次の日、樹希は夏祭りのための準備と、色々な出店の位置と死角になってしまいがちの位置を確認していた
樹希「はぁ…なんだか最近、あいつ等のアプローチが過激になってきている気がするな…」
樹希は溜息をつきながら紅茶を飲んだ
そして、カレンダーを眺めていた
樹希「さて、二日後はこっちに来る奴等の部屋の確保できるとして…学園祭の方をどうするかだ…俺等は一組に所属しているからそっちの方をやるんだが…なんだか嫌な予感しかしない気がする…」
樹希は一組のみんなを若干疑っている、男子が三人いるクラスなのだから確実に自分たちが出るのだが、ホストやらポッキーゲームやらツイスターやらが出てきてしまいかねないので、それを考えただけで軽く目眩がして樹希は頭を押さえた
そうしているうちに、昼食の時間となり、食堂に向かった
それから時間が経ち、夏祭りの会場に来ていた
そして、七大罪の悪魔の少女達も浴衣を着ていた
リリスに至っては若干着崩しているが…
樹希「…似合うな…」
シルファ「フフ、ありがとうね、主様」
マモン「お兄ちゃん、優しいのです!」
樹希は少し、見とれていた
それぞれに合いすぎた浴衣を着ていて、眼福である
ベル「樹希、綿飴が食べたいのです!」
マモン「お兄ちゃん!私も!」
ファルベ「わたしも~」
三人は樹希を綿飴屋に連れて行った
購入すると、三人はおいしそうに頬張り、樹希は微笑ましそうに眺めていた
それから、樹希はたこ焼きや焼きそば、お好み焼き、リンゴ飴を購入しながら食べ歩き、くじ引きや射的などをして楽しんでいたが、サタンに掴まり、何処かに連れていかれた
サタンに連れていかれると、そこは人通りが少ない裏路地だった
樹希「えっと…サタンさん…?」
サタン「ここならだれもいないな…」
サタンは周囲の警戒をした後、樹希に詰め寄った
樹希は心の中で逃げろと言っているのだが、動けなくなっていた
樹希はサタンが昨日の事を引きずって怒っているのかと思い、何とか怒りを鎮めようとしていた
樹希「さ、サタンさん、あの…今日も可愛いですね…」
サタン「…樹希…」
サタンはうつむいたまま樹希に近寄り、そしてそのまま抱き付いた
樹希はその行動に鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていた
樹希「…サタン…?」
サタン「俺にだって…甘えたいときはあるんだ…今だけでも…良いだろ?」
サタンは涙目の上目づかいで樹希に懇願してきた
樹希は少したじろぎ、そのはずみでサタンに押し倒されてしまった
樹希「イテテ…サタン、怪我はないか?」
サタン「…ああ、大丈夫だ………!?///」
押し倒してしまい、樹希の来ていた浴衣が少し着崩れ、そして顔が目の前にあった
サタンの顔が林檎のように真っ赤になっていた
それと同時に、サタンはチャンスだと思い、そのまま唇を重ねた
離れると、サタンはすぐに去って行った
樹希は崩れた浴衣を直しながら立ち上がった
樹希「何だったんだ? 今の…」
樹希は今日も平常運転であった
その後はみんなで祭りを満喫したらしい
暗い部屋で一人の少女が台の上に拘束されていた
その人物は織斑マドカ、亡国企業のパイロットだ
彼女は目が覚めると拘束されていることを知り、何とか逃れようとISを起動させようとしたが、起動しない
そうこうしているうちに道化が現れた
道化「アヒャヒャヒャヒャ!どうですかぁ?織斑マドカさん、ご機嫌いかがでしょうか?」
マドカ「私を開放しろ!!どうなるかわかっているのか…!!」
道化「何を言っているんですか? 犯罪会社、貴方方がどれだけ騒ごうとも犯罪者の言葉なんてみんなのために頑張っているみんなの味方の企業の総帥である人間の言葉と比べれば誰にも信じてもらえないのは明白、な・の・で、貴方様にはこれから記憶を消去、もとい記憶の完全破壊と改竄を行い、ワタクシの…いえ、ワタクシ達の手先になってもらいましょうか」
道化は気味の悪い笑顔を張り付けながらマドカの頭に触れた
マドカ「や、やめ…」
道化「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!さあ、これからが本番です、貴方方亡国企業には我々の隠れ蓑になってもらいましょうか」
道化から何かが流れると、マドカは意識を手放した