インフィニット・ストラトス 七つの大罪の王   作:在原昴

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最凶の魔蟲と衝撃の会見

午前十時

樹希は第二アリーナで一人、剣を振るっていた

簡単に言えばウォーミングアップだ

そして、まだ使っていない大罪を使うため、一人の方が何かと都合がいい

その時だった、打鉄を纏った織斑千冬がやって来た

 

樹希「はぁ…何の用ですか?」

千冬「貴様…特別クラスを勝手に設立したそうだな…?」

樹希「何言ってんですか?一応学園長からの依頼ですので」

千冬「黙れ!!私が勝ったら特別クラスの設立を無かったことにしろ!!」

樹希「はぁ…全く…だったら俺が勝ったらあんたは金輪際俺に構うな…」

 

樹希はバングルに手をかけた

 

樹希「お前のその思い上がった心を喰らうのは暴食だ!!」

 

樹希が緑色に輝き、虫のような機体を纏った

 

千冬「今度は虫か?」

樹希「いいえ、暴食でございます」

 

樹希は紳士的な口調に変わっていた

 

樹希「それでは、参りましょうか、ブリュンヒルデ様?」

千冬「私をその名で呼ぶなぁぁぁぁぁ!!!」

 

千冬は樹希に突っ込んでいったが、樹希の姿が消えた

否、樹希は目にも止まらないほど素早い動きで移動していた

そして、すれ違いざまに一対のダガーで攻撃していた

ダメージ自体は低そうに思えるが、ごっぞりとSEを削られていた

 

千冬「んな!?」

樹希「どうかいたしましたか?」

千冬「貴様、何をした!?」

樹希「暴食はSEを喰らいます、なのでこの攻撃一発一発が零落白夜だと思ってくださいませ」

 

樹希は一礼するとまたものすごいスピードで千冬に切りかかった

千冬は成す術もなく、SEを残り10%まで減らされた

 

千冬「な、何故だ!?なぜ勝てない!?」

樹希「あなたは人を見下し、あまつさえもう一人の弟だった彼を虐待し続けたのですから…剣の重さを忘れたのでしょうね…では、最後にお見せしましょう、この機体の最大技を」

 

その瞬間、樹希の装甲が普段の灰色となり、目の前に赤、青、緑、紫、黒、金、銀の魔法陣とそれを囲む灰色の魔法陣が展開された

 

単一能力(ワンオフアビリティー)、覇王断罪』

 

魔方陣が空に上がると、そこから無数の巨大なエネルギー弾が隕石のように降り注いだ

その数は膨大でSEが少ない千冬では回避が間に合わなかった

その時、樹希の機体が緑色に染まった

 

樹希「さあ、断罪の時間でございます、懺悔は済んでおりますか?」

 

樹希が一礼して背を向け、ピットに歩き出した

アリーナには放心状態の千冬が立っているだけだった

そして、その光景を生徒の何人かが見ていた

 

 

五反田食堂、スーツが若干着崩れた樹希が到着していた

その場には五反田兄妹と秋人がいた

 

樹希「悪い悪い、少し面倒事に巻き込まれてな…あ、厳さん、豚の角煮定食に餃子と茄子の辛子漬けと揚げ出し豆腐を頼む…あ、あとラムネ」

弾「結構食べるんだな」

樹希「ああ、さっきまで模擬試合したからな…」

秋人「兄さん、それにしたって食べ過ぎな気が…」

樹希「ああ、暴食を使った時のフィードバックで体中の栄養とカロリーを吸われるからもう少し食べないとそろそろ栄養失調で死ぬ処だった…」

 

樹希は少し冷や汗をかきつつ、到着した料理を食べ始めた

猛スピードで、そして、礼儀良く

 

弾「すごいスピードだな…そして、マナーも守っている…」

秋人「兄さん…どれだけおなかすいていたの?」

樹希「そうだな…軽く三軒店を回れる程度に腹が減っていたが?」

秋人「それ普通の人だったら死ぬよね?」

樹希「一応、制限は掛けているつもりだ、ある程度のカロリーと栄養が取れれば大丈夫だ」

 

そんなことを話していると、奥の方から蘭が来た

 

