インフィニット・ストラトス 七つの大罪の王   作:在原昴

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学園祭開始と混沌と言う名の修羅場

学園祭当日の朝、パンデモミウムの一室で樹希は強面の男性と会話していた

 

樹希「わざわざすまないな、一五郎さん…あんたも忙しいのに」

一五郎「別に問題はねぇ、D&Pが携わっているところを警備するのが俺等警備隊の役目だ」

樹希「そう言ってもらえるとありがたい…」

一五郎「では、七条総帥、学園祭を楽しんできてください、俺はこの学園内を見回りに参ります。」

 

そう言って一五郎と呼ばれた男性は出て行った

その後樹希は窓の方を見た

 

樹希「で、お前等は何をしているんだ?」

 

その言葉と共に、セシリアと秋人が出て来た

 

秋人「に、兄さん、今の怖い人って誰!?」

セシリア「まさか…ギャングじゃ…」

樹希「失礼だな、あの人は斎藤一五郎さん、我が社の警備隊隊長をやってくれている人だ」

セシリア「あの顔で!?」

樹希「そう言うな、あの人、性格も一匹狼なところもあるが、いい人だから問題ない、それにあの人恐ろしく強いから問題ない」

 

樹希は若干笑いながら話していたが、二人は少し固まっていた

 

 

 

それから学園祭が始まり、樹希達は執事服を着て接客していた

 

樹希「お帰りなさいませ、お嬢様」

秋人「お嬢様、紅茶が入りました」

骸「何なりとお申し付けください、お嬢様」

 

この男子人の手慣れた接客がうまくいきすぎて、凄い人数だった

 

樹希「(…道化の作った執事マニュアルがこんなところで役に立つとはな…)」

秋人「(暇な時間に読んでおいて正解だった…)」

骸「(道化は何者なんだ?)」

 

男子三人はそう思いながら黙々と接客をこなしていた

男性客もいて、それなりに大盛況だ

因みに売り上げトップスリーは1組、3組、2組といった順番だ

理由は1組は男子3人の執事、3組は3組にいるジャックが客寄せをしていたからだ

2組の方は有名人が一人いるのが原因である

 

そんなことをしているうちに、秋人は鈴音との約束の時間の為、2組に向かい、その後樹希と骸の負担が上がり、休憩時間になれば、二人とも疲労が溜まっていた

 

骸「何なんだ…この異常な人気っぷりは…これがあと2日間続くとなると相当地獄だ…」

樹希「全く持ってその通りだ…秋人も今頃悲鳴を上げている頃だな…」

 

そんな会話をしていると、色々とボロボロになった秋人が戻って来た

 

樹希「秋人、おかえり」

秋人「…兄さん…これあと何日だっけ?」

樹希「今日を入れるとあと3日だな」

秋人「…あれ…意識が遠のいていく…」

 

秋人は倒れた

樹希は慌てて秋人のもとに来た

 

樹希「秋人!!死ぬな!!ここで死んだら一生ブリュンヒルデのおまけになってしまうぞ!?」

秋人「…兄さん…やっぱ無理…」

 

秋人はそのまま気絶した

その後、骸によって保健室に運ばれ、休憩30分延長を言い渡された、その時、シフトの見直しも必要だと思い、シフトを組んだ清香は明日のシフトの事を考えた

そして、樹希達も30分増えた1時間半の休憩時間を利用することにした

 

休憩時間、樹希は七大罪の悪魔の少女達との待ち合わせ場所に向かった

 

樹希「悪い、遅れてしまったな」

サタン「遅いぞ、樹希!!」

樹希「悪かった、だが休憩が伸びたのはありがたい」

マモン「それなら一緒にいろんなところを回れますね!」

樹希「そうはしたいのだが…ここは女子校だ…それに見ると言ってもだな…」

ベル「樹希、一年三組の出し物を見たいです!!」

シルファ「私は二年四組」

レヴィ「三年一組…二人で…」

 

七大罪の悪魔の少女達は話を聞いておらず、思い思いに行きたい場所を言っていた

 

樹希「お前等なぁ…」

『あ~、あ~、マイクテス、マイクテス…一年一組の七条樹希さん、織斑秋人さん、加賀美骸さん、一年三組のジャック・バウアーさん、二時三十分に生徒会室に来てください』

 

その放送が流れ、樹希は首をかしげていた

心当たりがまるでない

取りあえず、樹希は七大罪の悪魔の少女達と学園祭を回っていた

その際、由美と偶然会い、他愛のない話をして時間をつぶした

 

約束の時間に樹希が生徒会室に入ると、そこにはIS学園唯一の男子たちが集まっていた

 

秋人「楯無生徒会長、僕達に何か御用でしょうか?」

楯無「あ、実は生徒会でやる出し物に人手が足りなくて…手伝ってほしいのだけど…」

樹希「ほう…それで、出し物は?」

楯無「あ…その…演劇…です…」

 

楯無は樹希の気迫に押され、敬語になってしまっていた

 

秋人「それくらいなら問題ないけど…」

骸「何か胸騒ぎが…」

ジャック「奇遇だね…僕もだ…」

 

