まあ、若干ファンタジー要素ありですが、苦手のお方はプラウザバックを推奨します
プロローグ
月曜日、神様は一人の少年を傷つけました
火曜日、神様は一人の少年に苦しみをあげました
水曜日、神様は一人の少年に絶望を与えました
木曜日、悪魔は一人の少年に手を差し出しました
金曜日、悪魔は一人の少年が気に入りました
土曜日、悪魔は一人の少年と賭けをしました
日曜日、・・・
もしも明日、終わるのなら、彼は何を瞳に移していたのだろうか…
織斑一夏と言う少年がいた
彼は優秀すぎる姉と神童と呼ばれる弟と周りから比べられ、蔑まれ、苛められて育ってきた
どんなにいい成績をとっても姉は一切褒めずに弟ばかり褒めていた
弟はそんな姉に嫌気がさし、一夏と共に頑張って来ていた
第二回モンドグロッソの決勝戦、一夏は誘拐された
だが、千冬は助けに来なかった、それどころかテレビで堂々と家族ではないと言った
一夏はそのことがショックで世界に絶望しかけた
一夏は殴られ、唇を少し切って血を流した、それが偶然、近くに落ちていた石板らしきものに落ちた
その時、石板から光が上がり、道化服を着た男性が現れた
道化「ハァロォ、久々の登場でございますねぇ」
誘拐犯「な、何なんだ!?お前は!?」
道化「ワタクシは悪魔でございます、さて、ワタクシを呼んだのは…そこにいるボロ雑巾ですか?」
悪魔と名乗った男性は一夏の方を見てにやりと笑った
道化「それで、ワタクシに何の御用でしょうか?」
一夏「…ぜ」
道化「おや?」
一夏「俺を殺せ!!」
その言葉を聞いた悪魔は腹を抱えて笑い出した
道化「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!ワタクシ、何百年も人間の願いを聞いてきましたが、自分を殺すことを言ってくる人間は初めてですよ!!気に入りました!!」
悪魔はあらかた笑うと誘拐犯を見た
道化「こんなに面白い男をここで殺すのはもったいない…そうですねぇ…この男に色々と持たせた後、絶望を与えて殺す…いやいや、この男にはこれ以上の絶望はない、ですが、生かしておけば極上の笑いが…」
誘拐犯「て、テメェ!!何ふざけたこと言っていやがる!!こいつがどうなっても…」
道化「おやぁ?お仲間さんを人質に取るだなんて、馬鹿ですねぇ~」
誘拐犯は人質に取っている人物を見た
それは自分の仲間だった
道化「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!さぁてっと、お前はワタクシのための贄になってもらいましょうか」
悪魔は誘拐犯の頭に指を添えると、誘拐犯は糸の切れた人形のように倒れた
その後、悪魔は一夏の縄をほどき、一夏は潔く目を瞑ったが何も起こらない
それどころか、悪魔がずっとニヤニヤしながら一夏を見ていた
道化「ワタクシ、貴方が気に入ったので殺しません、その代り、ワタクシととある賭けをしていただきたい」
一夏「賭け?」
道化「ええ、私は貴方にそうですねえ…今の時間では二週間、貴方が体験する時間は二年間、超が付くほどのスパルタ特訓を行い、様々な技能を持たせます、そして、貴方に七人の大罪の悪魔少女を従えさせましょう」
一夏「どこも賭けらしい事が無いな…」
道化「ここからが本題です、貴方はその後、元の時間で何かを成し遂げるでしょう」
それを聞いた一夏はまさに悪魔の誘惑だとわかっていながらも手を伸ばした
悪魔はその手を取るとニヤリと笑った
道化「契約は成された!!さぁて、
一夏は意識を手放した
気がつくと、一夏は豪華な屋敷のエントランスにいた
一夏「ここは一体…」
道化「ここは魔城パンデモミウム、貴方のお城です、王」
悪魔が礼儀正しく一礼すると、鎖でつながれた七人の少女がいた
ハッキリ言って趣味が悪い
道化「彼女たちは貴方に使える悪魔、傲慢、憤怒、強欲、怠惰、嫉妬、暴食、色欲をそれぞれ司っています、さあ、犯すもよし、這いつくばらせるも良し、貴方のご自由になさってください」
道化はニマニマして少女達を見た
少女達は怯えていた
一夏はエントランスに飾られていた鎧が持っていた斧を持つと彼女たちに近づいた
それを見た少女達の顔が青くなり、目を瞑った
だが、痛みはない
金髪の少女が目を開くと鎖が切れていた
一夏「ほら、もう自由だ」
金髪「え?」
金髪の少女はもちろん、他の少女達も解放した
これには悪魔も驚いていた
道化「おや?普通、美少女を目の前にした男なら涎を垂らしてしゃぶりつくかと思ったのですが…」
一夏「馬鹿を言うなよ、悪魔…お前が俺にしてほしかったことは俺がいた場所で言うところのクソ最低なことだ、俺はそんなことはしねぇ、彼女達には彼女達の生き方がある!!俺はそれを尊重したい」
道化「アヒャ、アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!これは実に最高だ!!ですが、貴方は彼女たちに好かれてしまったようですね…フゲッ!?」
悪魔が間抜けな悲鳴を上げると、少女たちが一夏に抱き付いた
一夏は支えきれず、倒れた
金髪「主さま!!これからよろしくお願いいたします!!あ、私はルシファー、シルファとお呼びくださいませ!」
銀髪「う~、おにいちゃんありがとうね~、わたしはベルファゴール、ファルベでいいよ~」
金髪の少女、シルファと銀髪の少女ファルベは一夏に挨拶した
それに続いて茶髪でゴスロリ服を着た少女と赤い髪の少女が名乗った
茶髪「マモンです!よろしくお願いします!!お兄ちゃん!!
赤髪「俺はサタン!!よろしくな!!」
マモンと呼ばれた少女は礼儀正しく、サタンと呼ばれた少女は男らしかった
そんな時に青い髪の少女と緑色の神の少女と紫色の髪の少女も名前を言った
緑髪「私はベルゼブブ、ベルと呼んでくださいなのです!」
青髪「…私は…レヴィアタン、よろしくね、マスター…」
紫髪「あたしはリリス、よろしくね、ダーリン」
七人の少女は自己紹介を終えると、悪魔は一夏から離れた
道化「さあ、今度はあなたの名前をお教えくださいませ、我が王よ!!」
一夏「…俺は…七つの罪をつかさどる男…そうだな…七条 樹希…とでも名乗るか…」
一夏はこの日死に、七条 樹希として蘇った