樹希「あ、蘭じゃないか」

蘭「樹希さん!お久しぶりですね!」

樹希「蘭、元気そうで何よりだ」

 

樹希はよれていたスーツを直すと、蘭と向き合った

蘭は大人になった樹希に終始照れていた

その時、勢い良く何かが飛んできた

樹希はそれをキャッチすると、その手には食後のデザートだと言わんばかりのパフェが握られていた

しかもメッセージ付きで

 

厳『新作だ、お前がいつも食っているだろう高級デザートには劣るだろうがな』

 

樹希はそれを見て苦笑いしていた

 

樹希「厳さん…実際食べてみますとそれほどではありませんでした、俺には普通の食事の方が合っているようです…ん?」

厳『だが、お前さんには普通の食事の方が合っているようだな』

樹希「(なんでわかった!?)」

 

樹希は減のメッセージを読んで驚いていた

蘭は何かを思い出し、樹希に話しかけた

 

蘭「樹希さん、実は、この前IS適正簡易テストを受けたんですが…なんと、Aを出しました!」

樹希「本当か!? だが、蘭…あったからと言ってIS学園に入る必要はない、お前は好きな人生を歩けるんだ…それでもISとかかわるのだったら俺に連絡してくれ、俺の企業でお前を正式にテストパイロットとして雇いたい」

蘭「わかりました!そうなりましたら、よろしくお願いします!樹希さん!」

弾「あ、そう言えば、樹希、今日は大事な発表だあったんじゃないか?」

樹希「あ、そうだった!!厳さん!!払っておきますんでお釣りは結構です!!」

 

樹希は五千円札を払って急いでリムジンに乗った

 

 

あれから一時間、弾たちはテレビをつけていた

そこには多くの報道陣に囲まれた樹希がいた

 

樹希『えっと、集まっていただき、感謝いたします、私、D&P(デーモンプラネット)社総帥を務めております、七条樹希と申します

我が社から重大な発表がございます』

 

弾たちは期待の目で見ていた

 

樹希『我が社はついに男性でもISを動かす方法を発見いたしました』

 

樹希はいきなり爆弾発言を投下し、報道陣達はざわついていた

 

樹希『皆様、落ち着いてください、厳密には動かせるためのISスーツの開発に成功しました、ではデモンストレーションとして我が社所属のISパイロットをご紹介します』

 

その声と共に、打鉄を纏った少年が入って来た

 

樹希『彼が来ているISスーツは特殊なナノマシンが組み込まれており、これによって女性だと誤認させることで可能とさせております、欠点としては最大でCまでしか出ません、今後、我が社ではさらなる向上を目指しています、そして、我が社ではテストパイロットを応募しています、男性女性を問いません、ただ我が社で面接をした後、採用かどうかを決めます、皆様、ご協力のほどをお願いします、そしていつか、まだ見ぬ無限の宇宙へと旅立ちましょう!!』

 

樹希がそう言い終えると、拍手が鳴り、会見が終わった

弾たちは絶句していた

その時、電話が鳴った

樹希からだ

 

樹希『どうだ?弾、俺の会見、結構面白かっただろ?』

弾「おいおい…」

樹希『だが、予定より遅れていたからな…少しみんなに迷惑をかけてな…アハハ…』

秋人「そんなことよりも、兄さん!?本当なの!?」

樹希『本当だ、これで女尊男卑も終わるだろうな…』

 

樹希は苦笑いしながら話していた

 

樹希『おっと、済まない、電話はここまでだ…迷惑客が俺に苦情を言いに来たようだ…』

 

樹希は電話を切った

その後、大事故があったのだが、樹希は無事で、犯人と思われる者たちの行方は誰にもわからない

だが、これだけは言える、力を得たと錯覚した人間は素手でライオンに歯向かってはいけない

 

 

樹希がパンデモミウムにもどると、ベルが出迎えた

 

ベル「お帰りなのです!樹希!」

樹希「ただいま、ベル…、今日はお疲れ様」

 

樹希はベルの頭をなでていた

ベルはとてもうれしそうにしていた

その後、やって来たレヴィやサタンにこってり叱られたが、その後は何事もなく一日が過ぎた




これって、本格的にアンケートとらないといけないかな?
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