ラウラ達は箒の向かったという方角に向かっていた
そして、ようやく到達し、ラウラはキャノンから砲弾を放った
ラウラ「待て、貴様の行為は反逆罪で拘束させてもらう」
箒「黙れ!!あの出来損ないが何になる!? 私と秋人なら勝てる!!」
シャル「悪いけど、訓練機と軍用機じゃ月と鼈だよ?」
鈴音「この馬鹿!!作戦が台無しじゃない!!」
簪「これ以上、秋人や樹希の邪魔はさせない、彼等らしく生きるためにも!!」
四人は武器を展開し、箒と対峙した
そして、その後ろを暴食形態の七大罪を纏った樹希が秋人を連れて高速で通り過ぎて行った
樹希達はもうすぐ作戦海域に到着しようとしていた
樹希「もうすぐ接触だ!」
秋人「わかってる!兄さん!!」
そして、到達すると、銀の福音が現れた
それと同時に、元の形態に戻った
樹希「俺が隙を作る!!その隙にとどめをさせ!!」
秋人「もちろんさ!!」
樹希はジャッジとギルティを構え、秋人も刹那をアックスモードにして対面した
樹希が接近しながら、ギルティで狙い撃ち、ジャッジで攻撃を切り裂き、防いでいた
まさに圧倒的なのだが、樹希は決定打が出せないでいた
中に人がいることを想定して戦っていると秋人は何となく理解できていた
そして、一撃で仕留めるべく、零落白夜を発動させ、雪那に力を集約させていた
そして、樹希が銀の福音を蹴り飛ばし、それにより、隙が生じた
秋人はそれを見過ごさず、雪那を持ちながら、銀の福音に迫った
この時、決まったと確信していた…
…乱入者が来るまでは…
箒「喰らえ!!!」
箒がやって来て、打鉄の武装であるブレードを投げつけ、銀の福音にできた隙が無駄となってしまった
樹希「クソ!!逃げてここまで来やがったのか!!」
箒「秋人!!二人で行くぞ!!幼馴染である私とならこんな奴、簡単に!!」
樹希「作戦は失敗だ!!秋人!!この馬鹿に零落白夜を当てて無理やり連れていくぞ!!」
秋人「…箒…君と言う人は…」
秋人は一回、雪那を銀の福音に投げつけ、そのまま距離を取り、箒を殴った
何故そんなことをしたのか、秋人にもわからなかったが、今の一撃で、零落白夜二回分のSEが減っていた
何とか逃げるのに精いっぱいのSEだけが残っており、撤退を余儀なくされた
樹希の方も、暴食の高速移動と戦闘でほとんどSEがなかった
秋人の手に雪那が戻り、そのまま撤退しようとしていた
だが、箒の投げたブレードが、何故か樹希の背中に刺さっていた
理由は簡単、銀の福音が投げつけたのだ
樹希「しまった…」
秋人「兄さん!!!」
樹希のSEが無くなり、海に落ちて行き、追い打ちとばかりに、銀の福音の攻撃を喰らった
それと同時に、ラウラ達も到着した
ラウラ「秋人、樹希は!?」
秋人「…箒のせいで…箒をお願い…」
秋人は箒をラウラに渡すと撤退しようとしたが、銀の福音の全体攻撃が来て、秋人は身を挺してその場にいたみんなを守り、SEが無くなり、海に落ちて行った
簪「秋人!!」
セシリア「簪さん、落ち着いてください!今は撤退します!!」
セシリアは簪を連れて旅館まで撤退した
骸「嘘だろ…? 社長が…?」
シャル「ごめんね…僕たちが…僕が…あの時…」
簪「秋人…ごめんね…」
セシリア「あの、篠ノ之さんはどうなりましたの?」
骸「少し荒い方法で眠らせて拘束している…織斑千冬もな…学園側からキツイお達しが来るだろうな…」
骸は冷静に言っているが、凄く焦っていることが伺える
骸「総帥…早く助けに行きたい…あの方には大きな恩があるんだ、早く探さないと!!」
千冬「それは許可しないぞ、加賀美!!」
骸「織斑千冬…!!」
千冬「秋人の命が第一だ」
骸「もういい…黙ってろよ…」
骸は苛立ちを隠すことなく言い捨てると出て行った
千冬「クッ!!どいつもこいつも!!」
束「ちーちゃん…何で出てきているの?」
束は千冬を見かけ、睨みつけていた
千冬「束…お前ならわかるだろ…秋人の価値が、あいつは私の弟で優秀なのだぞ?」
束「…いっ君は?いっ君だって、弟なんだよ?」
千冬「それがなんだ、あいつは出来損ないだ、生きている価値など…」
束「何でそんなことを言うの!!!」
束は声を荒げた
千冬は見たことの無い束にたじろいだ
束「ちーちゃん…いや、織斑千冬!!あんたにいっ君の何がわかるのさ!!壊れそうな心で生きて来たのに、何でいっ君ばっかりなの!?いっ君はもう壊れちゃったんだよ!? それに、あき君だってアンタの弟として見られるのを嫌がって頑張っているのに…なんで自分の都合がいいように解釈するの!?何でうわべだけでしか愛せないの!?」
束がさらに声をあげ、その声を聞きつけ、教師陣がやって来て、千冬は拘束された
七大罪の悪魔の少女達は海に来ていた
サタン「お前等、準備はいいか?」
ベル「はいなのです!」
マモン「お兄ちゃん…今、助けるからね…」
ファルベ「よ~し、がんばるぞ~」
レヴィ「…ファルベが言うと気が抜けるのが妬ましい…」
リリス「ダーリンに熱い口づけをしないと」
シルファ「そんなことを言っていないで、始めましょう」
七大罪の悪魔の少女達は真下に魔方陣を展開してそれぞれ樹希のISの七大罪の形態となった
そして、彼女たちは大空に飛び立ち、海に入って行った
有人機なら水中は不可能なのだろうが、彼女たちは悪魔で、ISのコアに近い存在であるがゆえに可能である
彼女たちは愛おしい主を探すために動き出した
どうも皆さま、在原昴です。
あけましておめでとうございます