当日、樹希は軽く準備を済ませた後、七大罪の悪魔の少女達とリニューアルオープンしたプールに来ていた
樹希「ここは結構にぎわっているんだな」
サタン「そうだな、俺達も入ろうぜ」
マモン「お兄ちゃんに見せる水着…よし…」
八人は受付を済ませ、中に入って行った
樹希は水着に着替えて、待ち合わせ場所で待っていた
待っていると、ベルとマモンがやって来た
ベル「樹希、お待たせなのです!」
マモン「お兄ちゃん、お待たせしました!」
ベルは黄緑色のワンピースタイプの水着、マモンはゴスロリチックなセパレートタイプの水着を着ていた
樹希「そう言えば、他の奴らはどうしたんだ?」
ベル「…みんな女の子にとってデリケートな部分で盛り上がっているのです…あとファベルはうだうだしているので遅れると思うのです…」
樹希「…デリケート…?」
マモン「お兄ちゃん、デリカシーがないのは良くないことです!!」
樹希はマモンに押され、承諾せざるを得なかった
その時、ファルベとレヴィが来た
ファルベは白いフリルの付いたセパレートタイプの水着でレヴィは青いビキニを着ていた
樹希「お、二人とも来たんだな」
ファルベ「おまたせおにいちゃん~」
レヴィ「…胸の駄肉が妬ましい…」
樹希「胸…?」
ベル「樹希は知らなくていいことなのです!!」
樹希「ん?」
ベルゼは慌てて質問を切り上げ、樹希は首を傾げた
だが、目から伝わる何かを感じ取り、聞くことをあきらめた
その時、サタン、リリス、シルファが到着した
サタンに至っては顔を赤らめていたが…
シルファ「待たせたわね、主様、サタンが嫌がって手こずったの…」
リリス「それよりも、ダーリン、どうかしら?」
リリスは黒く、若干きわどい水着で、シルファはパレオの付いた白いビキニを着て、サタンは赤いビキニを着ていて、髪に犬のヘアピンを付けていた、よく見ると、水着にも犬のアクセサリーが着いていた
サタン「わ、笑いたきゃ笑え、どうせ俺にこんな格好何か…」
樹希「いや、似合っているぞ…とても可愛い…」
サタン「んな!?か、可愛い!?」
樹希「ああ、正直言って可愛いぞ」
サタンは樹希の無意識な称賛に顔を赤くしてそっぽを向いてしまった
マモン「また、お兄ちゃんの無意識に女の子を落とす癖が起こりました…」
ベル「樹希は平然とそれができるのです…」
レヴィ「サタンが妬ましい…」
リリス「ダーリン、私の水着はどうかしら?」
樹希「リリス、お前はもう少し露出を押さえてくれ、プライベートプールなら何も言わんが…ここは公共の場だ」
リリス「あらあら、残念、ダーリンを誘惑しようと思ったのに」
樹希「俺の感性が疑われるから今すぐやめてくれ…」
シルファ「それじゃあ、楽しみましょうか!」
その言葉と共にそれぞれ別れて行動した
もちろん、樹希は争奪戦が始まる前に逃げていたが…
樹希は流れるプールで何も考えずに流されていた
樹希「何も考えないのもいいものだな…」
その時、水の中から何かが樹希に接近し、樹希を水底に引きずり込んだ
それが誰なのかもすぐにわかった
樹希が顔を出すと、レヴィも一緒に上がって来た
樹希「レヴィ!?」
レヴィ「…樹希…私だけを見てよ…他の女の子にデレデレ…」
樹希「おいおい…そんなことはない…」
レヴィ「樹希は…私の事嫌い…?」
樹希「いや、そんなわけないだろ」
レヴィ「じゃあ…」
樹希「俺は守りたいものは守りたい、お前の事もだ…だからいちいち嫉妬するな」
レヴィ「…樹希…」
レヴィは樹希に抱き付いた
二の腕辺りにレヴィにやわらかい物が辺り、樹希は焦っていた
一応…胸の差を言っていこうか…
ベル<マモン=レヴィ<ファルベ<サタン=シルファ<リリス
まあ、こうなりますね…
樹希はレヴィと流れるプールを堪能した後、食事スペースに来ていた
樹希「ふぅ…」
マモン「お兄ちゃん、お疲れ様です」
樹希「マモンか…」
マモンはホットドックを二べつ持って樹希のところに来た
樹希「ありがとうな、少し小腹がすいたところだったんだ」
マモン「はい!」
樹希「それにしても、良いのか?俺とで」
マモン「なかなかお兄ちゃんと話す機会がなかったので、それで…」
樹希「そう言えばそうだった…」
マモン「お兄ちゃん、いつもファルベやレヴィ、ベルと一緒に寝ていて、たまには一緒に寝てほしいです…」
潤目で上目遣いのマモンの表情にやられ、樹希は顔を真っ赤にしていた
マモンは不思議に思っていたが、樹希に気にするなの一点張りで何も言わなかったという
軽く食事を済ませて歩いていると、ベンチでファルベが眠っていた
樹希「何やってんだ…家の眠り姫様は…」
樹希は溜息をつき、ファルベの頭を撫でた
それで、ファルベは起きた