男性陣は嫌な予感がして逃げようとしていたが、もう衣装を渡され、逃げることは不可能だと悟った

そして、しぶしぶ、楽屋に向かい、着替えた

着替え終わり、衣装を見ると、四人は王子っぽい服を着て、王冠を被っていた

そして、舞台に上がったところで、照明が舞台を照らし、アナウンスが聞こえた

 

楯無『昔々のお話です…あるところにシンデレラという少女がいました。否、それはもはや名前ではない。幾多の舞踏会を潜り抜け、群がる敵兵を薙ぎ倒し、灰燼を纏うことさえいとわぬ地上最強の兵士たち。』

秋人「あれ?シンデレラのはずが何だか戦争物になってない? これ映画の撮影だっけ?」

樹希「何故だろうか…今ここで今まであの三人が手を出さなかった理由が理解できたんだが…」

骸「奇遇ですね、総帥、なんだか本日嫌な予感しか…」

ジャック「僕も…」

 

楯無『彼女らを呼ぶにふさわしい称号・・・・・『灰被り姫(シンデレラ)』!』

樹希「そんなの知らねぇよ!?ヤーコプ・グリムとヴィルヘルム・グリムに謝れ!!!」

楯無『今宵もまた、血に飢えたシンデレラたちの夜が始まる。王子の冠に隠された軍事機密を狙い、舞踏会という名の死地に少女たちが舞い踊る!』

秋人「そんなんだろうとは思ったよこの野郎!!」

 

その叫びと共に、女の子たちが一斉に襲い掛かった

 

樹希「逃げるしかない!!」

ジャック「僕も捕まるのはゴメン被る!!」

骸「まだ、限りある人生を謳歌させてもらう!!」

 

全員、散り散りに逃げて行った

 

樹希は何とかあの大群から逃げ出し、何かないかと探し回っていると、クナイが飛んできた

その方角を見ると、鈴音がいた

 

樹希「鈴…お前…」

鈴音「悪いけど、恨まないでね!」

 

鈴音はそう言いながら青龍刀を向けて宣言しながら斬りかかった

樹希はそれを紙一重で躱しながら今使える大罪を考えていた

そして、ウエディングドレスを着たまま、鈴音は蹴りを繰り出した

まあ、後は分かりますね…

延髄蹴りの際、樹希はドレスの中を覗いてしまった

 

樹希「(…白か)」

 

その瞬間、樹希の隣を何かが通り過ぎた

それはゴム弾で、樹希は犯人を予想した

 

樹希「(セシリアかよ!? 何かいい武器はないのか!? それと、何か使える大罪は…怠惰は無いとして…暴食ならいけそうだが、その後のフィードバックを考えると…憤怒だと怒りに任せて暴れるから無し…色欲なら逆転行けるが、俺の精神が死ぬ…)」

 

樹希は逃げながら、考え、完全に絶体絶命になりつつあった

その時、救いの手があった

 

シャル「樹希!こっち!!」

樹希「渡りに船だ…助かった…」

 

樹希はシャルロットの方に急ぎ、シャルロットは防弾シールドで銃弾とクナイを防いでいた

 

樹希「一時はどうなるかと思ったが…ったく、こんなもののせいで…」

 

樹希は王冠を外した

 

楯無『王冠には国の機密情報があり、取られれば王子は自責の念で電流が流れます!』

樹希「ヤバい!」

 

樹希は慌ててかぶり直し、逃げ出した

その際、王冠に変な違和感を感じていた

 

 

≪秋人の場合≫

 

秋人は逃げながら武器になりそうなものを探していた

その時、セットで使われているプラスチック製の棒が目に入り、秋人はそれを咄嗟に問った

 

秋人「これで何とか応戦できるかも…」

 

そう安堵している隙に、簪が来て、秋人の王冠を奪った

その際、王冠は二つに割れていた

 

秋人「…え?」

 

秋人は呆然と立ち尽くしていた

 

≪骸の場合≫

 

骸「こんなものか…」

 

骸は手慣れた手つきで女子生徒達を気絶させ、捌いていた

そして、気配に気が付き、骸は近くに落ちていた模擬刀を手に取り、攻撃を防いだ

攻撃をしたのはサバイバルナイフを持ったラウラだった

 

骸「何だってこうなるんだ…」

ラウラ「兄上、手合わせを願いたいのですが?」

骸「そう言うことなら先に言え…良いだろう、俺から王冠を取ってみやがれ!!」

 

二人は対峙し始めた

 

≪ジャックの場合≫

 

アリー「ユノ!!その手を離しなさい!!」

ユノ「アリーさんこそ!」

 

ジャックは後ろからの不意打ちを喰らい、アリーとユノに王冠をあっさりと奪われてしまい、現在、アリーとユノは王冠の争奪戦を始めていた

 

この状況はもはやカオスとなっており、結局、樹希の憤怒の鉄槌で幕が降りた

 

因みに結構大盛況だったらしいが、楯無は学園長から説教を喰らったのはまた別の話…




オリキャラのデータを送ってくださった仮面ライダー馬鹿様、申し訳ありません、セリフを一部改変してしまいました…
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