インフィニット・ストラトス 七つの大罪の王   作:在原昴

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警備隊の狼

二日目、樹希達はちゃんとしたシフトを組んでもらい、休みつつ仕事ができていた

そして、現在、樹希は休憩時間で学園祭を回っていた

後ろから何者かが着けており、その人物は忌々しそうに樹希を睨んでいた

樹希は時計を見て、ステージに向かった

その人物はそっと、外に出た

 

ステージの外には十機のISを纏った女性や武器を持ったたちが取り囲んでいた

彼女たちは樹希の開発した特殊ISスーツのせいで立場が危うくなった女性権利団体や権力者の女性たちである

樹希はもうすぐ、秋人達と校内放送付きのライブを行う予定であり、狙うなら今しかないと思っての行動だ

いざ、襲撃を掛けようとした瞬間、誰かがやって来た

 

一五郎「…お前等か…勝手に上がり込んできた迷惑客か…」

女性1「何者!?」

一五郎「…D&P社警備隊隊長…斉藤一五郎だ…」

女性2「D&Pだと!? ちょうどいい、我らには最強のISもある、ISに乗れない男一人、なんとでもなる!!」

 

女性たちは武器を構え、一五郎に向かっていった

 

一五郎「来い、ISが最強ではない事を教えてやる」

 

一五郎は日本刀を抜刀し、銃弾を総べて切り裂きながら峰打ちで女性たちを気絶させながらその場を搔い潜っていた

そして、ISを纏った女性がブレードを構えて突進してきた

 

一五郎「さて…これ以上長引くと総帥にとやかく言われそうだな…」

 

一五郎は深く腰を落とし刀の切っ先を相手に向け、その峰に軽く右手を添えた構えを取った

 

一五郎「牙突!!」

 

そこからは一瞬の出来事だった

その一瞬でISの武装を砕き、ISにヒビを入れた

 

一五郎「…チッ、外したか…」

女性3「な、何よ、今の!? 普通の刀でISの装甲にヒビを入れるだなんて!?」

女性4「に、逃げないと、殺される!!」

警備隊「隊長!!お待たせしました、頼まれていたものを届けに参りました!!」

 

警備隊の隊員らしき少女が一本の刀を持ってきた

 

一五郎「ご苦労、ついでに伸びている奴らを縛り上げておけ」

警備隊「わかりました」

 

警備隊の少女はせっせと縛り、一五郎は少女が持ってきた刀の鞘を抜いた

 

女性2「ひ、怯むな!!ISにヒビが入ったが、壊されてはいない!!数で行けば勝てる!!」

一五郎「闘う覚悟もない奴が、偉そうに吠えるな!!」

 

一五郎は牙突の構えを取り、深く深呼吸を取った

 

一五郎「牙突弐式!!」

 

女性たちは一斉に飛びかかったが、いつの間にか一五郎が後ろにいて、刀を鞘に納めていた

収め終えると、ISは見るも無残なスクラップと化していた

 

一五郎「最後の警告だ大人しく降伏しな…」

女性3「だ、誰が降伏する者か!! 神聖なISを汚す存在に!!」

一五郎「…総帥に説教されるが、仕方があるまい…牙突!!」

 

残っていた女性たちは近くに落ちていた銃を一五郎に向けていた

一五郎は牙突の構えを取り、そして、残っていた五人のうち四人を切り伏せた

最後の一人となった女性は怯えていた

 

女性1「そ、そうだ!!お、お金なら払ってあげる!!二百万?三百万?一千万?払うから見逃して!?」

一五郎「ペットはエサで飼える。人は金で飼える。だが、俺の様な壬生の狼を飼う事は何人にも出来ん事だ!」

 

一五郎はそう言い捨て、女性の首を撥ねた

 

一五郎「俺が貫く信念はただ一つ『悪・即・斬』と言う 俺自身の正義を貫く為だけだ」

 

一五郎は煙草を取り出して、一服決めていた

だが、この件は樹希に伝わり、学園祭二日目が終わった時にお説教を喰らった

 

 

 

外で一五郎が不審者の対応をしている時、樹希達は控室で最終確認をしていた

 

鈴音「まさか、こんなところにまでお呼びがかかるほど人気になるだなんて…」

弾「俺も驚いた…時間までこの学園祭を回っていたからよかったが…」

数馬「そうだね、こんな機会、滅多にないからね」

秋人「そうだね、ここは女の子しかいないし、男性が来るのってこういった機会しかないからね」

弾「そうか…」

 

そんな会話をしていると、出番になった

 

樹希「さて、出番だな…」

弾「ああ!!」

 

五人はステージに上がった

 

鈴音「みんな~!元気最強?」

観客『元気最強!!!』

 

鈴音は猫耳に猫尻尾のついた衣装を着てお決まりの挨拶を決めると、凄い声が上がった

 

鈴音「ご存じ大宇宙突破がIS学園に及ばれされちゃいました!!」

弾「それじゃあ、まずは一曲行かせてもらうぜ!!」

 

そして、ライブが始まり、盛り上がりを見せていた

 

余談だが、あのよくわからない劇の際、樹希の王冠は三つに割れ、鈴音、シャルロット、セシリアの手に渡った

秋人のも楯無と簪の手に渡り、同室となったのはまた別の話…

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