インフィニット・ストラトス 七つの大罪の王   作:在原昴

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骸のとある一日

加賀美骸の朝は早く、六時起床、その後、自主訓練を始める予定だった…

ラウラがベッドにいなければ…だが…

 

骸「…なんだって、こいつが…しかも裸で…」

 

骸は溜息をつきながらいつも置いてあるハリセンを手に取り、ラウラの頭を叩いた

それにより、ラウラが起きた

 

ラウラ「うむむ…なんだ?兄上…」

骸「誰が兄上だ、それに何で俺の部屋で寝る?」

ラウラ「樹希が合鍵をくれた」

骸「総帥何やってんだ!?」

 

骸の怒りが爆発した

 

そして、現在朝食、骸はコーヒーとトースト、簡単なサラダを食べていた

ラウラはステーキを食べていた

ラウラ曰く、夜は寝るだけなので、カロリーを取るのはよろしくないとのことだ

 

 

それから、骸はD&P社の訓練所に来ていた

 

骸「照準が甘い、しっかり狙え…」

隊員1「はい!!」

骸「お前は脇が甘い、直せ」

隊員2「はい!!」

 

骸は隊員の欠点を指摘しながら、訓練していた

ラウラも見学していた

 

ラウラ「全体を訓練しているのは大変そうだな…」

骸「…そうだが、俺は隊長だ、隊長は隊員全てに目を配り、育てていく責任がある、それを放棄すればそいつは隊長の皮を被った愚か者だ」

 

骸はそう言いながらペンダントを眺めた

 

骸「絶対に仇を取ってやるからな…ひより…」

隊員3「隊長、新入りが隊長の実力を見たいそうです」

骸「良いだろう、特別に俺からの訓練だ…」

 

骸はそう言いながら逢魔の柱を展開し、宙に飛び立った

それから数分間、骸による一方的な戦闘が始まった

 

あの後、昼食を終えた骸は何処かに向かった

ラウラがその後を付けると、そこは墓場で、骸の手には花束が握られていた

 

骸「…父さん、母さん…ひより…俺、頑張ってるよ…総帥のもとで鍛えて、いつかきっと仇を取ってやるからな…」

ラウラ「…家族か…?」

骸「来ていたのか…ああそうだ、俺の家族だ…白騎士事件で死んだがな…」

ラウラ「…」

骸「…ひよりはさ、パティシエールが夢でさ…お菓子をいつも作ってくれていたんだ…その味が忘れられないんだよな…」

 

骸はうわごとのように語りだした

 

骸「あの日最後に食べたお菓子の味は今でも忘れられない…家族が目の前で死んだ光景が今でもこびりついて消えてくれない…帰って来て、目の前でミサイルが来て…ミサイルが家族を目の前で殺して、そのミサイルが白騎士が躱した物で…使者を弔うこともなく…ニュースでは被害者はいなかった…それから…」

ラウラ「兄上…」

 

ラウラは骸を抱きしめた

 

骸「ラウラ?」

ラウラ「兄上、もういいんだ、もう言わなくて…」

骸「…悪い、つい昔のことを言ってしまった…俺としたことが…だが、俺は白騎士に復讐を果たす、そのために総帥の軍門に降った」

ラウラ「ならば、兄上の家族の仇である白騎士を探すのを手伝おう」

骸「お前には関係ないはずだ、それにこれは俺の問題だ」

ラウラ「違う!!」

 

ラウラの声に骸は少し怯んだ

 

ラウラ「兄上には家族がいて羨ましい…私には…いないのだ…」

骸「…は?」

ラウラ「私は試験管ベイビー…母親も父親もましてや兄弟もいないのだ…」

 

ラウラは自嘲気味に笑った

 

ラウラ「兄上、私は貴方の妹分であり続ける」

骸「…そうか…なら勝手にしろ」

 

骸はそう言って、墓を後にした

ラウラもその後を追いかけて行った

 

 

その夜、骸はパソコンを開き、他の部隊とコミュニケーションをとっていた

 

骸「今度日本に来るのか…ん? ネットを見ろ?」

 

骸は言われた通りのサイトを開くと驚愕していた

 

そこには樹希と鈴音が写っており、堂々とライブの宣伝をしていた

それだけではない、一夫多妻の法律が可決されていた

その中には樹希が入っていた

 

骸「総帥、あんた何をしたらこうなるんだ…」

 

骸は頭を押さえてため息をついた

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