インフィニット・ストラトス 七つの大罪の王   作:在原昴

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ファーストと、イギリスの子ですね…


入学

IS学園入学当日、IS学園では二つの大きな変化があった、一つはIS学園に大きな設備が取り付けられたこと、もう一つは近くに豪華な城が建ったことだ。

この城は樹希の物で、大きな設備は樹希の会社からの寄付によって取り付けられていた

そして、一年一組、ここでは樹希と秋人がいた

秋人が副担任である山田真耶に呼ばれ、自己紹介をすることになった

 

秋人「織斑秋人です、趣味は読書、特技はこれと言って言えるものはまだありません、ISについてはあまり知らないのでご迷惑をかけるかもしれませんが、一年間、よろしくお願いします」

 

秋人は礼儀正しくあいさつした

それにより、女子から歓声が上がったのは言うまでもない

そして、樹希が呼ばれた

 

樹希「七条樹希だ、趣味は織斑と同じく読書、あとは筋トレとピアノ演奏、特技は料理と事務仕事だな…D&P(デーモンプラネット)の総帥をしているが、普通に話してくれるとありがたい、後、俺は女尊男卑とその風潮に流された女と人を理解しようとしない奴が嫌いだ以上」

 

樹希は冷静に自己紹介を終えると、また歓声が上がった

 

生徒1「格好いい!!」

生徒2「織斑君とは違ってクール!!」

生徒3「あの目で罵って欲しい!!」

生徒4「D&P(デーモンプラネット)って、IS学園に過大な寄付をした大企業じゃない、そこの総帥!?」

 

色々と声が上がる中、樹希は背後から気配を感じて咄嗟に電話帳並みの厚さの参考書で背後からの攻撃を防いだ

 

樹希「ずいぶんとまあ、短絡的だな…織斑千冬先生…」

千冬「嘘の自己紹介をするからだ…織斑兄…」

樹希「俺は織斑ではありません、七条樹希です」

千冬「フン!まあ良いだろう」

 

千冬と呼ばれた女性はたじろいだが、すぐに教壇に立った

 

千冬「このクラスの担任を務める織斑千冬だ、私が言うことははいかイエスで答えろ、いいえやNOは許さん」

 

何処かの独裁者じみた言動に樹希と秋人は溜息をついた

 

秋人「(はぁ…全く、姉さんこう言った職業向いてないと思うんだけど…教育委員会に報告したら姉さん面倒な事件を起こしそうだなぁ…)」

樹希「(…面倒だ、極力関わらないようにはしておこう…)」

 

二人はそんなことを思い、そして中休みに入った

中休みの時、樹希と秋人は互いに談笑しあっていた

その時、一人の少女が割って入って来た

 

秋人「何か用かな?篠ノ之箒さん」

 

篠ノ之箒、秋人の幼馴染であり、樹希の元幼馴染である

箒は樹希を睨んでいた

 

箒「秋人!!なぜそこにいる出来損ないの愚図と話して私と話しかけない!?」

秋人「僕は同じ境遇の男子生徒と話しているだけだし、七条さんは僕と兄弟じゃないし、篠ノ之さん、幼馴染でも礼儀は大事だよ?」

 

箒はクラスの男子からからかわれたところを秋人に助けられた

この時、一夏だった樹希は風邪で休んでいた、もちろん、姉には頼めなかったので近所の人に秋人が頼み込んでいた

それから箒は秋人に付き纏うようになった、その上一夏を侮辱し、努力を罵倒していた

それが悪いことだと思わないのが執着心と妄信がなせることだろう

そして、箒は秋人に禁句を言ってしまった

 

    『さすがは千冬さんの弟だ』

 

秋人はそれ以来、箒に苦手意識が芽生えた

秋人が別の女子と話せば睨んでくる、男子でも無理やり引き離そうとする

 

秋人は溜息をついて箒を適当にあしらったところでチャイムが鳴った

 

そして授業中

樹希達は分からないことを聞いたりしていた

真耶の授業は分かりやすく、まさに教師の鑑とも言えるだろう

この授業が終わり、樹希と秋人は互いにわからないところを教えあっていた

その時、金髪のドリルヘアーの少女が二人のもとに来た

 

?「ちょっとよろしくて?」

 

その声と共に二人がその少女の顔を見ると、再び予習を始めた

少女はそれに腹を立て、声を上げた

 

