ライブ当日、弾達は緊張していた
弾「いよいよだな、樹希」
樹希「こんなに緊張したのはあの時以来だな…あの時は楽しかった、嫌なことを忘れて、バカやって…秋人も来ればよかったんだが、あいつ、コープスタウンに入り浸っていやがるからなぁ…全く、弾達にも少しは顔を見せたらどうだって言いたいんだがな…」
数馬「そんなことを言っていると、大事なところで失敗するよ?樹希」
弾「言えるな、お前は肝心なところの詰めが甘いからなぁ、特に俺等とやったゲーセンでのゲーム」
鈴音「ああ、樹希が勝ちそうになった時に負けたアレね?」
樹希「あれはお前等が強かったからだ、今度ゲーセンに行ってやるか?今までの俺だと思うなよ?」
数馬「はいはい、そろそろ行くよ?」
四人は暗幕の中覚悟を決め、それぞれの立ち位置についた
そして、ライトが付くと、弾のベースと数馬のギターの音が会場を包み、樹希のドラムが鳴り、その演奏が終わると、鈴音にスポットライトが当たった
鈴音「みんな~!元気最強?」
男性観客「「「「元気最強!!!世界一可愛い鈴にゃ~~~~~~~ん!!!!」」」」
会場の熱気が上がった
数馬「皆さん、どうも、大宇宙突破です!!」
弾「今日はお集まりいただきありがとう!!」
樹希「ご存知の方はご存じでしょうが、俺と鈴にゃんはISの操縦者で企業代表と国家代表候補生です」
鈴音「そう言うことなので、よろしくお願いしま~す♪」
数馬「では、最初のナンバーから行きましょうか!!」
そして、ライブが始まった
結果的に言うと、ライブ自体は大成功で盛り上がりも最高潮、そして、アンコールもあり、そして、ライブが終わると四人は近くの食事処に来て打ち上げをしていた
ちょうど座敷部屋を借りれたのは幸いである
数馬「結構大盛況だったな!」
弾「大宇宙突破ここに再結成だ!!」
鈴音「あんたらねぇ…こっちは鈴にゃんって言われて恥ずかしかったのよ!?」
樹希「その割にはノリノリだった気がするが?」
鈴音「うっさいわね!!」
そんな会話をしていると、身に覚えのない飲み物が鈴音のもとに置かれた
店員?「当店からのサービスでございます…」
鈴音「そう、それじゃあ、ありがたくいただくわ」
鈴音はその飲み物を一気に飲み干した
その瞬間、鈴音の様子がおかしくなった
先ほどから俯き、何も言わなかった
樹希は心配して鈴音のもとに駆け寄った
樹希「鈴…?」
鈴音「…樹希」
その瞬間、樹希は鈴音に押し倒された
弾達はそれを見てお金を置いてこっそりと店を出て行った
樹希「おい、どうしたんだ!?鈴!?」
鈴音「樹希の…馬鹿…グスッ…」
鈴音が顔を上げると顔が紅潮し、目も潤んでいた
そして、樹希は少し酒の匂いが鼻についた
樹希は確信した
鈴音は酔っている
樹希「落ち着け、鈴」
鈴音「落ち着いているもん、馬鹿」
樹希「いや、いつものお前らしくないんだが?」
鈴音「そんなことないもん、ん…」
鈴音は樹希の首に手を回し、唇を奪った
そして、しばらく口の中を蹂躙した
唇が離れると、銀色の糸を引いていた
樹希「お、おい…鈴…何を…」
鈴音「樹希、まだ答えを出してくれないの…?」
樹希「あ、いや…その…」
鈴音「私は樹希がどんなに悪いことをしても、受け止めるって言ったのに…」
樹希「…でも…俺は…お前を…」
鈴音「そんなこと関係ないもん!私は樹希が好き!!愛してるのに!!」
鈴音の口から本音があふれ出た
樹希はそれに唖然としていた
鈴音「一夫多妻が認められて…チャンスだと思った…でも、樹希は奥手で何もしてこないじゃない!!」
樹希「…鈴…」
樹希は上半身を起こし、鈴音を抱きしめた
樹希「そんな思いをさせたことを…許してくれ…」
鈴音「…返事は…?」
樹希「……もちろんですよ、お姫様」
樹希は鈴音の唇に自分の唇を重ねた
無論、このことがきっかけで、樹希は七大罪の悪魔の少女達と鈴音との婚約関係を持った
そして、ライブのことで色々と質問攻めに遭ったりしたのはまた別の話