インフィニット・ストラトス 七つの大罪の王   作:在原昴

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再投稿させていただきました
過去噺です…


過去編
過去物語


七大罪の悪魔の少女達が樹希と契約する前の年

悪魔界の道化の城では、七大罪の悪魔の少女達は醜い顔の悪魔の男たちに取り囲まれていた

 

悪魔1「おいおい、まじかよ」

悪魔2「道化のやつも気前がいいものだなぁ、こんな美少女を犯してもいいだなんて」

悪魔3「こいつ等、下級のくせに上玉なんだよなぁ…」

 

七大罪の悪魔の少女の一人、マモンは震えていた

その時、誰かがやってきた

その人物は和服を着た美青年ともいえる悪魔だった

彼の名は獅子魔 真実(まこと)、後に七条樹希の計画に加担する男だ

 

真実「ケッ、道化の野郎 本当に趣味が悪りぃなぁ、こんな冴えない野郎を連れてきてこいつら犯させようとさせるなんてよぉ!!」

 

真実はそう言いながら、刃こぼれした刀で囲んでいた悪魔の一人を切り裂き、割って入って来た

 

悪魔2「んな!? こいつ、まさか!?」

真実「こいつらのような奴らは人間界で俗に言う…キモオタか? おい!! キモオタ共、俺が相手してやる!! 俺に勝てたらこいつらを好きなようにしろ! まぁ、勝てたらの話だがな」

悪魔1「よし、やってやる!!こんな上玉を前にヤらずにいられるか!!」

 

悪魔達は三又の槍を召喚し、真実に襲い掛かった

だが、真実に攻撃する前に斬られ、燃え尽きた

 

真実「おい、てめぇ達、いつまでそこで怯えているつもりだ?もう、てめぇ達を傷つける連中は俺が殺った…心配する必要なねぇ」

ベル「ヒィ!!」

サタン「大丈夫だ…ベル…」

ファルベ「大丈夫…大丈夫だから…」

真実「助けてやったんだぜ、礼ぐらい言えるだろう失礼な嬢ちゃん達だなぁ」

 

真実は刀を持ったままそう問いかけたが、マモンは恐怖に飲まれて、逃げ出した

 

サタン「おい、待て!! マモン!!」

 

シルファを残して七大罪の少女達たちは走り去っていった

 

真実「助けてやったんだぜ、礼ぐらい言えるだろう失礼な嬢ちゃん達だなぁ」

シルファ「御免なさいね…えっと…獅子魔真実だったかしら…? 私はルシファー…皆からはルシフと呼ばれているわ…」

真実「所で…良いのか? 追わなくても…」

シルファ「問題ないわ…『戻ってきなさい』」

 

その言葉と共に、七大罪の悪魔の少女達が強制的に引き戻された

 

サタン「ルシフ!!何しやがる!!」

リリス「相変わらず強引ね、ルシフは…」

レヴィ「妬ましい…」

マモン「ひぃ…」

ベル「いや!!嫌なのです!!」

 

ベルとマモンは完全に怯えていて、逃げ出そうとしていた

真実「逃げるな、逃げるな、命は取らねぇからよ」

ベル「う、嘘なのです!!みんなそんなことを言って私達を虐めるんです!! 私たちが下級の悪魔だからって!!」

真実「違うな、階級がどーのこーのじゃねぇ、お前達が弱いから悪いんだ」

マモン「どういう…こと…ですか…?」

真実「所詮この世は弱肉強食、強ければ生き、弱ければ死ぬ、どんな理由があろうと、これだけは絶対に逃れられねぇ真実(しんじつ)だ」

 

真実はそう言い終えると、刀を鞘に納めた

 

マモン「私達が弱いから…?」

ベル「・・・」

 

二人が深く落ち込んでいると、真実は二人の頭を撫でた

 

真実「俺は、道化をブッ殺してこの城を手に入れる…そうだなあ お前らは俺の側近として働いてもらおうか…安心しろ奴隷の様には扱かわねぇからよ」

シルファ「…本当ね?」

真実「約束は守るぜ 女の約束を守るのが男ってもんだろ?」

リリス「あなた…本当に変わった悪魔ねぇ」

 

リリスはクスリと笑い、真実は不思議そうに首を傾げていた

彼にとっては当たり前なのだが、彼女たち悪魔からすれば変わっている

悪魔は契約者には従順だが、それ以外に対しては冷酷で約束は守らず、階級ばかりを求める節がある

その中で強さを語る者はいない

変わり者を初めて見て彼女たちは笑い、真実も嬉しそうにしていた

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