?「何なんですの!?その態度は!?せっかく私が話しかけて差し上げたのに!!」

樹希「少しは礼儀を知ったほうが良いですよ?セシリア・オルコット嬢」

セシリア「黙りなさい!!男の分際で!!」

秋人「はぁ…兄さん、彼女…」

樹希「ああ…そうだな……で、何の用だ?ようがないのなら消えろ、俺等はISの知識が弱い、無駄な時間はとりたくないんだ…」

セシリア「あなた方…私を誰だと…」

樹希「代表候補生だろ?だからどうした?お前は歴史に残ることをしたのか?」

 

樹希は怒気をはらんだ目で睨み付けた

それと同時にチャイムが鳴った

 

セシリア「クッ!また後で来ますわ!!覚えていなさい!!」

 

セシリアは三流の言葉を言うと去って行った

そして、千冬が入ってきた

 

千冬「授業を始める前にクラス代表を決める…」

清香「あの、クラス代表ってなんですか?」

 

その質問をしたのはクラスメイトの相川清香だ、千冬は説明を始めた

 

千冬「クラス代表は言ってみればクラス委員長だ、そして、再来週に行われるクラス対抗試合に出ることになっている、自薦でも推薦でも構わん、誰かいないのか?」

生徒1「織斑君を推薦します!!」

生徒2「私は七条君を!!」

秋人「待って!!僕はやるだなんて一言も…」

千冬「推薦されたものに拒否権はない、他にはいないのか?いないならこの二人で決めてもらうが…」

セシリア「お待ちください!!」

 

その時、セシリアが立ち上がった

 

セシリア「男がクラス代表だなんてとんだ恥晒しですわ!!その屈辱をワタクシに一年間味わえと言うのですか!? 私はそんなことのために日本に来たわけではありません!!私は入試の時に唯一教師を倒した実力を持っているのですよ!?、実力的にも。名声的にも。クラス代表にふさわしいのはこの私、セシリア・オルコットですわ!!それを珍しいからと、島国の猿をクラス代表に選ぶなんて言語道断、それでなくても、後進的な島国で暮らす事になって苦痛だというのに…」

 

その時、樹希は拳銃を引き抜き、天井に向けて発砲した

因みに、この拳銃はエアガンなので音だけである

 

樹希「はぁ…下らん…」

セシリア「んな!?」

樹希「…ここは何処だ?そして、ここにいる奴らは誰だ?ISを作った奴の出身は?」

 

樹希は純粋な質問をセシリアに尋ねた

その質問にセシリアは黙るしかなかった

 

秋人「日本、オルコットさん、貴方は国家代表候補生だよね?その言葉は日本政府が聞いたら宣戦布告と取って戦争事になると思うんだけど…」

 

セシリアはそれを聞いて周りを見た

ここにいる生徒の大半が日本出身、故にこのような発言は自分を孤立化させるだけだった

 

セシリア「よ、よくも私に恥をかかせてくれましたわね!?」

樹希「知るか、傲慢娘、自業自得だ…」

セシリア「決闘ですわ!!貴方方に嫌と言うほど…」

樹希「…お前のは決闘じゃない…お前のは八つ当たりだろ? IS初心者である俺らを圧倒して見せしめにしたいだけだ…お前らもそう願っているんだろ? 『男は女に劣る存在』であると…」

 

それを言われた生徒の何人かは黙り込んだ

樹希はそれを見て溜息をついた

 

樹希「…やはり…か…だが、俺らのことを期待している奴らがいる…そいつらの期待には答えないとな…」

秋人「(兄さん…やっぱり変わったね…)」

千冬「(何なのだ、あの殺気は? だが、出来損ないには変わりはない…)いいだろう、では1週間後、第二アリーナで模擬戦を行う、対戦は最初は織斑と七条、その次が七条とオルコット、最後がオルコットと織斑で行う、では、授業に戻るぞ」

 

そうして、授業が再開した

 

その日の放課後、秋人は樹希のいる特別寮に呼ばれていた

例の豪華な城、あそこが特別寮となっている

秋人はその寮の玉座がある部屋に来ていた

その玉座に樹希が座していた

 

樹希「よく来てくれたな…秋人…」

秋人「兄さん、いったい何の用かな?」

樹希「いや、倉持からお前の専用機が届くそうだ…そうだな…白式…剣一本しかないとち狂った機体だ…」

秋人「それって…姉さんの…」

樹希「ああ…その通りだ…それで、これを聞いたうえで、どうする?」

 

それを聞いた秋人は少し考え始めた

 

秋人「昔と同じ剣道…いや、あれだと限界かな…」

樹希「俺でよければ居合切りとかを教えてやろうか? 様々な武術の心得がある…」

秋人「そっか、まさか兄さんに教えられる時が来るとは…そうだね…お願いするよ…」

 

秋人は樹希のもとに歩き、近づくと、樹希と握手を交わした

そして、二人の特訓が始まった

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