地面に着地した。
「アタシ達の超協力プレイで‼」
「ノーコンティニューでクリアする…‼」
「おい、お前らなんでそのセリフ知ってんの?」
その言葉は前の世界で宝生先生が使ってたセリフに似てるけど、アイツ等は行ってないから知らないのに……
「「なんか頭にビビビ‼って来た。」」
「何を受信してんだアァァァァァァァァッ‼‼」
二人の回答に思わず大声でツッコむ。
「ハァ……とりあえず、オッチャンから貰ったやつも使ってくれ…」
「「ハーイ‼」」
精神的に疲れてきた俺に対し、二人は元気良く返事をしたら左腰にソウチャクスロットホルダーをあてると、ベルトが伸びて装着される。
「あの装備は?」
「ここや俺達の世界以外の技術をプラスしたんですよ。」
「他の異世界の技術を?」
こんな会話を玄十郎さんとしていたら、二人がガシャットを取り出し調は銃を撃つみたいに左手に持ち、切歌は持ち手に薬指だけを入れた独特の形で持ちながら、起動スイッチを押す。
《ギリギリチャンバラ‼》
《シャカリキスポーツ‼》
すると二人の後ろにゲームのスタート画面が浮かび、そこから切歌の隣にチャンバラゲーマ、調の隣にスポーツゲーマが出てくる。
ただ俺や玲奈ちゃんが持っているのとは違い、調のゲーマは黄緑の場所が桜色になり、切歌のは黒い場所が若干緑がかっていて金の部分がメタリックグリーンにカラーリングが変更されている。
そして半回転させたガシャットをスロットに装填し、ボタンを押した。
《ガシャット‼ソウチャク‼》
「大…‼」
「大‼」
「「大変身(デス)‼」」
腕を大きく回しながら二人は声を合わせ、再度スロットのスイッチを押した。
《レベルアップ‼ソウチャック‼ギリ・ギリ‼ギリ・ギリ‼チャンバラ~‼》
《レベルアップ‼ソウチャック‼シャカリキ‼シャカリキ‼バッドバッド‼シャカっと‼リキっと‼シャカリキスポーツ‼》
それぞれの音声が流れ、調はスポーツゲーマを上半身に、切歌はチャンバラゲーマを手足と頭に纏う。
更に調の周りには2つ、切歌の周りには1つのアイコンが浮かび、調の両腕の籠手に紫の部分がピンクになった【ガシャコンバグヴァイザー】が装着され、切歌の手には黄色の部分が緑、紫の部分が黄緑になった【ガシャコンスパロー】が握られていた。
「暁 切歌‼チャンバライガリマ‼」
「月読 調、スポーツシュルシャガナ。」
「「(お前/貴方)達の運‼試して(やるデス/あげる)‼」」
「ホントいい加減にしてくれ…」
さっきから精神的に来る頭痛が止まらねぇ…………やべ、胃まで痛くなってきた…
模擬戦が始まる前からネタ満載の勝負になるとわかった俺は、2つの症状に悩まされているのにも気づかない二人の試合はこうして始まった。
いかがでしたか?
次は二人の特撮ネタ満載の勝負に、眼魔との第2戦ぐらいまでやろうと思っています。
ただ最近、モチベが上がらなくなってきてるので、更新は遅くなるかもしれません
次回【シンフォギアの世界 デュオ】
「これより、チームの指揮は私が取ります。」
では、次回もお楽しみに。