インフィニット・ストラトス 七つの大罪の王   作:在原昴

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再起動

樹希は海の底にいた

 

樹希「何で俺…この中で息ができるんだ…? ああ…死んだからか…」

 

樹希が歩いていると、秋人がいた

 

秋人「あ、兄さんもここにいたんだ…」

樹希「秋人か…俺等は死んだのか…?」

秋人「わからないよ…死んだこと無いのにね…」

 

秋人は言い終えると、上を睨みつけた

 

秋人「兄さん…前々から言いたかったことを言いたかったんだけどさ…良いかな?」

樹希「…奇遇だな…俺もだ…」

 

二人は一呼吸を置いて叫んだ

 

秋人・樹希「「ふざけんな!!!!」」

秋人「こんなところで死んでたまるか!!!こちとら恋愛も目標も達成できていないんだ!!そんな状態で死んでも死に切れるか!!箒のせいあの世に行ったら箒を呪ってやる!!一生剣道出来ないようにしてやる!!!」

樹希「全くだ!!いつまで俺等を拘束すれば気が済むんだよ!!俺等は俺等の道を行くんだ!!その邪魔をされたまま死んだら化けて出るわ!!!」

 

一通り言い終えると、二人とも息を切らしていた

 

樹希「こんなところからとっとと出て行かねぇと!!」

秋人「おう!!」

 

樹希と秋人が決意を決めると、二人の少女が歩み寄って来た

一人は灰色の髪に七色のメッシュが入ったゴスロリ少女で、もう一人は白髪で白いワンピースを着た少女だった

 

?1「御機嫌麗しゅう、わが主…」

?2「こんにちわ、マスター」

樹希「お前らは…言うまでもないな…」

秋人「なんとなくわかるよ…ね、白式…」

樹希「…七大罪…何でここにいるんだ?」

七大罪「ええ、そうですわ、主」

白式「何でわかったの?」

秋人「どれだけ一緒にいたと思っているの? それぐらい分かるよ!」

樹希「ああ…長い付き合いではないが、わかる…」

 

樹希と秋人はそれぞれの機体に抱き付いた

 

七大罪「ウフフ、主、あなたは懐に入れたものには優しすぎる…でも、それがあなたなのですから…新たな力…第三試行を開放しますわ!!」

白式「もう後戻りはできなくなるけど…それでもいいのかしら?」

樹希「何を言っているんだ…俺は…いや、俺達は戻るつもりはない」

秋人「前に進むだけだ!!」

 

二つの機体の少女が消え、二人の機体に変わった

 

『第三試行完了、七大罪覇王(ロード)・(白式・星帝)に移行します』

 

その音声とともに、二人の意識が浮上した

 

 

二人が気が付くと、浜辺にいた

 

樹希「…ここは…」

サタン「樹希!!」

 

その声とともに、七大罪の悪魔の少女たちが樹希に抱き付いていた

 

樹希「お前等…離れてくれ…動けない…」

シルファ「離さない、私達を開放してくれた貴方を失いたくない!!」

レヴィ「樹希…死んじゃ嫌…!!」

マモン「お兄ちゃん!お願い、死なないで!!」

秋人「兄さん、モテモテだね~」

樹希「そんなことをしている場合か!!秋人…恐らく銀の福音はまだ近くの海域にいるだろう…俺等の不始末だ…肩を付けに行くぞ…秋人!!」

 

その声と共に、秋人は白式を展開し、空に飛びあがった

 

樹希「…お前等…最後まで付き合ってくれるか?」

シルファ「もちろん!貴方に助けられたその日から」

サタン「私達の怒りは怒髪天だ!!」

マモン「我の力と共に踊ろうではないか!!兄上!!」

ファルベ「がんばるぞ~」

リリス「ダーリン、格好いい!!」

ベル「行くのです!!」

レヴィ「…あの機体…壊す…!!」

 

樹希はバングルに触れた

 

樹希「この世界を支配するは、俺等七つの大罪だ!!!」

 

樹希が叫ぶと、七大罪の悪魔の少女たちが光の玉になり、樹希を包み込んだ

光が晴れると、胸部が憤怒、右腕が嫉妬、左腕が強欲、スラスターが暴食、脚部が怠惰と色欲、頭部に傲慢のパーツが存在している灰色の機体に代わっていた

 

樹希「さあ、ショータイムだ!!」

 

樹希は飛び上がり、銀の福音がいると思われる方角に飛んでいった

 

旅館では樹希達の安否を心配しているいつものメンバーがいた

だが、一本の連絡が入った

シャルロットがそれに応答した

 

樹希『感度良好だ、聞こえているか?』

シャル「樹希…?」

樹希『ああ、悪いな、やられた際にどっかに打ち上げられたらしくてな、連絡機能が壊れて時間がかかった』

鈴音「樹希…樹希!?」

樹希『鈴音か…俺は無事だ…だが、どうしてもやっておかなければならないことがある…』

秋人『これは僕たちの責任だからね、後のことはよろしく!!』

簪「秋人…秋人!!」

秋人『ごめんね、簪、後でいうことを何でも聞くから!それじゃ』

 

二人は連絡を切った

シャルロットたちは出撃の準備をしだした

骸はもう出ているらしく、その場にはいない

 

 

樹希達は銀の福音がいると思われるポイントに来ていた

 

秋人「…このあたりだよね?兄さん」

樹希「ああ、そうだ、秋人、準備はいいか?」

秋人「もちろんだよ!!」

 

その声と共に、銀の福音が現れた

それと同時に、二人は武装を展開した

 

樹希「…ジャッジ改めヘルズとギルティ改めヘブンズだな…」

秋人「行くよ…兄さん!!」

 

秋人は雪那をガンモードにして飛び回り、樹希もヘブンズで牽制していた

 

少しずつ弱らせ、樹希は胸部のラースを展開した

 

樹希「これで終わりにするか」

秋人「わかってるよ、これが僕たちの後始末だ!!」

 

秋人は雪那をアローモードに変更し、構えた

そして、単一能力を開放した

 

『単一能力、十二星夜、発動』

『単一能力、魔王断罪、発動』

 

ラースの胸部に魔方陣が浮かび上がり、そこから黒いドラゴン、馬車を先導する悪魔、双頭の鷲、巨大な蝿、竜に乗るサソリの尻尾を持つ騎士、海龍とも言える大蛇、四対の天使が現れ、銀の福音に向かった

雪那からは白銀の一筋の光が弓矢から放たれた

二つの攻撃は銀の福音に逃げる暇を与えず、銀の福音はすべての攻撃に飲み込まれ、機能を停止し、落下した

樹希はそれをエンヴィーで受け止め、浜辺に帰還した

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