異世界に転移したと思ったら転生者? 〜〜幼女で鍛冶師な異世界転生〜〜 作:銀鈴
そしてAmazonにkkkと戦陣館が売ってて、ママチャリで動いた40kmはなんだったのかと後悔している今日この頃
そしてハンドレットのアニメ、銀髪ボクっ娘とか凄くいい。カワイイヤッター
ギルドにあの3人組を(鎖を巻いて)引きずっていったら、話は聞いてくれたけど「そういうのは城門の方々に引き渡してください!」って言われてしまったので、事情を説明して引き渡してきた。
今はその帰り道、リュートさん達が取っていた宿に向かってる最中である。あ、勿論別室にする予定だ。理由? え、いや、だって、その、リュートさんとレーナさんはその……アレな訳だし……私がいたら邪魔でしょ?
とまあ、そんな事は置いておいて。
「それにしても、なんだったんだろう? さっきの人達。私とのレベル差が45はあったのに襲おうとしてきたんだけど。どう思う? リュートさん」
「え、それ僕に振るの?」
「うん! だってリュートさんの方がそういうのに詳しそうだし」
一応貴族って言ってたし、いかにもそういうの庶民の生活にも詳しそうじゃん。ん? 私だけこのパーティーのなかで庶民? サンプルとしてゲッツされそう。
「そう言われても、イオリさんが制圧する少し前からしか見てないからなんたも言えないよ」
「むぅ……ざんねん」
そこで会話が途切れ、私達を静寂が包む。……どうしよう、気まずい。し、しりとりでもする!? なんてことを考えていると、ふとレーナさんが話しかけてきた。
「そういえばイオリちゃんって、腕輪とかリボンとかはしてるのに指輪とか髪飾りとか付けてないよね。有名な魔法の道具には指輪があるってリュート君が言ってたけど」
「えっと、髪飾りはすぐ落としそうだからで、指輪はその……」
いや、リボンとか腕輪とかはいいんだけどさ……なんか指輪って言うとさ……
「いや……やっぱりその、似合わないだろうし、そういうのって婚約者とか結婚した人達が付けてるイメージがあるっていうか……」
「何か凄く今さらな感じがします」
「だよねぇ……」
後、それよりこの小さい結構プニプニしてる手に指輪をはめるってどうなの? っていうのもある……って、そうだ!
「リュートさん達って指輪しないの? 両親にも挨拶したって聞いたし」
「え!? い、いやだって、この世界じゃ指輪にそういう風習はないし、魔道具になる上にお金も時間もかかるから手を出しづらくて……」
「なんか寂しいね、それって」
確かによく思い出すと、め、め、メイさんとシンディさんも指輪は嵌めてなかった気がする。
「う〜ん……よし作ろう!」
「へ?」
「料金はリュートさんの給料3ヶ月分ね。2人の希望は全部聞くよ! 実は宝石も作れるし」
実は路銀を稼ぐいい方法ないかなって思って試してみたら、なんか作れたのだ。けど、武器防具のほうが高く売れて涙目になったのはいい思い出だ。結構大きめなダイヤモンドが金貨一枚って……
「いや、ストップイオリさん。話が早すぎてよく分からないんだけど」
「寂しいから、二人の指輪を作ろうかなって。作るなら料金はリュートさんの給料3ヶ月分」
「僕に給料とか無いんだけど……」
「じゃあ材料費で考えるって事で……最終決定はレーナさんでいいかな? 欲しい?」
私とリュートさんで話がまとまって私が作ったとしても、レーナさんが要らないならそれまでだ。その場合骨折り損のくたびれもうけ……にはならないか、装備品が増えるだけだし。
「えっと、それじゃあお願いしようかな?」
「うん! えっと、それじゃあ素材は真鍮からヒヒイロカネまでなんでもいいし、宝石類もアクアマリンからレッドダイヤモンドまでなんでもいいよ!」
「ちょっと待とうかイオリさん」
異次元収納の中に手を突っ込んで、右手に宝石を左手に金属をめいっぱい持ってそう言うと、リュートさんがビシッとツッコミを入れてきた。
「ふぇ? また? 何か問題でもあったリュートさん。あ、品質は大丈夫だよ! 全力で作るから!」
「いや、それはありがたいんだけど、レッドダイヤモンドって言ったよね!」
「言ったよ? 因みにパンチしたら砕けた」
ダイヤモンドは砕けないっていうから、ちょっと籠手を付けて全力でパンチしたら砕け散ったんだよなぁ。
「何やってるの!? レッドダイヤモンドって、あの何十億円とかするやつだよね!? 付けるのもそうだけど、僕の財布の中身が消し飛ぶよ!」
「大丈夫だよ、ある意味人工だし量産できるし。どんなに貴重な材料を使っても、最高で金貨5枚にしといてあげる」
そう言ってたパチンとリュートさんにウインクしてみる。よく考えると原材料費は0Gだから、私の手間賃くらいしか掛からないから格安だ。他の人なら? 白金貨10,000枚くらい要求するかな、ひゃっくおっくえーん。
「すうじゅうおく…………白金貨が何千枚!? イオリちゃん、安くしすぎだよ!」
「天然物じゃないしそんなに大きくないから多分安いし、何よりレーナさん達だから」
えへへ、と笑いながら言ってみる。とりあえず思いつく限りのデザインで作って、ついでだから思いっきり魔道具化しちゃおう。
なんて思ってる内に、宿が見えてきた。近くに他の宿見当たらないし多分あそこだろう。
「それじゃあ私、自分の部屋とって色々作ってみるから!」
「あの、それはいいんだけどイオリさん、ごはん食べたの?」
「……あ」
そう私が呟いた時、お腹からきゅるるうぅ〜と自分で言うのはあれだけど、可愛らしい音が鳴った。そういえば私、お昼から何も食べてなかったような……。顔が赤くなっていくのを感じる。
「イオリちゃん、前に会ったときよりも子供っぽく……いや、見た目相応になってるね」
「はうぅ……」
シンフォギア四期にナチスの残党が出てくるとかいう噂を聞いて。
魔法少女事変が収束し、クリスマスが近づいてきた12月。新たな仲間、エルフナインを加え響達は平和な学園生活を送っていた。
そして物語は、Dr,ヴェルの残したチップの解析完了から加速し始める。
響達の周りで巻き起こる謎の失踪事件
その裏に見え隠れする黒衣の騎士達
ノイズとも、フィーネとも、魔法少女とも違う。しかし、今までの比ではなく響達の日常を侵食していく非日常。
消えた筈のフィーネが蘇り、襲い来るは聖槍十三騎士団黒円卓。そしてついに姿を見せる三騎士と黄金。
さあ、今宵の
戦姫絶唱シンフォギアD
2016年 冬 放送開始!!(大嘘)
というか、実際そうなら出てくるのは獣殿なのか少佐殿なのか……黒円卓なのかミレニアム大隊なのか……