例のニュースが流れた次の日、樹希は道化を樽に詰め、短刀を持っていた
樹希「第一回、道化処刑大会を開催する…」
道化「お待ちください!!」
樹希「異論は認めん、ルールは簡単だ、そこにいる道化を処刑すれば勝ちだ」
七大罪の悪魔の少女たちはどこからともなく凶器を取り出していた
サタン「まずは俺からだ」
サタンはそう言いながらハンマーを構えた
道化「お待ちください!!樹希様の寝顔写真を五枚ほど進呈しますから!!」
サタン「グッ!!わかった、お開きだ!!」
レヴィ「残念…でも…寝顔…」
樹希はどうしようもない苛立ちに苛まれた
樹希「あの糞ピエロ野郎…」
シルファ「落ち着いてください、主様、道化も考えてやったのですから…」
樹希「…まあ、不問に付すか…だが、問題はこれを知れば玉の輿狙いでくる輩が来る…そう言う奴は追い返すが…(…まだ俺は引き返せるということを言いたいのか…?)」
樹希は溜息をつきながら時計を見ると、樹希は大慌てで準備しだした
樹希「俺はこれから弾達と練習があるんだ」
シルファ「そうですか…それなら頑張ってくださいね、主様」
樹希「わかった、それと、お前たちの分のチケットも用意してあるからな」
樹希はそう言ってパンデモミウムから出て行った
スタジオに着くと、弾達がいた
樹希「悪い、遅れた!!」
弾「お、樹希!!見てくれよ!」
弾はパソコンを見せた
そのパソコンが開いているのはチケットの売り上げだった
そのチケットはもうすでに売り切れており、借りているライブ会場も満席となっている
樹希「だが、俺らが直接渡すチケットを除いて完売…だろ…?」
数馬「ああ、でもこれ、どうする?」
樹希「ネット配信しておけば問題だろう、資金の方は俺が出す」
弾「何だろう、お前のこういう時は便利だよな~」
樹希「何を言っているんだ、これも子供やこれから俺等に続いていく人たちのためだ!俺はそう言う物には惜しむことなく投資する」
鈴音「樹希って未来未来って言っているけど、今の現状はどう思ってんの?」
樹希「最悪だな…特に道化が…」
樹希は思い出したのか、若干いらだっていた
弾「ま、まあ、今日は道化はいないんだからよ、気にすんな」
樹希「だな、あいつが余計なことをする前に物事を進めないとな…」
数馬「あはは…でもさ、樹希は鈴を嫁さんにして、蘭も嫁さんにするんだろ?」
樹希「馬鹿野郎!!言っておくが、鈴音にはまだ…その…返事をしていないし…蘭に至っては弾が黙っては…」
弾「俺は蘭が選んだんなら俺は何も言わないぜ?」
樹希「えぇ!?」
樹希は驚きの声を上げた
弾「だが、蘭を泣かせたらお前を殴りに行くからな、覚悟しておけよ?」
樹希「お、おう…覚悟しておこう…俺も友からの鉄拳は怖いからな…」
樹希は軽い冗談を言いながら談笑し、練習を始めた
その間、樹希は笑っていた
それと同時に、樹希の携帯に着信音が鳴った
樹希「あ、悪い、もしもし…俺だ、何?オルコット家と会食? 何時だ? ああ、その日なら問題はない…それから…ん?中国支部の隊長が決まった?わかった、それから、アフリカ支部、アメリカ支部、ギリシャ支部の隊長も来るのか…ああ、わかった、手配しておこう…それでは、後の事は任せた」
樹希は通話を切り、ドラムのバチを手に取った
樹希「悪い、もう大丈夫だ」
弾「お前も大変そうだな」
樹希「まあ、俺も企業を背負っているんだ、これぐらい当たり前だ」
鈴音「あんたも随分と変わったわね…」
樹希「そうだな…でも、こうして変わらない友がいることは…とても誇らしい…」
そして、練習は続き、その間時間を忘れていた
ある場所、とある三人は少し焦っていた
?1「嘘でしょ…あのISのコア、あれで未完成だったというの!?」
?2「みたいだぜ、本当に末恐ろしい餓鬼に育ったものだ…なあ、スコール」
スコール「ええ、本当に怖いわね…オータム」
オータム「全くだ、それにしても、ISのコアを作る技術、一体どこで…」
道化「ハァロォ、亡国企業のお三方、ワタクシ、D&P社総帥が側近、道化でございます」
道化があいさつした瞬間、三人は銃口を向けた
スコール「敵地に丸腰で乗り込んでくるだなんて、馬鹿ね」
道化「人間は本当に愚かですねぇ、樹希様ほどイカれてはいませんし、お約束すぎてつまらないですねぇ」
オータム「生きるなよ、お前を殺すことも簡単なんだ」
道化「そうですか…では」
道化がいきなりオータムと呼ばれた女性から拳銃を奪うと、自らのこめかみに銃口を当て、引き金を引いた
銃声がしばらく続き、銃弾が切れると、拳銃を投げ捨て、口から銃弾を吐き出した
その光景に恐怖を抱かない者はいないだろう
道化「ばぁ」
スコール「な!?何で!?」
道化「ところで、D&Pの意味、何だと思いますか?」
スコール「デーモンプラネット…悪魔の宇宙よね?」
道化「ハズレ、正解はDEVIL&Peopleでございます」
それを聞いたスコールと呼ばれた女性は冷や汗を掻いた
道化「悪魔と人間…私は悪魔です、そこにいるのは織斑マドカ…千冬の贋作第一号ですね?」
マドカ「貴様!!」
道化「おやおやぁ?良いんですかぁ?その脆弱な命を散らしてもぉ?」
その瞬間、マドカは拳銃を自分の口に銜えた
オータム「おい!エム!!何をしているんだ!?」
マドカ「わはらはい!からはがはっへに(わからない!体が勝手に)」
道化「ほらほら、脆弱な命を守りたければワタクシの話を聞くことですね」
スコール「わかったわ、聞きましょう」
スコールは拳銃を下ろし、オータムも下げた
道化「まず、あのISコアは樹希様の計画通り、貴方方に盗まれました」
スコール「な!?」
道化「これであなた方は悪魔を起こした大悪党ですねぇ?」
オータム「テメェ!!!」
オータムは道化に殴りかかろうとしたが、マドカが引き金を引こうとしていた
スコール「落ち着きなさい!オータム!!それで、何の話かしら?」
道化「そうですねぇ、貴方方三人を我が社に迎え入れたいのですが?」
オータム「何を言ってんだ!? それに応じるわけねぇだろ!?」
道化「そうですか、彼女はいただきますね」
道化はそう言ってマドカを捕えた
スコール「いつの間に!?」
マドカ「離せ!!」
道化「それではお二方、よく考えてから決断をしてくださいませ、アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」
その言葉と共に、マドカと道化が消えた
二人は唖然としていた