ファルベ「うぅん…あれ、おにいちゃん?」
樹希「ファルベ、お前は相変わらずの眠り姫だな…」
ファルベ「それが、私、ベルファゴールだから…」
樹希「そうだったな、怠惰の悪魔…こんな感じか…」
ファルベ「でも、どくせんよくはいがいとつよいかも…」
樹希「ん?」
ファルベは樹希の首に手を回し、唇を重ねた
離れると、満足したのか、また眠った
樹希「ったく…女の子がこんなところで無防備に寝るなっての…仕方がない、マモン!ファルベを頼む」
樹希はファルベをマモンに任せて去って行った
それからしばらくして、リリスを見かけて近づくと、見慣れない男性に絡まれていた
男性「ねえ、俺等と遊ばない?」
リリス「悪いけど、あたし、貴方達に興味ないの」
男性「良いじゃん、君って可愛いから俺に似合うんじゃない?」
リリス「私、貴方みたいな顔の偏差値が底辺の男に興味ないの」
そんなことをしていると、樹希が二人者とに来た
樹希「この娘達は俺の連れだ、何か問題でも?」
男性「何だ、お前、邪魔すんな、あっち行けって…」
樹希「何か問題でも?」
樹希は優しそうな笑顔で言っているが、バックには死神のようなものが立っていて、今にも男性の首を撥ねそうな気配を漂わせていた
男性は逃げるように走って行った
リリス「ダーリン、濡れちゃった」
樹希「リリス、その言い回しやめろ、いくらお前が悪魔だからと言ってもTPOはわきまえような、その発言は公衆の面前では問題だ」
リリス「クスクス、わかったわ、ダーリンと二人っきりの時にしておくわね♪」
樹希の気苦労が絶えない、そう思った瞬間である
その後、樹希はベルとサタンと共にウォータースライダーに来ていた
樹希「…最初は…ベルか…」
ベル「お兄ちゃん、行くのです!」
樹希「逃げないから走ると危ないぞ?」
ベル「はいなのです!」
樹希達はウォータースライダーの説明を受け、一緒に滑った後、サタンのもとに来ていた
サタン「…」
樹希「サタン、怖いのか?」
サタン「な!?べ、別に怖くなんかねぇ!!」
樹希「本当か?」
樹希は少し悪戯っぽい笑顔を見せ、サタンはその気になってしまった
サタン「よし!行ってやる!!行くぞ!樹希!!」
サタンは樹希の手を引っ張って行った
そして、ウォータースライダーのスタッフから説明を受けていた
スタッフ「女の子は男の子の間に座って男の子は女の子をぎゅっとしてください」
サタン「んな!?」
樹希「…ほら、行くぞ?」
樹希はすでに準備し終え、サタンは顔を赤らめながら座った
樹希は後ろからサタンを抱きしめた
樹希「(…結構すべすべなんだな…それに…とても華奢だ…)」
スタッフ「それじゃあ、ボンボヤージュ!」
スタッフに押され、樹希とサタンは滑って行った
サタン「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
樹希「お、おい!暴れるな!!危ないから!!」
サタンは恐怖心から暴れて、樹希も必死で押さえていた
樹希「お、おい!落ち着けって…」
サタン「ヒャッ!?」
樹希はサタンを寄せようとして、誤って、サタンの胸を掴んでしまい、サタンから色っぽい悲鳴が上がった
サタン「な、何して!?」
樹希「わざとじゃないんだ!!」
そして、終わると、プールに着水し、水飛沫が上がった
樹希「…サタン…さん…?」
サタン「樹希、テメェ…!!」
サタンの顔は最高潮に赤くなっていて、怒っているのだが、涙目であり、迫力がなく、樹希はあざといと思った
樹希「そ、その…か、可愛らしい声と顔してましたよ…?」
サタン「…明日の夏祭りの時、覚えていやがれ…」
サタンは顔を赤らめながら、何処かに連れて行った
樹希は苦笑せざるを得なかった
樹希はプールサイドで空を眺めていると、背中に柔らかな感触を感じ、振り向くと、シルファがいた
樹希「シルファ…?」
シルファ「主様、お疲れ様」
樹希「…そうだな…色々と意外な一面も見れたな…それだけでもいい思い出だ」
シルファ「そうなの、それよりも樹希、もう少しこうしてもいいかしら?」
樹希「勝手にしろ…」
シルファ「そう、そうさせてもらおうかしら?」
シルファは樹希に抱き付き、樹希は顔を赤らめていた
男性からはものすごい嫉妬の念を浴びていたが、樹希は気にせずに空を仰いでいた
シルファ「ところで、私たちは悪魔なのは知っているわよね?」
樹希「ああ…知っているが…どうしたんだ?」
シルファ「知ってるかしら?悪魔は時折恋をした異性に対しては少し積極的になるのよ?」
樹希は良くわからず、首をかしげていた
シルファはクスリと笑って去って行った
この意味を知るのは後になるであろう…