インフィニット・ストラトス 七つの大罪の王   作:在原昴

36 / 49
最後への準備

夏休みも佳境、樹希は七大罪を纏い、白式を纏った秋人と対峙していた

 

樹希「行くぞ、秋人!!」

秋人「いいよ、兄さん!!」

 

樹希はジャッジで斬りかかり、秋人も雪那・ロッドモードで受け止め、振るった

樹希はそれを回避、ギルティを連続で打ち抜き、秋人は雪那を回し、防いでいた

 

樹希「モードチェンジ!!暴食!!」

 

樹希は秋人に接近しながら暴食の形態になり、超スピードで秋人に斬りかかった

秋人は雪那を真ん中で割り、ダガーモードに切り替え、応戦していた

 

樹希「やるようになりましたね、秋人」

秋人「そっちこそ」

樹希「ならば…色欲で…」

秋人「そんな隙を与えると思う?」

 

秋人は雪那・ダガーモードで斬りかかり、連撃していて、樹希はそれをいなすので精いっぱいだった

 

樹希「確かに、これならそんな暇がないですね」

秋人「兄さん、今回は僕の勝ちだ!!」

樹希「詰めが甘いですよ?」

 

秋人はいつの間にかSEが無くなっていた

よく見ると、蚊のようなものが白式にくっついていたのに気が付いた

樹希は七大罪を解除した

 

樹希「その自立稼働兵器のことは奥の手にしていたんだがな…」

秋人「また負けた…うぅん…僕の注意力散漫なのが敗因かな…?」

樹希「だが、俺もあれを使っていなかったら負けていたかもしれない…俺ももう少し気を引き締めないとな…慢心すれば人間は努力を怠る…そして、身も心も弱くなる…」

秋人「…うん…姉さんが良い例だと実感してるよ…」

 

秋人は空を仰ぎながらつぶやいていた

だが、ここに空はない

地下都市、コープスタウン…あるとしてもホログラムの空だけだった

 

 

樹希と秋人は秋人が借りている部屋に来て雑談していた

 

秋人「そう言えば、兄さんはこれからどうするの?」

樹希「そうだな…オルコット家と会食が今日だな…その次の日の事は知らん…」

秋人「結構行き当たりばったり何だね…兄さんって…」

樹希「…あと今日を入れて一週間で終わりか…秋人、宿題は終わったのか?」

秋人「もちろん、由美さんから教わったりして終わらせたよ」

樹希「そうか…秋人、お前はこれからどうするんだ?」

秋人「そうだね…あ、ニュース見ようかな?」

 

秋人はテレビを付けると、本人が生きている中で最大の衝撃を受けた

 

キャスター『次のニュースです、重婚許可者に織斑秋人が当選しました』

 

秋人は衝撃のあまり何も言えずに倒れた

樹希は慌てて氷嚢を秋人の頭に置き、扇で仰いだ

 

 

 

あの後大変だったが、ひとまず落ち着き、樹希はセシリアと約束の場所に来ていた

 

セシリア「それで、貴方の提案は何ですか?」

樹希「…イギリスに力を貸したい…そのためにも駐屯地を作る場所が欲しい…」

セシリア「わかりました…では、こちらで用意いたしましょう」

樹希「ありがとうございます、オルコット嬢…」

セシリア「…申し訳ありませんが、皆様は少し席を外してくださりません?」

 

その言葉と共に樹希を除いて、その場にいた使用人たちは帰って行った

それと同時に、セシリアは溜息をついた

 

セシリア「はぁ…疲れましたわ、まさか樹希さんが自らくるだなんて…思いもよりませんでした…」

樹希「…まあ、他の社員にも任せようと思ったんだが…当主自ら来るんだ…なら総帥が行かないと失礼だろ?」

セシリア「お気になさらなくてもよろしいのに…」

樹希「…そうはいかない、相手への無礼は俺が許さない」

 

樹希は真っ直ぐな目でセシリアを見ながら言い、セシリアはたじろいでしまった

 

樹希「こうして、世間話や戯言を言う機会はないからな、特にお前とは…」

セシリア「そう言えばそうでしたわね」

樹希「ああそうだ」

セシリア「ところで、樹希さんは重婚についてどう思っていらっしゃっているのです?」

樹希「…そうだな…正直に言うと玉の輿を狙いにくる輩が増えた…俺は玉の輿を狙ってくる野郎は嫌いだ…その人を愛さず、財産ばかり狙ってくるからな…お見合いもしない…うわべだけの奴は信用しないことにしている…」

セシリア「スゴイ言いようですわね…」

樹希「伊達に大企業の総帥をしていないさ…」

 

樹希は自嘲気味に笑い、紅茶を飲んだ

紅茶が気に入ったのか、樹希は自分でティーポットから紅茶を注いだ

 

セシリア「えっと…その…実は私の家とも企業とも関係ない個人的な話なのですけれど…」

樹希「何だ?俺にできる限りのことがあるのなら言ってくれ」

セシリア「その…私も…許婚に入れてくださりませんか…?」

樹希「…………………は?」

 

樹希は間抜けな声をあげ、セシリアは顔を赤らめていた

 

セシリア「言ってみるものですわね…樹希さん、お返事、楽しみにしておりますわ」

 

セシリアはウィンクして部屋から出て行った

樹希はただ茫然とするしかなかった

 

 

 

 

 

帰ってきた後、樹希は七大罪の少女達に押し倒された

 

樹希「お、お前等!?一体何があった!?」

ベル「樹希、これを見るのです!」

 

ベルは樹希にチラシを見せた

 

樹希「何々…新しくプール施設ができるのか…それに縁日…成程、行きたいのか?」

サタン「ああ、俺等今まで行ったことなかったしよ」

樹希「…良いだろう…一緒に行くか…お前等とも久しく出かけていなかったからな…」

レヴィ「…本当…?本当に…本当…?」

樹希「本当だ、お前等を裏切ったことがあったか?」

マモン「お兄ちゃんが裏切ったことなんてなかったですものね」

ファルベ「わ~いおにいちゃんありがと~」

 

いつの間にか夏休みの予定が決まり、樹希は苦笑するしかなかった




そう言えば、コラボがどうだのって聞いたことがありますが、私は基本、他の人とはやりません…理由は…こちらはネタに走る傾向があるのでキャラのゲシュタルト崩壊を起こしかねないので…
それでは、また…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。